富野由悠季の作品一覧
「富野由悠季」の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「富野由悠季」の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
日本大学芸術学部映画学科卒。日本の様々なアニメーション作品の絵コンテ、演出を手がける。主な監督作品に『海のトリトン』、『機動戦士ガンダム』、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』などがある。また、作詞家、小説家、大学教授も務める。小説『機動戦士ガンダム』シリーズ、『伝説巨神イデオン』など著作も多数手がける。
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Posted by ブクログ
ガンダムというと、ロボットアニメと早合点する人が多いが、ロボットが戦うだけが、ガンダムではないということは認知して頂きたい。
本書は元々、映像化不可能、と言われるまでのストーリーの複雑さと、メカニックデザインの細かさ、人物描写の難解さであった。また、主人公がテロリスト、ということも倫理的に危なかったのかもしれない。
一番の面白みはやはり、人物どうしのセリフの掛け合いであろう。youtubeでもアップロードされて、既に映像化されている、ケネスとギギの政治的なセリフ。その中でも「子どもの論理は時に正しいことがある。しかしそれは現実を見なさすぎで、事件や事故は社会の潤滑油。だがそう評価するのは"パターン"だ」というような掛け合いがある。
ここは自分も凄く好きなところで、客観的に見て、評価し、「子どもじみている」と嘲笑するのは簡単でそっから現実の大人の思想と、どう止揚するのか、というようなメッセージが込められていると、勝手ながら推測している。
個人とは、組織とは、社会とは。そういった哲学的メッセージが込められている一作である。
Posted by ブクログ
空前絶後唯一無二のもはや兵器の性能などなんの意味もないサスペンスホラーMS戦。ゴッグvs旧ザクvsザクマリンタイプvs謎のガンダム?(カバーイラストの機体。ここでは正体は伏せるが、というか……結局なんだったのか何一つわからない機体。ただ、数あるガンダムのスピンオフでは、オリジナルのガンダムより強そうな密かに製造されたテスト機ガンダムが次から次にどこからか湧いてきてうんざりもしているので、この謎機体はとてもよかった)
ガンダム史に残したい鬼気迫るすごい描写だった……。その後も精神を削る展開が容赦なく続き、正常な思考の生きてる(←重要)人間がフラナガン・ブーンくらいしかいない……。
北極編ラストエピソードでジェーバーの録画にスポットライトが当たっていたのは、後々起きるなにかの事件の伏線?とも思ったが、宇宙世紀史実でのフラナガン・ブーンのこの後の結末を考えたらこの動画が何か影響することなんて無いよなあ……
それにしてもこの巻のカバーイラスト(&デザイン)はなぜこんなにも静謐で美しいのか……(描かれているものはなかなかヤバいけど)
Posted by ブクログ
イオとリリーのパーフェクトジオングも凄かったが、戦争というものをあらためて実感させられた。まさかビビのサイコ・ザクを含め3機がすべて殲滅されるとは思わなかった。
サイコ・ザクのパイロット候補として水上都市リグから南洋同盟へと逃れたビビには、家族のアレックス、フィッシャーがいる。その家族のためか、レヴァン・フウ僧正のためなのか。ビビのサイコ・ザクはパーフェクトジオングのイオとリリーに、ハンクやエイプリルのサイコ・ザクもアトラスガンダムのビアンカ達によって倒される。一方、イオはサイコ・ザク3機を殲滅した成果を仲間達と喜び合っている。
連邦と南洋同盟のどちらにも家族や仲間がいるということを感じさせる今巻の終わり方だった。喜びと悲しみが戦争によって対照的に描かれ、登場人物が確かに生きている物語になっている。クリードとソニアのガンタンクコンビの活躍もその一つだ。イオとダリルの対決が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
ダリルのルナツー潜入作戦、開始。ザクを換装して、ガンダムで突入するなんて。頭部は、まるっきり交換だからわかるけど、フレームはずいぶん違うと思う。動力パイプが出たまま、それもパーフェクト・ガンダムと呼称する。少し無理があるけど、すごい。対するはブルG、頭部はGP02サイサリスに似ているような気がした。ガンダム同士の対決も見事。
ルナツー潜入作戦の目的は、ブラウ・ブロの奪取だった。ブラウ・ブロックといえば、ジオンのニュータイプ専用MA。ダリルのパーフェクト・ガンダムと合体して動き、連邦の艦船を撃破。Iフィールドを展開し、メガ粒子砲によるオールレンジ攻撃ができるダリルは、もうニュータイプじゃないか。
一方、イオは連邦マークのジオングに乗る。ガンダムとジオングがまるで反対になっている。やはりガンダム対ジオングになるのか。2人の対決はいつになるのか楽しみ。
そういえば、ガンダムと合体したブラウ・ブロは、ジークアクスに登場するキケロガみたいだった。こちらが先だけど。ガンダムというのは、本当に多種多様だ。サンダーボルトの作者太田垣康男も、もちろんすごい。