奥田亜希子のレビュー一覧

  • 夏鳥たちのとまり木

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    ネタバレ

    テーマとしては思春期真っ只中の中学生の未熟さや、大人になっても本当に大切なことみたいな感じでした。解説にもありましたが、あらすじを読んだ時は「見えてるものが全てではなく、未成年誘拐のような間違いに救われることもある」みたいなテーマだと思いましたが、ナオくんはしっかり変質者だったのでそこはいい意味で裏切られました。
    また、中学生の星来が成年男性を信じきって自分だけは違うと思い込むことで現実から逃げる中、それを助けようとする葉奈子自身も変わっていくという構図も良かったです。「夏鳥たちのとまり木」というタイトルの「とまり木」が、若者にとっては歪んだ欲望に満ちた人間しかない世間に警鐘を鳴らし、身近な人

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    2026年07月14日
  • ほろよい読書 おかわり

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    前回のが良かったので続きを。
    最初の青山美智子さんの作品がとっても好みでした。タイトルも可愛いし、内容も良かったです。

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    2026年07月10日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    別のシリーズを読んでわりと良かったのでこちらも手に取ってみました

    表紙とタイトルから、ほっこりする癒しの本だと思っていたけれど、ちょっと違いました
    でも、いただきますは、一人じゃなくてふたり、
    そう、だれかと一緒にしたいものですよね

    アンソロジー、良いものですね

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    2026年07月05日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食を通じて人との繋がりを描く短編&エッセイ集。

    一穂ミチさん、山本ゆりさん、原田ひ香さんがよかった。大谷翔平が云々という小説は興味がなさすぎて飛ばしてしまったのだけど、それ以外は全般良かった。

    特に原田さんの「夏のカレー」は、主人公の年代や時代背景にそこはかとない切なさを感じて、久々に泣いてしまった。そんなにものすごく特別な話じゃないのに、しかも短編なのに、読み終わるときには二人の幸せを願う気持ちにさせられる。映画一本見たような感覚。筆力がすごいな。

    小説とエッセイを一度に楽しめるのが贅沢。

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    2026年07月03日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食にまつわるアンソロジー。
    古内一絵「ワタシノミカタ」、奥田亜希子「白と悪党」、田辺智加「初恋と食事」がお気に入り。
    田辺智加って、ぼる塾の田辺さん!
    尾形真理子は、好きだけど今回のは特に好みではなかった。期待してただけに残念。
    それにしても偶然なのかなんなのか、食にまつわるどころか幽霊にまつわる話もいくつかあって、不思議〜。

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    2026年06月26日
  • 求めよ、さらば

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    消滅社会を読んで、同じ感じの作品をジェミニに探させたら…なんか全然同じ感じの作品じゃなかった。「夫婦が出てきて仲違いして、主人公が葛藤する作品」という点では同じジャンルなのかもだが、違うよ…私は夫婦小説でなく未来予想的ディストピア小説が読みたかったのだ。
    普通にエンタメ小説として面白かったのと、希望のある終わり方でよかったのと。惚れ薬という飛び道具については、ちょっとどうなんだろうと思ったけど。

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    2026年06月05日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒にまつわる短編集。お酒がストーリーの本のスパイスになっているお話から、がっつりお酒が関わる話まで幅広く楽しめる。読みながら、お酒が飲める幸せを感じたし、それぞれのお話の少し先も覗き見たくなった。

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    2026年06月01日
  • ほろよい読書 おかわり

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    朱野帰子さんの『オイスターウォーズ』がおもしろかった!この2人のその後も知りたい
    奥田亜希子さんの『きみはアガベ』も男女の友情は成立しないわけがない派の凛子ちゃんもよい。どんな恋愛をして大人になっていくのだろう。

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    2026年06月01日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食べ物を囲む二人の間柄も境遇も様々。ほっこり穏やかばかりではない。
    丁寧で淡白だったり、舌が痺れるほどジャンクな味わいだったり一筋縄でいかない閉じた空間は止まらない味わい。

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    2026年05月20日
  • 左目に映る星

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    宮内の言葉で大の大人が好きなだけ見つめてられることを許される相手って恋人と子どもだけのように思うというところが印象に残った。たしかにそうだと思った。そういう人がいなかったり、そういう人への気持ちが薄れていくから、だからこそアイドルや好きな推しを見つけて心ゆくまで見つめているのだなと。
    全く別々の人生を歩んできた2人が性格も感じ方も違うが何か一つでも通じ合える部分があれば恋に落ちるんだなと思った。

