平野暁臣のレビュー一覧

  • 「太陽の塔」新発見!

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    岡本太郎を万博プロデューサーに依頼しまくった万博協会、ベラボーすぎる太陽の塔を作り上げた岡本太郎とスタッフ。そんな事が出来た羨ましい国だったんだなあ。

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    2025年07月05日
  • 「太陽の塔」岡本太郎と7人の男たち

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    1970年、大阪万博の「太陽の塔」を実際に作った人たちのインタビュー。
    当時、いったいどういう経緯で岡本太郎がプロデューサーになったのか、太陽の塔という“ベラボー”なものを建てられたのか、その実際的な建築の手法などを、携わった専門家の思い出から紐解いていく。それは、困難と、困難をどう乗り越えていくか、スリリングな物語だ。
    確かに、今、考えても、突拍子もないデザインと展示屋根を突き破る破天荒な企画だ。単なるデザインと発想はともかく、それを実現するのは、安全性や骨組み、素材も含めた現実的な建築手法に落とし込む技術が必要になる。それを「実現」させた人たちの物語だ。
    今一度、太陽の塔の前に立ちたい、と

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    2024年06月20日
  • 万博の歴史~大阪万博はなぜ最強たり得たのか~

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    万博165年の歩みを時系列でたどりながら、その本質と課題を読み解いていき、万博が現在は、はかつてのような影響力を持ちえない理由を探っていく過程を楽しめました。

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    2020年01月16日
  • プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る

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    プロジェクトに参加する、もしくは指揮する立場の全ての人に読んでもらいたい一冊。集団でするルーチンでない仕事を成功に導く一冊になるかもしれない

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    2018年06月23日
  • 「太陽の塔」新発見!

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    太陽の塔好きには興味深い本。岡本太郎がプロデューサーとして意外に(?)機能していたことがわかる。写真も多く、なかなか読み応えがあります。

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    2018年04月18日
  • 岡本太郎の宇宙1 対極と爆発

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    大好き。
    太郎さんの考え方が、リアリティのある言葉で丁寧に書いてある。
    その考えは突飛なものでもなんでもなく、ただまっすぐ。まっすぐいることは、時にたたかうこと。
    恐れるな、美しくまっすぐ立て、と力強く私を支えてくれる、お守りのような本。

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    2017年12月17日
  • 岡本太郎の宇宙1 対極と爆発

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    岡本太郎の著作を5つのテーマに編集した著作集の第一部。テーマは対極と爆発だ。芸術はどうあるべきか、彼の芸術家としての立場はどのようなものか、芸術に対してどのような心構えや想いで望むか、そういったことについて綴られている。対極という考え方は、青年期から10年あまり過ごしたパリで生まれた。当時、アブストラクトアートとシュールレアリスムがパリの画壇でもてはやされていた。これらの絵はそれぞれ抽象と具体を突き詰めていったもので、芸術史上まさに対極に位置する。この相反する立場を、弁証法的に捉え直したのが、岡本太郎の対極主義だ。しかし、ただ合わせるのではない。片方に極端にかけることによって、はじめて激しいぶ

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    2015年02月14日
  • 「太陽の塔」新発見!

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    二回目の大阪万博の年、念願の太陽の塔に入ることができた。モダニズム建築の先端を行った大屋根やエキスポタワーが取り壊され、緑の公園の中に、近代に対峙した太陽の塔だが今も毅然と立ち続けていることに、感慨を感じた。できあがった制作物が作者のもとを離れ、日本人のものになった。
    岡本太郎にテーマ館のプロデュースを依頼することにした、当時の通産省の役人もすごい。岡本太郎しかいないと推薦した丹下健三もすごい。岡本太郎含め、太陽の塔を実現させた当時の日本人の熱量もすごい。
    なお、オリジナルの「黄金の顔」は、元鉄鋼館で展示されている。

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    2025年06月23日
  • 「太陽の塔」新発見!

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    ネタバレ

    「太陽の塔」に、どうして心惹かれるのか。
    読んでいても、わくわくする。
    どんな思いと思想とメッセージがあって作られたのか。
    その当時の人たちと岡本太郎のやろうとしたことが、今の経済優先の発想とどう違うのか。

    やはり、一度、内覧に行きたい。

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    2025年01月20日
  • 「太陽の塔」新発見!

