パンローリング作品一覧

  • 考えすぎる私のあり方 ──自分とのつながりを確立し、自信を取り戻す
    -
    「きっと失望させてしまった」「きっと怒らせてしまった」「きっと期待に沿えていないんだ」 その不安、思い込みから来ていませんか? いつも周囲の人のために行動して、何もかもうまくこなしている有能な人だと称賛されている。でも内心では、常に自己不信や強い不安、失敗への恐怖を抱えていませんか? ハイパフォーマーとしての評価も周囲からの羨望も手にしていても、心は「自分は取るに足らない」存在だという自己批判にさいなまれている。それが、高機能不安症(HFA)の二面性です。 HFAは、いわゆる「抑制不安障害」とは異なります。仕事だけでなく、普段の生活もままならない強い不安障害とは異なり、内面の不安を抱えつつ、日常の生活は傍から見れば問題なくもしくはそれ以上にきちんとこなしているため、HFAはいまのところ不安障害とは認められていません。だからこそ、その潜在数は高いことがうかがえます。 HFAの人に共通しているのは、「満たされたい・自分には価値があると思いたい」という気持ちです。そしてその根本にあるのは、恐怖。だからこそ、他人にダメな自分を知られないように、先回りして考えすぎたり、働きすぎたり、自己批判を引き起こしてしまうのです。 例えば、ある朝、出社した同僚にいつも通りに「おはよう」と声をかけたけれど、返事がなかったとします。するとHFAの人は「きっと私は何かしてしまったんだ。嫌われてしまった、どうしよう」と不安になります。実際は、相手は考え事をしていたとか気づかなかっただけだとしても、です。そこで「どうした、何かあった?」と聞かないことで、解消されない不安はいつまでも心の中に残ったままになってしまいます。 また、HFAの人の価値基準は他者からの評価に根差しているため、常に高い課題を自らに課し、求められる基準に達していないと思い込んでしまうのです。ですが、私たちの本質的な価値は、目に見える成果や外からの評価、そして他者との比較によって決定されるものではありません 他者からの承認を追い求めるのは、ドラッグで高揚感を得ようとするのと同じで、その場はよくてもすぐに効果は切れてしまい、再度同じ高揚感を得ようとより多くの量を必要としてしまいます。 そこで心理学者であるラリター博士が、自らの経験も踏まえ、HFAにはどういう弊害があるのか、HFAの人が不安を払拭し、自分基準で本当の幸せを手に入れるための方法を、科学的研究と実践的なエクササイズやケーススタディを織り交ぜながら、具体的に紹介します。不安の原因や表れ方も個々により異なります。髄所に書かれた振り返りの質問などに答えて、自分自身を掘り下げていきましょう。 他者との軋轢を避け、本当に言いたいことを言わずに飲み込んでしまうがんばり屋さんの必読書です。
  • 賢く敵を選べ ──持続的な成功をもらたらすビジネスプランニング
    -
    13カ国語に翻訳されたベストセラー 弱点攻略、意識改革、発想法の改善、資金調達に利く、 ビジネスと人生を勝利に導くための完全ガイド!  連続起業家でCEOでもあるパトリック・ベト・デビッドが、ビジネスを成功させる鍵を明らかにする。その鍵とは、打倒すべき正しい敵を見つけることだ。だがその攻撃は危険なものともなりかねない。間違った敵を選べば判断力が鈍り感情に走りすぎる可能性があるからだ。  本書では、勝利のために正しい敵を見極め、選ぶためのステップを順を追って説明する。そして、ビジネスの構築に必要な論理的要素と、あなたとチームの感情的要素 とを組み合わせる方法――12のビルディングブロック――を項目ごとに解説。各章には、ビジネスプラン作成のヒントとなる演習が用意されている。論理と感情を周到に組み合わせれば、次の四半期、1年、10年、あるいは今後数世代に向けた、唯一無二で説得力抜群のビジネスプランを手に入れることができる。  先見の明があり、夢があり、大きな視野を持つ人なら本書がお勧めだ。経営者、経営幹部、ソロプレナー(ひとり起業家)、営業担当者、あるいは起業を考えている会社員や学生であってもプロセスは同じ。ライバルを凌ぐことではなく、真の敵を打ち砕くことで勝利をつかむことができる。 [本書のビジネスプラン作成法で得られること] ●自分の感情を引き出し、利用して、不屈になる方法が身につく ●ビジョンが明確になり、なりたい自分を定義し、無謀な夢に気づく ●大きく、困難で、大胆な目標をを達成するための具体的な行動手順がわかる ●投資家を確保して資金調達するための成功事例を学ぶ ●ビジネスの内外で人間関係が改善する ●自分と同じくらいチームが奮い立つよう導く方法をマスターできる イーロン・マスクはなぜ人に喧嘩を売るのが好きなのか。 それは、敵を絶えず自分の世界に招き入れたいからだ。
  • TFメソッドの原理 ──売買システムの考え方・作り方・確かめ方・改め方
    -
    TFメソッドの「TF」とはトレンドフォロー(Trend Follow)の略です。相場のトレンドに従い、上昇トレンドのときには買いを仕掛け、下降トレンドのときには売りを仕掛けます。いわゆる「順張り手法」です。 TFメソッドは極めて単純な理論と売買ルールから構築されているため、いろいろと応用しやすい手法といえるでしょう。私自身20年以上にわたり活用しています。 しかし、TFメソッドに基づいた売買システムを機能させるためには、非常に重要な点があります。 それは「トレンドとは何か?」というものです。「何がどうなったらトレンド発生・転換か?」を明確に定義し、確信しておく必要があります。 これがなければ「仏作って魂入れず」の売買システムになってしまうでしょう。これまで何度かセミナーを開催してきましたが、はっきりと「自身のトレンド」を定義している受講者は、ほとんどいませんでした。 「トレードで結果を残すためには、自身が納得できるルールで売買システムを構築し、一喜一憂せず、継続的に実践する必要がある」――そう私は自らの経験から確信しています。それは単に他人のシステムを真似するだけでは難しいでしょう。 そこで本書では、まずトレンドの定義について解説していきます。さらに、ルールからシステムを構築していくために必要な知識と心構えについて紹介します。そのうえでTFメソッドの基本ルールについて詳説し、その検証方法と改良方法の方向性を案内する流れとなっています。 本書では、検証例として米ドル円FXのデータを用いました。しかし、TFメソッドは株式、先物、CFD、暗号通貨、あらゆる相場に応用できます。むしろ、さまざまな金融商品・銘柄で有効性を確認してみてください。ご自身で構築されたTFメソッドの応用法がトレード成功の一助となりますことを願ってやみません。
  • トレードの資金管理入門 ──運用資金をトレードの実践にどう結びつけていくか?
