作品一覧

  • 怪異猟奇ミステリー全史(新潮選書)

    怪異猟奇ミステリー全史(新潮選書)

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    18世紀英国ゴシック小説は、フェイク精神、心霊主義、疑似科学、進化論・退化論、観相学・骨相学、セクソロジー、変態性欲と、あらゆる思想・学問を吸収し、日本へと渡ってきた。黒岩涙香に始まり、江戸川乱歩、横溝正史を経て、綾辻行人、京極夏彦へ――怪異猟奇を孕んだ日本ミステリーの成立を解き明かす、異端の文化史。
  • 天界の戦い

    天界の戦い

    小説・文芸

    -
    1巻1,430円 (税込)
    ロンドンの出版社で、殺害された男の死体が発見される。 警察の捜査が難航するなか、社で刊行される原稿をめぐり、奇怪な人物たちが動きだす。 キリストの遺物=聖杯が、じつは英国に実在する!? この至高の宝をめぐり、聖と邪の争闘がいまはじまる…… トールキンやC・S・ルイスらの文芸集団〈インクリングズ〉に参加、ドロシイ・セイヤーズの『神曲』英訳に影響をあたえ、T・S・エリオットから作品を「超自然的スリラー」と称賛された、作家チャールズ・ウィリアムズのデビュー長編、ついに登場。
  • 夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールII

    夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールII

    小説・文芸

    3.5
    1巻950円 (税込)
    花火合戦に挑んだ酔っ払いの末路とは――  新たなる黄金時代を迎えた「恐怖の帝王」が短編小説の才能をみせつける短編集その2。  滅びゆく世界を静かに見つめる二人の男と一匹の犬――悲しみに満ちた風景を美しく描く表題作。 湖の向こうの一家との花火合戦が行きつくとんでもない事態を描く「酔いどれ花火」。 架空の死亡記事を書くと書かれた人が死ぬ怪現象に悩まされる記者の物語「死亡記事」他、 黒い笑い、透明な悲しみ、不安にみちたイヤミス、奇想が炸裂するホラ話、そしてもちろん化け物も!  バラエティあふれる10編を収録。帝王自身による舞台裏の解説も楽しい短編集その2。
  • ビッグ・ドライバー

    ビッグ・ドライバー

    小説・文芸

    3.9
    1巻794円 (税込)
    息つくひま一瞬もなし! 巨匠の最新作品集 突然の凶行に襲われた女性作家の凄絶な復讐――表題作と、長年連れ添った夫が殺人鬼だと知った女性の恐怖を描く中編を収録。
  • ブッカケ・ゾンビ

    ブッカケ・ゾンビ

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    美しい妻と娘に囲まれ、満ち足りた生活を送る男には、やめられない悪癖があった。 エロ動画だ。 今日もまた家族の目を盗んでアクセスしたポルノ掲示板に大ニュース。 憧れのセクシー女優が主演するAVがこの町で撮影され、エキストラ男優を募集しているのだ。 家族に知られたら終わりだが、あの女優にブッカケる機会を逃す手はない!  しかし、撮影現場の墓地で起きたのは―― そう、ゾンビの襲撃だ。 食人集団も現われ地獄と化した町を行く彼の、そして愛する妻子の運命は? 超絶エログロ・ホラー。
  • マイル81 わるい夢たちのバザールI

    マイル81 わるい夢たちのバザールI

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    その車に近づいちゃダメ! 恐怖の帝王キングの短編集  廃墟となったパーキングエリアに駐まる1台の車。不審に思って近づいた者たちは―― キング流の奇想炸裂の表題作。この世に存在しない作品が読める謎の電子書籍リーダーをめぐる「UR」。 忌まわしい恐怖の物語「悪ガキ」。アメリカ文学の巨匠に捧げる「プレミアム・ハーモニー」他、 ホラー、SFから文芸色の強い作品まで10編を収録。 巨匠がさらなる洗練をみせる短編集その1。自作解説つき。
  • 魔都シカモア(新潮文庫)

