井上里の作品一覧
「井上里」の「小学館世界J文学館 スノーフレークの話」「アティカス、冒険と人生をくれた犬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「井上里」の「小学館世界J文学館 スノーフレークの話」「アティカス、冒険と人生をくれた犬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
格差や人種差別など、ただでさえ考えさせられる内容なのだが、それに加えて母と子の関係、正義や幸福といったことについて考え、読んでいる間中頭がフル回転だった。
様々な母親が登場し、それぞれが考える正義があり、一概に誰が正しいとは言い切れない。一見間違っているようでも、我が子に幸せになってほしいという思いは常にあるはずだし、何が幸せかなんて決まりはない。養子を巡る裁判で、どちらの親が子に相応しいか争う場面は、人種の問題も絡み、いくら考えても正解が分からなかった。
人間が過ちを犯すのは当たり前だが、常に償うチャンスがあるわけではないということも、この小説を読んで改めて思い知った。リチャードソン夫人のイ
Posted by ブクログ
閑静な住宅街にある邸宅が燃えてしまう。住人である家族は無事のようだが、末娘は見つからない。両親は弁護士と記者で、不動産収入もある裕福な家庭だ。末娘意外のの子どもはみな優秀である。これは、そんな恵まれた家族に何が起き、火災で家を失うことになったのかという物語だ。
社会的にも経済的にも成功している家族が、どうして崩壊することになったのか、一家を人生の勝ち組として導いている母エレナの正確な計算のどこに狂いが生じたのが見どころで、ぐいぐい惹きつけられる。
因果応報というか、生きてゆく中で、普通に起こり得るであろうトラブルに見舞われたとき、どう行動するかが大切で、誠実性を欠く対処は、巡り巡って自分