配信予定・最新刊

作品一覧

  • 粗忽長屋の殺人(ひとごろし)

    粗忽長屋の殺人(ひとごろし)

    小説・文芸

    4.7
    1巻748円 (税込)
    伊勢屋の婿養子がまた死んだ! 婿をとったお嬢さんは滅法器量よし、お店は番頭任せで昼間から二人きり。新婚は、夜することを昼間する、なんざ、それは短命だ……。ところがご隠居さん、次々に死んだお婿さんの死に方を聞くと、何やら考え始めて――。(「短命の理由」)古典落語の裏側に隠れていた奇妙なミステリー、ご隠居さんの謎解きが始まる!
  • デッドマン

    「鏑木特捜班」シリーズ

    小説・文芸

    4.0
    1~3巻759~924円 (税込)
    身体の一部が切り取られた猟奇死体が次々と発見された。鏑木率いる特別捜査班が事件を追う中、死体から蘇ったという男からメールが届く。自分を殺した犯人を突き止めるために協力したいとあり…。
  • 800年後に会いにいく

    800年後に会いにいく

    小説・文芸

    4.5
    1巻877円 (税込)
    クリスマス・イブの夜、残業をしていた飛田旅人のもとに突然動画メッセージが届く。「このままでは死んでしまう。あたしにスズランを届けて」。動画ファイルの作成日付は2826年12月24日。メイと名乗るその少女は何者なのか。なぜスズランが必要なのか。旅人はメイのために、“ある方法”を使って、800年後の未来に旅立つことを決意する。
  • かばい屋弁之助吟味控

    かばい屋弁之助吟味控

    小説・文芸

    4.0
    1巻880円 (税込)
    商家の大爆発、空を舞う振袖、豆腐小僧の怪……立ちはだかる数々の謎 罪なき者、この私が庇ってみせる。 訳あり手習い師匠の弁之助は、火付犯とされた男を救うため、お白洲に立つ!  暁の町に轟音がとどろく――漆問屋が爆発、主人は焼死した。捕縛され罪を認めたのは手代の男・忠吉。だが牢屋敷の混乱に乗じ逃げた忠吉は、大名家の子息で今は町人身分の弁之助に、無実を訴えた。 公事方御定書編纂にも関わった弁之助が調べると、現場に火薬の痕跡は無く、火事の折美しい振袖が空を舞ったという噂が。 弁護する者なきお白洲で、弁之助が冤を晴らす!
  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

    カンブリア

    小説・文芸

    3.9
    1~3巻902~1,034円 (税込)
    《能力》って、そんなに役に立つものじゃないんですよ。 物を持ち上げたければ手を使えばいい。 誰かと意思疎通したければ、その相手と話せばいい。 でも、あることに限り絶大な効果があるんです。 それは――犯罪です。 三鷹の賃貸住宅で若い女性が死亡した。当初は急性心臓死と思われたが、尾島警部補と相棒の閑谷巡査は過去にも同じ部屋で女性の突然死があったことを突き止める。だが怪しいと睨んだ大家・水田をいくら調べても、証拠は出てこない。感じたことのない奇妙な感覚を抱く中、尾島はこの事件の鍵を握る青年と出会い……。 虚ろな瞳が見つめる先には、若い女性の標的が。 常軌を逸した犯罪者を、黒ずくめのクールな刑事が追う!
  • デビル・イン・ヘブン

    デビル・イン・ヘブン

    小説・文芸

    3.4
    1巻935円 (税込)
    2020年、雑居ビルから、一人の老人が転落死。現場には「黒い天使」のトランプが落ちていた。刑事・諏訪は殺しと見て謎を追うが、直後、「聖洲署」への異動命令が! 聖洲署は、世界的なスポーツの祭典と同時に創設された「カジノ特区」にあった。聳(そび)えるタワー、巨大歓楽街、謎の自衛集団、死神と呼ばれる男、そして青眼の天才ギャンブラーの伝説── 東京湾に出現した楽園には、地獄の顎が開いていた!君臨する「天使」に審判の刃を向けるべく、凶弾迫る中、諏訪は汚濁の檻に挑む!一気読み間違いなし!最注目の新鋭による、傑作エンターテインメント!
  • 共謀捜査I 桜は闇に咲く ~警視庁生活安全部・真白春花~

    共謀捜査

    小説・文芸

    4.0
    1~2巻968円 (税込)
    警視庁生活安全部に所属する真白春花。 新宿二丁目に店を構えるカンナから相談があったつきまとい被害の調査後、 店で襲撃を受けたことをきっかけに、反社会組織の元構成員である黒主泰斗と顔見知りになる。 警察官である自分は関わってはいけない人物…… そんな中、カンナの知り合いの転落死を皮切りに、 カンナにも魔の手が伸びてきて―― 春花は真相を突き止めるべく黒主と手を組み、 新宿二丁目に隠された利権争いの陰謀に挑む!
  • ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

    ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

    小説・文芸

    4.4
    1巻990円 (税込)
    なぜ、お前は人を殺すんだ? 誰が俺たちを襲うのか? ロボットによる殺人事件の真相は? 襲い来る謎の組織! 機械嫌いの刑事が“存在すべからざる”女性型ロボットとの逃避行の末に辿り着いた、衝撃の真実とは。 警視庁第一機動捜査隊の相崎按人は、ありえない殺人現場に遭遇した。ジャンヌという女性型ロボットが主人を殺害、死体を洗浄していたのだ。 尋問では犯行を認めたが、動機は守秘義務を盾に黙秘。そして人間に危害を加えてはならない「ロボット三原則」には抵触しないと主張する。 製造元への移送を命じられた相崎だったが、武装集団に襲撃され……。衝撃の近未来SF×ミステリ。
  • スノウ・エンジェル

    スノウ・エンジェル

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    「天使様、お助け下さい」歩行者天国に暴走車を突っ込ませた後、通行人を殺害した男が、謎の呟きを残して百貨店の屋上から飛び降りた。新種の合成ドラッグ〈スノウ・エンジェル〉が原因と睨む厚生労働省の麻薬取締官・水月笙子は、その根絶を狙い、ある男に捜査協力を求めた。神西明、元刑事。九年前に相棒を殺され、犯人五人を射殺、そのまま逃亡して首謀者・マシューを追い続ける男だった……。起こりうる近未来の薬物犯罪を描く、黙示録的警察小説!
  • 豪球復活

    豪球復活

    小説・文芸

    3.9
    1巻2,090円 (税込)
    俺は「消えるボール」で人を殺した。 記憶障害により全てを忘れてしまった天才投手・矢神大は、ある日、昔の自分が書いたノートを発見する。そこには失われた豪速球の投げ方と、奇妙な殺人の告白が書かれていた――。 あのストレートを、もう一度投げるんだ。失くしてしまった自分を取り戻すために。 東京ティーレックスの絶対エース・矢神大、失踪――。日本中が大騒ぎになる中、ブルペンキャッチャーの沢本拓は、わずかな手がかりを頼りにハワイへ飛び、ホームレスになっていた矢神を発見する。矢神は記憶障害に陥り、ボールの投げ方を忘れてしまっていた。何とか再起させたいと願う沢本、だが球団は矢神に戦力外を通告する。 そんなある日、矢神は自宅の地下で手書きのノートを見つける。そこには自分の投球技術に関する詳細な記録と、奇妙な告白が書かれていた。矢神が昔投げて、人を殺した「消えるボール」は封印する、と――。 矢神の豪速球は復活するのか。そして、殺人の告白に隠された驚くべき秘密とは。

ユーザーレビュー

  • ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

    Posted by ブクログ

    家事ロボットが殺人を犯した。
    ロボット三原則の壁をいかにして乗り越えたのか。
    好みの設定でとても面白かった。
    ロボットを輸送中襲撃を受け、殺人を犯したロボットを捕まえるべき刑事と当のロボット2人の逃避行が始まる。
    2人だけでいるうちに刑事側の心境が少しずつ変わっていくのにニヤニヤした。
    未来の日本の様子なども興味深く描かれていた。
    ラストはちょっと怖い。

    0
    2026年06月06日
  • デッドマン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    十三年も前に書かれたものとは思えないほど、知識もテクノロジーも古臭くない。
    まず、登場人物たち皆キャラが立ってて“いいヤツ”なので、読んでいて全くストレスがないし好感が持てるので警察側に感情移入しやすい。
    謎や殺され方も使い古されたものではあったけど、ホワイダニットが斬新。気持ちよく騙された〜!
    ただ、ホントに…犯人側が切ないし、マジで最後はエーンお前が死ね〜(包丁を振り回す絵文字)になってしまうので、そこだけモヤる…。猿が死ななくてよかった…。

    0
    2025年02月12日
  • ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

    Posted by ブクログ

     数ヶ月前であれば、恐らくただのSFミステリ=エンタメ小説とだけ思って読んだことだろう。
     これは日本の抱える人口動態の問題、その行く先を端的に指し示したものであると同時に、「人間とは何か?幸福とは何か?」の問いに応えようとする哲学の入門書でもある。
     失われた30年の結果である「今」、そして「未来」において人は幸福をどのように考えるとよいのか?善悪の問題や介護問題、そして国防問題も絡めながら考えられるよい書籍だった。

     個人的には、コスモ・バビロニア主義における洞察力に優れた人(ニュータイプ)による統治が最も合理的であるように思うが、この論を出した瞬間、差別の問題が起きてくる。ヒトはその本質から差別の問題をクリア出来ておらず、合理性は必ずと言っていいほど分断と憤怒の嵐を巻き起こす。恐らくは既得権益層の損失、自己愛憤怒を刺激するというのが大きな理由だ。個人主義がはびこるのをヒトという種は抑制できていない。「智を以て愚に説けば必ず聴かれず」ということにつながるのはこういうところからだろう。

