大往生

大往生

880円 (税込)

4pt

人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.

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大往生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代を生きていくうえで、生老病死を意識することは処方箋になる。日々の辛さや雑事、面倒くさいと思う感情は、それに比べれば些末なものであるからだ。そのことは、「メメントモリ」という言葉が古来から残されているとおりである。
    その意味で本書、「大往生」は処方箋以外の何物でもなかった。
    辛くなったとき、しんど

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    川柳も読んでいて楽しい。
    記憶に残った1節は
    過去の人生で考えれば今が一番年寄り、
    これから先の人生で考えれば今が一番若い、との言葉。
    コップ半分が空とみるか満たされているとみるかという話があるけど、それの人生版みたいな感じ。
    今を後悔しないように精一杯生きるということでしょうか。

    0
    2021年04月17日

    Posted by ブクログ

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    0
    2018年12月31日

    Posted by ブクログ

    「待合室患者同士が診察し」
    「フルコース食後の薬飲んですみ」
    こうした句にひそむ実感こそ、この本の姿勢としたい。

    「人は死にます
    必ず死にます
    その時に 生まれてきてよかった
    生きてきてよかったと思いながら
    死ぬことができるでしょうか
    そう思って死ぬことを大往生といいます」
    で〆られていた。

    0
    2016年12月20日

    Posted by ブクログ

    死に直面しながら 庶民は 明るい。
    その明るさが 楽しい。

    老い。病い。死。仲間。父。

    テーマが いいねぇ。
    こうやって、読んでいると
    年をとり 病気になり 死ぬのは 当たり前なんですね。

    長生きするのが あたりまえ。
    そんな時に 長寿 とつけるのもおかしいと言う。
    長命で いいじゃないかと。

    0
    2014年08月28日

    Posted by ブクログ

    どうやって死の恐怖を乗り越えていくのか、ということに関するヒントが満載の本。
    いつものように寝て、そのまま死んでしまうとか、苦しまないという意味で、とてもいいなあと思う。

    0
    2013年05月02日

    Posted by ブクログ

    生き方も死に方も人それぞれ。
    その向き合い方に少しでも触れられたことに喜びを感じる。
    とにかく、今生きてて死が遠すぎる。だから生も遠い。

    0
    2012年03月19日

    Posted by ブクログ

    タイトルに反して時に笑ってしまうこともありますが、死をテーマとした感動映画なんかよりはよほど考えさせられる内容だと思います。面白いのですがとても深いです。

    0
    2011年01月24日

    Posted by ブクログ

    自分の死に方を想像しながら生きる、ということを考える。
    生かされてる、という感覚をもっと大切にしたい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    生きて行くこと
    死んで行くこと

    誰にでもいつまでも付き纏う問題について、面白く考えさせて頂いた。

    死についての(この柔らかい哲学)本に評価を付けるのは気が引けるが、星は上記の数である。

    最近はもっぱら外国人著者の本を手にする機会が増えていたが、日本人が書く思想も捨てたものじゃないね。

    0
    2024年02月03日

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