奥田亜希子のレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    食べるとき
    誰と食べるかは、私たちにとって
    とても大切なことではないかなと感じる

    誰とどこで、なにを食べるのか
    1人で食べた時にふわっと思い出す
    大切な記憶。
    それが恋する人ならなおさら。
    様々な作家さんのひとつひとつの物語の中に
    表れる料理と誰かの想い。

    思わずいいなぁと声が漏れてしまう
    一冊でした

    0
    2025年09月28日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    お酒にまつわる短編アンソロジー。一穂ミチさんの「ホンサイホンベー」をよんで、ジンが飲みたくなったし、奥田亜希子さんの「きみはアガペ」でメキシコに行きたくなり、テキーラが飲みたくなった。お酒のお供にピッタリな1冊。

    0
    2025年09月28日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ぽかぽかした。
    男の魅力という点で、高身長というのは外せないんだな。

    おいしいものは好きなひとと食べたらもっとおいしい、みたいな言説がありふれているせいで、一人でケーキを買って食べるという楽しみをやめてしまったのだ。いつになったら食べられるんだろうな。責任をとってくれ。

    0
    2025年09月27日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんか好きな本だったな。

    主人公は夫と死別した40代の女性。あれ、40代だったっけ?笑

    娘は単身、北海道の大学へ。
    心配は沢山あるだろうけど、きっと子育てから解放というか。
    少し卒業が見えていたんだと思う。

    紆余曲折あって、恋人ができるんだけど。
    雑な恋がしたい、軽い恋人関係を結びたい。
    と、お互いの気持ちが一致して
    ・お互い干渉、束縛はしない
    ・会計は割り勘
    ・お互いの家への泊まりはなし

    という、一見恋人同士ではなさそうな条件を結ぶ。

    でも、これって理にかなっているかも。って思う。
    恋愛って楽しいけれど、
    お互いが干渉し合って自由が減るのってすごくストレスだし。
    今日はどっちが支払いをするとか、相手にばかり払わせてしまっているとか
    小さなことが気になって、ストレスで長続きしないカップルって多い気がするな。

    特に情熱だけで突き進める若い頃とは違って。
    もう、お互い大人なんだからって
    どこかで、ふと自分を俯瞰で見てしまうかもしれないし、
    それを防ぐために、そんなモヤモヤから自分達を守るために
    こういうルールを設けるのって
    すごく大人というか。
    子どもみたいに傷つきたくない、ストレスを感じたくないっていう大人ならではの防御の仕方なのかも。

    これは大地くん側の話を読みたいなあ。
    筆者さんお願いします!笑

    大地くんサイドの恋愛観だったら
    ふわふわした感じと、ドカンと傷つく感じと両方味わえる気がする。

    0
    2025年09月24日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    とても温かい気持ちになるお酒をテーマにした短編集。
    特に「オイスター・ウォーズ」の話がよかった!

    どれも人情味あふれるスッキリとしたお話で気軽に読書するにはぴったりな一冊です!

    0
    2025年09月15日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    恋と食にまつわる短編小説。スキマ時間や寝る前のひとときに読みたいなと思って手に取った本。
    古内一絵さんの「ワタシノミカタ」、奥田亜希子さんの「白と悪党」、ぼる塾田辺智加さんの「初恋と食事」がよかった。また同じ作家さんの違う本を読んでみたくなった。
    田辺さんのエッセイ好きです。恋愛って頑張って、背伸びして付き合う時期があってもいいけど、いつかやっぱりボロが出るから、自然体でいかないと、長続きしないなと思った。でもあの経験があるから、今につながっているのかなと思うと、応援したくなりました。

    0
    2025年08月30日
  • 夏鳥たちのとまり木

    Posted by ブクログ

    ----------------------------------
    中二の夏、私はアパートの一室に逃げ込んだ。

    男は「大丈夫だよ」と言って
    受け止めてくれた。

    SNSを通じた未成年者誘拐
    真の罪を胸に突きつける長編小説
    ----------------------------------
    正直、手に取るの悩みました。
    仕事が辛くてメンタルも落ち気味だったので、
    本作をちゃんと読めるかなと。

    誰だって病んでるし、
    辛いことがあるし、
    苦しいことだってある。

    主人公が葛藤を抱えるなか、
    中二の頃を思い出し、
    記憶を辿る。
    あの時どうしようもなかった自分を救ってくれたのは、見知らぬ男性だった。

    なんか…すごかった。
    どん、と叩かれた気持ちです。

    それでも、
    「これはやっぱりダメなことだ」
    と思える自分で良かった。

    0
    2025年08月17日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    お酒は詳しくないけど、
    どの話も楽しんで読めた!

