井上里の作品一覧
「井上里」の「ゲド戦記」「密やかな炎」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「井上里」の「ゲド戦記」「密やかな炎」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2018年に亡くなったアーシュラ・K・ル・グィンの没後に発表されたゲド戦記に連なる最後の作品である『火明かり』、未邦訳作品である『オドレンの娘』の2本の短編と、岩波現代文庫から出ている『夜の言葉』にも収録されている3本のエッセイや1992年にオックスフォード大学での講演の内容を収めた日本オリジナル編集のゲド戦記シリーズの最後を飾る7巻。
『オドレンの娘』はアースシーのオー島を治める領主一家の物語。
復讐物語ではあるのだが、神話的な悲劇性を感じる。領主夫妻の関係だったり、復讐をする姉弟のどちらを選ぶのかという部分や、その後も含めて神話っぽい感じがした。
この作品はあくまで未邦訳作品なので、最後
Posted by ブクログ
格差や人種差別など、ただでさえ考えさせられる内容なのだが、それに加えて母と子の関係、正義や幸福といったことについて考え、読んでいる間中頭がフル回転だった。
様々な母親が登場し、それぞれが考える正義があり、一概に誰が正しいとは言い切れない。一見間違っているようでも、我が子に幸せになってほしいという思いは常にあるはずだし、何が幸せかなんて決まりはない。養子を巡る裁判で、どちらの親が子に相応しいか争う場面は、人種の問題も絡み、いくら考えても正解が分からなかった。
人間が過ちを犯すのは当たり前だが、常に償うチャンスがあるわけではないということも、この小説を読んで改めて思い知った。リチャードソン夫人のイ