望月花梨のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
悲しみ苦しみの共鳴
初恋の苦しみ悲しみ
クロルカルキ
いろんな感情がぐっちゃぐちゃになって
ブワーーーって襲ってきます
幸せな物語を編んでいたい
私たちは
それなのに
どうしても
相手の最大の理解者であることが
相手が離れられなくなるヒケツなのですが
相手の理解者であるために
拒絶の感情を受け入れることは
ものすごく難しい……
なんてことは、
まだ幼い頃にはわかんないことなのですよね。
手放しで愛するということと
無関心で親切であることって
すっごく似ている。表面上は。
中身は全然違う(笑) -
Posted by ブクログ
肝が冷える作品集。
これ、花とゆめなんだね・・・。
望月花梨だなあ、という。一筋縄ではいかない話たち。
わりと勝手なひとたちがでてくる。
勝手なんだけど、みんな必死。
必死だから身勝手なのか。
『呼吸』
キレるとかキレないとか、そんな簡単なことじゃなくて、「キレる」までの過程や齟齬があって、それでもそれに立ち向かえずに怒りと孤独に溺れてしまう「犯してしまったひとたち」。
それを決して肯定することなく、でも、解こうとする。そんな試み。
でも、個人的には『呼吸』よりも『犬と夏服』のほうが怖かった。
ああいう、じぶんでも良くわからない突発的な執着欲というか支配欲のようなものは怖い。怖くて、ゾク