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Posted by ブクログ
ミクロ経済学の入門書。解りやすい記述ながらも、扱っている内容は結構高度。オークション、シグナリング、アドバースセレクション、確実性等価、インセンティブ、企業の境界、取引コスト、マーケットデザインなどなど。ホットな研究テーマが取り上げられている。
この本を読んだ後、経済学を幅広く勉強するもよいだろうし、特定のテーマに絞って深堀するも良いと思う。巻末の参考文献も参考になる。
大学生向けに書かれた本のため、事例が学生生活中心になっているが、内容的には社会人にも読んで欲しい本。次作として、企業経営に関心を持つ社会人向けの啓蒙書を是非執筆して頂きたい。
Posted by ブクログ
この本は非常にわかりやすかったです。
経済学を導入する上で、身近なものから経済を紐解くという意味でここまで落としこんでくれると、経済を毛嫌いしている人も読める、読める、と思います。
「ひたすら読め、読め!」
わからないところあれば、授業を受ける(大学生向けだからですね)や他の本を読めというスタンスがすごくいいです。
そのためか、あることでむしろややこしくなってしまう数式はほとんど使われておりません。グラフも皆無。
学生が身近な事例(どの種類のラーメン選ぶか?飲み放題のビールは何杯飲むのがいいのか?)を通して、すごく入り込みやすい内容となってます。構成も、意思決定から始まり、ゲーム理論、インセンティブ..と経済学としてはとっつきやすいところから読み進められます。
冒頭で著者が言っているように、この本だけでは完結できません。ここからがスタートです。
本書はミクロ経済学が中心となっているので、他の分野については他の本で補うのがいいでしょう。
大学一年目で読めれば、経済の印象もがらりと変わったことでしょう。
もちろん、いい方向に。
とはいえ、非常に読みやすく、わかりやすいので社会人にもオススメな本書だと思います。やや、経営学チックな部分も多いです。
Posted by ブクログ
<概要>
経済学を社会科学的な思考のツールとして位置付け、経済学における概念(例えば逆淘汰とかモラルハザードとか)の紹介を行う本。「ひたすら読む」の書名通り、数式・グラフによる説明を一切排除している(個人的には数式はともかくグラフor図はあった方がいいなー、と思った)。
<雑感>
・内容は入門レベルにとどまるので、個人的には知っている(はずの)概念に関する復習として有用でった。ほかには経済学部の新入生とか、高校生とかが読むとためになるのでは。
・マッチングとオークションは勉強したことがなかったけれど、少し興味が湧いた。セカンド・プライス・オークションは買い手が真の留保価格を提示するのが最適になるからファースト・プライス・オークションより駆け引きの要素が減る、みたいな議論は考えてみれば当たり前だけど直観に反していて面白いな、と。
・気になったのは、秀史先生はどこでDEATH NOTEとかのネタを仕入れたのか。勝手に漫画とか読まない方とお見受けしていたけど。
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