    魔都シカモア(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    魔都シカモア。吸血鬼や人狼が跋扈する魔界〈ブラックランド〉への出入り口(ポータル)が出現する町。巷では連続惨殺事件が発生し、血塗れの現場から遺体が消えた。「夫の遺体を探してほしい」依頼を受けた探偵フィリックスは、勝気な女性司書を相棒に、まさかのブラックランドへ足を踏み入れる羽目に……。様々な要素を丸呑みにし、フーダニットとしても完成された最先端特殊設定ミステリーの誕生!(解説・阿津川辰海)
  • 瞬きよりも速く 〔新装版〕

    瞬きよりも速く 〔新装版〕

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    マジック・ショーで起きた不思議な出来事を描く表題作など、名品21篇を収録する傑作集。暑い夏の夜、妻とマジック・ショーに出かけたわたしは、舞台に上げられた男が自分そっくりであることに気づく。彼は女魔術師により、身につけたものを目にも止まらぬ早業で奪われていった……奇妙なできごとをシニカルに描いた表題作「瞬きよりも速く」、夜ごと庭に現れる若い女への揺れる心情を綴る「芝生で泣いてる女」、三人の偉大な作家に捧げるレクイエム「最後の秘跡」など、詩情に満ちた21の短篇を収録した傑作集

ユーザーレビュー

  • ビッグ・ドライバー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個人的には、とても興味深く刺激的な内容でした。超平たく言いますと「面白かった!」という表現になってしまうのですが、、、「面白かった」という表現だと、ちょっと語弊があるくらいに、内容は凄惨です。凄まじい、と言っても良い気がします。スティーブンキング、凄いなあ!と。

    個人的には、スーパーナチュラルや超常現象ありきのキングの小説より、そういった要素が一切ない、単純に「やっぱ一番怖いのは人間だよなあ、、、」な、キングの作品の方が、僕は好きだなあ、ということをね、思いましたね。

    元々の原本は、2010年に刊行されているそうです。「FULL DARK, NO STARS」という、4本の中編が収められた一冊の書物として刊行され、そのうちの「ビッグ・ドライバー」「素晴らしき結婚生活」の二編が、日本では「ビック・ドライバー」という作品として発表された、と。残り二編「1922」「公正な取引」は、「1922」のタイトルで、日本では作品化されている、と。かなりのボリュームの中編4作を一冊にまとめると、日本では、ちょっと売れ行き心配なんで、、、ということで分冊化したんでしょうかね?文春文庫さんの判断なのかなあ?とか思ったり。

    個人的には、原題の「フルダーク、ノースターズ」が、すっごく好きなタイトルですね。「漆黒の闇、星影も無し」ってな感じでしょうか。人間存在の暗黒面を、見事に表題化している感じ?って思いましたねえ。プログレッシブロックの超有名バンド、キング・クリムゾンのアルバム名でいうなら、「Starless And Bible Black(邦題:暗黒の世界)」って感じですよねえ。

    「ビッグ・ドライバー」
    うわあ、、、見事に凄惨な。どギツい作品ですねえ、、、そこそこの売れっ子で、そこそこの美貌もあると思われる中堅女性作家が、講演会の帰り道に極悪人の仕掛けた卑怯な罠にはまり、その途轍もない残酷な大男にレイプされ、そして無残に殺されて「暗渠」に捨てられる、、、はずが、なんとかギリ、その女性(テス)はマジでギリ、生きながらえていた。そして死の淵から生還した、テスが決意したことは、、、という物語。

    超凄惨ですね、レイプの描写とか、その後に容赦なく物のように「暗渠」に捨てられる感じとか。巣穴の蛇のように、暗渠はじっと、テスを待っていた、みたいな表現があるんですが、、、マジ怖い。

    物語としては、結構、どんでん返しもありました。ビッグ・ドライバーが実はビッグ・ドライバーとビッグ・ビッグ・ドライバーの二人いた!とか、まさか母ちゃんまで抜群のサイコ女性で、息子の性欲の為に獲物の女性を物色する女だったとは。ビッグ・ビッグ・ドライバーは、ビッグ・ドライバーの異常性欲を野放しにしていて、戦利品のおこぼれにあずかっていたとは。おっとろしい、、、まるでトビー・フーパー監督の最強スプラッター映画「悪魔のいけにえ」のソーヤー一家みたいなもんやないか。

