この『ごほうびごはん』(17)の感想は、今日、3月17日に読んで、1時間も経たない内に書いているので、粗が目立つっつーか、もはや、熱情に任せて書いているので支離滅裂なものになっているかも知れないけど、そこは勘弁してください。
ほんと、最高が極まり過ぎていて、むしろ、よく1時間も、感想を書くのを我慢で
...続きを読むきたな、私・・・・・・まぁ、読んですぐに書いていたら、これよりもメチャクチャになってましたかね。
私もね、それなりに、漫画読みとしての経験を積んでいますからね、予想はしてましたよ、この(17)が(16)を上回っている良さってことを。
だって、(16)のラストが、磯貝さんの告白に、咲子さんがOKの返事をしたんですから、続く(17)がより良くなっているのは、この作品のファンなら簡単に予想できます。
でも、まさか、こんなにもグッと来る内容とは・・・こもとも子先生、さすがです。そして、感謝します。
本当に、嬉しい、咲子さんと磯貝さんが交際をスタートさせ、デートを重ね、幸せそうにしている姿を見られるのが。漫画読みで嗜好はそれぞれだろうけど、私は、食漫画に恋愛要素がプラスされているのはアリ派なので。
いや、けど、咲子さんと磯貝さんが、単に恋人になっただけなら、私も多分、我慢できていたでしょうけど、それを上回る、いや、凌駕すると表現した方がしっくり来るような展開をブッ込んできますか、こもとも子先生。私は、まだまだ、こもとも子先生の打撃力を甘く見ていたようですね。だからこそ、私も真剣に、こもとも子先生に読まれても恥ずかしくない感想を書こうってやる気も出ますがっっ
一体、どんな展開に、私がKOされたのか、それは・・・うーん、言っても良いのかな、これ。いくら、ネタバレしているものだから隠す機能を使うとは言え、ぶっちゃけ、予備情報なしに、自分の目で確かめてほしいって気持ちが強い!!
しかし、勘の良い漫画読みで、なおかつ、この『ごほうびごはん』を熟読し、私と同じように、こもとも子先生の打撃力の高さを把握しているファンなら、表紙と帯のコメントを読んだら、どんな展開が起きたのか、それを察しているだろうなぁ。
このキャラが旅立ったのは素直に悲しい。けれど、この切ない別れが、新たな喜びを芽生えさせるキッカケになっているのも事実であり、これこそが人生なんだな、と心から思える・・・・・・●●ちゃん、ありがとう、あっちでも元気でな・・・・・・あ、やべ、泣きそう。
この台詞を引用に選んだのは、磯貝さんへの好感度がしっかりと上がったので。
ここで、これを言われて、こう返せるのは、本物のイイ男だけでしょう。
咲子さんが、磯貝さんを好きになってくれて、本当に良かった。
「あの・・・私でいいんでしょうか?」
「池田さんがいいんだ。ありがとう」(by池田咲子、磯貝誠)
こちらの台詞でも、磯貝さんへの好感度が、私の中でガッツリと上がった。
ここで、咲子さんの為に、自分が出来る最大の努力をしようとしてくれるのが、本当にカッコいい。
咲子さんの、相手を気遣うトコは長所だ。
でも、彼氏になった身からしたら、ここで頼られたいよな。
ホントに辛い時と場で、誰かを頼ったり、迷惑をかけちゃったりする事は恥ずかしくない。
こういう時、誰かに「助けて」を言えない人は、誰かを助ける力を持てないんだから。
そもそも、咲子さんの周りには、咲子さんから助けを求められて、迷惑がる人なんていないだろう。
だって、咲子さんは良い人なんだから、咲子さんの周りに良い人が多いのは当然だ。
「え・・・で・・・でも、すごく遠いし、ご迷惑に・・・」
「迷惑じゃない。こういう時は頼って欲しいし、役に立ちたいんだ」(by池田咲子、磯貝誠)
そして、これですよ、これ。
こもとも子先生、これはちょっと、反則。
(16)のラストだって、ズギャアアアンって来たのに、これはちょっと、えげつないですって。
今から容易に想像できますよ、私、(18)を読んだら、エモすぎて血を吐いてますわ。
多分、今度は、1時間も我慢できず、読み終わってすぐに、感想を書いちゃいそうです。
つくづく、漫画ってのは絵やストーリーだけじゃなくて、読み手の胸を打つ台詞が大事なんだな、と痛感しますわ。
改めて、自分の中にある、磯貝さんへの「好き」がより深いものになった事を感じ取った咲子さんが、この台詞を言ってくれたのが、一ファンとして大いに嬉しいんですよね。
元より、磯貝さんは結婚を前提として、咲子さんに愛の告白をしていた訳です。
それでも、やっぱり、このタイミングで、咲子さんから、この言葉を口にされたのは驚いたんじゃないでしょうか。
磯貝さんが、どんな返しをするのか、ワクワクします。
何、こもとも子先生にプレッシャーをかける事を言ってるんだ、お前、と怒られそうですけど、こもとも子先生のファンなら、私と同じような事を思ってますよ、絶対。
こもとも子先生なら、この期待に応えてくれる、と信じてなきゃ、こんな事は言えませんって。
「私・・・あの時、ここに磯貝さんがいてほしいって思ったんです。両親も、おばあちゃんも、妹も・・・私の家族は全員、そこにいたんですけど、そう思って・・・」
「・・・」
「磯貝さん、私の・・・家族になってもらえませんか」(by池田咲子、磯貝誠)