島薗進の作品一覧
「島薗進」の「大学4年間の宗教学が10時間でざっと学べる」「いのちを“つくって”もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「島薗進」の「大学4年間の宗教学が10時間でざっと学べる」「いのちを“つくって”もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「宗教の歴史は長いが、宗教学は近代になって経験科学の発達を背景としてヨーロッパで誕生した比較的歴史の短い学問である。近代人は宗教に距離をとりながらも、人類が宗教を必要としてきたゆえんを直観的に理解し、時に知的反省を加えてきた。宗教学の知は西欧的近代学知の限界を見定めて、芸術・文学・語りや民衆文化の方へと開かれようとする脱領域的な知ともいえる。本書は古今東西の知から宗教理解、理論の諸成果を取り上げ、現代を生きる私たちにとっての『宗教』の意味を考える視点を養う決定版ブックガイドである。」
とあり、著者が名著として取り上げた30冊の書物で、新しい学問である宗教学を語ろうとしている。取り上げられる内容
Posted by ブクログ
《宗教を正しく理解し、自分と相手のことを理解してみよう》
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「私たちの何が怖いのですか?」
駅前や玄関先で宗教家の方にこう聞かれた時、あなたはどう答えるでしょうか?
「今急いでいるので、失礼します。」
「すみません、結構です。」
こう答えつつ、自分が何を恐れているのか分からずモヤモヤした気持ちを抱えていた時、こちらの本に出会いました。
こちらの本では、「宗教学とは何か」という問いかけから始まり、様々な宗教についてや、現代の宗教観に至るまで、様々な観点から宗教について簡潔に分かりやすく解説されています。こちらの本を読んで、今まで「何となく怖いな」と思っていた新しい宗教や宗
Posted by ブクログ
宗教とカルトは本当に難しい問題で、おそらく「答え」はないのでしょう。
こういう問題を考えるうえでは、このような複数人での対話が重要になる気がします。
「理解できないと重んじられない、ではなくて、理解する前に重んじる」「宗教的要素を教育から排除してきたことを見直す」といった、自分が普段から考えていることが述べられていて、深く共感しました。
若松さんが「拘束」はカルト化の原因だと述べたあとに、川島さんが宗教においてある程度の拘束は避けられないと、自身のキリスト教徒としての経験から正直な感想を述べていたのが印象的でした。では何が問題なのか、互いに共存できる考え方は何なのか。こういうのは対話によっ