    -
    皆さん、こんにちは。なりた・ひろゆきです。30年以上、トレーダーとして、さまざまな相場を経験し、分析しています。 皆さんは「トレードの資金管理」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか? 何やら小難しそうな印象をもつ方がいらっしゃるかもしれません。しかし、実際のところ、その本質は非常に「単純」です。 また、損切りができれば、それで十分と思われている方もいらっしゃるかもしれません。確かに、トレードで長く生き残るためには非常に大切な習慣です。しかし、それだけでは足りません。単に先細りの時間を延ばしているだけかもしれないからです。 実は、トレードを続けていくためには「資金を効率的に増やす運用」を考えなければなりません。そのカギとなるのが資金管理なのです。 では、資金管理の本質とは何か? それは「このトレードにいくら使うか?」です。 当たり前すぎると思うかもしれません。しかし、その当たり前が「おろそか」になっている方たちが実際には多いのです。 トレードを始めるとなると“相場に勝てる手法”の研究ばかりに目が向かいがちです。しかし、個人的にトレーダーとして一皮むけるために最も役に立った知識が資金管理でした。トレーダーが相場で計画的に管理できるのは運用資金だけです。それができなければ、どのような“勝てる手法”であれ、最終的には運用として成功しないでしょう。 また、よく「トレードでは心理のコントロールが重要」といいますが、最近は詭弁として使われているきらいがあります。実際のところ心理とは、自分なりの手法だけでなく、自分なりの資金管理を明確に構築し、一貫して実践できる状態になって初めていえることなのです。 私が知り合った長年実績を積み上げてきたトレーダーたちも「このトレードにいくら使うか?」をはっきりとルール化していました。私は資金管理こそがトレーダーが最初に学んでおくべきこと、一丁目一番地だと考えています。だからこそ今回、電子書籍をいくつか出版するにあたって最初のテーマとさせてもらったのです。 なお「このトレードにいくら使うか?」ですが、実は探究し始めると非常に難解な世界が広がっています。本書は、そこまで立ち入らずに、トレードを始める方が知っておくべき、単純ながら重要な知識だけに絞りました。本書が皆さんのトレード成功への足掛かりになれば幸いです。
  • マンガでわかる大きく考える魔法 ――人生を成功に導く実践ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全世界で750万部突破! 自己啓発の古典的名著がマンガになった。 書籍版 本書の原作は1959年にアメリカで発売され、いまなお売れ続けているロングセラー。その影響力はアメリカ国内にとどまらず、世界中の読者が、そのノウハウを実践することで生活を改善し、より良き人生を送っている。さて、「大きく考える」ということは具体的にどうすればいいのだろう? 大きく考えることで自分がどんなふうに変われるのか? 本書は原作の思考術をマンガで解説。なかなか一歩を踏み出せないでいる主人公とともに、「考え方」を激変させる方法を学んでいく。 大きく考えよう。そうすれば大きく生きられる。幸せに包まれ、達成感にあふれた人生を生きられる。さあ、いますぐ行動しよう! 立花久美は事務員として働く29歳。職場ではいつも上司から小言を言われ、モチベーションはつねに下がりっぱなし。楽しみといえば、仕事帰りにたまに寄る定食屋でやけ食いをすることくらい。こんな毎日を変えたい、転職もしたいと思ってはいるものの、どこから始めていいのかわかならい。そんなある日、いつもの店で常連客の前田と出会い、彼のアドバイスで少しずつ思考を拡張していき……。
  • マンガでわかる営業の魔法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 <シリーズ累計40万部突破> 自分も顧客も幸せに導く12の極意! 【ストーリー・概要】 契約が1件も取れず挫折寸前の新人営業マン小笠原は、今日も日がな1日、伏魔殿のような喫茶店で時間をつぶしていた。そんな彼の目に飛び込んできたのは、自信と余裕に満ちた同じく営業マンらしき男性。まぶしいまでの輝きを放つ彼は顧客の話を聞き、質問を投げかけ、気づけば「魔法のように」契約を交わし、顧客と笑顔で店を後にした。そんな彼を追いかけ、懇願する。 「教えてください。営業を!」 紙谷というその男性の答えは「僕に教えられるのは、営業の“素晴らしさ”だけですよ」。そこから2人の週1回の早朝レッスンが始まった。 レッスン初日。「時間がもったいないので、3分で自己紹介をしましょう」という紙谷の教えはすでに始まっている。彼の話の流れにどんどんと引き込まれていき、これまでの自分の営業方法と比べて反省と落胆を繰り返す小笠原。それでも紙谷の具体的なノウハウを聞くたびに、すぐに実践したいという強いやる気がみなぎってくる。 紙谷の教えの根底にあるのは、顧客の課題を解決することが営業の仕事だという顧客思考。だからこそ、「営業は顧客から『ノー』をたくさんもらわなければいけない」「相手に深く考える時間を与えることが大切」「売ろうとしない」という逆説ともいうべきアドバイスがあふれているのだ。 その教えはアポイントの取り方からクロージングまでトータルに及ぶが、それらはどれも顧客の話を深く聴くという誠実な人間力が伴うことが重要となる。 「沈黙の間を作る」 「既成概念を破る」 「応酬話法」 「二者択一話法」 「イエス・バット話法」 「質問話法」 「類推話法(ストーリー話法)」 「推定承諾話法」 「肯定暗示法」 極意とも言えるその実践ノウハウは小笠原に気づきと勇気、そして何よりやる気と輝きを与えてくれ、まるで本物の魔法にかかったかのようにこれまでのダメ営業マンを脱し、成長していく。しかし12個の魔法を伝授すると言っていた紙谷は最後の魔法を伝えないまま忽然と姿を消してしまった。急に連絡が途絶えた紙谷の身に何が起こったのか。最後の魔法とは何だったのか。トップ営業マンの紙谷はどのような人生を歩んできたのか。 挫折寸前のダメ営業マンがプロ営業マンの教えで苦悩しながら成長していくサクセスストーリーは、社会で必須となるコニュニケーションの基本と仕事へのモチベーションを上げてくれる。
  • 細分化して片付ける30分仕事術 ──あえての時間しばりが最高の結果をもたらす
    -
    1巻1,760円 (税込)
    毎日30分だけ仕事しよう! 無謀なテーマだ。だが著者はそれを実践し、大手上場企業に勤めながらタスクマスターとして充実した人生を送っている。仕事はもちろん、執筆業、セミナー講師、そして趣味も家族との時間も、すべてを楽しんでいるのだ。そんな著者だが、以前は目の前の業務に追われ、片付かない分は残業をし、そのあとは同じく激務に追われている同僚と酒を組み交わして1日を終える。そんな惰性ともいえる日々に陥っていた。だがある日、一念発起し「残業をしない」という観点から業務を見直していった。 介護や育児など時短勤務をしている人たちのように、終業後つまり残業となる余剰時間をもたないと決意。これは、仕事を作業単位から時間単位での管理への切り替えでもあった。そこで著者は日々の業務時間の統計を取ってみた。するとクライアントや部下からの突発的な依頼やメールチェックなどのルーティンワークを除くと、1日平均4時間弱しか使える時間がないことに気づいた。これまでスケジュール管理や仕事術の本を読破しても残業が減らなかった理由が発覚。自分の作業時間が予想以上に少ないのだ。そこに8時間分の仕事を予定しても終わるはずがない。 そこから試行錯誤して、数年かけてたどり着いたのが本書のテーマである「30分だけ仕事術」である。有名な30分でのタスク管理に「ポモドーロ・テクニック」がある。これは、25分間の作業と5分間の休憩を1セットでくりかえすものだ。だが、本書の30分だけ仕事術はひとつの仕事に1日にあえて30分しか取り組まない。さらに言えば30分の時間を「ただ」費やすという点である。そんなの現実的ではないと思うことだろう。だがいまでは、セミナーやスクーリングを通して多くの受講生が残業なしの人生を謳歌しているのだ。 ただし、実践するにはあなたの仕事への考え方を変えなくてはならない。旧態依然の社会に埋もれてしまっている人ほど、取り組みがいがあるはずだ。AIの登場でより業務スピードが早まった今、副業や勉強に時間を取るためにも本書で残業ナシの生活を手に入れよう。
