森下典子の作品一覧
「森下典子」の「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)」「こいしいたべもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森下典子」の「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)」「こいしいたべもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「日日是好日」の続編。
お茶のお稽古の細々した日常を綴っている。季節の移り変わりを丁寧に拾っていく。お茶のお花の話、お香の話、お薄に濃茶。
「しーーーーーーー」
と茶釜に湯が沸く音。桜の後の花爛漫な季節。夏の着物は単にかわる。「炉」にかわって「風炉」小ぶりな火鉢のようなものが熱源にかわる。食籠は木地の漆から陶器にかわる。
そして季節が巡ると炉開き。
時々、フリーランスの仕事をしている心細さが挿入される。
私はお茶をやらないので、描写されている風景がわからないこともあるのだけど、素敵だなぁと思う。こんなふうに心穏やかに日々が送れたらいいなぁ。お道具とかお菓子の挿し絵が美しい。
Posted by ブクログ
今、この瞬間を味わう。心がほどける一冊。
茶道を通して「今」を五感で楽しむヒントが詰まった本。お湯の「とろとろ」した音や季節の和菓子の描写が本当に美しくて、読んでいるだけで心が洗われます。
特に響いたのは「心にも季節がある」という考え方。いい時も悪い時も、どちらが良い・悪いではなく、その両方があるから人生に「奥行き」が出る。そう思えたら、雨の日も冬のような停滞期も、ふっと愛おしく感じられました。
「雨の日は、雨を聴く」
つい過去を後悔したり未来を不安に思ったりしちゃうけど、大事なのは「今」この瞬間に没頭すること。
季節の和菓子や茶花にワクワクし、上品な世界観に癒やされる……。毎日を「日日是好日