奥田亜希子のレビュー一覧

  • 行きたくない

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    住野よるさんが参加されてたので購入。

    行きたくないをテーマに6人の作家さんがそれぞれのストーリーを載せてて、色んなジャンルで楽しかった。

    住野よるさんの作品はすーっと世界に入っていてあっという間に読んでいた。
    安定から全く知らない場所へ行くっていうのってかなりの勇気いりますよね。
    わたしもきっと安定を取るかもです。

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    2025年08月10日
  • 運命の終い

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    花や花屋を題材にしている作品は他にも読んだことありますが、この作家さんらしい所々の人物描写や背景表現が独特で味わい深かったです。いろいろな種類の花が出てきて分からないのはどんな花か調べて確認しながら読んで、そういう意味でも楽しめました。ストーリーとしても登場人物の相関性や関わり方の変化等幅広く楽しめた印象でした♪(^_^)

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    2025年08月04日
  • 運命の終い

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    高校の生徒と教師という関係の頃から「運命」を感じ、卒業後に結婚した20歳年上の夫と30代で死別した40歳(作中で41歳に)の女性主人公が、自分が失ってきたものの大きさに気づき、「雑な大人の恋愛」をしようとするというあらすじの現代の「大人の恋愛小説」。
    20歳での年の差婚や死別後まもなく「雑な大人の恋愛」をしたいなど、主人公の生き方に共感するわけではないが、心理描写が丁寧なので、主人公をはじめ、いろんな登場人物に感情移入しながら読み進め、悪くない読後感だった。
    最後に主人公が得た悟りのようなものは、「運命」「永遠」なんて存在しないが、その時々の生のほとばしりは真実であり「そのどれもが絶対的に美し

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    2025年07月26日
  • 夏鳥たちのとまり木

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    ネタバレ

    2025/05/16予約 1
    中学教師の葉奈子は、中二の夏にネットで知った男のもとに身を寄せた事がある。その時『大丈夫』と言われたことが自分を救い、鼓舞したのも事実だけど、大丈夫じゃないと声を上げることもできなくなった。
    葉奈子は母親に放置され危ない橋を渡った。受け持ち生徒の家出にかつての自分の姿を投影してしまい、寄り添いつつ、彼女が彼をいい思い出にしないよう心を砕く。それができたのは葉奈子が同僚男性教師に心を開いたから。親や教師でなくてもどこかに相談できる場所があることを切に願う。子どもに限らず大人にも。

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    2025年07月07日
  • 左目に映る星

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    あれ、あれ、あれ
    片目だけに乱視を持つ主人公、早季子は子供の頃、知り合った同じ症状を持つ吉住の言葉から、人は孤独で分かりあうことはできないと諦めの人生を送っていた。自己否定の前半はネガティブで面白くない。だがオタクの宮内と行動を共にすることで、心の氷が溶けていく。クライマックスでの早季子の洗いざらいのぶちまけは、正直、爽快なくらいだった。気づけば後半は一気に読んでいた。

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    2025年07月03日
  • 運命の終い

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    大好きな奥田亜希子さん。
    タイトルと装幀も好み。

    主人公は高校時代に数学教師と恋に落ち20歳で妊娠出産した彩香。

    運命を感じ結婚したものの、20歳以上歳の離れた夫は58歳で病死。
    30代で未亡人となった彩香のその後の物語。

    年齢を重ねるに連れ私たちは運命だとか永遠だとか、その殆どがまやかしに過ぎない事に気付いてしまう。

    彩香も例外ではなく、得て失ったものの大きさに気付き、無味乾燥な日々を送っていた。
    そんな中、一人の男性の出現により再び人生の歯車が動き出す。

    一言で言えば大人の恋愛小説。

    運命の終い、これしかないタイトル。

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    2025年06月22日
  • 運命の終い

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    運命の果てに立ち尽くしていた者同士だったから惹かれた。それ以上でも以下でもなかったということなのかとなんとなく納得したけれどもすっきりしない気持ちも残る。雑になりきれないってことなのかな。あと自分も大地くん気質があるからかもな。でも仮に綾香と大地くんがそのまま続いても大地くんは同じことを繰り返す気がする。なのでこれでよかったのだろうな。

    最後まで読むと娘が一番大人なのではとも思った。

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    2025年06月21日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    大切な誰かと共にする食事にまつわる物語やエッセイ。大人の恋、思い出の恋、同性愛、初恋などなど全部面白かった。山本ゆりさんのゆかりのパスタは絶対に作ろ。。

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    2025年06月20日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「恋と食」 がテーマの、小説新潮に掲載された短編を収録したアンソロジー。甘やかで幸せなだけのお話が一編もなくて逆に楽しめた。
    一穂ミチさんは、淡白な味を好む淡白そうに見えるカップルのまったく淡白ではない情念のお話。言われてみればポン酢ってしびしびしてるかも。
    古内さんは、計算だけではないけど計算も働かざるを得ない大人の恋愛の話。旨味調味料はハマると駄目になる気がして避けて生きてます。
    君嶋さんはこの中で最もオーソドックスな恋愛小説。キュンとします。
    錦見さんの短編は語り手が料理上手なだけあって一番美味しそうな料理が登場した。不思議なお話で、恋愛だったの??という感想。
    奥田さんは毒親を捨てる

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    2025年06月20日
  • 求めよ、さらば

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    誠太と詩織夫婦。妊活で行き詰まった二人、誠太が消えてしまった。帯は惚れ薬に焦点が当たっていたが、夫婦の在り方について考えさせられる。
    私たちが向き合わなければならないのは目の前の人。
    そうだなぁ

