モーリス・ルブランの作品一覧
「モーリス・ルブラン」の「アルセーヌ=ルパン全集」「VSルパン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「モーリス・ルブラン」の「アルセーヌ=ルパン全集」「VSルパン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
コルネイユ高等学校卒。1905年『アルセーヌ・ルパンの逮捕』でデビュー。『アルセーヌ・ルパンシリーズ』、『三つの眼』などの作品を手がける。フランスの小説家。レジオンドヌール勲章を受章。
Posted by ブクログ
反感を買うこと承知で申し上げると、ドイルよりルブランの書くこのイギリス人探偵の方が親しみが持てる。幼い頃から親しんでいるのがルブランであることもそうだが、人間味があるように感じる。
ルブランは、快活でお茶目で大胆不敵、そして生命力に溢れたルパンという魅力的な内面を描くことに秀でていると思っている。そんな心躍る描写とキャラクターとしての魅力を備えた探偵怪盗の対決は、旧き良き探偵小説・犯罪小説を愛する私にとって──というか老若男女にとって垂涎ものだろう。
最後に読んだのは小学生の頃で10年ほど間が開いたが、当時「ルパ子」と父に揶揄されるほど読み耽っていたので大体のことは覚えていた。それでも興奮が
Posted by ブクログ
集英社文庫の世界の名探偵コレクション2。アルセーヌ・ルパンの短編7作品を収録。ルパン三世のおじいさん?
「太陽の戯れ」「結婚指輪」「地獄の罠」「赤い絹のショール」「さまよう死神」「白鳥の首のエディス」「わら屑」を収録。
泥棒でありながら悪党ではない、義賊的な性格を持つ怪盗紳士。魅力ある熱血漢かつ、イヤミのないプレイボーイ感。変装の名人で殺しはやらず、派手な盜みを披露する。まさに今日アニメで見る三世の特徴は、初代からほぼ引き継がれていることがわかる一冊。大きく違うのはギャグ顔がないくらいか。
本書を読んで意外に思うのは、ルパンがほぼ完全に探偵役になっている短編もあることである。名前をそのま