奥田亜希子のレビュー一覧

  • 左目に映る星

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    ネタバレ

    子供の頃に世界の見方を教えてくれた人。その人に救われたこと。そして大人になっても忘れられないこと。同じように見てくれた人はその人だけ。なかなかうまく馴染めない世界で自分を守る方法。世界の見え方は人それぞれで、でもそれが相手に伝わらないもどかしさ。人と違うこと、感じ方の差。同じ場面で笑えなくても、泣けなくても、だからこそ楽しいってことがあるはず。全てが同じなら一人と同じなのかもしれない。同じじゃないから孤独も感じるけれど一人じゃないと感じることもできる。そして世界は広がる。

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    2018年10月16日
  • 左目に映る星

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    帯タイトルは、
    「私はたぶん、この世界の
     誰とも付き合えない」

    私はいつもブックカバーをつけて読んで、
    読み終わったあとに装丁を改めて見るんですが、
    夜景がぼけてキラキラしているのも、読み終わったあとに見ると、なんとも言えない気持ちに。

    20代って、気持ちが不安で、毛羽立ってるときって、すごく多かったなあ、と思う。
    30代の今もそうなんですが、でも、なにかちょっと違う。
    その隔たりも感じた一冊。
    たぶん20代前半で読んでた刺さってたのかなあ。

    ただ、学校生活も会社も一定程度の協調や同調は必要で、そこから誰か一人と深く繋がって…って行為は私にとっても奇跡に近いかもしれない。

    「違い」に

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    2018年10月07日
  • 左目に映る星

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    宮内の言葉で大の大人が好きなだけ見つめてられることを許される相手って恋人と子どもだけのように思うというところが印象に残った。たしかにそうだと思った。そういう人がいなかったり、そういう人への気持ちが薄れていくから、だからこそアイドルや好きな推しを見つけて心ゆくまで見つめているのだなと。
    全く別々の人生を歩んできた2人が性格も感じ方も違うが何か一つでも通じ合える部分があれば恋に落ちるんだなと思った。

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    2026年04月22日
  • 求めよ、さらば

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    妊活する夫婦の話…ですが、主軸としては恋愛小説です。明るくて快活な妻の志織と目立たないけれど穏やかで優しい夫の誠太。傍目には上手くいっていそうな夫婦ですが、夫が突然離婚届を置いていなくなってしまいます。

    妻と夫の両方の視点で描かれていますが、夫視点は妻と出会った大学生時代の話です。
    人気者の志織となんとか近づきたいと願いながら積極的には動けない誠太…ストーカーではないのですが、他人のフリをしてマイミクになり、志織の日記を見てこっそり保存までしているのがちょっと気持ち悪い。純粋な恋心だとは分かるんですが、ちょっと引くかな…。誠太が信じる過去のある出来事も中学生が信じるなら分かるのですが、34歳

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    2026年04月12日
  • 運命の終い

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    この作者の作品は初めて読んだがとても読みやすくどんどん話に引き込まれていった。
    主人公が同年代というのもあるが現実的な部分とそうでない部分があり、時々自分ならどうするかなと考えさせられた。
    子供を持つ親の気持ちもわかるが、女としての自分の一生も考えさせられる深い話だった。

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    2026年04月08日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    色々な恋愛があった。でもそこまで食がメインという感じではないかな。あくまでも恋愛メイン。
    私は恋愛が得意ではないので(特に色々複雑な感じ)あまり惹かれなかった。

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    2026年03月19日
  • 今を春べと

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    息子の通う幼稚園で開かれこととなっている百人一首カルタ大会

    同じ幼稚園に通う母親から子供の習い事でカルタを勧められ通うことにした希海

    息子は勝てなくなりカルタを辞めてしまうが希海はカルタに夢中となり別の会に参加して通うことに

    母親となっても趣味を持っても良いのだ

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    2026年03月15日
  • 運命の終い

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    世間の目、しがらみ超越するのは、なんて困難。時代が変わっても。「好きになった相手こそが、自分にぴったりの価値観を持ってるように勘違いするの。つまりね、一等のくじを引くんじゃなくて、引いた紙くずが一等に見えるの」「運命の人ではなく、私たちは、運命の果てに立ち尽くしていた者同士だったのだ」でも、それが恋かも。

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    2026年03月03日
  • ほろよい読書 おかわり

