配信予定・最新刊

作品一覧

  • 怪談 決定版
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    1巻1,430円 (税込)
    妻セツの語りに魅了され、日本の古い伝承物語を叙情溢れる筆致で語り直したハーンの再話文学。最も代表的な『怪談』完訳に、『骨董』『霊の日本』等から集めた主な怪奇譚60篇超を詩情豊かな訳で贈る。
  • 英国貴族と侍日本 憧れの国・イギリス、豊かさの国・ニッポン
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    文化の成熟を誇り、経済停滞に悩む欧州の島国。お金持ち気分に酔いしれ、精神的支柱を見失いつつある東洋の島国。…この両国が、21世紀を目前にして、ともに学びあい、ともに刺激しあう、良きパートナー・シップスへの方策を探る。

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  • 学研学習まんがシリーズ まんがで読む小泉八雲「怪談」
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ギリシャ生まれの作家、小泉八雲が著した怪奇文学作品集「怪談」をまんが化。話の流れがつかめるまんがと、まんがを補足説明したコラムで、楽しみながら名作の世界を知ることができる。初めて読む人でもすらすらと読め、入門書に最適の書。
  • 新編 日本の面影【全2巻 合本版】
    -
    1巻1,210円 (税込)
    代表作『知られぬ日本の面影』から、詩情あふれる新訳で合計21編を新編集。ハーンの描く、失われゆく美しい日本の姿を感じる、文庫オリジナルの新訳決定版。 はじめに 東洋の第一日目 盆踊り 神々の国の首都 杵築――日本最古の神社 子どもたちの死霊の岩屋で――加賀の潜戸 日本海に沿って 日本の庭にて 英語教師の日記から 日本人の微笑 さようなら 弘法大師の書 鎌倉・江ノ島詣で 盆市 美保関にて 日御碕にて 八重垣神社 狐 二つの珍しい祭日 伯耆から隠岐へ 幽霊とお化け 思い出の記 小泉節子 ラフカディオ・ハーン略年譜 ※本書は「新編 日本の面影」「新編 日本の面影 II」の2冊を合わせた合本版です。
  • 小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために
    4.7
    1巻1,188円 (税込)
    まだ西洋というものが遠い存在だった明治期、将来、日本の学問や文学を背負って立つ学生たちに深い感銘と新鮮な驚きを与えた、最終講義を含む名講義16篇。生き生きと、懇切丁寧に、しかも異邦の学生たちの想像力に訴えかけるように、文学の価値とおもしろさを説いて聴かせる。ハーン文学を貫く、内なるghostlyな世界観を披歴しながら、魂の交感ともいうべき、一期一会的な緊張感に包まれた奇跡のレクチャー・ライブ。
  • 熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    根の国=死と再生の地、熊野 大和朝廷に恐れられた熊野の真の姿とは! 日本書紀編纂から一三〇〇年。 熊野三山のご神体は、巨木であり、巨岩であり、滝である。 自然を崇拝する原始宗教が色濃く残る熊野は、神話において出雲との共通項が多く、どちらも死を連想させる。 日本書紀にイザナミの埋葬地と記されている熊野、花の窟。 オオクニヌシは、木の国(紀伊国)から、スサノヲの治める根の国へ行った。 死と再生の地である「根の国」こと熊野の姿に、熊野に深い縁を持つ5人の筆者が迫る。 スサノヲの熊野とアマテラスの伊勢 ~暮らしの中に生きる記紀神話~ 池田雅之(早稲田大学名誉教授) 熊野神話と出雲神話 ~太平洋文化と日本海文化から読み解く~ 三石学(みえ熊野学研究所運営委員長) 魂のゆりかごに還る  中上紀(作家) 熊野から日向神話の里へ 桐村英一郎(三重県立熊野古道センター理事) 熊野と渡来 ~彼方から寄り来るもの~ 秦まゆな(日本文化案内人)
  • 小泉八雲
    -
    1巻990円 (税込)
    2025年度の連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公小泉セツの夫・小泉八雲について、セツとの関係や作品のルーツとなる生涯を辿る。
  • 小泉八雲 日本美と霊性の発見者
    4.0
    1巻968円 (税込)
    教師として日本各地を訪れた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、庶民生活の中にある「単純、善良、素朴さ」を愛す一方、西洋化を推し進める「新日本」に幻滅する。彼が見つめ、追い求めたものとは何か。横浜上陸から松江・熊本・神戸そして東京で亡くなるまで――八雲文学研究と邦訳の第一人者が、作品・書簡・講義録等から、十四年間の足跡と心の軌跡を辿る。いま、私たちが見直すべき日本文化を再発見するための八雲案内。 はじめに――失われゆく日本の心を見つめて 第一章 小泉八雲はなぜ日本にやって来たのか――漂泊・幽霊・ユートピア 1 激情家・小泉八雲の生涯をたどる 2 日本という永遠のヴィジョン 3 八雲の松江 松江の八雲 4 二つの日本ござ松江から熊本へ 5 なぜ熊本を去ったのか 第二章 教育者としての小泉八雲――想像力・共感・非個性 1 教育への情熱 2 教育における想像力とは何か 3 語り部のかたりなす文学講義 4 〈ゴーストリィー〉なものの響き合い――『怪談』と『講義録』の関連性 第三章 小泉八雲が私たちに語りかけてくるもの――死者と生者の共同体 1 原風景をたどるござ自伝的断篇が伝える霊的世界 2 夢の小宇宙としての再話文学 3 〈永遠に女性的なるもの〉をめぐって 4 妖精たちの棲むところ 小泉八雲略年譜 参考文献(参照した八雲関係の著作) あとがき――真・善・美へと向かう歩み
  • 新編 日本の怪談
    -
    1~2巻902~968円 (税込)
    ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が見出した美しい日本の怪談集。耳無し芳一、雪女、ちんちん小袴など、ハーンの代表作を詩情豊かな新訳で収録します。ハーンによる再話文学の世界を探求する決定版!!
  • NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影
    3.7
    1巻880円 (税込)
    アイルランド人の父とギリシャ人の母の間に生まれたラフカディオ・ハーン。彼はなぜ、日本に帰化して小泉八雲となったのか。『怪談』と並び称される代表作『日本の面影』に、彼が深い愛情をもって描いた明治の日本の姿を通して、近代日本の歩みの意味を考える。
  • 猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」
    -
    世界中で愛されている奇跡のミュージカル「キャッツ」。ノーベル文学賞詩人の原作者・エリオットがちりばめた、言葉遊びや造語を読み解きながら、幸せ探しの旅をたどる。猫たちのプロフィールとイラスト付き。
  • 新編 日本の面影
    -
    1~2巻660~825円 (税込)
    日本の人びとと風物を印象的に描いたハーンの代表作『知られぬ日本の面影』を新編集。「神々の国の首都」「日本人の微笑」ほか、アニミスティックな文学世界や世界観、日本への想いを伝える一一編を新訳収録。

