宗教のきほん なぜ「救い」を求めるのか

宗教のきほん なぜ「救い」を求めるのか

1,870円 (税込)

9pt

3.0

日本の宗教研究の第一人者が、宗教という営みの“核心”を明らかにする!

アンデルセンや宮沢賢治の物語をはじめ、文学や芸術における「救い」というテーマは、昔も今も人の心を打つ。この「救い」の教えは、キリスト教、仏教、イスラームなど世界中の宗教において教義の中心となってきた(そのような宗教を「救済宗教」と言う)。なぜ、宗教では「救い」が重要とされ、普遍的な教えとなってきたのか。

一方で、先進国、特に日本では、宗教への信頼が揺らいでいる。しかし、そんな現代社会においても、従来とは形を変えながら求められる“宗教性”があるのではないか。

宗教の起源から現在にまで通じるこのような問いに、救済宗教と文明の歴史をたどることで理解と考えを深め、宗教という営みそのものの核心に迫る。

【内容】
第1章 信仰を求めない「救い」――文芸が表現する救済宗教的なもの
第2章 「救い」に導かれた人類社会――歴史のなかの救済宗教
第3章 なぜ「救い」なのか――文明史に救済宗教を位置づける
第4章 「救い」のゆくえ――「救済宗教以後」を問う

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宗教のきほん なぜ「救い」を求めるのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年11月10日

    グリーフケアなどが気になり、タイトルも合わせて著名な著者の新刊として読んでみた。
    救済宗教という括りを初めて知ったし、そういった流れを知ることができたと思う。専門用語も多く、知識がないと少し読みにくいかもしれない。

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