あらすじ
幼い頃、近所の男の子・瑛士に笑った顔が不細工だと言われたことが原因で、人前で笑えなくなった伏屋かな子。そんなある日、かな子の通う学校に転校したはずの瑛士が戻ってきた!!内気なかな子の周囲に波乱の予感が…。笑い方を忘れた少女に、再び笑顔が戻る日は来るのか!?
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Posted by ブクログ
全4巻。
途中で男の子の友達のお姉さんが話に絡んでくるのだが、
その話が秀逸なんだよなー。普通なら嫌われ役、ライバル役で使い捨てのように出てくるところを、主役並みの扱いで、せつない物語にしてしまったよ!ちょっと驚いたね。
Posted by ブクログ
望月花梨先生作品の雰囲気が好き。思春期の男女の複雑で言葉にしにくい気持ちをうまく表現してくれているんです。思春期独特の感情の不安定さを、小奇麗に描くんじゃなくそのまま不安定に、醜くも美しくも描いてくれています。主人公二人が本当にかわいらしい。4巻に収録されている『緑のこども』という短編がすごく好きです。
Posted by ブクログ
瑛士のやきもちやきっぷりが可愛いなー!!でも表現がきつすぎるし小学生の女の子にはやっぱりショックが大きすぎるよな。
かな子ちゃんがいい子で良かったね!あんなに言われても頼ってくれるってなー瑛士側で見てるから「嫌わずにいてくれてありがとう!」って思っちゃう。そして瑛士にも「もちょっとかな子の性格考えろぉ!」って思っちゃう。
瑛士ほんとかわいい。ばかでかわいい。
Posted by ブクログ
この作家さんの漫画で初めて読んだもの。これがあって他の作品も読み始めた。
特に前半は衝撃。不器用過ぎてイライラするのにとても愛しくて、みんなが大好きだった。
終盤はちょっとすぼんでしまったけれど、今でも手放せない漫画。
Posted by ブクログ
名作ですよ。
感情の表現力がすごい。
少年、少女の不安定で、どこか鬱屈した思春期独特の雰囲気を描かせたら、この人の右に出る人はいないでしょう。
未成熟な思春期、ときに残酷で激しい感情。
最近の少女漫画には、こうした感じのものが無い気がします。また連載とか、してくれないかなーと思ってます。
Posted by ブクログ
うまく笑えない女の子が、原因の男の子のおかげ?で笑えるようになる作品。この二人が好きだった。「君に届け」に似てるけど、ずいぶん昔に描かれた作品。