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Posted by ブクログ 2022年10月25日
450ページの二段組みで読み応えありました。
厚労省の悪者官僚が超高齢化社会の問題を解決する為、意図的に医療を悪用してPPP(ピンピンぽっくり)を画策し、合法的に高齢者の突然死を実現させようとするお話し。
最後は悪は敗れるとなるのですが、今の日本の平均寿命と健康寿命の乖離を見るに、考えさせられるもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月03日
ピンピンポックリというフレーズに聞き覚えがあったので調べたら、数年前のWOWOWの「神の手」というドラマだった。やはりこの作者の原作だった。
恥ずかしながら、数冊読んでいながら、こんな有名な作家さんとは知らなかった。
医療裁判になるのかならないのか、結果はどうなるのか、上巻からは窺い知れない。
今...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月21日
とにかく皆が自分のことしか考えてない話(笑)だったけど、面白かった。
続きが気になる小説は久しぶり。
作者は医師なのに、もはや医師を憎んでるの?な勢いの書き方が時々引っかかる。
言い方を変えれば、医師批判に偏重しすぎてる部分がある。
他の先生は厳しい書きかたされてるのに、江崎先生やその周辺には全体...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月07日
作者は「廃用身」とともに一段と深刻化する高齢化社会に向けた警告を発している。「廃用身」での驚くべき発想は医学など門外漢の私には今にも実現できそうなリアリティを感じさせた。医学に関わる方の感想を伺いたいと思った。実際、介護の現場は壮絶なものだろう。医療の進化が産んだ弊害だと言われれば確かにそうだよなと...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
老人医療問題をよく扱う人なんですが、色々考えさせられますな。帚木の「安楽病棟」をもっとシビアに突っ込んだ感じ?物語としては「廃用身」同様、広げた大風呂敷がどうしてそんな簡単に畳みきれるのか謎ではありますが、やっぱテーマ勝ちか。あとキャラ。どいつもこいつも感情移入するにはちょっと引くような、普通のよく...続きを読む
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