プロフィール

  • 作者名:福島正実(フクシママサミ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1929年02月18日
  • 出身地:ロシア
  • 職業:作家

日本大学第四中学校卒(現在の日本大学高等学校)。著書に『新版SFの世界』、『おしいれタイムマシン』、『SFの夜』など、訳書に『夏への扉 』(ロバート・A. ハインライン)などがある。「S-Fマガジン」初代編集長

作品一覧

  • 幼年期の終り

    幼年期の終り

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は? 人類の未来は?――巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作!
  • 夏への扉〔新版〕

    夏への扉〔新版〕

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平
  • 鋼鉄都市

    鋼鉄都市

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    警視総監に呼びだされた刑事ベイリが知らされたのは、宇宙人惨殺という前代未聞の事件だった。地球人の子孫でありながら今や支配者となった宇宙人に対する反感、人間から職を奪ったロボットへの憎悪が渦まく鋼鉄都市へ、ベイリは乗り出すが……〈ロボット工学の三原則〉の盲点に挑んだSFミステリの金字塔!
  • シャーロック=ホームズ全集1 緋色の研究

    シャーロック=ホームズ全集

    小説・文芸

    4.3
    1~14巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名探偵ホームズが初登場! ホームズはワトスンと暮らしはじめるが、ある日、ロンドン警視庁から殺人事件が持ち込まれた。
  • 人形つかい

    人形つかい

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,210円 (税込)
    アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。
  • エッジウェア卿の死

    エッジウェア卿の死

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,078円 (税込)
    カーロッタは人気女優ジェーンのものまねで、ポアロを含む多くの観客を魅了した。奇しくもジェーン当人が、ポアロに奇妙な依頼をしてきた。離婚を拒む夫の男爵をなんとか説得してほしいというのだ。純粋な興味からこの依頼を快諾したポアロ。が、数日後その男爵が謎の死を遂げてしまう……。
  • 未踏の時代

    未踏の時代

    小説・文芸

    4.3
    1巻792円 (税込)
    1959年12月、〈S‐Fマガジン〉が創刊された。初代編集長は福島正実。それまで商業的に成功したことのなかったSFを日本に根づかせるため、彼の八面六臂の活躍がはじまる。アシモフ、クラーク、ハインラインに代表される海外のSF作家を紹介するとともに、小松左京、筒井康隆、光瀬龍などの“新人作家”を世に出し、SFのおもしろさ、その可能性を広く紹介してゆく……SF黎明期における激闘の日々を綴る感動の回想録。

ユーザーレビュー

  • 夏への扉〔新版〕

    Posted by ブクログ

    何度もチャレンジする勇気、必ず希望はあると信じる心。読んで良かったと心から思える作品でした。
    SF初心者の私でもとっても読みやすかったです。

    0
    2026年10月16日
  • エッジウェア卿の死

    Posted by ブクログ

    冒頭で評判女優の人物模写が出来る寸劇女優なんてのが登場したら、ミステリ好きなら後に発生する現象はある程度読めてしまうわけで
    いわゆる双子トリックを想像してしまう。しかし、本作の場合は想像できてしまうが故に後に起きる殺人事件や推理の経緯に混乱させられる

    本作の特徴は他にもあるね
    クリスティ作品と言えば舞台や事件関係者が富裕層で占められる構成は珍しくないわけだけど、今作では何人もの俳優が登場する
    富裕層というだけでも華やかになるのに、俳優陣が加われば更に華やかになる。しかし、事件関係者に俳優が加わる事態は他の現象を呼び込む

    名探偵に疑われる容疑者というものは何とかして自分へ向けられた容疑を晴らす為に試行錯誤するもの。それは言ってしまえば演技であり、通常はずぶの素人が無理に演技するから名探偵・ポアロが付け入る隙が生まれ出る。しかし、今巻の容疑者達は演技等に自信ある俳優ばかり。つまり名探偵の目を誤魔化すのも眩ませるのも勝手知ったるもの
    そうした容疑者達を相手取った為か、今回はポアロの迷走が珍しく描かれる展開に

