作品一覧

  • 芸人たちの芸能史

    芸人たちの芸能史

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    「僕はあらゆるジャンルの芸能史が流れこんでくる川をみつけてダムをつくることにした」。大道芸、能・狂言から、現代のお笑いにいたるまで、芸能にまつわる光と影をなぞりつつ、マスメディアの時代における「芸」「芸人」のありかたを考える。すべての芸への限りない愛と敬意とともに語られる、唯一無二の日本芸能史。〈解説〉児玉竜一
  • 無名人名語録

    無名人名語録

    小説・文芸

    5.0
    1巻660円 (税込)
    ドキッとしてハッとする名言の数々。巷に生きる無名人が残した名言・箴言・格言・警句の傑作を、どうぞ声を出して読んで下さい――日本全国1億2000万人が創った、名言・箴言・格言・警句。巷に生きる無名人が残した言葉を、ひたすらメモしてみると、時にドキッとするような内容にであう。ジッとかみしめ想いをひろげていくと、何かそこはかとない共感と連帯の気持ちがわいてくる。ここに集めた傑作を、どうぞ声をだして読んでください。
  • 夫と妻

    夫と妻

    小説・文芸

    4.5
    1巻858円 (税込)
    西暦2000年を期して,六輔ワールド第2幕がいよいよ開幕! 〈もっと粋に生きなくちゃ〉-語録や対談〔中山千夏・辛淑玉〕,講演録のなかに,世の中の夫婦関係,男女関係の不思議さ,おもしろさが浮かび上がる.淡谷のり子さんの追悼講演には,著者だけが知るエピソードがふんだんに.〔『親と子』同時発売〕

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  • 伝言

    伝言

    小説・文芸

    4.0
    1巻836円 (税込)
    「戦争は嫌でございます.親孝行ができませんし,何しろ散らかしますから」―これは新内の岡本文弥さんの言葉.伝えなければいけない言葉がある.そして言葉には伝え方がある.言葉の職人たる著者が,3年ぶりに紡ぎ出す六輔ワールド,いよいよパワーアップして,真摯にそして楽しく,智慧の言葉の数々を繰り広げる.

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  • 芸人

    芸人

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻836円 (税込)
    「人間である前に芸人であってほしい!」「客がよくなきゃ芸人は育ちません.芸人が育つような客がいませんね」―語録と対談・講演録で構成するご存じ六輔ワールド,いよいよ著者の原点ともいうべき世界.ひとつの笑いがどれだけ人生を豊かにできるか―「僕は芸人への尊敬と愛着の念をこめて,この本を書いた」.

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  • 大往生

    大往生

    小説・文芸

    4.0
    1巻880円 (税込)
    人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.

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  • 老い方、六輔の。

    老い方、六輔の。

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,222円 (税込)
    永六輔さんの著書、待望の電子書籍化! よく老いることは独り上手になることです。生きるということ、死ぬということ、「選べる死」があってこその人生設計、言葉にもっと敏感になろう、もう1人の自分と出会う旅など、「生き方の達人」が提案する老い方の極意。
  • 坂本九ものがたり 六・八・九の九

    坂本九ものがたり 六・八・九の九

    小説・文芸

    4.0
    1巻594円 (税込)
    日航機事故で逝った人気者九ちゃんと最も親しかった著者が、「上を向いて歩こう」大ヒットのころなど数々の知られざるエピソードで綴る哀惜の書。
  • あの世の妻へのラブレター

    あの世の妻へのラブレター

    小説・文芸

    4.0
    1巻607円 (税込)
    「貴女が亡くなってから毎日書き続けている絵葉書はまもなく千通を越えます。切手を貼ってポストに入れて配達されるのを楽しんでいます。これから書く文章は、貴女へのラブレターです」最愛の妻を癌で亡くした著者の心に去来する、終末医療・在宅医療を巡る想い。エッセイとともに対談や座談を収録。
  • 明るい話は深く、重い話は軽く

    明るい話は深く、重い話は軽く

    小説・文芸

    4.0
    1巻572円 (税込)
    伝えたい言葉、残しておきたい言葉もあれば、心に響かない言葉、無味乾燥な言葉もある――。日本中を旅して思ったこと・感じたことから、ボランティアの正しいあり方、殺伐とした世の中を和ませる秘訣まで、「出たきり老人」と異名をつけられた著者の「話」の妙味を集大成。
  • 職人

    職人

    小説・文芸

    3.9
    1巻814円 (税込)
    「職業に貴賎はないというけれど、生き方には貴賎がありますねェ」モノをつくる職人さんたちならではの知恵に満ちた言葉の数々を軸に、対談・インタビュー、そして講演録などで構成する紙上バラエティ。『大往生』『二度目の大往生』に続く、ご存じ永六輔ワールド第3弾。著者いわく、「僕はこれを一番書きたかった」。
  • 商人(あきんど)

    商人(あきんど)

    小説・文芸

    3.8
    1巻836円 (税込)
    「つくるのは努力すれば誰でもできますが,売るとなると才覚がありませんとねェ」「屏風と店は拡げると倒れやすくなります」「〈約束を守る〉〈嘘つかない〉〈言い訳しない〉,これがすべてや」-思わず膝を叩き,ときにハッとさせられる智恵の言葉の数々.語録・対談・講演録で構成する六輔ワールド,いよいよフィナーレ.

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  • 親と子

    親と子

    小説・文芸

    3.6
    1巻836円 (税込)
    親が人生のなかで得た知恵を子どもに伝えるには? 〈お互い,本気で勝負しなければダメ〉-ラジオでリスナーと交流し,全国を訪ね歩いて考えてきたことを,おなじみ,紙上バラエティで.亡くなった母のこと,また,娘との対談など,著者の素顔もそこかしこに.同時発売の『夫と妻』とあわせ,人間関係のタテヨコを語る.