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    2025年06月19日
  • 運命の終い

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    「結婚も出産も幸せの保証にはならない」
    なるほどそうかも、と思ってしまった。
    大人の恋愛。一定の距離を置いていても、相手の事情に深く立ち入らなくても、付き合っているうちに関係は変わっていく。この変化は何かが新たに生まれたときから、どうしようもなく始まってしまうもの。
    相手のことを知りたくなった時はもう恋に落ちているのかも。

    「好きになった相手こそが、自分にぴったりの価値観を持ってるように勘違いするの。つまり、一等のくじを引くんじゃなくて、引いた紙くずが一等に見えるの」
    上手い表現だなと思う。

    普段、恋愛小説はあまり興味はなく、避けているぐらいだけど、この作品は妙にしっくりした感じ。

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    2025年06月15日
  • 運命の終い

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    ネタバレ

    高校教師と元生徒で、20歳年上の夫と結婚していた綾香。病死で夫を失い、一人娘は大学進学のため家を出た。未亡人といっても40歳、雑な恋愛をしたくてマッチングサイトを利用するが望み通りにはならず。偶然、店員と客として知り合った大地と付き合いはじめ、深く入り込まないをモットーに親しくなるが最後は一方的に綾香が大地に別れを突きつける。上下関係を作りたくないから、というあまり納得できない理由で。あまり好きになれない人が多かったが、娘の凪と友人のひかりちゃんの若く素直な感情が、すてきだった。
    『ママ彼氏作ってもいいよ』から不機嫌になる様子。歳の差のある人との結婚について聞き『ぜんぜんわからへん』。
    シング

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    2025年06月10日
  • ほろよい読書 おかわり

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    audible98冊目。

    前作が良かったので、わたしも「おかわり」しました。

    お酒も本も好きな身に、ピッタリしっくり、おすすめします。
    子どもの頃大好きだった「読書」が、大人になるにつれて「課題」のための読書になったり、読み始めるとすぐに爆睡してしまうになったりと、わたしの中では紆余曲折を経てきましたが。

    やっぱり、読書はたのしい。
    お酒もおいしくて、たのしい。
    大人になってから楽しむ読書も、とても良い。

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    2025年06月03日
  • 五つ星をつけてよ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    はじめの章からすごくよかった
    人気者だから私と仲良くしてくれてる
    いつのまにか自分が自分を低評価して行動をセーブしてしまう。
    でも最後彼氏さんが自分のことを相手もすごく話してくれて考えてくれてたのすごくよかった。

    どの章もよかった
    周りの意見に流されそうになるけど
    自分が感じたもの見たものを尊重したい

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    2025年05月13日
  • クレイジー・フォー・ラビット

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    時の流れとともに友達との距離が近づいては離れてを繰り返すところが現実的だと感じた。自分は小学生の時に仲が良かった人とは今では疎遠だし、中学生の時の友達とはたまに連絡を取ったり、高校生の時の友達はあまり連絡を取れていなかったり...。人間関係で悩むのって一生なのかもしれない。

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    2025年05月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    恋は、甘くてほっこりだけじゃない、というテイストの本。
    恋のはじまりと、途中と、おわり。そこにある、食の風景。
    恋と食を通して、たとえば、どろりとした部分もしたたかさも葛藤も、いろんな感情が描かれるのが面白かった。

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    2025年05月03日
  • 白野真澄はしょうがない

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    『白野真澄はしょうがない』
    奥田亜希子

    著者の奥田亜希子さんは、1983年愛知県生まれ、愛知大学卒。2013年に『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞してデビューとあります。
    タイトルや装丁の軽やかな印象から、軽い読み物として手に取りましたが。(いやいやいや。)久しぶりに新鮮な感覚を味わえました〜。特に最終話(表題作)に引き込まれました。(´ω`)

    5話からなる短編集なんですが、主人公の名前は全て『白野真澄』です。年齢も性別も住まいも、全てが異なる5人の『白野真澄』のストーリー、興味が湧きますよね。(大矢博子さんの解説を読むと、また面白いですね。気付きがありますので、最後に解説を読ま

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    2025年05月01日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒をテーマにした5人の作家による短編集。
    青山美智子さんの「きのこルクテル」が好き。
    美人のバーテンダーとお酒の飲めない青年の思いをつなぐノンアルコールカクテル。
    彼女の趣味であるきのこ栽培を通して二人の距離が近づいていく。
    心が穏やかになる優しい作品。

    他の4作品も読み応えがあった。

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    2025年04月25日
  • 求めよ、さらば

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    ネタバレ

    この本を読む前はね、
    私は「使う派」でした。迷う余地なく。笑
    だけど、そういうアイテムを介することで相手が見えなくなってしまうこともあるな、と、この作品を読んで思いました。

    恋愛は特に、常に生身の人間同士のコミュニケーションだし、人のことなんて全て理解できるわけないので、だからこそ分かり合おうと言葉を尽くさねば、伝わるものも伝わらないですものね。

    でも、そういう大事なことほどわかんなくなっちゃうんだよな〜!(自戒)

    加藤千恵さんの解説に書いてあった、
    「人の気持ちが、とうてい白黒つけられないものであることもまた、本作によって改めて気づかされた。気持ちはたいていグラデーションだ。」という一

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    2025年04月14日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ふたりで「いただきます」
    いろいろな場面でいろいろな立場の二人が
    いろいろな料理を食べる

    記憶とメニューが繋がるのだろか
    同じものを食べると
    当時を思い出すのだろうか

    朝と昼は一人で食べ
    夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って
    これは寂しい食生活と言えるのかな……

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    2025年04月11日