波の音が消えるまで―第1部 風浪編―(新潮文庫)

波の音が消えるまで―第1部 風浪編―(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

4.0

サーフィンの夢を諦め、バリ島から香港を経由し、流木のようにマカオに流れ着いた伊津航平。そこで青年を待ち受けていたのはカジノの王「バカラ」だった。失った何かを手繰り寄せるようにバカラにのめり込んでいく航平。偶然の勝ちは必要ない、絶対の勝ちを手に入れるんだ――。同じくバカラの魔力に魅入られた老人・劉の言葉に導かれ、青年の運命は静かに、しかし激しく動き出すのだった。

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  • 波の音が消えるまで―第1部 風浪編―(新潮文庫)
    737円 (税込)
    サーフィンの夢を諦め、バリ島から香港を経由し、流木のようにマカオに流れ着いた伊津航平。そこで青年を待ち受けていたのはカジノの王「バカラ」だった。失った何かを手繰り寄せるようにバカラにのめり込んでいく航平。偶然の勝ちは必要ない、絶対の勝ちを手に入れるんだ――。同じくバカラの魔力に魅入られた老人・劉の言葉に導かれ、青年の運命は静かに、しかし激しく動き出すのだった。
  • 波の音が消えるまで―第2部 雷鳴編―(新潮文庫)
    649円 (税込)
    取り憑かれたようにバカラに打ち込む伊津航平。中国人を装ってマカオに長く暮らす劉。心に深い傷を負いながら航平と惹かれ合う娼婦の李蘭。それぞれに背負う闇の淵を互いに覗き合う三人。そして物も言わずその中心に鎮座するバカラとその謎。もっとも純粋な生き方を求めた先に待つのは、破滅だけなのか……。雷のように交錯し、薔薇の花弁のように砕け散る三人の運命は何処へ向かうのか。
  • 波の音が消えるまで―第3部 銀河編―(新潮文庫)
    693円 (税込)
    劉が遺したノートにたった一言書かれた謎の言葉。あの人はついにバカラの必勝法を見出したのか? 偶然のなかに完全な必然はあったのか? その指先でバカラの深奥に触れた航平は退路を断ち、最後の賭けに打って出る――。もう後戻りなどしない。勝つためではなく、生を濃く生きるために。世界を掴み、神になるために。幾多の河を渡り、最後の岸辺に着いた青年は何を見たのか。激動の完結編。

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波の音が消えるまで―第1部 風浪編―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年03月23日

    冒険研究所書店の選書で購入。

    サーファーでカメラマンだった伊津航平はバリで1年間過ごしたあと、日本に帰国する途中乗り継ぎで中国返還前日の香港を訪れる。

    香港のホテルが満室で、人の勧めもありマカオに向かう。
    そこのホテルで「バカラ」と出会う。

    マカオのホテルリスボア(実在する)のカジノを舞台に、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月10日

    皆が怖くて、でも憧れる「果ての果て」に、私たちの代わりにいってくれた話。
    解説を読んで、さらに面白かったと思えた。
    最初のほうはかなり飛ばしてしまったけど、また機会があったら読み直してみようと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    偶然訪れたマカオで出会ったバカラ

    バカラの持つ熱に魅せられた主人公はどんどんのめり込んでいく。

    ギャンブルの最中はつねに自問自答。
    どこまで自分の信念を貫き通すことができるかが勝ちにつながる。

    主人公の内面の動きが上手く描けていて面白い。

    0

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