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  • 二度目の大往生

    二度目の大往生

    小説・文芸

    3.6
    1巻880円 (税込)
    「人間は病気で死ぬんじゃない.寿命で死ぬんだよ」「がんばってくたびれちゃいけません.くたびれないようにがんばらなきゃ」――生きる知恵に満ちた庶民の言葉の数々,そして,「一人対談」や講演ドキュメントで構成する紙上バラエティ.思わず笑い,やがてしんみり考えさせられる.『大往生』二百万読者におくる待望の第二弾!

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  • 嫁と姑

    嫁と姑

    小説・文芸

    3.5
    1巻836円 (税込)
    「秋茄子は嫁に食わすな」「姑と嫁の良いのは物怪の不思議」-昔から嫁姑をめぐる諺には事欠かない.諺や語録,対談・講演録を交えつつ,嫁姑のあり方のこれまでとこれからを語り,賢いつきあい方を考える.読者のリクエストに答え,『夫と妻』『親と子』に続く3部作の完結編.ご存じ,六輔辻説法はいよいよ快調!

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  • おしゃべり文化―会う人はみんな僕の薬

    おしゃべり文化―会う人はみんな僕の薬

    小説・文芸

    3.5
    1巻660円 (税込)
    その言葉で励まされ、その言葉と生きてきた。――五木寛之さん、黒柳徹子さんから近所の大工さんまで。日本全国、有名無名、いろんな人と会って語って、知恵をもらった。50年の仕事で心に残った、優しく厳しい言葉の文化! 初めに言葉ありき―― その言葉にめぐりあい その言葉を友とし その言葉で励まされ その言葉のままに その言葉と生きてきた その言葉は……。 誰にもあるそんな言葉を思い起こして1冊にまとめてみた。通りすがりに聞こえた言葉。インタビューで答えた言葉。対談で忘れられない言葉。人に逢い、人と語り、マスメディアの中で、教えられ、育てられた数々の言葉。そうしたおしゃべりも活字文化や映像文化と同じ文化として考え直すべきだ。だから名づけて「おしゃべり文化」。 ●「出家」とその妻 ●坊主の息子vs.牧師の息子 ●集団離婚宣言 ●男も化粧を ●戒名のいる人、いらない人 ●「老いて美しく」の勘違い ●待ち合わせは本屋で ●「ひとりではできません」 ●恥をかくのがいい気持ち ●「心の主治医」に聞く
  • 大晩年 老いも病いも笑い飛ばす!

    大晩年 老いも病いも笑い飛ばす!

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    ベストセラー『大往生』から20年。パーキンソン病とつき合いつつ80歳を迎え、さらに前向きに暮らす。「死ぬのが怖くなくなった」実感や日常、両親や友との思い出を語る
  • 言っていいこと、悪いこと~日本人のこころの「結界」~

    言っていいこと、悪いこと~日本人のこころの「結界」~

    小説・文芸

    3.5
    1巻572円 (税込)
    いろいろな人が聞くラジオのスタジオから心地よい風を送り出したいと思って五十年。言葉の世界にも結界──すなわち超えてはならないことがある。あるときは結界を踏み越えることで古い価値観が崩れ、世の中を変えてゆく。しかし逆に、時代が変わっても触れてはいけない結界もある。そんな人間と結界のむずかしい関係を考える。
  • 生き方、六輔の。

    生き方、六輔の。

    小説・文芸

    3.3
    1巻1,222円 (税込)
    永六輔さんの著書が、待望の電子書籍化! ――天才の秘密はかなりの部分で解明されたが、それでもまだ十分ではない。もともと永六輔という存在そのものが不可解なのである。しかし、これまでに本書のようなものが出版されたことがあっただろうか。つまり、解剖しきれなかった部分については、これからも私は執拗に挑戦するつもりである。 『生き方、六輔の。』によって、あなたの生き方も変わる。私はそう確信している。 矢崎泰久 ――あとがきより
  • 「無償」の仕事

    「無償」の仕事

    小説・文芸

    3.0
    1巻605円 (税込)
    「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように」――六輔流ボランティアのある生き方 「生きているのではない生かさせていただいているのだ」父の口癖だった。 「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように……」これも父の口癖。もの心ついたときからボランティアの仲間に囲まれていた。ボランティアというのは「生き方」なのだということも教えられた。だからといって、ボランティアだけで生きてきたわけではない。音楽、放送、出版、いろいろなジャンルですぐれた仲間と出逢い、ラジオを中心に、印税という収入も増えた。 『「無償」(ただ)の仕事』というタイトルを誤解しないでいただきたい。僕の場合、決して、立派な「無償の仕事」ではない。落語のなかのセリフだが「いただけますればいただきますが いただけませんければいただきません」に通じている。 ●「頑張ってください」 ●する側、される側 ●いい割りばし、悪い割りばし ●鬼のような人 ●お寺とボランティア ●だめなお母さん ●腑に落ちないサービス料 ●ハガキの点滴 ●「雨ニモマケズ」 ●四天王寺の精神
  • 大語録 天の声地の声

    大語録 天の声地の声

    小説・文芸

    3.0
    1巻832円 (税込)
    愛について、老いについて、死について。そして、政治、芸術、ゲイについて。生涯旅人生の著者が日本ばかりか外国でも〈盗み聴き〉して集めた日本人のホンネの言葉辞典。「これは!!」「ウーム!?」「こわ~い」の名語録が続々。権威もタテマエも関係ない〈無名人〉は強し!!『大往生』も実はこの本がモトなのだ!!
  • 上を向いて歩こう年をとると面白い : 人は歌と生きている!