    お気に入りはオイスターウォーズ!
    対岸の家事の作家さんだったのね...!

    0
    2025年08月12日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    お酒にまつわるアンソロジー第二弾。

    ほとんどお酒が飲めないけれど、美味しく飲めたらいいなぁと常々思っている私。なんとなくほろ酔い気分になる読書時間。

    青山さんの、下戸なのにバーへ通うライターさんの話、一穂さんの、ベトナム人の継母との話、が好きだったな。
    奥田さんの、高校生の姪っ子の話もよかった(メキシカン作れる親戚なんて最高!)。

    私も美味しい料理を堪能したい〜!

    0
    2025年08月12日
  • 行きたくない

    Posted by ブクログ

    住野よるさんが参加されてたので購入。

    行きたくないをテーマに6人の作家さんがそれぞれのストーリーを載せてて、色んなジャンルで楽しかった。

    住野よるさんの作品はすーっと世界に入っていてあっという間に読んでいた。
    安定から全く知らない場所へ行くっていうのってかなりの勇気いりますよね。
    わたしもきっと安定を取るかもです。

    0
    2025年08月10日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    花や花屋を題材にしている作品は他にも読んだことありますが、この作家さんらしい所々の人物描写や背景表現が独特で味わい深かったです。いろいろな種類の花が出てきて分からないのはどんな花か調べて確認しながら読んで、そういう意味でも楽しめました。ストーリーとしても登場人物の相関性や関わり方の変化等幅広く楽しめた印象でした♪(^_^)

    0
    2025年08月04日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    高校の生徒と教師という関係の頃から「運命」を感じ、卒業後に結婚した20歳年上の夫と30代で死別した40歳(作中で41歳に)の女性主人公が、自分が失ってきたものの大きさに気づき、「雑な大人の恋愛」をしようとするというあらすじの現代の「大人の恋愛小説」。
    20歳での年の差婚や死別後まもなく「雑な大人の恋愛」をしたいなど、主人公の生き方に共感するわけではないが、心理描写が丁寧なので、主人公をはじめ、いろんな登場人物に感情移入しながら読み進め、悪くない読後感だった。
    最後に主人公が得た悟りのようなものは、「運命」「永遠」なんて存在しないが、その時々の生のほとばしりは真実であり「そのどれもが絶対的に美しい」というふうに自分としては受け取った。

    0
    2025年07月26日
  • 夏鳥たちのとまり木

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025/05/16予約 1
    中学教師の葉奈子は、中二の夏にネットで知った男のもとに身を寄せた事がある。その時『大丈夫』と言われたことが自分を救い、鼓舞したのも事実だけど、大丈夫じゃないと声を上げることもできなくなった。
    葉奈子は母親に放置され危ない橋を渡った。受け持ち生徒の家出にかつての自分の姿を投影してしまい、寄り添いつつ、彼女が彼をいい思い出にしないよう心を砕く。それができたのは葉奈子が同僚男性教師に心を開いたから。親や教師でなくてもどこかに相談できる場所があることを切に願う。子どもに限らず大人にも。

    0
    2025年07月07日
  • 左目に映る星

    Posted by ブクログ

    あれ、あれ、あれ
    片目だけに乱視を持つ主人公、早季子は子供の頃、知り合った同じ症状を持つ吉住の言葉から、人は孤独で分かりあうことはできないと諦めの人生を送っていた。自己否定の前半はネガティブで面白くない。だがオタクの宮内と行動を共にすることで、心の氷が溶けていく。クライマックスでの早季子の洗いざらいのぶちまけは、正直、爽快なくらいだった。気づけば後半は一気に読んでいた。

    0
    2025年07月03日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    大好きな奥田亜希子さん。
    タイトルと装幀も好み。