    あと、超賑やかな音楽かけまくりのバーの女性スタッフのベッツィ・ニール女史。彼女も、実は、、、あれほどに凄惨な、過去を抱えていたとは、、、それが分かる物語の最終盤。そして彼女の、不思議な色をたたえた、あの瞳の秘密。心を完膚なきまでに傷つけられた女性たちへの哀歌であり、、、こんな表現は適切ではないのですが、、、応援歌、、、としか、、、言いようがないか。そんな物語、ですよねえ。

    レイプされ殺されかけて九死に一生を得た、テス。レイプの後に、全ての人目をさけるように、必死に物陰に隠れながら、家までの道のりを、逃げるやないですか。あの時の描写の冷徹さよ。残酷さよ。でもあれはあの時のテスは、真実、「(完璧にプライバシーを守るリムジンタクシーのスタッフ以外には)誰にも、今のこの私の、この姿をみられたくない!」と、本当に強く強く思ったんだろうなあ、、、

    彼女が、民家や店に駆け込んで、助けを求めなかったこと。警察に駆け込んで、ビッグ・ドライバーを訴えなかったこと。公共の善意に頼らず、公の正義に頼ることもなく、善悪の裁きを司法の判断に委ねるわけではなく、「わたしが全て自分でケリをつける」と決断したこと。

    もちろん、そこそこの有名人である自分が浴びるであろう、世間の好奇の目に耐えられない、という思いは勿論あったでしょうが、、、それよりも「自分の人間としての自尊心」が、それを許さなかったのかなあ、と。思いました。「これほどの仕打ちを受けたのだ。なんとしても自分の手でケリをつけない事には気が収まらない」という気持ち。

    レイプ事件の後、テスが、車のナビゲーターや自宅の猫ちゃんとしきりと会話をする、という描写があるやないですか。アレは「とんでもない酷い経験を受けた人の、自分を癒やすための、セルフ治療の一環と考えられる」という分析を、どなかたの読書感想で拝見したんですよ。「なるほど!」と、凄く合点がいきました。

    レイプ、という犯罪は、レイプされた人が生き延びたとしても、その被害者を「ある意味では殺してしまう」ということなんだろうなあ、、、酷い。本当に、酷い、犯罪なのでしょう、、、うむ。

    この話、感じとしては、宮部みゆきさんが編集したアンソロジー集「贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き」に収録されていた、ジョイス・キャロル・オーツの短編「パラダイス・モーテルにて」と近い雰囲気を、感じました。個人的には。ジョイス・キャロル・オーツ、全然詳しくはないんですが、、、ちょっと、スティーブン・キングと、共通点、、、あるのかしら?どうなのかしら?

    あと、テスが決断した「私が自分の手でケリをつける」という決断なのですが、、、いわゆる私刑。私的制裁。私人逮捕。2026年の日本では、私人逮捕系ユーチューバー、という言葉は、もう下火になってきているんでしょうかね、、、でも、個人で復讐を果たす、という行為は、、、物語としては、美しい。必殺仕事人、ですよねえ。胸がスカッとする面は、間違いなく、あります。勧善懲悪、が、分かっているならば。

    だが、現実には、、、本当に危うく、難しいところですよねえ、、、我々は、このキングの小説では、テスが完全な被害者で、善人で、そしてビッグ・ドライバーとその家族が、完全な悪でありサイコな人々である、という事実を、読者の視点から、いわば物語世界の外側の神の視点から、知っている訳です。ですので、テスの復讐譚に、深く納得し、感じ入る事が、できるのだろうなあ、と。

    だが。これがもし、現実世界の出来事、本当にリアルな実際の出来事であったとしたら。そしてこの一連の流れを、ニュース番組で知る側の立場だったならば。完全な第三者である我々は、物事の真相が完全に明確に超正しく判明するまでは、はたして、テスが正しいのか?それともビッグ・ドライバーが正しいのか?実際のところは、分かりません、、、よね?ましてや、ビッグ・ドライバーとその家族は、一見外面の良い善人一般市民的生活を普段は装っているわけで。「あのいつもニコニコ親切なビッグ・ドライバー一家が!途轍もない凄惨な殺人事件に巻き込まれて!あまりにも可哀そうすぎる!」って見方も、フツーに発生する案件だと思います。

