池澤春菜の作品一覧
「池澤春菜」の「ヒミツのヒミツの猫集会」「ぜんぶ本の話【毎日文庫】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「池澤春菜」の「ヒミツのヒミツの猫集会」「ぜんぶ本の話【毎日文庫】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ほんタメ文学賞あかりん部門大賞受賞という事で久々に読んだSF。
小説集という事で一つ一つのお話は短くて、たくさんの世界を楽しめる素敵な物語ばかりだった。
ハラハラしたり、ゾワゾワしたり、キュンとしたり、さまざまな感情を楽しめた。
2つだけ繋がっている話があったけど全7本の物語はどれも味わったことのない未来や近未来や、違う国や世界の話もあったけも、時々今の現実に繋がるキーワードもあったりして、近くて遠い距離感だった。
コメディタッチのものや、ディストピアものもある中で、最後の表題作は世界や文化、人がどんなに変容しても、普遍的な想いを描いていて、最後の2ページで胸がギュンッと掴まれてしまった。
ぜ
Posted by ブクログ
池澤春菜「SFのSは、ステキのS+」に続く2冊目。初の小説集という。先に出典(初出一覧)を見たら、幾つかは既に読んでいる。最近偶然ではあるが、2回読むことでその作品の真価を再認識できることが判ったのでしっかりと読んでいきたい。久々に、作品を個別に語りたい。
「糸は赤い、糸は白い」
ステキS+で既に読んでいる。本作品で池澤春菜の素晴らしさに感動し、次の作品を読みたくなった訳だからこの本を買うことは自然な事。今回読むのは2回目なのだが、当然のごとくこの作品の評価は最上級に推したい。所謂、GLSF作品なのだが、GLとSF(マイコパシー)のバランスが良い。最近GL作品を読む機会が多くなってきたので目