Posted by ブクログ
2015年09月07日
思っていたより、2巻が早く出て吃驚している
ある意味、この『ごほうびごはん』を買える事が、私にとって、小さなご褒美になっていたりするかも^^
先巻よりも、絵、ストーリーが巧くなっているのは確かだ
作中に登場する食べ物が特別だけど稀少じゃないので、主役の咲子さんを初めとした登場人物らの日常に寄り添って...続きを読むおり、話に良い現実感を含ませている
1巻の感想にも書いたが、週に一度だけ、頑張った自分へのご褒美として、美味しい物を食べる行動が、他の食系のコミックとの違いを見事に生んでいる
ジワジワと人気が上がってきており、勝手な妄想に過ぎないが、私の書いた感想が一役買えているなら嬉しい
登場人物の個性もしっかりと固まってきており、食べるシーン、美味しそうな顔にも読み手の心を照らす明るさが増してきたのではないだろうか
同僚や後輩、妹の友達、友人の兄など、新キャラもテンポよく登場してきている2巻。次巻では、彼ら彼女らのごほうびごはんに期待だ
お気に入りのキャラは変わらず、青柳主任だ
クールビューティーキャラなんだけど、内面は結構、ヤンチャで、子供っぽいトコも残っている。公私のギャップが可愛い女性だ。惚れられる事はしょっちゅうだろうが、いざ、自分から惚れたら、判り難い猛アプローチをして、何だかんだで上手く気持ちを伝えられちゃうタイプじゃないかな、と思っているので、今後、青柳主任のラブコメが読みたい。まぁ、主役は咲子さんだから、まずは彼女か?でも、色気より食い気だもんな~
また、スイーツラブな部長も、イイ味を出している。多少、見てくれこそ今イチでも、このようにマメで努力を怠らない上司は尊敬できる
個人的に気になり、食ってみたい、と思ったのは、鶏の半身揚げ。豪快、の一言に尽きる
この台詞を選んだのは、1巻の時と同じく、これが『ごほうびごはん』の魅力をシンプルに表現しているからだ。週に一回、それだけで人間は単純だから、苦しくても頑張れる。でも、頑張れない時は無理せず、休むのが大事だ、とも思う。要はメリハリだ。ご褒美に辿り着くために頑張ってるのに、空回りして、ご褒美が遠ざかっちゃ意味がない