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    ネタバレ

    きのこ鍋したくなった。
    ホンサイホンベーではジンコレクションをしたくなってきた。これまでワインが1番好きだったけど、まさのワインも有名なオーストラリアに来てむしろお酒をあまり飲まなくなり、少量が良い派になった今、ジンが来てるかもしれない。
    "友だちと恋人の境目なんて、案外曖昧なのにね。お酒の飲み方次第で一気に崩れることもある。"
    日本のカウンターと小さなテーブル2つ程度のこぢんまりした居酒屋が恋しい。日本酒とお刺身やおでん、小エビ揚げとか、、懐かしい思い出の多くが居酒屋にある。

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    2026年03月01日
  • 透明人間は204号室の夢を見る

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    主人公から見てる世界だからいい子だし嫌悪感ないけど何も知らない人から見たら気味が悪いだろうな。共感はできないけど理解できる部分はすごくあって分かったような気になるというか主人公の人生を歩んだ気になった

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    2026年02月25日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景

    小説新潮掲載作品から編まれた、
    人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。

    顔ぶれはなかなか豪華。

    「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
    平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
    波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
    元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏

    「ワタシノミカタ」 古内一絵
    シングルマザーの漫画家と、その息子。
    忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
    外見だけでなく、心までイケメン。
    仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“

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    2026年02月09日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒という身近なテーマを入り口に、短い物語の中に人間の営みの奥深さが凝縮されていました。
    ふとした瞬間に込み上げる寂しさや、やり切れない後悔、そして小さな救い。それぞれの作家が描く「人生の機微」が、まるでお酒のように心にじわじわと染み渡ります。華やかなだけではない、少し苦くて温かい「哀愁」を感じたい夜に、ゆっくりとページをめくりたくなる一冊です。

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    2026年03月22日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    最後の山田詠美さんのエッセイはなかなか良かった。
    今っぽい?恋愛小説がほとんどなイメージ。心にグサっとくる瞬間がほぼなくて、なんだか戸惑うばかりだった。
    私が古臭いのかもしれない

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    2025年12月24日
  • ほろよい読書 おかわり

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    色んな作家さんの短編集を楽しめてとても良かったです!最後のタイムスリップの居酒屋のお話がとても好きでした!!

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    2025年12月08日
  • 今を春べと

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    主人公の『かるたを長く続けたい』『長い趣味になったらいいな』という気持がいいな。そういう趣味に出会えた主人公が羨ましい。和歌の響きが美しい。

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    2025年12月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食事と恋をテーマに編まれた短篇集。現代を代表する作家による 7編と、3編のエッセイを収める。
    お気に入りはラストの原田ひ香「夏のカレー」。近付いたり、離れたりを繰り返す運命の男女の物語語。最後にあっと思わせる趣向も見事だが、それは小説としての体をなすためだけに付けられた結末で、そこを除いたとしても十分に傑作。
    次点は古内一絵「ワタシノミカタ」。昴のお兄さんっぷりが子気味よく、主人公の葛藤もよく描かれていて、プロットも良い。
    他は平凡か。

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    2025年12月03日
  • 今を春べと

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    あらすじなど知らずに読み始めたからてっきり育児に悩む母の話かと思いきや、めっちゃカルタの話だった。タイトルで気づくべきだったな、ちはやふる観たばかりだったし。エピローグが良かった!

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    2025年11月22日
  • 白野真澄はしょうがない

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    ネタバレ

    同姓同名の人たちが、いろんな人生を歩んでいると思うとちょっと面白いですね。個人的には最後の真澄くんの話がよかったです。
    いつ帰ってきてもいるし、手紙も書くって約束してくれるってなかなか言えないことを、人一倍頑張ってる子に言われたらじんときてしまいます。

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    2025年11月06日
  • ほろよい読書 おかわり

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    前作が読んでいて心地よかったのでこちらも購入。
    今回も良い感じのサクサク感で読み進められました。
    奥田さんの中学生の姪との物語が1番好きだった。どうして男女で普通に友達として仲良くしてはいけないのか?なぜみんな「付き合う」ようになるのか?10代前半の子どもがピュアに熱く向き合う姿に、私もそう思った時期があったなあと。あくまで私の場合ですが、大学生くらいになると、ふたたび男女の距離が友情として近づくことも増えるから、そのことをあの姪ちゃんに教えてあげたくなった。笑

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    2025年10月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    一穂ミチさんが好きで手に取りました。短編集は気になっていた作家さんをパッと読めたり、触れたことない作家さんに出会えるのでたまに読むようにしています。
    どの短編も読みやすかった。

    今回は前から気になっていた原田ひ香さんを次読みたいなと思いました。

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    2025年10月30日