井上夢人の作品一覧
「井上夢人」の「魔法使いの弟子たち(上下合本)」「プラスティック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上夢人」の「魔法使いの弟子たち(上下合本)」「プラスティック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1982年『焦茶色のパステル』でデビュー。同作は江戸川乱歩賞を受賞。『ダレカガナカニイル…』や『あわせ鏡に飛び込んで』などの作品を手がける。代表作『2040年のメリークリスマス』などテレビドラマ化される。
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Posted by ブクログ
面白かったです。全然想像もしていなかった結末に、少し切なくなりながら読み終えました。
ミステリー小説を普段あまり読まないためか、所々理解が追いつかぬまま進んでいくとこに戸惑い(ミステリーってそういうことで、いいんですよね?笑)、途中で一旦読むのをやめましたが、最後はもうページを捲る手が止まりませんでした。
構成が最高ですね!本当に面白かった!!!
私は意外と、藤本幹也に心を締め付けられました。
想いを寄せる相手に、自分が認識している身体ではない自分しか見てもらえない、話はできるからこそろ、もどかしいし、切なかった。
そして、初美を、茉莉子を、みんなを守ってきたことも、もっと報われてほしかったなと。
解説の「鏡の話」は、今後胸に留めておきたい内容でした。
鏡は、任意の視線にさらされ、任意の像を写している。
客観的に映っているものを見るのではないー見るから映るのだ。
鏡に映る像を確定するには、何者かが鏡を見る必要がある……誰かが、ある方向から鏡を見ることによってしか、その限りにおいてしか鏡の像は確定できない。
人は見ようとしているところしか結局見えていないのだど、統合できない何かが存在していたとしても。