    主人公は高校時代に数学教師と恋に落ち20歳で妊娠出産した彩香。

    運命を感じ結婚したものの、20歳以上歳の離れた夫は58歳で病死。
    30代で未亡人となった彩香のその後の物語。

    年齢を重ねるに連れ私たちは運命だとか永遠だとか、その殆どがまやかしに過ぎない事に気付いてしまう。

    彩香も例外ではなく、得て失ったものの大きさに気付き、無味乾燥な日々を送っていた。
    そんな中、一人の男性の出現により再び人生の歯車が動き出す。

    一言で言えば大人の恋愛小説。

    運命の終い、これしかないタイトル。

    0
    2025年06月22日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    運命の果てに立ち尽くしていた者同士だったから惹かれた。それ以上でも以下でもなかったということなのかとなんとなく納得したけれどもすっきりしない気持ちも残る。雑になりきれないってことなのかな。あと自分も大地くん気質があるからかもな。でも仮に綾香と大地くんがそのまま続いても大地くんは同じことを繰り返す気がする。なのでこれでよかったのだろうな。

    最後まで読むと娘が一番大人なのではとも思った。

    0
    2025年06月21日
  • 求めよ、さらば

    Posted by ブクログ

    誠太と詩織夫婦。妊活で行き詰まった二人、誠太が消えてしまった。帯は惚れ薬に焦点が当たっていたが、夫婦の在り方について考えさせられる。
    私たちが向き合わなければならないのは目の前の人。
    そうだなぁ

    0
    2025年06月19日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    「結婚も出産も幸せの保証にはならない」
    なるほどそうかも、と思ってしまった。
    大人の恋愛。一定の距離を置いていても、相手の事情に深く立ち入らなくても、付き合っているうちに関係は変わっていく。この変化は何かが新たに生まれたときから、どうしようもなく始まってしまうもの。
    相手のことを知りたくなった時はもう恋に落ちているのかも。

    「好きになった相手こそが、自分にぴったりの価値観を持ってるように勘違いするの。つまり、一等のくじを引くんじゃなくて、引いた紙くずが一等に見えるの」
    上手い表現だなと思う。

    普段、恋愛小説はあまり興味はなく、避けているぐらいだけど、この作品は妙にしっくりした感じ。

    0
    2025年06月15日
  • 運命の終い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校教師と元生徒で、20歳年上の夫と結婚していた綾香。病死で夫を失い、一人娘は大学進学のため家を出た。未亡人といっても40歳、雑な恋愛をしたくてマッチングサイトを利用するが望み通りにはならず。偶然、店員と客として知り合った大地と付き合いはじめ、深く入り込まないをモットーに親しくなるが最後は一方的に綾香が大地に別れを突きつける。上下関係を作りたくないから、というあまり納得できない理由で。あまり好きになれない人が多かったが、娘の凪と友人のひかりちゃんの若く素直な感情が、すてきだった。
    『ママ彼氏作ってもいいよ』から不機嫌になる様子。歳の差のある人との結婚について聞き『ぜんぜんわからへん』。
    シングルなら、親しい男性がいたら楽しいだろうな、とは思う。そんな経験してみたい。

    0
    2025年06月10日
  • ポップ・ラッキー・ポトラッチ

    Posted by ブクログ

    ----------------------------------
    (見返りがなくて)モヤる

    贈与と返礼、
    お金と正しさを描く
    著者最高到達点
    ----------------------------------
    奥田さんの作品が読みたくて、
    100min.NOVELLAで手軽で、
    装丁のデザインが可愛すぎて。

    鳥って意外と目が怖いのに、
    デザインが可愛すぎて。苦笑

    主人公の愛奈は、
    正しいことが何よりも強いと信じ、
    曲がった事が許せない。
    周囲から浮くこともあるけれど、
    完全に生きていけないほどではない。
    そしてなぜか運が良い。

    宝くじを高額当選し、
    自身は節制し、
    福祉団体等に寄付をする。

    そこに、浪費家の従姉妹、忍が家に転がり込んでくる。

    正しさと正義と。
    生きていくこととは。

    何故か読みながらひやひやしました。
    愛菜も忍も何か危なっかしくて。

    自分の中のもやもやが、
    信じてたものを歪めていって、
    あれ、これは本当?みたいな混乱する感じというか。

    どう考えても正反対なのに、
    人間だから振り切れない部分もあって。

    面白かったです。
    奥田さん好きかも。

    これは本当に100分ぐらいで読み切れました。

    0
    2025年06月04日