  • 10年分の検証データが証明する 移動平均線で勝つために学ぶべき“本当”の話
    -
    ほかでは読めない“ココ”だけの検証データ導く成功のカギ 移動平均線で「勝つ」 ◆FXトレードは移動平均線だけで勝てる? 「FXトレードは移動平均線だけで勝てる」と言われたら、あなたはどう思いますか? プロのトレーダーには、複雑なインジケーターを駆使し、高度なテクニックを用いながら勝ち続けているイメージがあります。ですから、「そんな単純な話があるはずがない。ウソに決まっている」と思うかもしれません。 しかし、実は “条件さえ整えば”、移動平均線だけで勝つことは可能なのです。もちろん、どんな通貨ペアでも、どんな時間軸でも通用するわけではありません。 例えば、ユーロドルの1時間足で移動平均線の手法を使おうと思っても難しいです。ポンドドルの15分足でも同様です。 しかし、ポンド円の1時間足なら話は違ってきます。この時間軸と通貨ペアなら、機能する移動平均線の手法が出てくるのです。 その違いは一体、どこにあるのでしょうか? ◆「テクニカルが使えるかどうか」の議論は時間の無駄 移動平均線に限らず、テクニカル指標については「本当に使えるのか?」という議論がよく交わされます。その結論は、実は非常にシンプルです。 「使える条件下では使えるし、使えない条件下では使えない」 要するに、私たちが“真”に学ばなければならないのは、「移動平均線を使って勝てる条件とは何なのか?」という“そもそも論”なのです。「テクニカル指標が使えるか、使えないか」と議論すること自体、時間の無駄なのです。 ◆生魚が嫌いな人に生魚を勧めたところで、所詮は無理な話 「そもそも論」は、「そもそも論」だけに、一般的には軽視されがちです。でも、実はとても大事な話なのです。 例えば、生魚が嫌いな人に「おいしいから」という理由で、いろいろな味付けをして勧めてみたところで、結果は見えています。“そもそも”無理なものは、やっぱり無理なのです。 テクニカル指標も同じです。そもそもの条件が向かないところで、パラメータをいじったり、マルチタイムフレームを考慮したりして、何とか結果を出そうと思っても、無理なものは無理なのです。その一方で、適切な市場環境であれば、シンプルな手法でもしっかりと結果が出ます。 この“そもそも論”を無視して、やみくもに手法を試しても無駄なのです。 ◆ 10年分の検証データで“勝てる条件”を証明! ~コロンブスの卵~ ならば、具体的にどのような状況であれば、移動平均線が機能するのでしょうか? この疑問に対する回答として、本書では、10年分の検証データをもとに、移動平均線だけで勝つ方法を証明付きで解説します。 紹介している手法は、移動平均線自体がトレンドフォロー系のテクニカル指標であることを考慮して、順張り系に絞っています。 ①移動平均線とローソク足のクロス ②移動平均線でのローソク足の反発 ③移動平均線の傾きを考慮した高値(安値)更新(派生ルール) ④2線分析:ゴールデンクロス&デッドクロス ⑤3線分析:パーフェクトオーダー 例えば、2線分析(短期移動平均線と長期移動平均線のクロストレード)では、どういう条件になるのか」「3線分析では、どうしてそういう条件になるのか」を、証拠を挙げて、事実を紹介しています。 “コロンブスの卵”のように、知ってしまえば「そんなものか」と思うかもしれません。でも、その「そんなもの」を意識しないでトレードしている人はとても多いのではないかと思います。 「移動平均線を使ったシンプル、かつ実証済みの勝ち方」を、今こそ手に入れませんか?
  • ムーンショット ──元NASA宇宙飛行士が明かす、不可能を可能にする方法
    -
    元NASA宇宙飛行士が明かす、不可能を可能にする方法 問題を解決し、逆境でもリーダーシップを発揮し、途方もない夢を諦めることなく追求するためのマインドセット 著者のマイク・マッシミーノは、宇宙を探査するという幼いときからの夢を叶えた元NASAの宇宙飛行士である。NASAでの経験や洞察を、だれもが人生最大の目標を達成するための実践的ガイドとしてまとめたのが本書である。本書では、実現不可能とも思える非常に難しい目標を達成する方法として、宇宙飛行やその他の人生経験から得た「10の貴重」な教訓を、ウイットに富んだ筆致で惜しみなく明かしている。その一部を紹介しよう。 ・100万分の1はゼロではない――可能性は低いかもしれない。でも、とにかくやってみよう。 ・30秒ルール――だれだってミスをする。ミスへの対処法を身につけよう。 ・感動しよう――この世界はすばらしい。手を止めて、周囲に目を向けよう。 ・転機をとらえよう――変化は避けられない。変化を受け入れて、転機としよう。 だれもが人生で達成したい自分なりの「ムーンショット」があるだろう。だが管制官の言うように、大きなことをひとつ成し遂げるということは、その過程で無数の小さなことを確実にやり遂げることを意味する。本書はそれらを実践・実現する方法を示し、あなたの個人的な夢や仕事上の目標を達成するために正しい道程に導いてくれるだろう。 目次 はじめに 100万分の1はゼロではない 全員が泳力試験に合格するまで、誰ひとりプールを離れない 声をあげよう 訓練を信じ、装備を信じ、チームを信じよう 状況をさらに悪化させる可能性は常にある リーダーシップで何より大切なこと ヒューストン、問題が発生した 30秒ルール 感動しよう 転機をとらえよう エピローグ
  • 必要なのはゴールだけ ――ポテンシャルゾーンの入り方
    -
    あなたの可能性を100%発揮するために 3ステップで考える目標プランニング ポテンシャルをフルに引き出す 人生の“突破口”がここにある!  「自分の可能性を最大限に活かしたい」――そう思い立った著者のジョン・エイ カフは、マイク・ピーズリー博士とともに調査を開始しました。3,000人以上の人に、「自分の可能性をフルに発揮できている実感があるか」と尋ねると、50% の人は「自分は半分しか可能性を活かせていない」と答え、「自分の可能性をフ ル活用して生きている」と答えた人は、4%にすぎませんでした。世の中の半数 の人が“50点の人生”に甘んじているのです。  しかし、そんな状況を変えられるとしたらどうでしょう?  自分の可能性をフルに発揮して、やりがいのあるすばらしいキャリアを築くこ とができるとしたら。結婚生活を充実させ、友だちと深い絆を結ぶことができる としたら。人生でもっとも美しい体型をずっと維持できるとしたら。毎日がまる で贈り物のように感じられ、年を重ねるごとに進歩していけるとしたら……。きっ と最高でしょう。  驚くなかれ! なんと、自分の可能性をフルに引きだすのに必要なのは“ゴール(目標)”だけ。ベストモーメント(最高の瞬間)リストを使って自分の可能性を見極め、具体的な目標に変え、簡単なものから次々とこなしていけば、最後には大きなことを成しえるような流れをつくれます。そして、“100点の人生”を謳歌している4%の人たちの仲間入りができるのです。  数々のベストセラーを世に出してきた著者ジョン・エイカフが、軽妙な筆致で 「目標をどう捉え、どう取り組んでいくのか」、その具体的なメソッドを余すこ となく紐解いていきます。本書を読む時間が“ベストモーメント”になり、あなた を最高の人生に導いてくれるでしょう。 原題:All It Takes Is a Goal: The 3-Step Plan to Ditch Regret and Tap Into Your Massive Potential by Jon Acuff https://www.amazon.com/dp/1540900819/