    上を向いて歩こう年をとると面白い : 人は歌と生きている!

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    人は歌と生きている! 悲しい時、うれしい時、淋しい時、人はいつも歌ってきた。 歌い継がれてきた名曲と自らの思いを込めた日本の歌と人の物語! パーキンソン病、前立腺がん、相次ぐ骨折……病や怪我にもめげず、 前向きに戦う永六輔さんの姿に大注目! 永さんいわく、「人も歌も、年をとると面白い!」 「才人・永さんをあらためて感じた。そして私は読みながら口ずさんでいた」(黒柳徹子さん) 「笑いながら、うなずいている本。永六輔は天才だが、面白い天才だ!」(大橋巨泉さん)
  • 叱る、だけど怒らない

    叱る、だけど怒らない

    小説・文芸

    3.0
    1巻550円 (税込)
    好きな言葉・記憶に残る言葉・忘れられない言葉。言葉は時代。時代と一緒に生まれて、変わっていくもの……。けれど、どんな時代になっても背筋をピンと伸ばし、きれいな日本語を使いたい。言葉、からだ、気持ちから、生き方まで。ちょっとおせっかい、でも心を込めて「ルールよりはマナー」と優しく諭(さと)す。
  • 話す冥利、聞く冥利

    話す冥利、聞く冥利

    小説・文芸

    1.0
    1巻605円 (税込)
    昔懐かしい「お坊ちゃん・お嬢さん」という言葉、絶滅寸前の「雷オヤジ」、風化しつつある戦争体験、残さなければいけない伝統の職人芸から、韓流(はんりゅう)ドラマがブームの理由(わけ)、女性専用車両、プロ野球の球団合併の是非まで……。“話術の達人”でもあり、“名聞き役”でもある著者が、縦横無尽に、平成の世相に苦言を呈する。愛情を込めて聞き、単刀直入に物申す。
  • むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く

    むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く

    小説・文芸

    -
    1巻1,300円 (税込)
    草創期のテレビ番組に関わり、作詞家としても戦後の数々のヒット曲を生んだ放送作家の著者が、わかりやすく「いま」を読み解き、この混迷深い時代に何を希望として生きるべきか探る渾身のエッセー。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 暴力団ならびに田舎ッペェ諸君!

    暴力団ならびに田舎ッペェ諸君!

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    千変万化のテクニックを駆使したエッセイ本。ショ-ト・ショ-ト、「誌上講演会」などなどのスタイルをとりながら現代をエイ角に表現するお楽しみ半分、真面目十分の誌上パフォ-マンス劇場。正しい暴力団と日本のエリート、田舎ッペェへの卑屈な東京ッポ18代目の愛情仁義!! ●「暴力団」と「田舎ッペェ」、日本と日本人を考えるときに、この二つの言葉ははずせないぞと思う。世界の田舎ッペェ、日本人。世界の暴力団、日本人。つまり、嫌われ、軽蔑されている日本人。もちろん、この差別感があったからこそ反撥して、世界の実力者にもなりました。田舎ッペェも、暴力団も、弱気を隠し突っぱってなければ、生きていけないという共通点があります。――「あとがき」より――
  • なんといううまさ なんというへた

    なんといううまさ なんというへた

    小説・文芸

    -
    1巻1,045円 (税込)
    うまい芸、へたな芸。よい舞台、ダメな舞台。マイナー、メジャーの分けへだてなく、有名無名の差なく、ホンネで芸能人たちを寸評。「うまい、またみたい!!」「へたくそ、カネ返せ!!」「とはいうものの客にもいい客になるための修業が必要だ」。七転八倒、手当たり次第の観劇三昧!! 毎日のごとく劇場通いをしている著者による、いまの芸能人査定大全。 ◎危険なパーティ 岡田茉莉子、賀原夏子。ジェームズ三木の脚本。 はずまない喜劇でイライラする。そんなとき、三越劇場の天井のステンドグラスは見ていて飽きないので助かる。喜劇の演出家が少なくなったんですね。そして喜劇のできる女優もさらに少なくなって残念。どこかで「自分は美しい」と自負している女優は悲劇だけをやってて欲しい。 ◎唐来参和  「鮮やか」という言葉以外にない2時間だった。舞台、高座、大道を積み重ねた小沢昭一の芸の秘密をのぞき込んでいるようなスリルもあった。僕が役者だったら、この舞台を観て廃業してしまうと思う。役者でなく、観客で良かった。 ◎ヴァージニア・ウルフなんかこわくない この芝居に赤ン坊を連れてきた女が三人もいた。アグネスの一件以後ますます増えつつある傾向だ。バカ。アメリカ演劇の代表作だが、渡辺美佐子は下半身が日本のオバサンのままである。「化粧」後遺症であろう。杉浦直樹が下半身日本人オバサンを相手にきちんとアメリカ人風であった。 (本文より一部を抜粋)
  • 『この本ください!』

    『この本ください!』

    小説・文芸

    -
    1巻1,045円 (税込)
    軽薄短小の御時勢へのオジサンの口舌口論! “口先ばっかり”の御旗に隠れて言いたい放題。御急ぎの方はまず松印のエッセイを,まあまあ時間のある方は竹印も、時間の一杯ある人だけ梅印まで御読みください。この本を読む方は必ず《注意書》を御読みください!!
  • 六輔流旅人生

    六輔流旅人生

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    旅支度は作務衣に紙袋一ツ。村人を集めて話をし、集まったお金は「村おこしのために」と置いてくる。量産体制でみかけなくなった「幻の芋」をたずねて歩く。格安パックの倍額のツアーを組み、誰もが満足できるように心を砕く。さまざまな町、人、味との出逢いが血の通う縁になる。日々のほとんどを旅に暮らす、旅の達人の名エッセイ! 個性的な旅のヒントも一杯!!
  • 第一生命広報部長からの手紙

