作品一覧

  • ヌメロ・ゼロ

    ヌメロ・ゼロ

    小説・文芸

    3.8
    1巻968円 (税込)
    隠蔽された真実の告発を目的に、創刊準備号(ヌメロ・ゼロ)の編集に取り組む記者たち。嘘と陰謀と歪んだ報道にまみれた現代社会をミステリ・タッチで描く、現代への警鐘の書。
  • バウドリーノ 上

    バウドリーノ

    小説・文芸

    3.5
    1~2巻1,012円 (税込)
    時は中世,十字軍の時代――.神聖ローマ皇帝フリードリヒの養子となった農民の子バウドリーノが語る数奇な生涯.驚異に満ちた東方世界で出会う一本足の俊足スキアポデス,一角獣を連れた美女,胸に顔があるブレミエス族,大耳を広げて滑空するパノッティ族など,史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン.(全二冊)

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  • ウンベルト・エーコの文体練習[完全版]

    ウンベルト・エーコの文体練習[完全版]

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    『薔薇の名前』の著者が、古今東西の小説・評論、映画、歴史的発見、百科全書などを変幻自在に書き換えたパロディ集。<知の巨人>の最も遊戯的エッセイ。旧版を大幅増補の完全版。
  • フーコーの振り子(上)

    フーコーの振り子

    小説・文芸

    4.0
    1~3巻1,650~1,870円 (税込)
    「あの陰謀は本当なんです…殺されるかもしれない」 乾いた銃声とともに電話は切れ、助けを求める友人ベルボが失踪した。行方を追うカゾボンは、フーコーの振り子を抱くパリ国立工芸院に向かう。 テンプル騎士団の秘密にまつわる原稿が持ち込まれたミラノの出版社で、3人の編集者たちは錬金術や歴史の陰で囁かれてきた「陰謀」に引き寄せられていく。 カバラ、錬金術、グノーシス、薔薇十字、古代の超大陸から現代イタリアまで、古今東西の知識や伝承、オカルトや奇想が引用された博覧強記の冒険的ミステリー。 記号学の世界的権威であり、中世史については専門家をしのぐ著者が著した畢生の大作、待望の復刊。 巻末に、訳者による作品紹介『「語り」と「騙り」の見分け方――「フーコーの振り子」のメッセージ』を収録。 【全3巻】
  • 歴史が後ずさりするとき 熱い戦争とメディア

    歴史が後ずさりするとき 熱い戦争とメディア

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,914円 (税込)
    グローバル化された世界の中での軍事衝突,ポピュリズムや原理主義の台頭,娯楽化するメディア…….歴史があたかも進歩をやめて後ずさりしはじめたかに見える二十一世紀初めの政治・社会の現実に鋭い批判の矢を放ち,異文化への理解や教育のあり方,知識人の使命について独特のアイロニーに富む文体で深い洞察を巡らす.

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  • プラハの墓地

    プラハの墓地

    小説・文芸

    -
    1巻2,200円 (税込)
    ユダヤ人嫌いの祖父に育てられた、稀代の美食家シモーネ・シモニーニは、文書偽造の仕事に就き、イタリア統一、パリ・コミューン、ドレフュス事件、そしてナチのホロコーストの根拠とされる史上最悪の偽書『シオン賢者の議定書』にまで関わることに。ウンベルト・エーコが描く、憎しみと差別のメカニズム!/解説=仲俣暁生
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

    もうすぐ絶滅するという紙の書物について

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻3,080円 (税込)
    ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール 老練愛書家2人による書物をめぐる対話。 「電子書籍元年」といわれる今こそ読んでおきたい1冊! インターネットが隆盛を極める今日、「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。 東西の歴史を振り返りつつ、物体・物質としての書物、人類の遺産としての書物、収集対象としての書物などさまざまな角度から「書物とその未来について」、老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。 博覧強記はとどまるところを知らず、文学、芸術、宗教、歴史と、またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。 この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より)
  • 薔薇の名前[完全版] 上

    薔薇の名前[完全版]

    小説・文芸

    4.4
    1~2巻3,300~3,520円 (税込)
    これは、中世の老修道士アドソが、見習修道士時代の体験を回顧して綴った手記である。そこに記されていたのは、彼が訪れた、北イタリアの修道院で起きた連続殺人事件の顛末だった。アドソが付き従っていたのは、理知的て論理的で誰もが驚嘆する推理力の持ち主であるイギリス人修道士、バスカヴィルのウィリアム。彼とともにアドソは、修道院の誇る、迷宮構造を持つ謎めいた文書館に足を踏み入れることになる。本書は、初版刊行以来、エーコ自身が加えてきた数々の訂正、削除等をすべて反映したものになっており、巻頭には、そうした修正について、2012年版に作者自身が寄せた付記も収めた。
  • ウンベルト・エーコのテレビ論集成

    ウンベルト・エーコのテレビ論集成

    小説・文芸

    -
    1巻3,740円 (税込)
    『薔薇の名前』の著者によるテレビをめぐるエッセイ集。「知の巨人」が、メディア、大衆、物語、文化批評、パロディ、映画といった多様な切り口で、テレビの本質を読み解く充実の一冊。
  • ウンベルト・エーコの世界文明講義

