藤井誠二の作品一覧
「藤井誠二」の「17歳。」「「少年A」被害者遺族の慟哭(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「藤井誠二」の「17歳。」「「少年A」被害者遺族の慟哭(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
罪はあがなえるのか。殺人はあがなえるのか。
ここに出てくる殺人犯の彼は答えをNOと言っている。とことん自分を見つめて、罪と向き合い続けている。
彼は自分個人で(人との出会いもあったが)それを考え続ける。
刑務所に、自己を見つめるプログラムがあればいいのに。
「加害者は元は被害者である」という言葉がある。虐待の犠牲者だったりするのだ。
今ある犯罪者の姿は吐き気がするようなものもある。NHK党の立花たかしなど、人を人と思っていない。
でも生まれたときからそうなのではなく彼がそうなってしまった道筋はあると思う。
そう言うことに目を向けて行けば世の中の犯罪や虐待、ひょっとしたら戦争も防げるかもしれな
Posted by ブクログ
・映画「宝島」との親和性
元戦果アギヤーの刑事その他が主となる映画はこの本との親和性が高かった。
戦果アギヤーとは戦後、米軍基地に忍び込み食料や衣料などを盗み出し、住民に分け与えた集団。ゆくゆくはコザ派呼ばれ、特飲街(売春が暗に認められる街)を取り仕切る用心棒として働く。最終的には現在の旭琉會に集結される。 映画にも出てきたナハ派は元空手道場がルーツ。喧嘩の仕方がまさに空手でちょっと感動。
・「性の防波堤」
後を絶たない米軍のレイプから民間の女性を守るために設置された「特飲街」。そこでは売春が行われていた。その歴史があるにもかかわらず、沖縄県の各所に存在していた街は「浄化」が行われ、今で
Posted by ブクログ
本書は少年犯罪を長く取材し、被害者遺族についての著書も多いノンフィクションライターの著者と、殺人を犯した長期受刑者が手紙をやり取りし「贖罪」について考え続けた記録である
殺人を償うことはできるのか?人は生まれ変わることができるのか?生まれ変わることが贖罪に繋がるのか?
非常に難しい問で、結論を出せないことが結びとなってもいました
筆者も書いていますが、人は生まれ変わることが出来ると信じたい
信じたいが、現実には非常に稀なことだと思います
そして加害者が生まれ変わり、真っ当な人間になったとして…それで?と言った感情を持つ被害者遺族が居ることも当然だと思います
自分はこういうノンフィクシ