    第一生命広報部長からの手紙

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    仕事と趣味の日々を語り合う、出色の往復書簡集。美術館、コンサートホールをまわり、読書を楽しみ、手紙を書き続け、しかも、会社の仕事はきちんとこなす広報部長。いつもどこか旅にいる永六輔さんと交わした手紙には、豊かな男のロマンがいっぱい。ビジネスマンはかくありたい。一つの処世、一つの人生に乾杯!
  • 第一生命教育部長からの手紙

    第一生命教育部長からの手紙

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    <ビジネスマンかくあるべし>という気持ちを込めて綴る、往復書簡集。仕事に呑まれず自分の人生を楽しく豊かにする知恵が、キラキラ輝いています。遊びのコツや日常身近への洞察など、心地よい刺激があなたをリフレッシュするはずです。生き方の名人とエリート部長の真情あふれる交流を汲みあげて下さい。
  • 壁に耳あり

    壁に耳あり

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    黙っていたんじゃわからない! 庶民だからこそ言える舌鋒(ぜつぽう)鋭い本音のつぶやき。世の中を一刀両断。庶民が放つ無敵名語録! ――永六輔氏が、日本全国津々浦々で耳にした佳言、諫言(かんげん)、金言、贅言(ぜいげん)、放言。名も無き大衆の、歯に衣着(きぬき)せぬ本音のつぶやきが、時には鋭く、時には優しく、胸に迫ります。人生を、社会を見つめ直すのに、長ったらしい理屈は必要ありません。さりげない言葉の数々に、貴方はいくつ共感しますか?<『沈黙は金曜日』改題作品>
  • 評論家ごっこ

    評論家ごっこ

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    さあ皆さん! マラソン評論家、禁煙評論家、寿命評論家に変身してみましょう。処世のコツは評論家になることです――人間、すべて「ごっこ」で生きると、気分は爽快! 世間全般に、本気で怒ることも結構、愚痴ることも結構。しかし、いまや処世のコツは、自らいっぱしの「評論家」になっちゃうことです。たとえば、マラソン評論家、禁煙評論家、平均寿命評論家……に変身してみることです。意外や意外、よく世相が見えますよ。
  • 普通人名語録

    普通人名語録

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    この素晴らしい表現力に誰もが感動。日本全国1億2千万人が創った名言・箴言・格言・警句を味わってください! ――なんと深く世相をえぐり、庶民の微妙な気持ちをとらえていることでしょう。この素晴らしい表現力に、だれもが驚きます。そして共感がひろがります。さあ、1億2千万人のペーソスあふれる大傑作を、声をだして読んでください。
  • 冗談ばっかり

    冗談ばっかり

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    現代世相の本質にズバリ斬り込む、六輔辻説法! 面白、可笑しく、冗談でまじめ、まじめで冗談に、「離島独立」「福祉」「天皇制」「女と男の文化」などを大考察。限りなく不透明な浮世の深みから、隠された真実をすくい出し、行き交う人々の胸に爽やかな共感をひろげる。ペンは剣よりも強く、口舌はペンより強し!
  • 一般人名語録

    一般人名語録

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    日本全国の一般人が創った名言。これはホンの一例です…「単身不妊と書いたヤツがいる!」…言葉の力強さとスゴ味に驚きます! ――またまた日本全国1億2千万人が創った名言・箴言・格言・警句。すごいものです! 一般人が生みだす言葉の力強さと皮肉とスゴ味は。たとえば「今日も無事、小便できる幸福よ」……。本当にじっくり読んでみて下さい。何か痛快な気持ちになって、日本と自分の置かれた状況が見えてきませんか。どうぞ御愛読を。
  • わが師の恩

    わが師の恩

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    わが恩師・西村計雄氏との、破天荒な人生大漫談! この世は、頓珍漢な会話に、味があるのです。桁外れに面白いエッセイ――恩師・西村計雄氏との、頓珍漢で桁外れな、超世間的大漫談! 世界的画家でありながら、気張らず威張らず、仙人のような生き方をする、80すぎの翁と、教え子の、ユーモアあふれる問答エッセイ。その破天荒な魅力を、敬愛の筆致で綴るとともに、自身のルーツも紹介。二人の「人生の達人」が交わす、会話の妙味に拍手喝采。
  • どこかで誰かと

    どこかで誰かと

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    旅で出会った254の感動忘れ得ぬ人、名語録。有名・無名の人、食べ物、風景には、笑いと警句と人間の素晴しさがあった! ――忘れ得ね人、忘れ得ぬ語録。東京ッ子の著者が、稚内で、郡上八幡で、長崎で、那覇で、旅の日々に巡り会った254の感動を綴った、超短編エッセイ集。その土地で生きるガンコ・お祭り・毒舌人間や、一風変わった食べ物・建物・風景との出会いに、笑いと警句、そして何より人間の素晴らしさが溢れていた。人間は面白い!
  • 真紅の琥珀

    真紅の琥珀

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    日本現代史の闇を衝くパロディ小説。横浜中華街を舞台に日本と世界の権謀術数をリアルに描く――歴史は、どうつくられたか? 横浜中華街を舞台に、入り乱れる日本と世界の謀略、駆け引きの実態を再現。過去と現在をモザイク状に織りこみ、日本現代史の真相に迫る。関帝廟に鎮座する「真紅の琥珀」は、まさにいま、謎を明らかにする。大教養と大雑学をまじえて描く、初の長篇パロディ小説。但し猛毒注意!
  • 悪党諸君

