【感想・ネタバレ】夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールIIのレビュー

あらすじ

花火合戦に挑んだ酔っ払いの末路とは――
新たなる黄金時代を迎えた「恐怖の帝王」が短編小説の才能をみせつける短編集その2。

滅びゆく世界を静かに見つめる二人の男と一匹の犬――悲しみに満ちた風景を美しく描く表題作。
湖の向こうの一家との花火合戦が行きつくとんでもない事態を描く「酔いどれ花火」。
架空の死亡記事を書くと書かれた人が死ぬ怪現象に悩まされる記者の物語「死亡記事」他、
黒い笑い、透明な悲しみ、不安にみちたイヤミス、奇想が炸裂するホラ話、そしてもちろん化け物も!
バラエティあふれる10編を収録。帝王自身による舞台裏の解説も楽しい短編集その2。

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