  • バフェット流株式投資入門――優れた企業を見つける方程式
    -
    10万5000ドルを300億ドルに増やした銘柄選択術 大衆の近視眼的な悲観主義を利用する芸術的な選別的逆張り投資法とは…… 本書の初版を読んだだけではバフェットの株式投資法を完全に理解し、それを効果的に実践することはできない。1997年に出版された初版は、長期上昇相場の真っただ中で書かれていたからだ。知ってのとおり、その後のインターネット株バブルの崩壊、エンロンの破綻などを目の当たりにした投資家は、自らの資産を守るには伝統的な優良株への投資しかないのかと思い悩んでいる。変動の大きい今の相場環境の下で、こうした投資家の悩みを解決するのがバフェットの株式投資法である。 ビル・ゲイツと並ぶ世界的な株長者となったバフェットの選別的な逆張り投資法とは、下降相場を徹底的に利用したバリュー投資であり、本書ではそれを具体的に詳しく解説している。バフェット自らが実践した財務データの利用法をはじめ、有望株の買い時と保有株の売り時を判断する基準や方程式が順を追って述べられている。さらに最近のバフェットの投資企業の分析、ほとんどリスクを取らないで利益を上げるアービトラージ手法なども参考になるだろう。どのような株式相場の局面にも対処できるロードマップ(道路地図)、それが本書で解き明かされるバフェット流の株式投資法である。 ※本書は『麗しのバフェット銘柄――下降相場を利用する選別的逆張り投資法の極意』の新装版です。
  • 米国経済指標の見方・読み方・生かし方
    -
    景気・雇用・物価・住宅・金利・金融政策 カテゴリー別に38種の指標を紹介! 経済指標は日本はもちろん、世界中の国々が発表しています。それも、1つ2つではなく、さまざまな機関がさまざまな視点でさまざまな指標を。なかには同じテーマを複数機関が独自の指標を発表しているものも。足元の経済状況を判断するうえでの重要なバロメータでもある経済指標からは、株価だけでは判断できない、その国の内情を知ることができます。株価がしっかりと上昇をしていて好調そうに見えている状況下でも、経済指標を細かく分析してみると、悪い兆候が見られるということはよくあります。反対もしかり。データは現状を示すものだとしても、将来的な動向の兆しをつかめれば、他者に先駆けて動けるようになるのです。そのためにも継続的に数字を追うことは重要になります。 日本人投資家の多くが、日本市場に投資をしていることでしょう。そんな方々にとって本書で取り上げる米国の経済指標など見る必要ないと思うかもしれません。ですが、米国との経済的な結びつきが強く、「米国がくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」との言われるように、日本経済が米国経済に多大な影響を受けるのは事実です。そのためには、米国の景気動向をしっかりと把握しておく必要があるでしょう。 本書にはGDP(国内総生産)からはじまり、失業保険申請件数や個人消費価格指数、中古住宅販売や小売売上高など、米国のさまざまな経済指標が登場し、その特徴やポイントを解説します。ですが、最初から全てを追うことは現実的に無理があります。まずは全体像をつかんだり、自分のビジネスや投資テーマにそった指標を継続的に追ってみましょう。続けていけばきっと数字の変化が示す背景をつかめるはずです。そうすれば世界経済への認識が深まり、あなたのビジネスや投資にヒントを与えてくれるはずです。
  • 敏感なHSPによる毒人取扱説明書
    -
    毒親、ジコチューのパートナー、パワハラ上司から身を守り、 あなたらしく生きるための実践スキルを学んでいこう!   HSPの細やかさや共感力は、評価され称賛されるべき才能です。でも、そ れゆえに周囲の刺激に敏感で、たえず気を遣い、ときに他者の感情に責任 すら 感じて 疲れ果ててしまいます。また、思いやりのある性格ゆえに、自 己愛の強いナルシシストや他者を操ろうとするマニピュレーターなど、自 分の利益 のために他者から搾取しようとする毒のある人=プレデター(捕 食者)にねらわれやすい傾向があります。   本書では、そうした毒人を見きわめて、うまく対処するための実践的なスキルや思考法を紹介しています。  本書を読めば、ガスライティング、 投影、ラブボミングなどの危険を察知し、マニピュレーションの魔の手から 逃れるための ヒントが見つかります。そして最終的には、自己愛性虐待(自己愛の強い人によるさまざまな虐待)による傷から立ち直り、他者とのあいだに健全な境界線を引き、揺るぎない自 我を確立する方法を身につけることができます。   著者のシャヒダ・アラビは自己愛性虐待の専門家であり、自身がHSPでもあります。本書の執筆にあたって数千人に及ぶ虐待サバイバーと交流し、知見を深めました。そうした知見やHSPとしての自身の実体験に加えて、心理学をはじめとする学術研究の解説が、本書の実用性を高めています。 本書には、人生に害を及ぼす人に立ち向かおうとするHSPが、自分らしく 生きていくために必要なすべてが詰まっていると言えるでしょう。
  • 隠れた才能 ──天才たちの教訓を自分の人生に応用する
    -
    並外れた英雄と、単に優れている人の違いはどこにあるのでしょう?  著者のポリーナ・マリノワ・ポンプリアーノは、さまざまな人々の経歴と物語を紹 介するメールマガジン「ザ・プロフィール」を5年間執筆したあと、何千人もの著名 人や成功者たちを研究し、彼らが極度のプレッシャーの下でどのようにして創造性を 発揮し、直面する問題を解決しているのかを調べあげました。  並外れた成功者たちは、優れたスキルやテクニックを用いて大きな成果を上げてい るのではありません。世の中の常識を根本からくつがえしてしまうようなマインド セットを持っているのです。そして自らの“隠れた才能”を解き放ち、能力を最大限 に発揮する方法を身につけ、その活躍の原動力としているのです。多くの著名人や成 功者たちに取材を重ねてきた著者が、それらを巧みに解き明かしてくれています。本 書を読めば、あなたも同じように“隠れた才能”を見つけだし、解き放つことができ るでしょう。創造性を高め、人間関係を強化し、決断力を向上させるコツを見つける ことができるはずです。  成功者たちに憧れるのではなく、その人生から学ぶことが大事です。あなたも世界 的な成功者たちのマインドセットを学ぶことで、人生の難題に取りくみ、人間関係を うまくこなし、自由自在に創造性を発揮することができるようになってください。  さあ、あなたの人生を豊かにする“学びの旅”のはじまりです
  • FXで勝ち組を目指す!メタトレーダーを使ったEA開発マスターガイド
    -
    本書は、MetaTrader4およびMetaTrader5を使用して最適なExpert Advisor(EA)の開発と運用を目指す、初心者から中級者までのFXトレーダー を対象としています。FX市場のように高い流動性と速い動きを特徴とする場で は、大きな機会が大きなリスクを伴います。その大きなチャンスを手にするた めにEAを使用している方もいるでしょう。現在、有料・無料問わず様々なEAが 手に入りますが、無料EAは信頼性に欠ける場合があり、有料EAも安全とは限り ません。EAプログラム市場には詐欺や不正な提供者も存在するため、プログラ ミングの知識を持つことは非常に有効です。 本書では、EA開発に不慣れなトレーダーが、その過程で遭遇するであろう課題 や注意点、落とし穴を明らかにし、成功への道程を共有します。また近年、話 題にのぼることの多い生成AIを使って、ストキャスティクスを用いたプログラ ミングの記述も検証してみます。これにより、まったくの初心者で自動売買シ ステムの構築に興味がある方にとって、生成AIの活用のヒントを提示します。 まずは本書で紹介したプログラムを実際に書いて動かしてみてください。テク ニカル指標やファンダメンタル分析を使った戦略例、東京仲値を用いた戦略な どを、一つずつ試していくことで、MetaTraderプラットフォームの使い方やEA 開発のポイントを段階的に知識を深めていけることでしょう。トレードは自身 の大切な資金をもとに行うものです。「一攫千金」は非常に誘惑的ですが、そ れには資金を全て失うリスクも伴います。FXトレーディングとEA開発は、一夜 にしてマスターできるものではありませんが、継続的な学習と実践を通じて長 期的な成功への道を切り開くことが可能になります。
