伊兼源太郎の作品一覧
「伊兼源太郎」の「偽りの貌 警視庁監察ファイル」「祈りも涙も忘れていた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊兼源太郎」の「偽りの貌 警視庁監察ファイル」「祈りも涙も忘れていた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「市民にとって警察は最後の砦だ。その警官を取り締まる監察は、砦の最後尾を守っている。後ろに誰もいない私たちに失敗は許されない。」
警察内部の不正を暴く「警察の中の警察」と称される警視庁警務部人事一課監察係を舞台とした警察小説。横山秀夫の『影の季節』シリーズを思い出す。全く筋が読めない緻密なストーリー展開の中に、魅力的な登場人物、複雑な人間模様、警察内部の駆け引き・軋轢が盛り込まれ、終始前のめり状態。伊兼源太郎、すごい!出会えて嬉しい!
監察に公安出身者が多いと知り驚いたが、行確の過酷さと緊迫感、求められる高度な判断力に、なるほど、となる。特に、胸に秘めた熱いものをおくびにも出さず、”プロの
Posted by ブクログ
胸が熱くなるような作品に久々にあいました。
全然知らなかった作家さんですが読み始めたら止まらなかった。
これはドラマ化必須だと思う。
永尾記者が推しですが、報日新聞の人たちみんな個性的でキャラクターがたってるので絶対ドラマ化に向いてる。
あと正義感について考えさせられる。
個人の正義感と社会での正義感。
怖い時代になったと最後で出てくる。本当にそう思う。この作品が多くの人に読まれたらいい。
社会派の熱い作品。
個人的には津田沼にかつて住んでいたのでそういう親近感もありよけいに楽しめたのかも。
絶対犯人だと思ってたひとが違ったりしたのもよかった。
津崎刑事と永尾記者の続き物も読みたい気がします。