作品一覧

  • ジェイン・エア (上)
    4.5
    1~2巻1,276~1,364円 (税込)
    幼くして孤児となり、親類に疎まれ寄宿学校に入れられたジェイン。十八歳の冬、自由と自立を志して旅立つ――家庭教師として雇われた森深い邸で待つ新しい運命。自らの信念と感情に従って考え行動するジェインの率直で饒舌な語りは、今なお読者を魅きつけてやまない。ブロンテ姉妹のひとりシャーロット(1816-55)の代表作。新訳。(全2冊)

    試し読み

    フォロー
  • ジェーン・エア(上)
    4.3
    1~2巻990円 (税込)
    孤児として、伯母に育てられたジェーンは、虐待され、ローウッド寄宿学校にいれられる。そこで八年を過した後、広告を出し家庭教師として赴いた先に居たのは子供と家政婦だけだった。散歩の途中助けた人物こそ、屋敷の主人ロチェスターであると知ったジェーンは、彼と名門の貴婦人とのロマンスを聞き、胸が騒ぐ。
  • ジェイン・エア(上)
    4.2
    1~2巻924~990円 (税込)
    幼くして両親を亡くしたジェイン・エアは、引き取られた伯母の家で疎まれ、寄宿学校に預けられる。そこで心を通わせられる人々と出会ったジェインは、8年間を過ごした後、自立を決意。家庭教師として出向いた館で主人のロチェスターと出会うのだった。彼女の運命の扉が開かれた――現代の恋愛小説の原点とも言える古典ロマンス小説の金字塔。時代に翻弄されながら愛を貫くヒロインの姿を、情感溢れる文体で生き生きと描き出す!
  • ジェイン・エア
    3.0
    幼くして両親を亡くしたジェイン・エアは、おばのミセス・リードに引きとられるが、おばやいとこたちの冷たい仕打ちにつらい日々を送っていた。やがて寄宿学校に入れられ、親友と呼べる少女に出会ったものの、待っていたのは悲しい別れだった。逆境にありながら勉学に励んだジェインは教師となり、住みこみの家庭教師の職を得る。ミスター・ロチェスターという貴族の養女を教育する仕事だ。ミスター・ロチェスターは無愛想でそっけない男性だが、ときおりのぞく誠実さにジェインはいつしか惹かれていく。彼には恐ろしい秘密があることなど、知るよしもなく……。
  • ジェーン・エア(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    1巻1,980円 (税込)
    孤児として、伯母に育てられたジェーンは、虐待され、ローウッド寄宿学校にいれられる。そこで八年を過した後、広告を出し家庭教師として赴いた先に居たのは子供と家政婦だけだった。散歩の途中助けた人物こそ、屋敷の主人ロチェスターであると知ったジェーンは、彼と名門の貴婦人とのロマンスを聞き、胸が騒ぐ。孤独と戦いながらも不屈の精神で生きぬく女性を描いた青春文学。 ※当電子版は新潮文庫版『ジェーン・エア』上下巻をまとめた合本版です。
  • ジェイン・エア(上)
    -
    1~2巻660円 (税込)
    孤児として生まれたジェインは冷酷非情な伯母に育てられ、ついにはローウッドの慈善院へ追いやられる。施設は貧弱で衛生状態もわるく、生徒の扱いは非人間的であったが、ジェインは持ち前の意志の強さで試練と逆境を生き抜く。ヴィクトリア朝的雰囲気を濃厚にもちながら、なお一個の女性を描ききった小説として、今なお読みつがれている名作中の名作。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • ジェイン・エア (下)

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。
    自分で選択し、自分でその人生を素直に生きる、そんな自由な人間の姿が生き生きと実直に記されている。
    ロチェスターとの結婚によるいわゆるハッピーエンド的な展開に関しては賛成。
    この物語の肝は一人の女性がある環境や人生の転機に自らの意志によってその苦難を乗り越えていく、その瞬間瞬間の発火点、そこに尽きると思う。
    フェミニズム的な要素はあるものの、決してその思想に傾きせず、感覚的な生の人間の内面が映し出される。
    ロチェスターの結婚を力強く跳ね返す場面は勇気をもらえる。
    原語で読みたいなー。

    0
    2025年08月31日
  • ジェイン・エア (上)

    Posted by ブクログ

    久しぶりにザ・文学みたいな本読んだ。
    内面の細やかな動きや奥行き、幅、色、全てをまっすぐ記してある。ジェインの激しい感情の昂りは今後描かれるのか。
    館の主人であるロチェスターとの関係を今後どのように描いていくのか気になる。
    言葉で待って客観的にどこか遠い距離から世界を覗き、分析するように物語る主人公。

    0
    2025年08月22日
  • ジェイン・エア(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上下巻になっているうちの、2冊目、後半の下巻です。


    ロチェスター様に求婚されて舞い上がるジェインに、ミセス・フェアファックスがたしなめるのですが…
    ふたりは20歳差だったのですね。(もちろんロチェスター様が年上)
    あしながおじさんとジュディの年の差(14歳差) よりも大きい!!
    ジェインは18歳だから…38歳か。あれなんか思ったより若い…?
    ちなみに、のちに出てくる従兄のセント=ジョンは10歳上でした(第37章より)

    そこに、ロチェスター様の重婚疑惑!?

    謎の女グレイスに世話される、もうひとりの謎の女……その正体は、なんと!?


    リード家のぼっちゃん、叔父さん、牧師のセント=ジョン、

    0
    2025年06月18日
  • ジェイン・エア(上)

    Posted by ブクログ

    ブロンテ三姉妹の長姉で、『嵐が丘』のエミリーの姉。

    『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス)も担当された小尾芙佐さんの翻訳が大好きで、お気に入りの1冊です。


    ジェインもロチェスターも、自分を美女とか美男とか思っていないところが特徴的ですね。
    彼女の視点で物語が進むせいか、そんな彼女の頑張りや内面の可愛らしさばかり見えてしまい、もう、北川景子さん似の美女にしか思えなくなりました!!
    で、いかつい顔のロチェスター様は、きっと伊東四朗さんみたいな人なんだろうと!

    途中、ジェインの親友ヘレンが肺病で死んじゃうんですが…
    亡くなる直前に、ジェインが病床のヘレンのもとに会いに行くんですね。

    0
    2025年06月18日
  • ジェーン・エア(下)

    Posted by ブクログ

    1847年出版の本を、これだけ楽しく、思慮深く読めるとは。多くの女性は、激しい共感を持って読める文学ではないかと思う。これほど心の内を的確に、美しい言い回しで表現出来るのだなぁと発見でもあり、哲学的に納得する箇所も少なくなく、作品世界に没頭できて、良い読書体験だった。ただの恋愛小説と侮るなかれ。今よりずっとずっと女性の人生が檻に囲われていた時代に、女性の能力と意志を力強く社会に主張した作品でもある。先達に感謝!
    古い作品にありがちな堅い翻訳でもなく、大変読みやすかった。他の翻訳では冒頭で挫けそうだったので、大久保氏の翻訳がおすすめです。
    イギリス的なシビアな価値観、英国社会の持つ心地よい

    0
    2025年03月24日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!