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    2026年04月22日
  • 求めよ、さらば

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    妊活する夫婦の話…ですが、主軸としては恋愛小説です。明るくて快活な妻の志織と目立たないけれど穏やかで優しい夫の誠太。傍目には上手くいっていそうな夫婦ですが、夫が突然離婚届を置いていなくなってしまいます。

    妻と夫の両方の視点で描かれていますが、夫視点は妻と出会った大学生時代の話です。
    人気者の志織となんとか近づきたいと願いながら積極的には動けない誠太…ストーカーではないのですが、他人のフリをしてマイミクになり、志織の日記を見てこっそり保存までしているのがちょっと気持ち悪い。純粋な恋心だとは分かるんですが、ちょっと引くかな…。誠太が信じる過去のある出来事も中学生が信じるなら分かるのですが、34歳

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    2026年04月12日
  • 運命の終い

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    この作者の作品は初めて読んだがとても読みやすくどんどん話に引き込まれていった。
    主人公が同年代というのもあるが現実的な部分とそうでない部分があり、時々自分ならどうするかなと考えさせられた。
    子供を持つ親の気持ちもわかるが、女としての自分の一生も考えさせられる深い話だった。

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    2026年04月08日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    色々な恋愛があった。でもそこまで食がメインという感じではないかな。あくまでも恋愛メイン。
    私は恋愛が得意ではないので(特に色々複雑な感じ)あまり惹かれなかった。

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    2026年03月19日
  • 今を春べと

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    息子の通う幼稚園で開かれこととなっている百人一首カルタ大会

    同じ幼稚園に通う母親から子供の習い事でカルタを勧められ通うことにした希海

    息子は勝てなくなりカルタを辞めてしまうが希海はカルタに夢中となり別の会に参加して通うことに

    母親となっても趣味を持っても良いのだ

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    2026年03月15日
  • 運命の終い

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    世間の目、しがらみ超越するのは、なんて困難。時代が変わっても。「好きになった相手こそが、自分にぴったりの価値観を持ってるように勘違いするの。つまりね、一等のくじを引くんじゃなくて、引いた紙くずが一等に見えるの」「運命の人ではなく、私たちは、運命の果てに立ち尽くしていた者同士だったのだ」でも、それが恋かも。

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    2026年03月03日
  • ほろよい読書 おかわり

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    ネタバレ

    きのこ鍋したくなった。
    ホンサイホンベーではジンコレクションをしたくなってきた。これまでワインが1番好きだったけど、まさのワインも有名なオーストラリアに来てむしろお酒をあまり飲まなくなり、少量が良い派になった今、ジンが来てるかもしれない。
    "友だちと恋人の境目なんて、案外曖昧なのにね。お酒の飲み方次第で一気に崩れることもある。"
    日本のカウンターと小さなテーブル2つ程度のこぢんまりした居酒屋が恋しい。日本酒とお刺身やおでん、小エビ揚げとか、、懐かしい思い出の多くが居酒屋にある。

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    2026年03月01日
  • 透明人間は204号室の夢を見る

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    主人公から見てる世界だからいい子だし嫌悪感ないけど何も知らない人から見たら気味が悪いだろうな。共感はできないけど理解できる部分はすごくあって分かったような気になるというか主人公の人生を歩んだ気になった

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    2026年02月25日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景

    小説新潮掲載作品から編まれた、
    人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。

    顔ぶれはなかなか豪華。

    「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
    平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
    波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
    元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏

    「ワタシノミカタ」 古内一絵
    シングルマザーの漫画家と、その息子。
    忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
    外見だけでなく、心までイケメン。
    仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“

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    2026年02月09日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒という身近なテーマを入り口に、短い物語の中に人間の営みの奥深さが凝縮されていました。
    ふとした瞬間に込み上げる寂しさや、やり切れない後悔、そして小さな救い。それぞれの作家が描く「人生の機微」が、まるでお酒のように心にじわじわと染み渡ります。華やかなだけではない、少し苦くて温かい「哀愁」を感じたい夜に、ゆっくりとページをめくりたくなる一冊です。

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    2026年03月22日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    最後の山田詠美さんのエッセイはなかなか良かった。
    今っぽい?恋愛小説がほとんどなイメージ。心にグサっとくる瞬間がほぼなくて、なんだか戸惑うばかりだった。
    私が古臭いのかもしれない

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    2025年12月24日