  • 統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す クオリティ・グロース投資入門 ──「良い企業」に長期で投資するための勝利の方程式
    -
    「自分のため」はもちろん、「家族のため」にもなる点が長期投資のメリット。 そんな長期投資に向いている銘柄とはいかなるものか? 1)長期投資の「長期」の意味、噛みしめてみませんか?  まず、20代~40代の人たちへ。皆さんにとっての「長期」とは、10年、20年、30年という話だと思います。この限りある時間を将来の自分の資産形成のために有効に活用するうえでも、「すぐに投資を始めてほしい」と思います。なぜなら、長期投資の上手なコツは「早く始めて、長く保有する」ことにあるからです。  次に50代以上の方へ。皆さんにとっては、「長期」投資という言葉はあまり響かないかもしれません。実際、「長期投資と言われても、自分の寿命のほうが先に尽きたら意味がないだろう」という話はよく聞きます。  確かに、自分のための長期投資だとしたら、その通りだと思います。でも、少し視点を変えてほしいのです。子どもや孫など、自分にとって大事な人たちに資産を遺すための長期投資だと考えたら、「子々孫々まで見据えた投資だ」という捉え方をすれば、「長期」という言葉にも「意味」が生まれてくるのではないでしょうか? 2)なぜ、長期投資なのか?  「なぜ、長期投資なのか」について簡単に説明します。ひとつ、明確な答えがあるのです。それは、長く保有すればするほど、リスクとリターンの関係は良化する、というものです。リターンは時間に比例し、リスクは時間の平方根に比例することがわかっているからです(以下、参照)。 例) 9年保有した場合、リターンは9倍、リスクは3倍(ルート9=3) 16年保有した場合、リターンは16倍、リスクは4倍(ルート16=4)  加えて、配当も狙えます。値上がり益と配当、両方を手にすることができるのは、長期目線の株式投資の大きなメリットです。 3)高度な統計学を使って、クオリティ・グロース銘柄を選ぶ 配当をずっともらえて、値上がり益も手にするには、永続性があって、かつ、高い確率で成長性も期待できる企業に投資する必要があります。 このように、高い確度で長期にわたって業績(売上・利益・配当等)が拡大する企業を、本書では、クオリティ・グロース銘柄と呼んでいます。クオリティ・グロース銘柄を保有している限り、資産は着実に増えていきます(前提条件が変わらない限り)。 ここでの問題は「クオリティ・グロース銘柄の選び方」でしょう。結論から言うと、高度な統計学を使って導き出します。将来のことは、神様にしかわかりません。その神の領域の話を、統計学を使って覗き見するのです。 その過程は難解で複雑ですが、本書では内容を理解できなくても大丈夫なように、表計算ソフトを配布しています。これを使えば、誰にでも簡単に「クオリティ・グロース銘柄かどうか」を判別できます。
  • ルドルフ・ディーゼル失踪事件 ──歴史に埋もれたエンジン発明家
    -
    事故か、自殺か、暗殺か? その晩、彼は船上から忽然と姿を消した。 100年以上、謎に包まれてきたミステリーの真相。 1913年9月30日、各国の新聞がルドルフ・ディーゼルの名前を見出しに掲げた。世界で最も有名な発明家ディーゼル博士が、ベルギーからイギリスへと渡る客船から姿を消し、死亡したとみられるという。彼の身にいったい何が起きたのか? ルドルフ・ディーゼルは極貧から身を起こして巨万の富を得た、まさに立志伝中の人物だ。パリの貧しいドイツ系移民の家で生まれ育ち、あらゆる苦難を乗り越えて、「ディーゼルエンジン」を開発。その発明は、衝撃的な技術革新として瞬く間に称賛を勝ち取り、ウィンストン・チャーチルの心をも奪った。そして、石油王ジョン・D・ロックフェラーやドイツ皇帝ヴィルヘルム2世と反目することになる。働く貧困層の暮らしをよくしたいと願って生み出したエンジンだったが、人類初の世界大戦の瀬戸際で軍事的に応用され、その価値がいっそう高く認められることになってしまった。 技術者としての彼の専門知識は、世界の権力者たちによる争奪戦を巻き起こし、ヨーロッパが戦乱に陥る前年に起きた失踪事件の影に何者かの魔の手を疑う声も上がった。ここで歴史家ダグラス・ブラントは、ディーゼルのたどった運命に新たな視点で迫っていく。本書は、科学、歴史、そして南北戦争後のアメリカの犯罪実録の要素をあわせ持つ伝記であり、事件の謎が初めて解き明かされていく。 本書に登場する主な人物 ルドルフ・ディーゼル(ドイツ人の発明家)/ヴィルヘルム2世(ドイツ最後の君主)/ジョン・D・ロックフェラー(アメリカの石油王)/ウィンストン・チャーチル(イギリス海軍大臣[当時])/オットー・フォン・ビオスマルク(ドイツ帝国宰相)/ウィリアム・トムソン(物理学者、ケルヴィン卿)/アルフレッド・ノーベル(発明家、ダイナマイト王)/ハインリヒ・フォン・ブッツ(ドイツの実業家、MAN社取締役)/フェルディナント・フォン・ツェッペリン(発明家、飛行船の父)/アドルファス・ブッシュ(アンハイザー・ブッシュの創業者、ビールの帝王)/ジョン・“ジャッキー”・フィッシャー(イギリス海軍の英雄)/トーマス・エジソン(発明家)/アルフレート・フォン・ティルピッツ(ドイツ帝国海軍大臣)/サー・チャールズ・パーソンズ(蒸気タービンの発明者)/フーゴー・ユンカース(技術者、ユンカースの創設者)/ロアール・アムンセン(極地探検家)
  • ポーカーの直感的ゲーム理論 ――GTOを活用した実践的戦略
    -
    凡人でもわかるGTO ポーカーを制するGTOメソッド 勝つための最適解戦略 ゲーム理論的最適(GTO)ポーカー戦略はポーカー界を二分している。GTOはエリートプレイヤーにとってプレイへの考え方を一変させる原動力となった。だが一方で、その他大勢のプレイヤーにとってGTOは、未だ手の届かない理解困難なプレイスタイルとなっている。エリートである「GTOの魔術師」たちがポーカーを一気に進歩させてしまったがために、普通のプレイヤーにはもうこれに追いつくのは絶対無理だという声さえも聞かれる。だがそんなことはない。誰でも現代的ソルバーテクノロジーから学んでそれを自分のプレイに取り込むことは可能なのだ。 ダラ・オカニーはアイルランドのプロポーカープレイヤーで、Unibet Pokerのスポンサーを受けており、「The Chip Race」ポッドキャストのパーソナリティでもある。ポーカー界最高のトーナメントグラインダーの一人であり、またトップクラスのコーチで、ソルバーテクノロジーに詳しいことでも知られている。 本書はゲーム理論ポーカーを理解できるのは天才だけという神話を一掃する。ここからは以下のようなことが学べる。 ・どのように自分のハンドではなく自分のレンジをプレイするかその方法 ・ブロッカー次第でいつブラフやビッグベットへのヒーローコールを行うかの決め方 ・つけ込まれないレンジの組み立て方 ・スモールベットからオーバーベットまで、ベット額を決めるための最適化戦略 ・最良のブラフやバリューベットを決める方法 レクリエーショナルプレイヤーからトッププロまで、相手によって戦略を修正する方法 本書は理解しやすい上にあなたのプレイに直ちに変化をもたらし、現代で求められるプレイへと追いつくためのサポートとなってくれるであろう。プロであってもその多くが気づいていないような先駆的な知見がここには展開されている。本書は進化するポーカーで戦う人の必携書である。
  • ホリスティック心理学 ──自分の行き詰まりパターンを特定し、トラウマを解消して人生を変える「ワーク」
    -