    悪党諸君

    小説・文芸

    -
    1巻517円 (税込)
    「あなたの話を聞いて今、堅気やっています」――あの永さんが、日本全国の刑務所を訪ね歩いた慰問講演集。前代未聞、塀の中の懲りない面々に、笑いあり、涙ありの迷(?)説法の連続ライブ。女子刑務所ではオカマを論じ、倶利迦羅紋紋の前で長生きと健康法を説く。人権スレスレ、でもなぜか面白くて、温かい。シャバでは絶対聞けません。
  • 職人と語る(小学館文庫)

    職人と語る(小学館文庫)

    小説・文芸

    -
    1巻605円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 日本人の生活を支えてきた職人の技、そこから生まれる生活道具は、プラスチック製品の出現などにより衰退の一歩をたどっている。生活道具の域を超えてしまった価格、継承者不足など問題点は多々あるが、それでも日本独自の文化である。その文化をどうしたら守り続けていかれるのか? 作り手たちの努力、使う人たちの思いを、著者が全国11か所に足を運び、名士たち21人と対話してまとめあげた待望の職人論。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 芸人その世界

    芸人その世界

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    芸の世界に憧れ、芸人たちの哀歓に満ちた生き方にかぎりない感興を覚え、持ち前の旺盛なる好奇心で、観たり、聞いたり、読んだりして集めた芸人の世界の可笑しくも哀しいエピソードとプロフィル800話。膨大なコレクションから精選された文章は、一流の役者や映画俳優の知られざる側面を紹介するとともに、日々研鑚の崇高な精神と、危うく愉快な彼らの愛すべき人間性を垣間見せる。著者自身が「<その世界>シリーズは僕の青春であった」と述懐する珠玉の一冊。
  • タレントその世界

    タレントその世界

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    「先代三津五郎ははやっている芸を絶対にみとめなかった。理由は『駄目になるから流行るんだ』」そのほか、「たくさん税金が払いたい」(三波春夫)、「私は天才です」(ジョン・レノン)、「私の神様はお嬢なんです」(加藤喜美枝)、「妻帯者は信用出来ない」(三国連太郎)……などなど、東西のタレントが次々に登場する。好評『芸人その世界』に続いて、永六輔が豊富な資料と貴重な聞書きで綴る芸人の世界の可笑しくも哀しい挿話と語録。
  • 役者その世界

    役者その世界

    小説・文芸

    -
    1巻605円 (税込)
    「僕はきっと野たれ死をすると思う」三国連太郎、「私、歌なんか歌いたくて歌ったこと一度もないわ」藤圭子、「政治とは神と欲望との結合体である」三波春夫、「生活を大事にしているヤツにいいシャシンはとれない」今村昌平、「僕は歌右衛門が背広着たところなんか見たくないね」三島由紀夫──長年の芸能探索で拾い集めた、役者や彼らを支えるスタッフたちの楽しいエピソードの数々。著者のライフワークとなった「その世界」シリーズ、「芸人」「タレント」につづく第三弾。
  • 遠くへ行きたい

    遠くへ行きたい

    小説・文芸

    -
    1巻440円 (税込)
    「昭和八年に神田で生れ、浅草の寺で育った。このことが今の僕と、どうかかわりあっているのかが気になる。学童疎開に始まって生活の半分以上が常に旅の暮しになってしまった。このタイトルの中で、下町と、小さな寺の暮しと、旅の中の僕を見つけたい」……。ちょいと町内を歩いてみるのも旅のうちだし、飛行機を乗り継いで6日間で世界一周をするのも、またしかり。出かけては戻ってくる、さまざまな旅に明け暮れる著者が、本音で語る“男の旅”とは……。
  • 世間にひと言 心にふた言

    世間にひと言 心にふた言

    小説・文芸

    -
    1巻605円 (税込)
    食事の前に、なぜ「いただきます」と言うのか? トマトは野菜か、果物か? 選挙で大事なのは「投票率」よりも「投票質」。「護ろう」憲法から「好きです」憲法へ。時には優しく、時には熱く。時には耳に心地よい話を、時には耳に痛い話を。私たちに身近な話題から、日本の行く末まで、現代の“語り部”・永 六輔が思う存分に語る一冊。
  • 昭和~僕の芸能私史~

    昭和~僕の芸能私史~

    小説・文芸

    -
    1巻770円 (税込)
    ゾルゲ、マッカーサーから徳川夢声、淀川長治、中村八大、向田邦子、宇野重吉まで。舞台、映画、テレビ、ラジオが勃興し、自らもかかわってきた芸能の黄金時代を一年ごとに重大事件と対比した、もうひとつの昭和史。ある世論調査で、理想の老人第一位になった著者が、心地良い余生をすごすために、もう少し平成に文句をつける。
  • 沖縄(ウチナー)からは日本(ヤマト)が見える

    沖縄(ウチナー)からは日本(ヤマト)が見える

    小説・文芸

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    1巻550円 (税込)
    美しい海、長寿、さまざまな伝統芸能、死生観、そして米軍基地……。沖縄県民と、それ以外の日本人との間にある、複雑な歴史と感情は解消することができるのか。ウチナーよ、言いたいことははっきり言おう! 本土復帰前から三百回以上も通いつめている、自称“沖縄宣伝部長”が、ときには優しく、ときには厳しく、沖縄を語る。
  • 変だと思いませんか?

    変だと思いませんか?

