奥田亜希子のレビュー一覧
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帯タイトルは、
「私はたぶん、この世界の
誰とも付き合えない」
私はいつもブックカバーをつけて読んで、
読み終わったあとに装丁を改めて見るんですが、
夜景がぼけてキラキラしているのも、読み終わったあとに見ると、なんとも言えない気持ちに。
20代って、気持ちが不安で、毛羽立ってるときって、すごく多かったなあ、と思う。
30代の今もそうなんですが、でも、なにかちょっと違う。
その隔たりも感じた一冊。
たぶん20代前半で読んでた刺さってたのかなあ。
ただ、学校生活も会社も一定程度の協調や同調は必要で、そこから誰か一人と深く繋がって…って行為は私にとっても奇跡に近いかもしれない。
「違い」に -
Posted by ブクログ
妊活する夫婦の話…ですが、主軸としては恋愛小説です。明るくて快活な妻の志織と目立たないけれど穏やかで優しい夫の誠太。傍目には上手くいっていそうな夫婦ですが、夫が突然離婚届を置いていなくなってしまいます。
妻と夫の両方の視点で描かれていますが、夫視点は妻と出会った大学生時代の話です。
人気者の志織となんとか近づきたいと願いながら積極的には動けない誠太…ストーカーではないのですが、他人のフリをしてマイミクになり、志織の日記を見てこっそり保存までしているのがちょっと気持ち悪い。純粋な恋心だとは分かるんですが、ちょっと引くかな…。誠太が信じる過去のある出来事も中学生が信じるなら分かるのですが、34歳 -
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Posted by ブクログ
恋と食のある10の風景
小説新潮掲載作品から編まれた、
人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。
顔ぶれはなかなか豪華。
「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏
「ワタシノミカタ」 古内一絵
シングルマザーの漫画家と、その息子。
忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
外見だけでなく、心までイケメン。
仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“ -
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