ネット怪談の民俗学

ネット怪談の民俗学

1,276円 (税込)

6pt

空前のホラーブーム、その源流がここにある。
ネット怪談はどのように発生し、伝播するのか。きさらぎ駅、くねくね、リミナルスペース……ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を「共同構築」「異界」「オステンション(やってみた)」など民俗学の概念から精緻に分析、「恐怖」の最新形を明らかにする

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ネット怪談の民俗学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2000年代、オカルト板やまとめサイトを深夜まで読み耽っていた当時が懐かしく思い出された。

    著者は今後、ネット怪談の流れは因習系(コトリバコなど)から異世界系(バックルームなど)へと移行していくと見ている。

    「恐怖の根源には自分は違うともの、自分の知らないものへの漠然とした不安や警戒があるとはよ

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    きさらぎ駅やことりばこ、リアルなどいわゆる「洒落怖」系怪談や、スレンダーマンなど海外産のクリーピーパスタ。さらにはバックルームなどの今なお様々な派生がある作品や動画系など幅広いネット怪談をまとめ、分析していく一冊。

    民俗学的視座を用いてはいるものの、読んだ時の楽しみとしては怪談の幅広い網羅性が面白

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    新書でコンパクトながら読み応えのある一冊。
    いわゆる怪談についての基礎的な話から、現在に流布している『怖い話』について手広く網羅されているので、ホラー関係についての総括として読んでも良いと思う。
    とはいえ、私自身があまり詳しい人間ではないので、その分だけこの本にあげられている小話についてとても興味深

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    評論文って自分が興味あるテーマだとこんなに面白いんだなと気付かせてくれた一冊。ネットの怖い話はだいぶ知ってると思ってたけど割と知らない話が多く出てきたので、それを調べて読むことでより一層楽しめるかも。「8番出口」「近畿地方のある場所について」「行方不明展」など最新の話題も取り入れていて「おお」となっ

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    きさらぎ駅、リアル、本当に危ない場所を見つけてしまった、などから果ては近年のホラー映画や小説などまで網羅し、この30年ほどの間ネットでホラーを見てきたものなら誰もが知っていると思われる、代表的な「ネット怪談」をいくつも取上げ、その成立の過程を具に追い、オステンション/逆行的オステンションなど、民俗学

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    ネット怪談がどのように生まれ、広まっていくかを、民族学的視点から書いているのだが、それはともかく──
    初めて聞くネット怪談を一つ一つ読むだけでも充分面白い。

    「きさらぎ駅」「犬鳴村」は映画のタイトルになっているから知っていたけど、それ以外は全然知らなかった(個人的には、「おつかれさま」は、誰かに言

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    こういう題材の本待ってた‼︎
    巻末の索引や参考文献、URLの量が筆者の研究に対する真摯な姿勢と熱意の証。

    ネット怪談は投稿者の匙加減で情報量をコントロールされたり、共同で構築され続ける性質があるなど。普段この手の怪談に触れる度に感じていたものが言語化やカテゴライズされて、なんだか新鮮な気持ちで本書

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    インターネットで発現し、広がりを見せている特有の怪談・ホラーをまとめた本。参考文献のページが充実しており、このテーマを深掘りしたいと思った時の足掛かりになりそうな一冊。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    かつて「洒落怖」を読み漁った人間として、ずっと読みたかった一冊。懐かしすぎる怪談のオンパレードに、よくぞまとめてくださった!と拍手を送りたいです。

    筆者自身が1983年生まれで2ちゃんのオカルト板と共に育ってきただけあり、当時の空気感を味わった方ならではの豊かな解説に安心感を覚えました。「専ブラ」

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    そんなんあったなのラッシュ
    2chのホラー的な話のまとめを読み漁ってた時期があったから感慨深い
    本著ではサラッと書かれていたが初投稿が何処なのか調査するのビビるくらい大変だったろうな

    0
    2025年07月19日

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