配信予定・最新刊

作品一覧

  • カフェーの帰り道

    カフェーの帰り道

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,799円 (税込)
    【第174回直木賞受賞作】東京・上野の片隅にある、あまり流行っていない「カフェー西行」。食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。/【目次】稲子のカフェー/嘘つき美登里/出戻りセイ/タイ子の昔/幾子のお土産
  • 読楽2026年6月号
    続巻入荷

    読楽

    小説・文芸

    -
    71~76巻200円 (税込)
    【豪華執筆陣!】真梨幸子 澤田瞳子   【新連載】 真梨幸子  カサンドラの首 離婚をきっかけに熱海に移住した、絶対“心”感の私の話、聞いてくれますか? 【特別読み切り】 澤田瞳子 遠囃子 お近と縁が切れてから十五年。久方ぶりに八幡社で手を合わせると─ 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【歴史&時代】 坂井希久子 夜鷹狩り 梶 よう子 とむらい屋颯太 あさのあつこ おもみいたします 参 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 柏井 壽 三日月旅館 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【妖異幻怪】 恩田 陸 群青の王国 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 女ともだち

    女ともだち

    小説・文芸

    3.9
    1巻784円 (税込)
    敵か味方か? 怖くて温かくて切ない人気女性作家短編小説集 人気女性作家が競作した豪華短編集。衝撃のラスト、細やかな心理描写……名手が繰り出す短編小説の醍醐味をぜひご堪能ください。 目次 COPY 村山由佳 ト・モ・ダ・チ 坂井希久子 卵の殻 千早茜 水底の星 大崎梢 こっちを向いて 額賀澪 ブータンの歌 阿川佐和子 ラインのふたり 嶋津輝 獣の夜 森絵都
  • 襷がけの二人

    襷がけの二人

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,001円 (税込)
    「二人一緒なら、どこへでも行けます。」 話題をさらった直木賞候補作、ついに文庫化! 【文庫版では、スピンオフ作品「わたぼこりの女」も特別収録】 有能な女中頭の初衣×平凡で印象が薄い嫁・千代。 大正から昭和、激動の時代を生きる女性たちの物語。 ごく平凡な顔立ちの千代が嫁ぎ先で出会ったのは、料理の腕が抜群で てきぱきと立ち働く女中頭の初衣。 一つ屋根の下で暮らすうちに絆が芽生えていく。 しかし、米軍の敵機が襲来するようになり、ある日、予想もつかない事態に陥ってしまう。 大正、昭和を生き抜く女性たちの歓びや哀しみに溢れた悪化の直木賞候補作。 解説・青木奈緒「リアルな大正昭和の家事模様」 ╲絶品料理も登場!!/ ・手間のかかった牛タンシチュー ・ウニと松葉で化粧された胡麻豆腐 ほか 単行本 2023年9月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 駐車場のねこ

    駐車場のねこ

    小説・文芸

    3.7
    1巻800円 (税込)
    「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。 幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。 つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。 職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。 駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、“役者のような美男子”の夫……。 おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの“姿勢の良さ”がにじみ出る。 解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」 何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。 ※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本『スナック墓場』の文庫版を底本としています。 文庫化にあたり、改題しました。
  • 猫はわかっている

    猫はわかっている

    小説・文芸

    3.7
    1巻750円 (税込)
    現代を代表する人気作家たちが、猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説集第二弾! 猫が一生に一度だけ、人間の言葉をしゃべる!? 仕事と家事・育児にフル回転の雑誌編集者、九美が余命幾ばくもない猫を引き取ることになり……(村山由佳) 野良出身、いまは堂々の家猫ニャアが野犬に襲われ、まさかの!?(阿部智里) 火事が起きたとき、妻と双子の息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていた?(長岡弘樹) 妊娠した姉から預かった猫との生活に、私の人生観が変わりだし……(望月麻衣) ほか、有栖川有栖、嶋津輝、カツセマサヒコらが登場! 話題の前作『猫が見ていた』に続く、謎と企みに満ちたオリジナル・アンソロジー。
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

    私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

    小説・文芸

    3.7
    1巻836円 (税込)
    人生の節目で催される行事を総じて冠婚葬祭という言葉があります。冠は成年として認められる成人式を、婚は婚姻の誓約を結ぶ結婚式を、葬は死者の霊を弔う葬式を、祭は先祖の霊を祀る祭事を指します。四つの行事は、人生の始まりから終わりへ、そして当人が死してなおその先まで縁を繋いでいきます。故に冠婚葬祭は多くの物語で描かれてきましたが、連綿と変わりなく続いているように見えながら、私たちの社会や文化と同じように絶えず変化が生まれているはずです。現在の、そしてこれからの私たちと冠婚葬祭をテーマに書かれた六つの短編小説からなる文庫オリジナル・アンソロジー。/【目次】もうすぐ十八歳=飛鳥井千砂/ありふれた特別=寺地はるな/二人という旅=雪舟えま/漂泊の道=嶋津輝/祀りの生きもの=高山羽根子/六年目の弔い=町田そのこ

ユーザーレビュー

  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    時勢に惑わされつつも真っ直ぐに向き合って、女給という仕事を純粋に楽しんでいる皆が強かで眩しかった。
    竹久夢二の美術展を少し前に見たこともあり、私もタイ子に見とれてしまうかもなぁと想像を膨らませて読んだ。

    0
    2026年10月30日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    夢二の美人画の化粧のタイ子さん、豪一くんが帰還してよかった。嘘つき美登里さんはどうなって菊田さんの奥さんになった?セイさんと向井さん、切なかった。戦後の西行での幾子さんと、息子を戦地で亡くした母の関係も切なかった。ざる笊、読めなかった!

    0
    2026年10月30日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    「もう、戦争なんてやめてよ。
    ただただ、自分の愛する人に帰ってきて欲しいだけなんだよ」って声に出す事すら許されない時代。

    カフェーで働く女性達の日常の一部を切り取ったかのようなお話が、素敵に繋がっていく。

    読んでいて辛い、辛いんだけどこの彼女たちの逞しさと優しさに心がうるっとする。

    0
    2026年10月29日
  • 襷がけの二人

    Posted by ブクログ

    『襷がけの二人』文庫版。感想は単行本版に書いたので、こちらはスピンオフの感想を。
    文庫版に書き下ろされた『わたぼこりの女』は、お初さんの三味線の弟子である芸姑の和江さんが主人公の物語。

    芸者の置屋(事務所と寮のようなもの)にある日、頭が白く、大きな老婆がやってくる。その女は病気で療養中の女中の代わりにやってきた親戚のものだという。

    太めの和江を「信楽焼のたぬき」に例え、歯に衣着せぬ発言で周りを辟易させるものの、働き者で重宝されていたが…。

    まさに作者が好きな幸田文の『流れる』を彷彿とさせる物語でした。芸者の置屋の様子が生き生きと描かれているし、お初さんや千代さんも登場します。

    二人が変わらず、穏やかに暮らしている様子でよかった。

    0
    2026年10月27日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    逞しく、強かに、しなやかに、そんな言葉たちが似合う女性たちの話。戦前から戦後、時代は違っても、瑞々しく、生き生きとした女性の物語を読むと、自分自身も前向きに行こうかという気持ちになれます。

    0
    2026年10月26日

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