    このリアルな現実世界では、個人による復讐譚は、極めて全くもって難しい、、、ということを、なんというかまわりまわって、僕は、感じました。なんか、変な感想に、なっちゃったな。

    「素晴らしき結婚生活」
    これも本当に見事な中編だと思います。過不足なさすぎ。本当にまあ、見事にまとめたなあ、と。物語の造形がもう、、、完璧だなあ、と。キング、すっげえなあ!と。痛感する作品でした。まず「素晴らしき結婚生活」という邦題も素晴らしいし、原題は「A Good Marriage」ですがコレもグッド。なんという皮肉の効いたタイトルであることか。うむ、、、素晴らしいです。

    「長年幸せに連れ添ってきた、自分の良き伴侶が、まさか。最悪の性的猟奇的イカレ殺人鬼だったとは」という作品なんですが、、、現実問題だとして、超ウルトラ、怖いですよね。主人公の女性、ダーセレン・マドセン(愛称は「ダーシー」)の、恐怖。それを思うと、、、本当に胸がすくむのです。「これが現実のことだったら」という恐怖感は、人として、本当に凄まじいものが、あるでしょうねえ、、、「自分の身内にシリアルキラーがいる」ということが判明した時の、、、本当に「本当に」どうしようもない恐怖。

    そのシリアルキラー、夫のボブ・アンダースン。コイツが本当に、、、本当にまあ、、、怖い。怖すぎる。ああまで狂った心をしっかりと持ちつつ。でも、ほぼそれを完璧に、基本的には、隠し通して、一般生活を。良き伴侶であり良き市井の一個人として、過ごしていられるものだ!そしてやはり、これが本当に恐怖なんですが、、、このような人間は、間違いなくこの現実の世の中に、存在しているのでしょう、、、いるのでしょう、、、だからこそ、我々の住むリアルな世界は、今「こうなって」いるわけですもの。この小説はフィクションですが、このフィクションの世界で描かれている物語は、間違いなく。完全に「リアル」なのでしょう。怖い。

    でも、、、どうしようもないですよね。それが「人間」ですものね。そういう意味では、もう一つの作品「ビッグ・ドライバー」の世界も、ある意味、完全に「リアル」なんですけどね。

    ボブが、自らを殺人鬼だと認め告白しつつ、ダーシーに「君が全てを白日の下にさらしたとしても。俺はどうなってもいい。君もまあ、いいのだろうともいえるのだろう。でも、、、俺たちの子供は、、、どうなると思う?」と囁いた、あの言葉。悪魔の言葉ですよね。本当に酷い言葉です。だが。どうしようもない剥き出しの現実、ですよね。

    そして、この凄惨すぎる物語に、キングは見事に、見事すぎる結末を、ありていに言えば、本当に見事な「救い」を用意した、と思うんですが、、、物語の最終盤の、ダーシーと、州検事総務局のホルト・ラムジーの会話。なんと見事な。お互いに、おそらく「全てを」知っていながらも、それでも互いに手持ちのカードを、ちょっとずつ見せながらの、真剣をたずさえながらの、会話。もの凄い見事です。そして、救いでもある、というね。

    物語の最後、ホルトがダーシーを抱擁して囁いた「あなたは正しいことをしましたよ」の言葉。あの言葉は、ダーシーを救い、そしておそらくホルト自身の今までのキャリアもポリシーも救い、読者をも救った、と言えるのではないでしょうか。ダーシーは、全てを自分一人で抱え込む必要は、なくなった。「わかってもらえた」ということの心強さ、ですよね。キヨシローさん的にRCサクセション的に言うならば「わかってもらえるさ」ってこと、ですよね。

    物語が終わった後に語られる、著者あとがき。ま、キングのあとがき、ということなんでしょうが、ここでキング自らが語る、物語の語り手としての矜持。物語を生み出すものとしての心構え。これも、凄いなんといいますか、、、素敵でした。