    自分の行き詰まりパターンを特定し、トラウマを解消して人生を変える「ワーク」 全米で80万部突破! Instagramフォロワー800万人! インナーチャイルドを癒やして幸せになる実践的ガイド 大丈夫。過去の自分は変えられなくても、未来の自分は変えられる 1日ひとつの小さな約束から始めるセルフヘルプ 人間関係で、同じトラブルが繰り返されるのはなぜ? 家族、友人、恋人、同僚、相手が変わっても「定番の失敗パターン」にはまってしまうのはなぜ? やめようと思っているのにやめられないスマホ依存、過食、お酒、働きすぎから卒業できないのはなぜ? 自分に素直になれなくて、自分を嫌いになることばかりをしてしまい、自己肯定感が下がるのはなぜ? わかってくれない親と、いまだにぎくしゃくし、大人なのに傷ついてしまうのはなぜ? 平気なフリをしても頑張っても、うまくいかない理由は子ども時代のトラウマによって生じた「パターン」にあった。過去を癒やすための伝統的な心理カウンセリングでは「足りない」と感じたルペラ博士は、クリニックを訪れる患者と自分自身のために、まったく新しいアプローチを見つけ出した。メンタルにアプローチする「王道の心理学」を発展させ、心、身体、魂を統合する「ホリスティック心理学」を開発したのだ。この「ホリスティック心理学」に、脳やホルモンの働きを踏まえた「科学的エビデンス」を組み合わせ、誰でも気軽にできる「ワーク」としてシェアしたところ、SNSを中心に人気が爆発! 自分で自分を育てるワークによって、多くの人が人生を変えている。自分にすでにある力で、新しい自分を創造しよう。 【ホリスティック心理学】 その人のすべての部分(心、身体、魂)を考察し、取り組むヒーリング哲学。 1日ひとつの小さな約束から始めるセルフヘルプ
  • 桁外れの投資家たち
    -
    勝者の異様な思考法! 「優れた投資家は、同じ状況や対象でも一般投資家とは異なった視点で判断し、ほかとは違った結論を下す。だから普通の人から見ると、彼らの思考過程は異様に思えるし、一般に受け入れられる機会も少ない。その行動が理解され称賛を浴びるのはずっとあとになって、結果が出てからのことだ。彼らは永遠の異邦人なのである。だが、市場での資産運用やトレードは少数派に有利なゲームだから、それは賢者の必要条件でもある」――監修者まえがきより 大成功した投資家はどう考えるのか? 2004年、ニック・スリープはアマゾン株に集中的に投資した(ほとんどの投資家がアマゾンは投機的な投資対象だと言っていた)。彼のポートフォリオは2001年から2013年までに921%のリターンを上げた。 あるCEOがウォーレン・バフェットに自分の会社を15億ドルで買ってくれるよう頼んだ(ほとんどの投資家は何週間もかけてデューデリジェンスを行っただろう)。ウォーレン・バフェットは5分で投資判断を下した。 2019年、ある投資家がチャーリー・マンガーにアップル株をどう思うかと尋ねた(ほとんどの投資家は簡単に答えられる質問だと思った)。これに対して、チャーリー・マンガーは、自分はアマゾンの事業を理解していないと答えた。 上の3例を見るまでもなく、大成功している投資家は、ほかの多くの人たちとは異なるやり方・考え方を、投資に関しては取り入れているのは明らかだだろう。 しかし、ウォーレン・バフェットはどのようにして5分間で投資判断を下したのだろうか。なぜチャーリー・マンガーはアップルを理解していないと言ったのだろうか。どうしてニック・スリープはアマゾンが10倍になることを知っていたのだろうか。 これらの疑問を明らかにすることによって、桁外れに成功した投資家のモノの見方・考え方にに迫り、答えを見いだしたのが本書である。普通のパフォーマンスしか上げられない普通の人の思考法と、成功した投資家たちだけがやっている独特で特異な思考法とはどこかどう違うのかを知り、その奥義を実行できれば、あなたも桁外れの投資家に近づけることだろう!
  • エクスプロイト戦略 ──相手の弱点を突き、駆け引きで勝つポーカー
    -
    95%のプレイヤーが負け越す」ゲームでの戦い方 自分をつけ込める状態に置きながら、相手から搾取する 経験豊かなポーカープレイヤーであっても、相手にとって予測可能なプレイをしてしまうことはある。深く根付いたプレイの癖が、ミスを引き起こしてしまうのだ。だが、そういうミスはただ待っているだけでは滅多に起きてくれない。ならば、あなた自身がそれを相手から引き出せばよい。 本書では、相手が凡ミスを犯す状況をどうすれば作り出せるか、そしてそれが起きたときにどう効果的につけ込んでいけばよいのかを教えてくれる。 著者のアレックス・フィッツジェラルドは世界トップクラスのポーカーコーチであり、自身もトーナメントで3,500,000ドル以上を獲得している。彼は自身のプレイに加え生徒たちのハンドなど、これまでに誰よりも多くの時間を費やしゲームを分析してきた。それらのデータは、テーブルに着くプレイヤーの思考、そしてそれに基づくアクション結果の多大なる蓄積である。そこから導き出した手法をさらに実践で試して検証していった。 その彼が断言するのが、「GTOなどクソだ」である。GTO(ゲーム理論的最適プレイ)は、同卓するプレイヤーがそれを完璧にこなして初めて有効になる戦略だ。しかし彼のデータは、GTOを熱く語るプレイヤーであれ、10人中9人が正しく理解・実践できていないということを示していた。 ならば、まずスターティングハンド表やバランスを取るプレイ、GTOを脇に置いておく必要がある。その替わりに取り入れるべきなのが、自ら安全地帯の外に踏み出してプレイする戦略だ。それにより、相手もまた安全地帯の外に踏み出さざるを得なくなる。が、このコンセプトを有しない彼らは、あなたとは違って「どうプレイを修正していけばいいか」が分からなくなる。だがもし、あなたが逆の立場であれば相手につけ込まれることになるのだ。 具体的には、本書からは以下のようなことが学べる。 ・自動的にコンティニュエーションベットを打ってくる相手へのカウンター ・強力なドンクベット戦略 ・オーバーベットやチェックレイズやトリプルバレルの効果的な打ち方 著者が大量のハンドデータから得た「人はどのようにポーカーをプレイしているのか」、特に「滅多に起きない状況に置かれてプレッシャーがかかっているときにどうプレイするか」についての深い洞察は、ライブゲームで成功するための最短の道を提供してくれるだろう。 目次 パート1 ライブポーカーの理論 第1章 シンプルに行こう 第2章 ホモサピエンスはいかにポーカーをプレイしているか パート2 エクスプロイト(つけ込み)プレイ 第3章 プリフロッププレイ 第4章 スリーベット 第5章 フォーベット 第6章 チェックレイズ 第7章 ドンクベット 第8章 コンティニュエーションベット 第9章トリプルバレル 第10章 オーバーベット パート3 エクスプロイト(つけ込み)に向いた状況 第11章 攻撃すべきボード 第12章 バリューを取る 第13章 パッシブなプレイ 第14章 フォールド 第15章 君の優位性は何か? 第16章 トーナメントのステージ 第17章 実力診断テスト パート4 実践面で考慮すべきこと 第18章 テル 第19章 注意を払おう! 第20章 ポーカーと生活
