配信予定・最新刊

作品一覧

  • 襷がけの二人

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,900円 (税込)
    オール讀物新人賞で注目を浴びた新鋭、初の長編小説 裕福な家に嫁いだ千代と、その家の女中頭の初衣。 「家」から、そして「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く。 「千代。お前、山田の茂一郎君のとこへ行くんでいいね」 親が定めた縁談で、製缶工場を営む山田家に嫁ぐことになった十九歳の千代。 実家よりも裕福な山田家には女中が二人おり、若奥様という立場に。 夫とはいまひとつ上手く関係を築けない千代だったが、 元芸者の女中頭、初衣との間には、仲間のような師弟のような絆が芽生える。 やがて戦火によって離れ離れになった二人だったが、 不思議な縁で、ふたたび巡りあうことに…… 幸田文、有吉佐和子の流れを汲む、女の生き方を描いた感動作!
  • カフェーの帰り道

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,799円 (税込)
    【第174回直木賞受賞作】東京・上野の片隅にある、あまり流行っていない「カフェー西行」。食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。/【目次】稲子のカフェー/嘘つき美登里/出戻りセイ/タイ子の昔/幾子のお土産
  • 女ともだち

    小説・文芸

    3.9
    1巻784円 (税込)
    敵か味方か? 怖くて温かくて切ない人気女性作家短編小説集 人気女性作家が競作した豪華短編集。衝撃のラスト、細やかな心理描写……名手が繰り出す短編小説の醍醐味をぜひご堪能ください。 目次 COPY 村山由佳 ト・モ・ダ・チ 坂井希久子 卵の殻 千早茜 水底の星 大崎梢 こっちを向いて 額賀澪 ブータンの歌 阿川佐和子 ラインのふたり 嶋津輝 獣の夜 森絵都
  • 駐車場のねこ

    小説・文芸

    3.8
    1巻800円 (税込)
    「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。 幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。 つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。 職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。 駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、“役者のような美男子”の夫……。 おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの“姿勢の良さ”がにじみ出る。 解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」 何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。 ※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本『スナック墓場』の文庫版を底本としています。 文庫化にあたり、改題しました。
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

    小説・文芸

    3.7
    1巻836円 (税込)
    人生の節目で催される行事を総じて冠婚葬祭という言葉があります。冠は成年として認められる成人式を、婚は婚姻の誓約を結ぶ結婚式を、葬は死者の霊を弔う葬式を、祭は先祖の霊を祀る祭事を指します。四つの行事は、人生の始まりから終わりへ、そして当人が死してなおその先まで縁を繋いでいきます。故に冠婚葬祭は多くの物語で描かれてきましたが、連綿と変わりなく続いているように見えながら、私たちの社会や文化と同じように絶えず変化が生まれているはずです。現在の、そしてこれからの私たちと冠婚葬祭をテーマに書かれた六つの短編小説からなる文庫オリジナル・アンソロジー。/【目次】もうすぐ十八歳=飛鳥井千砂/ありふれた特別=寺地はるな/二人という旅=雪舟えま/漂泊の道=嶋津輝/祀りの生きもの=高山羽根子/六年目の弔い=町田そのこ
  • 猫はわかっている

    小説・文芸

    3.6
    1巻750円 (税込)
    現代を代表する人気作家たちが、猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説集第二弾! 猫が一生に一度だけ、人間の言葉をしゃべる!? 仕事と家事・育児にフル回転の雑誌編集者、九美が余命幾ばくもない猫を引き取ることになり……(村山由佳) 野良出身、いまは堂々の家猫ニャアが野犬に襲われ、まさかの!?(阿部智里) 火事が起きたとき、妻と双子の息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていた?(長岡弘樹) 妊娠した姉から預かった猫との生活に、私の人生観が変わりだし……(望月麻衣) ほか、有栖川有栖、嶋津輝、カツセマサヒコらが登場! 話題の前作『猫が見ていた』に続く、謎と企みに満ちたオリジナル・アンソロジー。
  • 読楽2026年2月号
    続巻入荷

    小説・文芸

    -
    67~72巻200円 (税込)
    【豪華執筆陣!】赤川次郎 あさのあつこ 寺地はるな 中山七里  【最終回】 中山七里 正義の銃弾  自信に満ちた葛城の言葉は、犯人を不安にさせ、追い詰めていく! 【警察&ミステリー】 小路幸也 HOTEL NIGHTHAWKS 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【歴史&時代】 あさのあつこ おもみいたします 参 坂井希久子 夜鷹狩り 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【妖異幻怪】 恩田 陸 群青の王国 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻

ユーザーレビュー

  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    「百年前のわたしたちの物語」って、あまりにも素敵な表現だと思い手に取りました。あの頃生きていた女性たちも、今を生きる私たちと大差ない女性たちだったのですよね。ただ、生きている時代背景が違うだけで。
    当たり前のことなのに、今まで気付けなかった(気付こうとしなかった、が正しいかも?)ことに、読みながらハッとしました。全体的にとても読みやすく、色んな方におすすめしたい本です。

    0
    2026年07月18日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よかった。
    もっと続きを読み進めたくなる読みやすさだった。

    令和の作品とは思えない雰囲気。
    竹久夢二の美人や、カフェーの女給の文化、女給の衣装や髪型の描写、谷根千・上野の下町文化の描写は、谷崎を感じさせる表現で、好きでした。
    知識が浅く、戦前のカフェーは性風俗に近い文化だったことを知らず、今のイメージとはかなり乖離しているけど、確かに日本文化を作ってきた過去なんだと認識しました。

    カフェーの女給を中心に、当時の時代を感じられる長閑でレトロな小説と思って読み進めていると、戦時中になり、切実に大切な人の帰りを待つ、戦争文学的な様相になり、戦後の回復を国民の目線から辿る。

    こういう作品は映像化

    0
    2026年07月13日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦争を知らない私ですが心を掴まれました。
    この本は将来子どもにも読ませないといけないな。

    生きている者は食べなきゃいけない

    子どもを食べさせるために当時の人は一生懸命だったのだろうな
    自分の大切な人に好きな言葉で手紙も書けない時代が実際あったのだな。

    0
    2026年07月11日
  • 襷がけの二人

    Posted by ブクログ

    嶋津 輝 さん。
    そう「カフェーの帰り道」の作家さん。前作ですね。
    しかも直木賞候補作だったようです。

    これは私の中ではカフェーの帰り道以上になりました!
    戦中戦後の話ですが、当時の女性たちの生きる姿に感動しました。
    出てくるお料理もどれも美味しそう♡
    粋なお初さんがカッコいい♡

    複雑な人間関係で当時の主従関係や戦時中の暮らしぶりも詳細に描かれています。
    え~!そこも詳しく描いちゃう?!というところも含めてお薦めです(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧㋱

    0
    2026年07月11日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    素敵なお話だった~
    こちらが直木賞を受賞されたのはとっても嬉しい。
    関東大震災の数年後から戦後の話で、1つのカフェーを舞台にさまざまな女性たちの人生を描いていて。

    どの方も魅力があるし、店主さんの存在いいですね。

    0
    2026年07月10日

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