リバース&リバース(新潮文庫)

リバース&リバース(新潮文庫)

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

3.8

大切なものは、些細なことで壊れてしまう――。ティーン向けファッション誌の編集者・禄(ろく)は、お悩み相談ページに投稿してきた渚との間にトラブルを抱えていた。地方に暮らす中学生の郁美は親友の明日花とともに同誌を愛読中。だが、東京からの転校生・道成の存在が二人の関係を次第に変えてゆき……。出会うはずのない人生が交差するとき、明かされる真実とは。心揺さぶる新時代の青春小説。(解説・朝井リョウ)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    リバース&リバース(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    927254
  • 電子版発売日
    :
    2021年03月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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リバース&リバース(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    僕は結構好きな作品でした。

    タイトルのように、文中でさまざまなものが入れ替わる。

    世の中に当てはめても色々と思うことがある。お金を持っている人と持ってない人、働いてる人と働いてない人、強い人と弱い人、互いに反し合うものが世の中に溢れている。

    でも、どちらが良いってことはないし、いずれか一方にずっとい続けることは難しい。それを自覚して生きるだけでも大分生きやすくなる。

    登場人物の現在と過去の話を通じて、とてもわかりやすい文章だったかつ、凄く考えさせられるよい物語だった。

    0
    2022年05月02日

    Posted by ブクログ

    他者に対しての理解、共有、傲慢さ。自分でも気づかなかったうちに見下していたり傷つけていたり。その微妙な変化をとてもうまく切り取っていてじわじわと、時には一瞬で傷を負い、傷つける。二つのパートがリンクする瞬間に現れるもの。一瞬で傷ができるように一瞬で前も向けそうな気持ちになる。

    0
    2021年05月18日

    Posted by ブクログ

    中学生の未熟な、まっすぐな感じが眩しい。悩んで、傷ついて、もがいて、そうやって大人になるんだよなあと昔を思い出しながら読んだ。
    小学生や中学生女子向けの雑誌に親としてあまりいい印象を持っていなかったが、素敵な大人達が使命を持って取り組んでいるんだと思うと、世の中捨てたもんじゃないと思う。

    0
    2021年05月13日

    Posted by ブクログ

    奥田亜希子に、相変わらず揺さぶられてる!

    ティーン雑誌「Can•Day!」にある、お悩み相談室こと〈ハートの相談室〉の回答者「ろく兄」のパートと。
    「Can•Day!」の読者である中学生の女の子、郁美のパートが交互に展開されていく。
    二つのパートがどんな風に重なるかというのは、まぁ読んでのお楽しみなのですが。

    個人的には、雑誌のお悩み相談室という存在と、時間感覚という組み合わせが秀逸だと思う。

    こういう文通募集とか雑誌の投稿欄って、どんどんインターネット、つまりオンラインに換わっていっているわけだけど。(もはや文通は死語?)
    本当に、即時即答が良いのかっていう疑問を提示してくれている。

    「手紙なら、ものすごい力で一方向に流れていく時間に、少しだけ逆らえるような気がするんです」

    この台詞、良いなぁって思って。
    タイムラグがあって、届くこと、返ってくること。
    それまでの時間、モヤモヤしたりもするんだけど、反対に整うものも、多分あって。

    ついつい、直ぐに見てほしい、返してほしいって思いがちなのだけど。
    そういう、時間がかかるから、間があるから、ストンと落ちたことや分かったことって、素敵だと思う。

    それと、ろく兄にとって悩みに回答することが「いつかの自分への罪滅ぼし」になっていることの意味も、よく分かる。
    あの時は傷つけてしまったこと、を、今度は救いに変えたいという思いは、自分勝手なのだけど。
    償うことは自分への祈りでもあると思うから。

    解説の朝井リョウさんの奥田亜希子レポ(笑)も、すごく的確で面白いので、ハードカバーで読んだ人も、解説読んでみて欲しいです。

    0
    2021年04月24日

    Posted by ブクログ

    ティーン向け雑誌を読む世代の危うさ、脆さがよかった。

    オセロの白と黒のように
    被害者と加害者は裏表。
    批判するのとされるのも裏表。

    人にはそれぞれ事情がある。それをわかってあげられるなんておこがましいことは思わないけれど、
    自分軸以外の視点をもつことは大切だと思う。

    0
    2023年10月21日

リバース&リバース(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    リバース&リバース(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    927254
  • 電子版発売日
    :
    2021年03月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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