    小説・文芸

    -
    1巻440円 (税込)
    毎日の暮しの中で「変だな」と思うことはありませんか? 見逃してもいい変なこともあれば、はたまた見逃してはいけない変なこともあります。その「変」を解決できないままに、変だと思ったことを忘れていくのが毎日です。いちいちこだわってはいられません。しかし、変なことはやっぱりヘンだと思いませんか!~ ――著者が長年、政治の世界から日常の暮しの中で感じた、「変なこと」をつづった膨大な一口メモの中から、これぞと思うありとあらゆる変なことを紹介しながら今の世の中を徹底解剖! 読んでみて思わず納得の辛口エッセイ。

ユーザーレビュー

  • 大往生

    Posted by ブクログ

    死について考えさせられる新書だった

    「「天涯孤独っていう人がいるじゃない、あァいう人がうらやましいわ。  呆けた両親を見ていると、老人とかかわらないで一生が終われるなんて最高よ!」」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「☆二十歳の頃から、自分が三十歳になったら、四十歳になったら、六十歳になったら、八十歳になったら、ということを考えている人は上手に歳がとれるという。若者から、「歳をとったら、あァいう老人になりたい」と憧れられてこそ、本当の老人である。くれぐれも「あァいう老人になりたくない」と言われないように。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「「私の障害は一級一種です。  障害者の中ではエライんです」 ☆盲人で車椅子の方が、そう名乗ったとき、僕は「エライ」という発想が面白くて笑ったが、これがテレビだったために問題になった。障害に「エライ」という区別はないというのである。福祉の世界では洒落や冗談が通じないことが多くて残念だ。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「「死ぬということは、  宇宙とひとつになるということ」」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「「病院で死ぬか、在宅で死ぬかじゃありません、誰に看取られて死ぬかなんです」 ☆病院の集中治療室で、医療器具と技術者に囲まれて死にたくない。家族や仲間に囲まれていたい。遺族になる家族が納得のゆく臨終でありたい。  これには病院の協力が必要だ。死への協力も病院の仕事と理解してほしい。病院は生だけでなく、死についての学習を。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「「日本もひろいねェ!  毎日、六十人が自殺しているんだって!」」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「「人さまの前で「人の世話にはならない」という人がいますが、自分で墓の穴を掘るんでしょうか」」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「山崎  どうも皆さんいろいろな意味で誤解しているのではないでしょうか。ホスピスというのは決して死ぬ場所ではなく、最後まで生きるところなんです。だから、ホスピスの考え方でいけば、淡谷さんのように舞台の上で歌を歌って最期を迎える、というのは非常に自然なことだと思いますね。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「山崎  まず、財産では救われませんね。それから医療だけでも救われませんが、かたい信仰をもっている人はそれで救われると思います。しかし、日本人は信仰をもっていない人がほとんどです。結局、患者本人と周りの人たちとの深い友情関係によって出てくる「愛」の世界によって救われるのではないでしょうか。愛の世界というのは宗教に共通するものですよね。永  日本人には信仰があるんでしょうか、ないんでしょうか。無着  日本には仏教があるんだけれども、お坊さんたちがお経をきちんと読めるようにしなかったわけです。つまり日本の宗教それ自体が、教祖のやったことをみんなに話すチャンスを奈良時代以後失って、読経仏教になってしまったという問題がありますね。そのために、日本人が宗教に対してオンチであり、宗教オンチの国になってしまった。だから、世界でも極めて特殊な状況下にあるんですね。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「山崎  まず、財産では救われませんね。それから医療だけでも救われませんが、かたい信仰をもっている人はそれで救われると思います。しかし、日本人は信仰をもっていない人がほとんどです。結局、患者本人と周りの人たちとの深い友情関係によって出てくる「愛」の世界によって救われるのではないでしょうか。愛の世界というのは宗教に共通するものですよね。永  日本人には信仰があるんでしょうか、ないんでしょうか。無着  日本には仏教があるんだけれども、お坊さんたちがお経をきちんと読めるようにしなかったわけです。つまり日本の宗教それ自体が、教祖のやったことをみんなに話すチャンスを奈良時代以後失って、読経仏教になってしまったという問題がありますね。そのために、日本人が宗教に対してオンチであり、宗教オンチの国になってしまった。だから、世界でも極めて特殊な状況下にあるんですね。永  そうすると、世論調査にあったように最後は財産を頼りにして死ぬしかなくなってしまうんですか。無着  そうですね。死をどのように受け入れるか、ということが一番発達していないのが日本なんですよ。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「永  そういう淡谷さんの強さを支えているどこかに信仰ってあるんですか。淡谷  あります。お不動様と観音様。毎朝お明かりあげて拝むの。子供の時からやってます。前に、心霊の人のところへ行って、死んだ母を呼んでもらったことがあるの。そのとき母が「あんたはお不動様に助けてもらったことがあるんだから、しっかりご信心しなきゃだめよ」って言ったの。永  お不動様に助けられたことは自覚していますか?淡谷  はい。ハルビンへ巡業でいったとき、ホールの屋根が落ちたんです。ほんとでしたらそこにいたはずなんですが、あんまり人さまが来て下さって、ホールに入りきらないんで、収拾がつくまでホテルにいなさいって言われて、そこで待機してたんです。そのとき、お不動様に助けられたんだと思うの。永  でも、そこが大切なところで、子供の時からお参りをしているから助けられたという考え方と、偶然いなかっただけだと考えるのでは、ずいぶん違いますよね。無着  いよいよ死ぬという時に、自分の信じるものをもっている人の場合には死を納得させることができるけれど、信じるものをもっていない人は、ほんとに死ぬことが納得できないんです。だからその人に何を信じ込ませて死を迎えさせるか、というのは一番重大なことでしょうね。