  • 桂文我 上方落語全集 第十巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    逸品・珍品、なんでもござれ! これまでに上演した噺、七百以上 四代目 桂文我が世に放つ 上方落語の集大成、第十巻刊行! 第十巻では―― 「深山隠れ」「愛宕山」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。 現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十五年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺の中から厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。 寄席の歴史や芸能本の出版事情、速記本の世界など縦横無尽の解説が秀逸で、再現された噺に厚みと奥行きをもたらしており、聴いて楽しむ落語の世界とは、ひと味もふた味もちがった充実感を得られるでしょう。 第十巻に収録されているのは、 深山隠れ つる けんげしゃ茶屋 禁酒関所 愛宕山 番部屋 棟梁の遊び 茶の湯 莨の火 猿廻し 仔猫 壺阪 子盗人 福禄寿 転宅 の十五席。 “読んで楽しむ”落語の世界を、ぜひご堪能ください。 電車の中では絶対に読まない方がいい。 笑い過ぎ、周囲の乗客から睨まれてしまった。 ――江上 剛(作家、『失格社員』著) 解説のところがめちゃくちゃおもしろくて、 一字一句読み逃してはならんと、虫メガネを引っぱり出して、 解説の資料の中の小さな写真や文字を読み始めていた。 ――増田 喜昭(子どもの本専門店 メリーゴーランド店主) たくさんの珍品を復活させておられ、 聴いたことのない落語を聴ける喜びを たっぷりと味わわせてもらった。 ――頭木 弘樹(文学紹介者、『絶望名人カフカの人生論』編訳) 文我師匠が演じられた数々の芝居噺に人情噺。 今思い返しても鳥肌の立つような高座ばかりでした。 あー面白い! ――小野 裕司(「玉造・猫間川寄席」席亭) 文字と声が備わり、参考資料満載のこの全集は、 これからの研究の得難いテキスト、 いやカノンの一つとして、尊重されるであろう。 ――吉田 悦之(本居宣長記念館名誉館長) 『桂文我 上方落語全集』(寄稿文)より抜粋
  • 桂文我 上方落語全集 第九巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    逸品・珍品、なんでもござれ! これまでに上演した噺、七百以上 四代目 桂文我が世に放つ 上方落語の集大成、第九巻刊行! 第九巻では―― 「高尾」「千両みかん」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。 現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十五年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺の中から厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。 寄席の歴史や芸能本の出版事情、速記本の世界など縦横無尽の解説が秀逸で、再現された噺に厚みと奥行きをもたらしており、聴いて楽しむ落語の世界とは、ひと味もふた味もちがった充実感を得られるでしょう。 第九巻に収録されているのは、 オランダ 骨つり 浄瑠璃乞食 須磨の浦風 抜け雀 もう半分 鹿鍋 植木屋娘 千両みかん 百人坊主 高尾 初音の鼓 親子の嫁入り 土橋萬歳 淀川 の十五席。 “読んで楽しむ”落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第十巻 所収予定 10-1 深山隠れ 10-2 つる 10-3 けんげしゃ茶屋 10-4 禁酒関所 10-5 愛宕山 10-6 番部屋 10-7 棟梁の遊び 10-8 茶の湯 10-9 莨の火 10-10 猿廻し 10-11 子盗人 10-12 仔猫 10-13 壺坂 10-14 福禄寿 10-15 転宅
  • 投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 ──「5%」であり続けるための考え方
    -
    板読み=心理読み! 勝ち組がわずか5%」といわれるトレードの世界において、心理戦(板読み)で勝つために必要な考え方を身につけることから徹底指導。大衆心理を手玉にとって板読みに挑め! レード(投資)の世界では、主にテクニカル指標とファンダメンタル指標が売買における判断材料として使われることが多いと思います。 しかし、“それ以外の基準”があるのも事実。本書のメインテーマとなる「板」もそのひとつといえます。特に、デイトレードをしていて、一瞬一瞬で勝負している人にとっては必須の情報といえるでしょう。 本書では「板読み=心理読み」の視点に立って、板の読み方や考え方だけではなく、もっと根本的な部分にあたる「負ける人の思考法」「勝つための思考法」についても前半部分で詳説しています。 第1章は「なぜ、あなたは負けてしまうのか」です。「根拠のない自信に満ち満ちていないか」「“絶対”という言葉を妄信していないか」「今日は○○しか勝てなかったとぼやいていないか」など、負ける人に共通している思考法を取り上げています。 第2章は「どうすれば勝てるようになるのか」です。「取引に一貫性を持たせること」や「自己満足的な数字にこだわらないこと」「負けても納得のいくトレード数を増やしていくこと」など、勝つためにどうすればよいのかを解説しています。 第3章は「あなたのゴールはどこですか」です。ここでは、どちらかというとおろそかになりがちなリスク管理や資産管理についての話を展開しています。 後半の第4章~第7章にかけては、板読みの基礎知識や考え方、見方について、著者の経験を踏まえて説明しています。 第4章では、「配置」や「注文の変化」「売買成立」などを参考にした印象の探り方や「薄い先頭指値は成立しやすい」こと、板読みにとって欠かせない歩み値の見方といった基本情報を紹介しています。 第5章では、著者が実践していること(見せ板を利用したテクニックや空振り注文の読み方、強くない=弱いという考え方、売りの出やすい価格や買いの出やすい価格を把握しておくことなど)を解説しています。 第6章では、板読みに関することだけではないちょっとした小技を取り上げました。 第7章は、著者の実際のトレードを4つ紹介しています。著者がどのようにトレードしているのか。その考え方をたどってみてください。 本文で繰り返し述べていることのひとつに「自分の頭で考えること」があります。勝ち組5%と言われるトレードの世界においては、他人の言いなりでは勝てません。厳しいことを言えば、自分で考えることを放棄してしまったら、そこでもう“終わり”なのです。 このことは、裏を返せば、「考え続ける」限り、可能性がたえず生まれることにもなります。 本書に書いてあることを鵜呑みにするのではなく、本書に書いてあることステップにして、高いところを目指してください。本書を手に取ったあなたになら、きっとできると思います。
  • 億り人になるための9つのルール ――投資知識ゼロで給料が人並みの人に贈る億万長者先生のレッスン
    -
    ミドルクラスの給料で億万長者になる方法! 「(インデックス投資をしている)若者たちは株価が暴落したら大喜びすべきだ!」 「投資初心者には最高の1冊」――バートン・マルキール  多くのファイナンシャルアドバイザーやウォール街が知られたくないと思っている秘密がある。それは、ファイナンスの学術論文によれば、シンプルな戦略を用いれば、多くの投資のプロを打ち負かすことができるというものだ。人気の銘柄や勝てる投資信託を探す必要はない。投資に関するニュースや経済のトレンドや市場の騰落に注意を払う必要もない。ノーベル経済学賞を受賞した者たちが長年にわたって、そう言ってきた。ウォーレン・バフェットも同じ意見である。そのすべてをアンドリュー・ハラムが本書で生き生きと描き出している。  ハラムは、忍耐力のあるミドルクラスの賃金労働者がどうすれば100万ドルの投資ポートフォリオを築けるかを明快かつユーモラスに、投資知識がない人にも分かるように説明している。適度で責任のある支出をし、効果的に投資をすることで、引退後も心配のない財力を築くことができる。そのことを、本書は明確に示してくれている。  アンドリュー・ハラムは40歳を前にして、ミドルクラスの給料なのに無借金の100万ドルの投資ポートフォリオを築き上げた。彼は、CNBCやマネーセンス誌やザ・グローブ・アンド・メールやカナディアン・ビジネス誌で、根拠に基づいたシンプルな投資戦略を発信している。また、アメリカのオンラインの運用会社であるアセットビルダーでコラムを担当している。彼と妻は、世界中を旅をし、探検をしながら、世界中で語り合い、人々に効果的な資産運用の方法を伝えている。
