彬子女王の作品一覧
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Posted by ブクログ
彬子女王ブームで読み、もちろん「石橋を適当に叩いて渡る」話も面白かった。が、実はノーベル賞の大隅先生、ベルバラの池田理代子さんまで読んで、平田オリザさんはあまり作品読んでないしまあいいかと読み終えようとしていたのだが、たまたま時間があって読んだら、これがまあ一番面白かった(平田さんすみません)。
コミュニケーションとは、ということを劇作家であり高校時代に世界一周したという平田オリザさんが語ってくれる。その中でいま声高に叫ばれるグローバルコミュニケーションはアメリカンコミュニケーションだという話と、文化が近い国同士こそわずかな差異が気になり紛争に発展するのではという指摘がとても面白かった。また「旅行ですか」というひと言を学生に言わせるワークショップも。
自分も以前杉田敏さんの米国ビジネスコミュニケーションの本を読んで以来、スモールトークのできる人を目指し、エレベーターの中やらバス停やら、国内外を問わず、結構平気で知らない人と会話ができる人(おばさん)に出来上がりつつある。まあ大抵相手もおばさん(おばあさまが多いか)なので、スモールトークというよりはover the sun トークで、アメリカンというよりはウェスタン(関西)コミュニケーションではないかとも思うのだが、ハタと、自分がそのコミュニケーション術を「グローバル」だと思い込んでいた節があったのを反省した。英語を喋る人が全てアメリカ人と思い込む並の初歩レベル…
ただまあ国外の場合において、自分は変な外国人じゃないですよ、あなたの言葉も理解していますよと伝えて警戒心をとく手段にはなっているのかもしれない。わからない。日本の同年代には浮いている気もする。今更ながらのコミュニケーションとは、という問いに立ち止まってしまうのであった。