    僕は日本の作家では、宮部みゆきさんが一番好きなのですが、その宮部さんが、超熱烈なスティーブン・キングのファンだという事は、けっこうよく知られた事実だと思います。で、「死者は嘘をつかない」と、この「ビッグ・ドライバー」を読んで、なるほど、宮部みゆきが強烈なスティーブン・キングのファンであること合点がいった!と、心の底から理解しました。宮部さんの作品には、間違いなく、キング的なフィーリングが、あります。作家のベクトルであり、人間としてのベクトルが、相当に、近しいな、と思った次第です。そのことが理解できた点でも、キング作品を読んで、良かったなあ、と。シミジミ、思いましたね。

    0
    2026年01月31日
  • ブッカケ・ゾンビ

    Posted by ブクログ

    B級映画感のあるエログロゴア感最高すぎる
    蛆と精液と血液と肉片とゲロが混じり合う、本当に美しい描写と翻訳でした!
    主人公の幻覚の内容がいいトチ狂い具合で最高です
    サクサク読めるテンポの良さがありました!

    0
    2024年05月01日
  • マイル81 わるい夢たちのバザールI

    購入済み

    楽しめました。百点満点です。
    書籍にしたらかなり分厚いものだと思います。
    あまり分厚いと途中飛ばし読みしてしまいがちですが、これはどの作品もおもしろくて集中力が途切れなかった。多彩なキングワールドです。

    キングって、異常心理とか特殊な能力者以外の、普通の人の、普通の情緒をこれほど深く巧みに描けたっけ、と読み手をうならせる作品もたくさんありました。
    匠の技ですね。

    最後の「Ur」圧巻でした。

    読むのに時間がかかりますが、キングファンには是非おすすめです。

    #感動する #シュール #深い

    0
    2024年01月13日
  • ブッカケ・ゾンビ

    Posted by ブクログ

    ジョー・ネッター『ブッカケ・ゾンビ』扶桑社ミステリー。

    久し振りの赤背の扶桑社ミステリー。2009年刊行のエログロB級スプラッターホラー。原題は、そのままの『Zombie Bukkake』であった。Bukkakeは世界共通語なのか。

    何故にゾンビとブッカケAVなのか。それどころか現役市長のカニバリズム嗜好まで描かれ、兎に角やりたい放題の驚愕のかなりぶっ飛んだ作品。

    良い子は読んではいけません。

    主人公のフォーリー・テラキューズは、美人妻と可愛い娘と満ち足りた生活を過ごしていたが、家族の目を盗んでネットでエロ動画を楽しむという悪癖があった。

    ある日、フォーリーがネットでエロ動画を検索していると、憧れの女優が主演するAV撮影がこの町で行われ、エキストラのブッカケ男優を募集する掲示板を発見する。

    深夜、フォーリーが撮影現場の墓地に行き、ブッカケAVの撮影に参加していると、墓地から次々とゾンビが現れた。エキストラを襲うゾンビたちが繰り広げる血の惨劇。泡を食ったフォーリーと他のエキストラは墓地の管理人の屋敷に逃げ込むが……

    どうなる、どうなると興味惹かれて読み進めば……

    やはり、どうにもならなかったか……

    定価1,320円
    ★★★★★

    0
    2023年02月03日
  • 夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールII

    Posted by ブクログ

     スティーブン・キングの短編集の続き。

     「夏の雷鳴」が切なくて美しい。
     そして、決してあの世界が絵空事でない雰囲気があるのが怖い。
     うん。コロナ過の今、それはないことでは決してないのだ。
     ワンコがかわいそうで、かわいそうで…。

     花火合戦は、楽しかった。
     まぁ、おいおい、ではあるのだけど、でもなんなんだろう。も、絶対後退できないってことって、多分人にはあるんだよ。その愚かさが、人を楽しませたり、悲しませたりするんだよ。

     そして、ギング版「デスノート」ww
     まぁ、デスノートっぽいなって思ったし、これは決して幸せにならない物語だと思ったら、キングらしさで打ちのめしてくれたよ。

     キングが読める、今に生きていることに感謝を。
     面白かったよ。

    0
    2022年03月28日

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