かみゆ歴史編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中田敦彦氏のYouTubeにて解説されていたためギリシャ神話への入門書に良いかと思い読んでみた。
動画で予習をしておいて、復習としての読書が効率的だと感じる。
なにぶん、登場人物が非常に多く、ストーリーは小ネタの連続なので一度読むだけでは誰が何をしたのかが覚えられない。
時代ごとに神たちの相関図が示されているので、関係性がわかりやすい。ただし、ゼウスがあらゆるところで登場するのと、神は歳をとらないがゆえに親世代と子世代が交わるといったことが頻発するのとで、「!?」となることは多い。
好きなキャラはヘクトールとペネロペ。
ヘクトールは敗戦国トロイアの軍総司令官で、男気溢れるカッコイイキャラ -
Posted by ブクログ
確かにそこそこよくわかる。
wiki補足しながら読めばさらに。プロメテウスがワシにつつかれた山、近所じゃないけどそこまでは遠くないのねとか。
世界創世→神や半神の時代→現支配者の先祖、という神話の共通骨格は持ちつつも、やっぱりギリシャ神話はエピソードの自由さや楽しさ、豊富さが随一であるように思う。
物語がまとまった頃、ギリシャが諸ポリスの集合体で統一されてなかった(つまり、中央集権とか一神教的な発想となじまず、そういう枠組みを強制できる統治者もいない)ことも、この多様さに繋がるのかも。
紀元前の作である彫刻とルネサンス絵画が挿し絵として混ざって登場してたけど、両者は時期が全く離れているのに非 -
Posted by ブクログ
風呂の中で夢中で読んで全身ふやけた。
古事記ってこんなに面白かったのか。ツッコミどころ満載。
学生の時に読んどけば、もうちょっと点数良かったかな。
日本という国づくりから、女帝推古天皇までの物語。
男から声をかけることで国産みの儀式が成立したり、
黄泉の国の住人は桃に目がなかったり、
アマテラスは簡単に騙されるし、
ヤマトタケルは承認欲求が強すぎるし、
もはやネタだと思う。
でも、描かれる神は人間のように感情があって、結局人間の真理をついてること書かれてるんだよなと思った。
十数年遅れで、古事記を真面目に知ろうと思いました。 -
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