かみゆ歴史編集部のレビュー一覧
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タイトルの通りサクッと分かりやすい内容。
書籍自体も少し大きめ、エリアごとに説明されている。
合間合間に主要な国の文化や宗教、世界遺産などについても紹介していて、
別な角度からの視点も見ることができるのが面白い。
それぞれのエリアの歴史を見ていて思うことはどこの国でも戦争が起こり、
中世ヨーロッパではアメリカ、アフリカ、アジアと次々と植民地化していった
歴史が垣間見える。
会話という手段を持つ人間でありながら、武力で相手をねじ伏せようとする。
その理由は利益であり、自国がどうにもならない状況に追い詰められたりと
色々な理由からだ。
対立の多かったヨーロッパ諸国はEUという共同体を作ることで互いの協調を
強める選択を行った。
多くの歴史を学ぶ我々はどうやって今後の未来に活かしていくのか。 -
Posted by ブクログ
本書は古代から明治維新までの主な合戦を見開き1頁で図解。
1頁なので深いところまでは書かれていないけれど、合戦マップは分かり易いし、兵力の比較なんてはじめてみたので面白かったです。
要所要所の戦いの様子をなんとなく知っていただけの初心者の私には、日本の合戦の流れを簡潔に追いながら日本史が学べる本としてちょうどよかったです。
まだレビューは書けていないのだけれど、最近南北朝時代がマイブームなので、そこの大まかな流れだけ備忘録として書いときます。
1333年千早城の戦い
勝・楠木正成(1000騎)-負・北条高時(100万騎)
後醍醐天皇を助けるために挙兵。この時は幕府側についた尊氏が負けているんだよね。
1333年鎌倉攻防戦
勝・新田義貞(不明)-負・北条高時(不明)
兵力が不明なのが残念!どんどん新田軍が増えていくのがワクワク。
1335年中先代の乱
勝・足利尊氏(不明)-負・北条時之(高時の子)(不明)
中先代とは、北条氏の治世を先代、足利氏の治世を後代とし、その間に鎌倉を支配した時之をそう呼称しているんだって、知らなかった。
1336年湊川の戦い
勝・足利尊氏(50万騎)-負・楠木正成、新田義貞(5万騎)
泣ける結末。後醍醐天皇を怨むよ・・・
1350年観応の擾乱
勝・足利尊氏(不明)-負・足利直義(不明)
この兄弟争いについては全く分かってなくて・・・本書では理解できず。別の本読んで勉強しよう。 -
Posted by ブクログ
マロリー「アーサー王の死」を中心に、伝説の歴史や
様々の作品群を紹介する、アーサー王物語のハンドブック。
序章 「アーサー王物語」を読む前に知っておくべきこと
第1章 英雄アーサー王が誕生し
円卓の騎士たちと世界を統べるまでのこと
第2章 アーサー王の甥ガウェイン卿を
中心とした円卓騎士団のこと
第3章 最も穢れのない騎士ガラハッド卿と
奇跡を授けられる聖杯のこと
第4章 ランスロット卿と王妃の不倫が
円卓騎士団と王国の崩壊を招いたこと
第5章 リオネスの王子トリスタンと
アイルランドの姫イゾルデの悲劇のロマンスのこと
各章に資料解説とColumn有り。参考文献有り。
神話や伝説、時代やキリスト教文化の影響、騎士物語に戦闘、
対立と復讐、裏切り、ミステリーと決闘裁判、恋愛と不倫、
ロマンティック、そしてファンタジーのアーサー王の物語。
それらの集大成「アーサー王の死」で物語の概略を解説し、
更に、古くからの伝説や初期の物語をも紹介。
別の作品から取り入れられて主役級になったり、
初期とは性格も立ち位置も変わってしまったり、
ケルト神話に関わりはあれどキリスト教文化の影響で
改変されたりと、変容を比較できるのが面白い。
作品によって異なる人物名や人物相関図、
関連の現代の文学作品や映画、アニメ等の紹介もあり、
初めて「アーサー王」の物語に接する人には導きになるかも。
絵画についてはほとんど記述が無くて残念だけど、
イラストから、どの絵画や挿絵を基にしたかを
考察することができて、楽しかったです。 -
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映画や小説を嗜むようになってからと言うもの、
ことごとくギリシャ神話をベースに語られる作品が多いことがきっかけに、勉強がてらこちらの本に出会いました。
ある程度サクッとあらすじや成り立ちを勉強するには最適だと思います。
あらすじと相関図→漫画→追加解説といった流れなのですが、正直相関図は最初に見てもあまり頭に入ってこないので漫画パートを読み進めた後に改めて相関図を見直すとすんなり覚えられそうです。
最初の章は特に聞き慣れた名前の登場人物も多く、こことここが繋がってたのね〜と答え合わせをするような面白さがありました。
(ゼウスが意外と色欲魔なのかとか、新しい発見もめっちゃあります笑)
ただカタカナの羅列に引っ張られてなかなか名前を覚えられないキャラも増えていきます(笑)
まず最初にさらっと漫画で概要を頭に入れたら、自分が気になった人物を別の本で深掘りするのが良いのではないでしょうか?
昔の人々は神々の戯れをある種の世間話のように楽しんでいたことが目に浮かぶぐらい、ギリシャ神話はスキャンダラスで人間味あふれるストーリーでした。
もっとさまざまな説を追いかけて教養として深めていきたいと思います! -
Posted by ブクログ
先日『眠れないほど面白い「古事記」』を読んだので、漫画で補完しようと思い本書を手に取りました。
まず古事記上下巻のおおまかな解説から始めてくれる入門者フレンドリー設計。『眠れないほど〜』では下巻部分で挫折しましたが、下巻は「天皇家のお家騒動と系譜を記す歴史書」という役割があるという解説を読んで納得です。
もちろん漫画でストーリーを追うと流れが掴みやすくなりましたが、古事記の舞台を紹介する『地図でみる古事記』や、漫画本編の補足解説をする『古事記で紐解く30の謎』など漫画パートも興味深かったです。古事記と日本書紀の違いも丁寧に解説されています。
でも人物相関図はややこしくて無理でした笑
⚪️死者の国への認識は世界共通・・・「冥界から出るまでふりかえってはいけない」「死者の国の食べ物を食べてると現世に帰れない」などイザナミがいる黄泉の国にいったイザナギのエピソードと同じような神話が世界中にある。
⚪️プロポーズは男性から・・・男性が結婚の主導権を握るという考え方は「儒教」から影響されているとみられる。
⚪️魔除けになった桃は中国思想から・・・魔除けや不老不死の効能がある神聖な桃という考え方がある「道教」に影響されているもよう
古事記というと「純国産」みたいなイメージがあったけど奈良時代に作られたそうなので、中国の唐との国交もり外部の影響も受けてたんだなぁ。