    ウンベルト・エーコの世界文明講義

    小説・文芸

    4.0
    1巻5,060円 (税込)
    現代屈指の知性が、思想、哲学、文学から、メディア、サブカルチャーまで縦横無尽に語った文明の秘密。「見えないもの」「陰謀」「絶対と相対」「炎は美しい」など。図版136点。

ユーザーレビュー

  • 薔薇の名前[完全版] 下

    Posted by ブクログ

    読んで良かった。とても面白かった。あんまり話すとネタバレになってしまうから、言わないが、本当に面白かった。難しい所も多々あったが、それでも面白かった。

    0
    2026年09月27日
  • 薔薇の名前[完全版] 上

    Posted by ブクログ

    以前の訳で読んだことがあるが、今回新訳が出たので再読。
    やっぱり面白い。今回は物語の筋は分かっているので、歴史的背景を詳しく調べながら読んでいるが、それがまた面白い。中世ヨーロッパの歴史がなぜか好きなのだが、十字軍前後、宗教改革の前の混沌した中世を生き生きと感じられる。
    ウンベルト・エーコーの凄みを感じつつも、楽しい読書時間を過ごせている。さて、下巻へ行くぞ。

    0
    2026年09月22日
  • 薔薇の名前[完全版] 上

    Posted by ブクログ

    複雑な構造の書院をもつ修道院にて、謎の連続殺人がおこる。それを追いながら、様々な宗教談義を行う主人公達。日本で言うと京極夏彦の百鬼夜行シリーズみたいな感じかな、知識が弱くて詳しいことは分からないけど異端にまつわることが謎の根幹にあるのかも。と、思ってたら終盤の書院に居た謎の女とやっちゃって、その後それについての超文学的なレビューで全部吹っ飛んだ。たった一回の行為だったみたいだけど、相当素晴らしかったんだね。
    ↓
    やさしい動きで、彼女の片手が、汗に濡れた私の身体に触れつづけていた。もはや安らぎではなく、炎の絶えたあとに、灰の下に残った火が、最後の輝きを放つかのように、私の奥深くで喜びが走った。いまでも私は、ためらわずに言うであろう。あれに似た喜びを味わうことが(私は夢のなかにいるかのようにつぶやいていた)、たとえ稀にでも(じじつ私にとっては、あのときが、唯一の経験であったが)、たとえ束の間であっても、また一瞬のうちに過ぎ去ってしまっても、この世で許された人間がいるとすれば、それは仕合わせな者であると。あのときには、あたかもおのれが存在しないかのように、少しもおのれ自身を感じることなく、存在そのものが稀薄になって、ほとんど無に帰してしまっていた。もしも死すべき身でありながら(私は自分に言いきかせていた)、東の間なりとも、私がいま味わったようなものを味わうことのできる者がいれば、この不正にみちた世界をただちに険しい目で見つめるであろう。
    このおぞましい日常の生活に心を乱されて、死の肉体の重みを、感じてしまうであろう…・・・・そのように、私も教えられてきたのでは、なかったか?あの至福のなかで、私の全精神を忘却へと誘ったものは、たしかに(いまにして思い当たるのだが)永遠の太陽の発する輝きであった。そして、あれによって生み出された喜びが、人間の心を開き、押し広げ、人間を大きな存在へと変える。人間がおのれのうちに抱えた帳を、大きく開ければ、もはや容易には閉ざせない。それは、愛の剣によって切りつけられ、開かれた、傷だから。それ以上に甘く、かつ恐ろしいものは、この地上にはないであろう。
    それにしても、太陽のもつ力はかくも強いものであるから、太陽はその光線によって傷を貫き、傷口を押し広げて、人間の心は開かれて眠れあがり、人間の脈という脈は切り開かれ、人間の力ではもはや思うままにおのれを動かすこともできなくなり、ただ欲望によってのみ動かされ、いま触れつつあるものによって精神は奈落の底へ燃えつきながら沈みこみ、いままでに生きてきた、そしていまも生きつつある、この現実によって、おのれの欲望もおのれの真実も覆いつくされてゆくのを見るであろう。そしてついに、おのれの喪失のうちで、呆然としているおのれ自身に、立ち会うのだ。
    このような、筆舌には尽くしがたい、内奥の喜びに浸りながら、私はまどろんでいた。

    0
    2026年07月30日
  • 薔薇の名前[完全版] 上

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃ面白い!こういうの大好きです!ミステリーとともに、当時の歴史と宗教(主にキリスト教)^も学べる。下地に中田あっちゃんのYouTube大学、世界史の知識がかすかに残っていたので、それとも繋がり余計に面白かったです。今下巻を読んでますが、ミステリー以外の色んなところに考えさせられる部分があり、読み耽ってます。同じ作者さんのプラハの墓地も買ってしまった!

    0
    2026年07月10日
  • フーコーの振り子(上)

    Posted by ブクログ

    テンプル騎士団はストーンヘンジでチベットだったんだよ!
    な、なんだってー!!
    みんな大好きMMRならぬEMR(Eco Mystery Reportage)。
    神秘学はないがしろにされがちだったため、様々な陰謀論を引き起こしていたが、エーコのオカルティズムネタ垂れ流しの逸品。

    0
    2026年06月05日

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