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「永  そういう淡谷さんの強さを支えているどこかに信仰ってあるんですか。淡谷  あります。お不動様と観音様。毎朝お明かりあげて拝むの。子供の時からやってます。前に、心霊の人のところへ行って、死んだ母を呼んでもらったことがあるの。そのとき母が「あんたはお不動様に助けてもらったことがあるんだから、しっかりご信心しなきゃだめよ」って言ったの。永  お不動様に助けられたことは自覚していますか?淡谷  はい。ハルビンへ巡業でいったとき、ホールの屋根が落ちたんです。ほんとでしたらそこにいたはずなんですが、あんまり人さまが来て下さって、ホールに入りきらないんで、収拾がつくまでホテルにいなさいって言われて、そこで待機してたんです。そのとき、お不動様に助けられたんだと思うの。永  でも、そこが大切なところで、子供の時からお参りをしているから助けられたという考え方と、偶然いなかっただけだと考えるのでは、ずいぶん違いますよね。無着  いよいよ死ぬという時に、自分の信じるものをもっている人の場合には死を納得させることができるけれど、信じるものをもっていない人は、ほんとに死ぬことが納得できないんです。だからその人に何を信じ込ませて死を迎えさせるか、というのは一番重大なことでしょうね。山崎  特定の宗教だけではなく、例えば家族の愛とか、そういうものが信じられれば、信仰がなくても大丈夫だと思いますよ。つまり、兄弟の愛とか家族の愛というものを信仰ととるか、とらないかによるんですけど。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「無着  生きている目的は死ぬことですよ。だとすれば、見事に死んでみせようとするためには、今死んでも大丈夫なように生きるしかないんですよ。死ぬことを語るのは縁起の悪いことではなくて、楽しいことなんです。淡谷さんのように、このように死にたい、あのように死にたい、と語るのはうんといいことなんですよ。淡谷  そうです。だから、あたくしは、皆さんにご迷惑だけれども、ステージで死にたいと思ったんですよね。きたやま  死ぬということを言葉にして皆さんと話をするのは非常に難しいですね。宗教の話でいくと、日本には神道がやっぱり根強く残ってます。日本の神様はどちらかというと死に弱いんですね。むしろ死を正視できないというか、死を受容できない。心理学の立場から言うならば、生き生きと美しく輝いていたものが突然何も言わなくなるというあの落差がすごく痛ましいわけですね。ですから、淡谷さんがむしろ堂々と「人前で死んでやる」とおっしゃってくれるのは、日本人が変わるチャンスかもしれないし、すごく画期的なことではないかと思いますね。でも、見る側にとっては大変な課題を押しつけられたことになりますね。それを見つめてくれっていうわけだから……」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「きたやま  亡くなっていく方の気持ちをうかがうということは、私たちも非常に苦しいわけですね。これはやっぱり宗教がないとなかなかできない仕事なんです。ガンだと言われても、やっぱりみんなどこかでそれを「疑う」んですね。「そんなことはないだろう」「そんなはずはない」って。だから、それを信じ切る気持ちというのはなかなか生まれてこないんです。  それが、一定期間たつとだんだん実感になってきて、今度は何で自分が死ななきゃならないんだという「怒り」がわいてくる。ここですごく重要なのは、それをしっかりと受けとめてくれる神様や友人やお医者さんに囲まれているということ。その怒りを周りに迷惑だからと我慢してしまうと、当人は非常に辛いんです。だから僕は、その時はしっかり腹を立ててもらわないと困ると思っています。  そしてどんなに腹を立てても死は免れられないとなると、「憂鬱」とか「絶望」とか「悲しみ」というのがあって、分かち合える相手がいるといいけれど、これは一人で嚙み締めねばならないものというふうに言われています。  そして最後に、冷静に自分の死を迎えるという心境の「受容」の時期が来ると一番素晴らしい。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「永  さっきのアンケートで日本人が最後に頼るのは財産だとありましたが、でもやっぱり信仰をもっているほうが強いとお感じになりますか。山崎  それは感じますね。宗教を本当にかたく信じている人たちの場合には、いろんな状況を乗り越えて最期を迎えますけれど、それはやはり世の中を信じられるからなんでしょうね。しかし、特定の宗教をもたなくても周りの人たちと生きることを共有してきた場合には、お互いにその場で信じあえるという状況が生まれると思います。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「永  ぼくはよく「死亡率一〇〇パーセント」と言うんですけど、人間は必ず死ぬ。その最終的な死の場面をどうやって迎えるかは、当人にとっても家族にとっても、たいへん重大な問題なんですね。  わが家を例にすれば、父の希望通りに最期は家で見送ろうと決めまして、お医者さんには「家へお連れしたら、それでお終いですよ」と言われたけれど、帰ったんです。帰ったら、父はにわかに、あれが食べたい、これが食べたい、と言い出して、病院にいたときより元気になっちゃったんですよ。今度は食べ過ぎだったんでしょうね。また救急車で病院に運ばれて、最後はそこで亡くなったわけですが、でも、ぼくはとてもよかったと思っています。退院させてくれたお医者さんに感謝しています。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「永  ぼくらの世代がギリギリなんだけど、かつてはだれもが家で生まれ、家で死んでいましたよね。それがごくふつうの人生の舞台だった。ところが、現在はほとんどの人が病院で生まれて、病院で死ぬ。家は、その間を通過する仮の舞台に過ぎなくなってしまったわけ。ぼくらには、人間が生まれたり死んだりするときのドラマが記憶のなかにある。あの部屋でおじいちゃんが亡くなって、そのときに親戚のあのおじさんが活躍したとか、反対に、弟妹が生まれたときに近所のおばさんが集まってきて、子供は向こうに行ってらっしゃいなんて言われながら、お産婆さんが駆け込んできたりして、オギャーッて生まれたところへ間接的であれ立ち会っていたんですね。命の誕生とお終いには。そんな生活体験が、いまやまったくなくなっちゃったわけでしょう。その代わりに、何かをしなければいけない。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    本日の注目本
    #永六輔 『大往生』(岩波新書 赤329)
    90年代後半、よく売れていた一冊でロングセラーです。
    永六輔さんは、港町の清水を愛して下さったので当地の書店・戸田書店にもよく来てくださいました。サイン会も懐かしいです。