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    「太陽の塔」万博から半世紀以上も経つのに、今でもグッズが売れている人気者。
    岡本太郎氏が万博のテーマプロデューサーを引き受け、太陽の塔を完成させ、今現在まで残されることになったのかという過程が書かれていて、とても興味深かったです。
    背中の「黒い太陽」は信楽焼のタイル三千枚をはり合わせて作られているのとかじっくり観てみたいし、中にも入ってみたいと思います。

    岡本太郎氏は、何よりまず言葉の人だった。イメージにもなっていないものを言葉にし、文字ではない形を探し始める。スケッチがそこからはじまり、その展開を最初の言葉がリードすると。太陽の塔は「ベラボーなもの」という言葉から始まった。

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    2024年07月23日
  • 万博の歴史~大阪万博はなぜ最強たり得たのか~

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    ●タイトル通り万博の歴史を詳細に記している。成り立ちから、どのように発展し、変化してきたのか、今後の万博はどうなっていくのか等、非常に興味深く読めた。

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    2019年06月18日
  • プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る

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    ネタバレ

    ■要約
    報告書は必要最低限に
    毎月プロジェクトの見直しを行う
    仕事の8割は、説明と説得
    ギリギリまで粘ってお互いに納得できる線を探す
    ディレクターは自分の担当領域の最適化だけを考える
     中途半端に気を使い始めると、クオリティがどんどん落ちる
    ディレクターを動かすポイント
     リスペクトする
     あなたを信じていると伝える
     彼らの段取りを乱さない
    調整で大切なこと
     持ち味を活かす
     モチベを高める
     説明を尽くす
     信義を守る
    指揮棒は一人で振る
    プロジェクトの3つのリスク
     無駄骨に終わる
     内部構造が崩壊する
      これがかなり多い
     社会との摩擦を生む
    チームのみんなが安心して船をこぎ続けら

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    2017年06月25日
  • 空間メディア入門―僕たちは空間を使って何ができるのか

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    目からうろことは正にこの事。情報価値の変化を俯瞰しながら、その中で空間メディアが担うべき役割は何かを考えている。空間でしか出来ない「追体験」つまり「自分事になる」という感覚の共有を生み出せるのが、空間メディア。今後、イベントに参加したときの視点が変わりそう。

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    2013年05月05日
  • 岡本太郎の宇宙1 対極と爆発

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    岡本太郎は作品より文章のほうがずっと面白いというのを再確認した。椹木野衣氏による文章のセレクションも適切だと思うし、巻末の解説も有用。岡本太郎の「対極と爆発」を理解するのに良い本だと思う。

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    2011年06月06日
  • 空間メディア入門―僕たちは空間を使って何ができるのか

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    【読書メモ】

    ●このイベントはなぜ空間で語ることができたのか。それは三つの特質を備えていたからです。「空間性」「身体性」「参加性」の三つです。

    ・空間性:三次元の空間の特性を生かした情報環境が作られていること
    ・身体性:情報をただ視覚的に"見る"だけでなく、体感的なファクターが織り込まれていること。全身の感覚を動員して情報と向き合うよう企図されているということ
    ・参加性:送られてくる情報をただ受け身で受け取るだけでなく、何らかの形で能動的にかかわる仕組みが用意されていること。


    ●教科書のように「頭で理解する」のではなく、「五感で感じる」。目指すのは「納得」ではなく「

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    2010年07月03日
  • プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る

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    ■概要
    ”カリスマ”プロデューサーが、ふたつのイベントを題材にプロデュースの「仕事」のプロセスと「構造」を語る。
    取り上げられているのは、六本木ヒルズアリーナと、タイで行われた日本のデザインを紹介するイベント。

    こうしたイベントがどのように作り上げられていくのか、プロセスと構造を軸に読み物的要素が盛り込まれている感じ。
    1回読み終わりましたが、ストーリーを追っていって、あまりフレームワーク的なところは読み込めてません。。

    ■仕事に活かせる点
    リーダーシップ論に通じるところも大いにあるかと思います。
    もう少し枠組み要素を取り出して読んでみます。

    (さわ)

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    2010年01月19日