    ミステリ作品の読者って、そりゃ読みながら犯人やトリックについて推理を巡らせるわけだけど、その際に知らずして探偵の調査や推理にはかなり依存してしまうもの
    だから真実が見えないと探偵が迷走してしまうと、読者まで迷走してしまう。唯でさえ難解な事件はポアロの存在によって更に読者に真実を見通せなくさせてしまうわけだ


    本作の特徴を他に挙げるなら、登場人物が非常に活き活きとしている点かな
    ミステリというものは殺される被害者が居て、殺した真犯人が居て、そして犯人じゃないけど何だか疑わしい容疑者が複数人という構成が基本
    最重要は真犯人がどう動いたかであるのは間違いないが、読者や探偵を騙す為には犯人でない容疑者達にどれだけ疑わしい行動をさせられるかも大切で。個人的にはこの点をしっかり描いているミステリは面白い印象がある

    そして本作は容疑者達がとても活動的だし、誰も彼も少しの弾みで被害者たるエッジウェア卿を殺してしまいそうな何かを抱えている
    だから読んでいる最中には何度も「もしかしてこの人が犯人か…?」となって、暫くしたら「いやいや、あっちの人の方が怪しいかもしれないぞ…」なんて矢鱈と疑い続けてしまう
    そうした困惑の渦の中心には間違いなくジェーン・ウィルキンスンの存在があるね。被害者・エッジウェア卿の夫人でありながら他の男性と結婚しようとし、子供のように無邪気な言動で周囲を惑わす。しかし時には本質を突いたような不思議な発言もする
    そう考えれば、ポアロが人々を惑わす彼女の依頼を受ける形で事件に関わった為に迷走が始まってしまったとも考えられるのかもしれない


    最後にポアロが鮮やかな推理で真実を披露するのは毎度の事ながら、本作はそれだけでは足りず犯人の手記によって事件の更なる真相が語られる構成に
    それはポアロの華麗なる推理でも暴けない真実がどれだけ存在したのか、犯人が語らねば詳らかにならない難解な事件だったかを示しているかのようですよ

    0
    2026年10月14日
  • 鋼鉄都市

    Posted by ブクログ

    SFミステリーの傑作
    これが73年前の作品とは思えない
    地球人の子孫である宇宙人が作った人間そっくりのロボットとロボット嫌いの警官が殺人事件の捜査に
    その背後には宇宙都市と地球人の思想的対立が絡み合う
    現代のAIを見て知ってたかのようなリアリティはかなり衝撃的で今年の新刊と言われても気づかなかっただろ

    0
    2026年10月12日
  • 夏への扉〔新版〕

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    バリバリSFなのに、猫がいつも探している夏への扉をタイトルにするセンスも好きだ。

    ダニーみたいな、圧倒的に優秀だけど経営もビジネスも人間関係も契約も苦手な人っているよね。
    序盤は胸糞悪くなるけど、全力SF以降はまた違った読み応え。

    ダンは結局、恐れ知らずの行動派なんだよねー

    リッキー登場以降は特に好き。
    こんな感動的に終わるとは思わなかった。
    大好きな作品です。

    0
    2026年09月28日
  • 夏への扉〔新版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気読み。さすが名作、冒頭以降は古典を感じさせなかった。冷凍睡眠直前の「あれ?」の欠片たちが終盤で一気に回収されていくのが爽快。ミステリ畑とは別の読み心地の伏線回収。
    ヘイルメアリーのグレースといい、SFの主人公は人間らしくて共感が持てるのに強烈に頭が良い。ここは頭脳と共に人間性もちょっと人と外れている探偵等とは違うと感じた。
    ラスト女児を嫁にするのはちょっと倫理観どうかな、とは思ったが、まぁ婚約者と友人に裏切られて猫も失ってた(取り戻したが)状況で、心の拠り所はもうリッキーしかいない状況で半年頑張っていたからな…ちょっと仕方ないかな、という気持ちも。
    あとピートがずっと格好いいにゃんこ。

    「未来は、いずれにしろ過去にまさる。誰がなんといおうと、世界は日に日に良くなりつつあるのだ」

    0
    2026年09月17日

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