    「山崎  死とはだれにも訪れる通り道なんですね。どうしても避けられない。その意味で、さきほどのロマンティックな死に方だけを言っておくのはどうも不十分で(笑)、もうひとつぼくの頭のなかに理想的な死の形があるんです。  これは本にも書きましたが、ぼくは一九八三年に調査船に乗って南極へ行ったときに氷山の氷を拾ってきて、家の冷凍庫にしまってあります。それから、ぼくの医者としてのものの考え方を根底から変えた『死ぬ瞬間』の著者、キュブラー゠ロス女史に三年前にアメリカでお目にかかったとき、手作りのクッキーをご馳走になって、そのうちのいくつかをこっそり持ち帰り、冷蔵庫にしまってあるんです。もう黴が生えて食べられないかもしれないけれど(笑)。つまり、冷凍庫に南極の氷が、冷蔵庫にロス女史のクッキーが入っている。それは、ぼくの人生にとってかけがえのない場所と人の記念です。だから、ぼくは人生の最期のときを自分の家で、その氷で作った水割りを飲み、クッキーを齧りながら迎えたいと思いますね。そして、やはり家族に「いい人生だったね」とお祝いしてもらって、ぼくも素直に「さよなら」と言えたら、これはとても安らかな死だろう、と。永さんが言われたように、死とは決して恐怖ではなくて、自然の道筋のうえにあるものだと家族に伝えられたらいいですね。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    永 六輔「大往生」を読み切る。
    著者が伝聞した一般人の「名言」や、自身の近しい人々を通した経験を交えつつ、生老病死をあくまでも明るく考えようという一冊。
    それだけあり終始軽やかな気持ちですらっと読める。
    「名言」は現在からすると時代錯誤なものはあれどユーモアや説得力に溢れていて良い。

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    2026年06月28日
  • 芸人たちの芸能史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【感想】
    「俳優(わざおぎ)」の語源となった山彦海彦の神話から始まり、能狂言、歌舞伎、新劇、アングラ、演芸、テレビ…と、昭和までのあらゆる日本芸能の歴史を、昭和43年の紅白歌合戦を取っ掛かりに一気呵成に語り尽くしている。
    河原乞食たる芸人、という著者ご本人のアイデンティティに基づく視点、軽妙な語り口、圧倒的な知識量、どれを取っても、この本の著述自体が見事な芸である。
    今後も折りに触れ読み返したい。というか、いつかこういう本が書けるようになりたい、と強く思うのであった。

    【今後の行動変容】
    松井須磨子や小山内薫など、初期新劇・初期アングラの歴史と、演劇と社会主義運動の歴史は深堀りしたい。
    また、河竹繁俊『日本演劇全史』や大宅壮一「ドキュメント=近代の顔シリーズ」にも挑戦したい。
    この本のように何度も読み返したい本はリスト化しておく。

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    2026年05月09日
  • 大往生

    Posted by ブクログ

    タイトルから生死に関するものだと分かるけれども読んでみるといやはや面白い。
    今の社会が抱える医療や生死についてざっくばらんに書いてある。
    散文的な文章を集めたのも面白い。
    病院へ行くと大量の薬を処方される皮肉の文章だったり死にゆく人の尊厳を考えさせられる文とか色々ある。
    著者はお寺の子供なので死生に関して敏感に育ったのかなと思いながら読んでました
    死ぬことは悪いのかいいのか色々書いてるものを集めたのでうまい具合に読んで納得する部分もある。
    これからは病院も無理に患者を延命処置して長生きさせることは減っていくように感じる。
    尊厳死もこれから増えそうだなと思いながら読んでました。
    死にそうな人をスパゲティと呼ぶと聞いてどういうことかというのも点滴、胃漏、酸素吸入、排せつの最低4つのチューブが体に付けられることから見た目からスパゲティと言うそうな。
    そこまでして生きたいとは思わない人は多い気がする。
    長生きがいいのか自分で死を決めるのがいいのか考えたい。

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    2025年08月01日
  • 大往生

    Posted by ブクログ

    現代を生きていくうえで、生老病死を意識することは処方箋になる。日々の辛さや雑事、面倒くさいと思う感情は、それに比べれば些末なものであるからだ。そのことは、「メメントモリ」という言葉が古来から残されているとおりである。
    その意味で本書、「大往生」は処方箋以外の何物でもなかった。
    辛くなったとき、しんどいと感じるときにこそ、読めて良かったと痛感した。
    続編はまた辛くなった時に読もう。良い薬を見つけたと思った。

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    2024年03月15日
  • 大往生

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    川柳も読んでいて楽しい。
    記憶に残った1節は
    過去の人生で考えれば今が一番年寄り、
    これから先の人生で考えれば今が一番若い、との言葉。
    コップ半分が空とみるか満たされているとみるかという話があるけど、それの人生版みたいな感じ。
    今を後悔しないように精一杯生きるということでしょうか。

    明るく死にたいとは思うけど、これはできるかどうかあまり自信はないです。

    死んだ後のことは遺族に任せる。それも大事かなと思いました。

    借りを作らない、も気に入りました。
    生きているということは借りをつくるということ、
    生きていくということは借りを返していくということ。
    そういう心持は持ち続けたいです。

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    2021年04月17日

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