山口仲美の作品一覧
「山口仲美」の「男が「よよよよよよ」と泣いていた~日本語は感情オノマトペが面白い~」「NHK「100分de名著」ブックス 清少納言 枕草子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山口仲美」の「男が「よよよよよよ」と泣いていた~日本語は感情オノマトペが面白い~」「NHK「100分de名著」ブックス 清少納言 枕草子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
奈良時代から現代まで、いろいろな文献のオノマトペから「その時代の空気」を洗い出す。
「泣くこと」に対する時代の規範がこんなにも変遷があったのは驚きだった。笑いに対しても、いろいろなタイプの笑い方、雰囲気が読み解かれていっていた。
あと音に対する感覚は、本当に時代で変わるんだなぁというのは動物の鳴き声の描写研究で感じられた。
同じ文字でも発音が時代で違う、のもなんか想像を超えていた。
一番すごいな、と思ったのが後半の笑いに対しての章で、原文の文献の写真が出てくるが、「う」と「ら」、どちらが正しくもしかしたら書き写し時の間違いの可能性もある、など「研究」の片鱗が見られたのは本当に興味深かった。
大
題名は知っていても、読破するには、ちんぷんかんぷんの古典文学。それを親しみやすく解説しています。清少納言を題材にした今、現在制作されているアニメ映画「つるばみ色のなぎ子」清少納言を知る初心者向けとしての参考本として購入しました。
ユーモアを忘れずに
家族ががんの宣告をうけ、いろいろと本を読み漁るうちに本書に出会いました。出来ることを積み上げて一日一日を大事に過ごせるようにしたいと思います。
誰しも病からは逃れられません。
諦めず、悲観せず、マイペースでユーモアを忘れずに。著者の思いが伝わる内容です。