【感想・ネタバレ】夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールIIのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年10月31日

ハーマン・ウォークはいまだ健在/具合が悪い/鉄壁ビリー/ミスター・ヤミー/トミー/苦悶の小さき緑色の神/異世界バス/死亡記事/酔いどれ花火/夏の雷鳴

異世界の住人たち、この世界の未来の一つ、ゾクゾクする
死亡記事はまるでデスノート。
花火は面白くて笑ってしまった。
最後の生き物になるのはいやだなぁ...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月07日

短編集②。マイル81に続いて、こちらも10本入っている。
印象に残ったエピソードをかいつまんで。
鉄壁ビリー。
とあるプロ球団の助っ人として参加したビリー。キャッチャーとしてホームに突っ込んでくるランナーを徹底的にブロックするため、次第に鉄壁と名付けられた。
序盤はビリーが周囲に認められていく話。
...続きを読むしかし、どこか違和感がある。
その違和感は後半で明かされる。後半、急にサスペンス味を帯びて前半とのギャップにやられた。
ビリーの人物像が明らかになるとともにすぐ近くにいる恐怖が怖い。

苦悶の小さき緑色の神。
とある病室の中で起きる急激なホラー。何が表れたのか、こちらは文章から想像していくしかないが照明が消され真っ暗になることで作中の人物も何が起きているか想像するしかなく、またそれが恐怖を加速していた。そして照明がついて状況を把握したときの絶望感。
最後に主人公が感じたこと。あ~怖い。

異世界バス。
短い話しながらも設定が練りこまれていた。主人公はプレゼン会場へと急いでいる。そのプレゼンがいかに重要か、説得力持たすにはここまで設定を作るんだなと思った。本筋はプレゼン会場に向かう最中に出会うとある出来事。別に異世界に行くわけではないけれど、道中のその一種運の出来事だけまるで異世界で起きているようなゆっくりと時間が流れた感じが手に取るように分かった。

死亡記事。
訳者解説でも語られている通り、デスノートみたいだけどデスノートとはまた別の恐怖が襲ってきた。どんな感じで主人公にしっぺ返しが来るかと思ってたけど、こんな形とは。

酔いどれ花火。
エスカレートしていくしかなかった人たちの話。嫌なことが起きないといいけどなと思っていたものの、オチも洒落が効いてて面白かった。映画化されてほしい

夏の雷鳴。
人間2人と犬1匹の世紀末。交流がよかった。

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Posted by ブクログ 2020年11月15日

キングの最新短編集2分冊の2冊目。同じく10編が収録されている。一番気に入ったのは表題作であり、本短編集の掉尾を飾る「夏の雷鳴」かな。他の作品とは比較にならないほど大量の“死”が背景にあるのに、静謐に満ちた世界が描かれている。これだよ、ぼくが読みたかったキングは。

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Posted by ブクログ 2020年11月10日

こっちのほうが粒ぞろいかな。ラスト、核戦争後のワンコを描いた表題作、泣ける。犬の名前がガンダルフってのがまたツボ。

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