    加害者(悪)がなぜそうなったのか?について知ろうとしない、考えを止めている点で、結局ジャンヌも中途半端な知識しか持っていないことになる。それでいて善悪を断じるとは片腹痛い。思考し続けることを止めた存在は決して神ではない。それ故、ジャンヌは別のタイプの人間…というだけの存在、不完全な存在という枠は出ていないものと考えられる。
    進化という歴史の中でなぜ悪存在が淘汰され得なかったのかについて思いを馳せるべきだろう。

    0
    2024年06月05日
  • 800年後に会いにいく

    Posted by ブクログ

    文庫本の表紙の裏に書いてあった8行のストーリーを読んで、すぐに手に取りました。
    どうやって800年後に行くのか、壮大な設定にとてもワクワクしました。
     タイムスリップ物は、時空の穴みたいな所にいつの間にか紛れ込んで、とか意識失って気づいたら、というのがお約束ですが、このお話では現実的なタイムスリップ方法が書かれていて本当にいつかできるのではないかと思わされます。
     物理、生物、科学、哲学、神話、などなど教科書を読んでいるような難しい言葉が沢山出てきます。ストーリーを追うだけで精一杯でしたので、すべてを理解するために、もう一度読みたいと思います。
     想像していたような結末ではなかったのですが、SFのストーリーではなくより現実的な着地で良かったのかなと思います。
     久しぶりに面白い小説に出会えました。

    0
    2023年10月13日
  • ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

    Posted by ブクログ

    ロボット三原則があるにも関わらず殺人を行ったロボットの犯行理由、原則の回避方法を巡るお話

    以下、公式のあらすじ
    ---------------
    彼女は、なぜヒトを殺せたか?
    改変不能の「自律行動ロボット三原則」を埋め込まれ、バグもなく正常な家事ロボット〈ジャンヌ〉。
    “不可能な殺人”を犯した彼女に対峙した刑事が、衝撃の事件の先に見たものとは――
    まさに今読むべき、大興奮のSF×ミステリ・エンターテインメント!

    「私は、自律行動ロボット三原則に逆らう行動はできません」
    人口が5000万人まで減少した2060年代、ロボットの存在は珍しいものではなくなっていた。
    ある日、警視庁の刑事・相崎按人は“ありえない”現場を目撃する。
    政府主導で開発された家事用人間型ロボットが主人を殺害し、風呂場でその死体を洗っていたのだ。
    〈ジャンヌ〉と名付けられたそのロボットにも、人間に危害を加えることを禁じる「自律行動ロボット三原則」が組み込まれ、絶対に人を殺せないはずだった。
    バグが疑われたが、科捜研での検査では異常なし。
    急遽、製造元のJE社への護送を命じられた相崎は、道中、謎の武装集団の襲撃に遭う。
    その絶体絶命のピンチから相崎を救ったのは、なんとジャンヌだった……。
    ---------------


    犯行の現場の状況から、物語の定番の展開が推測できてしまう
    それを基に原則が回避できた理由も容易に想像がつく
    終盤のあのセリフまんまを序盤に思いついてしまう自分の物語摂取量が嫌になっちゃうね

    でもまぁ「どうやってそこに至ったのか?」という予測はちょっと外れたかな
    シェリーの神格化めいた展開ではなかったですねぇ
    聖書での殺した人数の最多は神という余計な知識がある故か……

    襲撃者達の背後の存在も、殺人ができるロボットを欲していて、それなりの権力を持っているという条件なら大まかな該当組織は一つでしょうよ

    なのでストーリーとしてはまったく意外な点がなかったけれども
    読み終えるとまるで哲学書を読まされたような読後感


    襲撃者を撃退した際にジャンヌが語ったフレーム問題回避の説明
    思考プロセスがを有限に設定されているからというけど、5段階というのはプロセス数が少なすぎないか?
    もしくは、副次的な事象を細かく分ければいくらでも人間を害せるように思える

    このセリフ自体がフェイクの可能性もあるんだけど、ここで敢えてジャンヌが「嘘」をつく必然性が思い浮かばない
    という事は、正規の思考ルーチンなんでしょうねぇ
    ってか、本当に危ういな


    リアルにAIの法整備が行われるケースを考えると、かなり難易度が高いのを実感する

    今更ロボット三原則なんて単純なものは採用しないだろうけど
    今作のような大原則があったとして、附則や細則の文言や言葉の定義が難しい

    何をもって対象を判別するのか?という問いの絶対的な正解はない
    世の中にあふれる他のSF作品でも、アンドロイド、サイボーグ、ヒューマノイドの人権に関する議論がされてあったりするし
    明確な定義ってその時代や社会背景によって如何様にも変化しうる


    リアリティという観点では杜撰な設定だけど、思考実験としては面白い題材でした

    0
    2023年09月17日

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