栗原康の作品一覧
「栗原康」の「アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ」「アナキズムQ&A ――やっちゃう、やっちゃえ、やっちゃった」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「栗原康」の「アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ」「アナキズムQ&A ――やっちゃう、やっちゃえ、やっちゃった」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アナキズムの本だけど黒くなくて紫の可愛いイラストつきカバーで、やっちゃう、やっちゃえ、やっちゃった、て踊りながらイラストちゃんが言ってるので、なんか、伊藤耕とか江戸アケミぽい語呂合わせだね、と思わず買います。いざ読み出したら手触り、軽さがとても良い感じ。紙の本バンザイ!
第一章さよなら国畜、39ページ、いまが最高だところがっていこうぜ。て、いやいやもう、じゃがたらでしょ。アケミでしょ。フリーダムの語源はフレンドッテ。アケミを感じる。なかなかアナーキーだな。もうこの時点で百点満点です。ギブギブギブギブは相互扶助、無意識な本能。おしゃべりをするのは人間の自由をおもんじるのとおなじことだ。
平岡正
Posted by ブクログ
いくぜ極楽、なんどでもっていう話。
少し冗長に感じる部分はあったけど、文体に勢いがあって独特で読んでいて楽しかった。
p. 153はかなしなしばしかばねのくちぬほど
野原のつちはよそにみえけり
ひとはかならず死ぬんだ、その屍は杉ちはてて、野原の土にかえっていく、はかないことだ。でも、みんな自分と土とは無関係だとおもいこんでいる、おろかなことだ。
むしろ、こうおもわなくちゃいけない。どうせひとは土になるのである。それなのに現世に執着して、財産をためこんだって意味がないじゃないか、そんなのぜんぶ捨てちまえ、土になれ、なんにもなくなったまっさらな大地からもういちどやりなおすんだと、そういって