ユーザーレビュー

  • 小泉八雲 日本美と霊性の発見者

    Posted by ブクログ

    某所読書会課題図書:小泉八雲の生涯を辿りながら、彼の日本に対する感性がどのような背景から生まれたかを皮切りに、綿密な考察が続く.日本人が気づかない独特の文化に光を当てて、西洋に人々に紹介していることは、非常に新鮮な感覚で受け止めることができた.彼の作品には再話文学と称される他の人があまり取り組まないものがある.一般の小説とはやや異なる発想で書いているもののようだ.具体的な作品を読んでいないので評価はできないが、その雰囲気は著者の描写で感じ取ることができた.

    0
    2025年11月19日
  • 新編 日本の面影 II

    Posted by ブクログ

    明治時代の中国地方の風俗とかがエッセイみたいに記録してあって、外国の人が見た日本だから、日本人なら当たり前だったから書かなかったところが書かれていて記録として面白い。日本人が他の外国の記録を読んでるみたいな気持ちにすらなる。一方で確かにこれは日本人だなぁという行動が記載されていて、ちょっと誇らしくなったり、この頃からこうなんだなと不思議に思ったり情緒が忙しい。

    0
    2025年04月29日
  • 新編 日本の面影 II

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・弘法大師の書
    ・鎌倉・江ノ島詣で
    ・盆市
    ・美保関にて
    ・日御碕(ひのみさき)にて
    ・八重垣神社
    ・狐
    ・二つの珍しい祭日
    ・伯耆(ほうき)から隠岐(おき)へ
    ・幽霊とお化け
    ・思い出の記…小泉節子

    種本である『知られぬ日本の面影』は、日本のことを知らぬ外国向けに書かれたものなので、一つ一つのものや行為の文化的・宗教的背景などを丁寧に説明しているのだけれど、先に出た『日本の面影』の収録から漏れたこちらの作品は、説明の丁寧さよりも、子どものような素直な好奇心で持って眺めているハーンの眼差しが強く感じられた。

    日本文化の中のワビサビを尊び、枯れたものの中にもののあはれを感じているはずの

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    2021年06月28日
  • 小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために

    Posted by ブクログ

    『本の内容について独自の意見を表明できない人は、誰であれ、本当の読書をしている人とは言いがたいのである』―『読書について』

    小泉八雲がラフカディオ・ハーンという聞き慣れない名前の外国人であると知った時の驚きは、子供の頃に耳なし芳一の話を教科書で読んだ世代には共通の驚きではないだろうか。今時分の子供であれば近所に外国籍の隣人がいたり、同級生に目鼻立ちがすっと通った子がいたりするのかも知れないが、昭和40年代の子供にとって外国とは「わんぱくフリッパー」や「名犬ラッシー」や「じゃじゃ馬億万長者」のような見たことのない国のことで、名前だってサンディやデイジーのような響きがするものである筈で、鎌倉時代

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    2020年03月02日
  • 小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために

    Posted by ブクログ

    小泉八雲の講義録。
    あの時代の講義録が残ってるってすごくないですか。。。ほぼ受講生の筆記と講義ノートでしょ。。。
    しかも小泉八雲の授業を受けられるってうらやましすぎる。

    「読書について」なんて少しドキリとしながらも。

    最後は、日本語なんだよな。どれだけ海外のものを研究したとしても、日本語がダメだったら話にならないんだろうな。

    0
    2020年01月27日

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