  • 新装版 ゾーン 最終章 ──トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス
    -
    1980年代、トレード心理学は未知の分野であった。創始者の1人であるマーク・ダグラスは当時から、今日ではよく知られているこの分野に多くのトレーダーを導いてきた。彼が得意なのはトレードの本質を明らかにすることであり、本書でもその本領を遺憾なく発揮している。そのために、値動きや建玉を実用的に定義しているだけではない。市場が実際にどういう働きをしていて、それはなぜなのかについて、一般に信じられている考えの多くを退けてもいる。どれだけの人が、自分の反対側にもトレードをしている生身の人間がいると意識しているだろうか。また、トレードはコンピューター「ゲーム」にすぎないと誤解している人がどれだけいるだろうか。読者はトレード心理学の大家の一人による本書によって、ようやく理解するだろう。相場を絶えず動かし変動させるものは何なのかを。また、マーケットは世界中でトレードをしているすべての人の純粋なエネルギー――彼らがマウスをクリックするたびに発するエネルギーや信念――でいかに支えられているかを。本書を読めば、着実に利益を増やしていくために何をすべきか、どういう考え方をすべきかについて、すべての人の迷いを消し去ってくれるだろう。
  • 新装版 規律とトレーダー
    -
    ロングセラー本の新装版! 常識を捨てろ!手法や戦略よりも規律と心を磨け! 相場の世界での一般常識は百害あって一利なし! トレーディングは心の問題であると悟った投資家・トレーダーたち、必携の書籍! 本書を読めば、マーケットのあらゆる局面と利益機会に対応できる正しい心構えを学ぶことができる――心の世界をコントロールできるトレーダーこそが相場の世界で勝者になれるのだ! トレードの成功は素晴らしい戦略よりも心のあり方によって決まる! トレードのダイナミズムの専門家であるマーク・ダグラスは本書のなかで、多くのトレーダーが相場で成功できない理由として、その心のあり方にスポットを当てている。 筆者自身の苦いトレード経験によって得られた教訓をもとに、一般社会でうまく機能する考え方が相場の世界ではまったく通用しない理由が明らかにされている。負けトレードをもたらすのは心の世界に深く蓄積された古い信念や考え方であり、それらの「大掃除」をしないかぎり、トレードで成功することはできない。本書ではこうした心のバリアを克服する方法と、トレードに臨むときの正しい心のあり方が詳しく述べられている。心の世界をコントロールしてコンスタントに利益を上げている数少ない勝ち組トレーダーの仲間入りをするには、本書で述べられた体系的なアプローチを一歩ずつマスターしていくことである。 「トレードでの勝敗の80%は心のあり方によって決まり、トレードの手法や戦略の貢献度はわずか20%にすぎない」――ファンダメンタルズやテクニカル分析の知識がそれほどなくても、心の世界をコントロールできるトレーダーは相場の世界で勝者になれる! 本書を読めば、マーケットのあらゆる局面と利益のチャンスに対応できる正しい心構えを学ぶことができるだろう。商品取引の豊富な経験を持ち、トレードのダイナミズムのエキスパートでもあるマーク・ダグラスは、トレードの成否を決定する核心的な問題に真っ正面から切り込んでいく。ダグラスによれば、相場の世界とは一般社会のようにいろいろな制約に邪魔されることなく、「自由に自分を表現できるところ」である。そのためには恐怖心をなくすというメンタルスキルを修得し、本書に述べられた体系的なアプローチを一歩ずつ実践していくことである
  • ダモダランの投資教室 ――企業を評価し、銘柄を選び、利益を手にする方法
    -
    本書で、「バリュエーションの司教」であるアスワス・ダモダラン教授はバリュエーションの基礎を抜き出し、重要な要素を過不足なく伝え、投資家が容易に理解できて、投資して勝てる企業を見つけるために、少数の入力値だけを用いて簡単に利用できるモデルを披露している。そのなかで、あらゆるバリュエーション方法を取り上げている。本源的バリュエーションや割引キャッシュフローによるバリュエーション、マルチプルバリュエーション、相対バリュエーション、リアルオプションバリュエーションにも言及している。読者は企業を素早く評価できるようになるだけでなく、株式調査リポートが行ったバリュエーションについても、それが本当に合理的なものかどうかを判断できるようになるだろう。  本書はさまざまなカテゴリーの企業の価値の要素を詳しく調査し、その価値の要素がそれぞれのカテゴリーで重要となる理由を説明している。取り上げるカテゴリーには、若いグロース企業、グロース企業、成熟した企業、衰退している企業、金融サービス企業、無形資産からなる企業が含まれる。それぞれ対応する価値の要素は、収益や拡張性ある成長、株式のリスクや無形資産の特徴といったものとなる。  ダモダランはiPhoneやiPadで利用できるuValueというアプリで本書を補完している。これを用いると株式のバリュエーションを簡単かつ直感的に理解できるようになる。読者は企業に関連する数値を入力したり、その数値を提供するデータサービスと結びつけたりすることで、企業の本源的価値や相対価値を素早く推定できるようになる。最新のケーススタディーも、投資家が株式や企業を評価する感覚を身に付け、理解するうえで役に立つだろう。  本書は、より繊細かつ正確なバリュエーション方法を開発し、シンプルだが効果的なバリュエーションツールと、成功するための公式を求めている個人投資家には必読の1冊である。
  • 経済サイクル投資法 ――気候と地政学と新技術が導く市場の構造変化と長期トレンド
    -
    長期トレンドとは政治・社会と経済と地政学とテクノロジーの組み合わせ! ポストモダンサイクルの到来迫る! 次なる長期的なトレンドの「ポストモダンサイクル」に備えよ!  本書は、ゴールドマン・サックスのチーフ・グローバル・株式ストラテジストであり、「株式のゴットファザー」であるピーター・オッペンハイマーによる、前著『ザ・ロング・グッド・バイ(The Long GoodBuy)』の続編である。本書では、成長率やインフレや金利といったマクロの要因の構造的な変化がどのように地政学や社会の変化と結びつき、市場の長期的なトレンド(スーパーサイクル)に影響を及ぼすかを学ぶことになる。  オッペンハイマーは、長期的なトレンドと、そのなかで進展する短期的な市場のサイクルのさまざまな要因に関する見識を伝えてくれている。彼は次の長期的なトレンドである「ポストモダンサイクル」に焦点を当てており、その考えらえる特徴とともに投資家が注目すべきことについても説明している。彼は来るポストモダンサイクルと、それを形作るだろう技術的なイノベーションと脱炭素化の相互作用について分かりやすく伝えている。  本書では、第2次世界大戦後の好景気、1970年代のインフレ、その後の長期にわたるディスインフレ、グローバリゼーションの影響や金融危機後のサイクルの政策によって与えた影響といった過去のスーパーサイクルの歴史とその要因が詳述されている。ポストモダンサイクルはこれら過去のサイクルの要素を反映するだろうが、地政学的な状況の変化や気候変動とともに、急速な技術の発展によって再編されている世界で独特の特徴を持ち、まったく異なる問題と機会をもたらす可能性が高い。  本書は市場のサイクルに関心のある者たちにとっては必読書である。近年の経済史、そして金融市場の将来がどのようになるかについて新しく、深淵な見識をもたらしてくれる!
  • インデックスファンドを推奨する42の理由 ──パッシブ投資は勝者のゲーム、アクティブ投資は敗者のゲーム
    -
    本書は投資と市場の仕組みに関する考え方を一変させる画期的な本になっている。著者のスウェドローは投資で成功しているだけでなく、多くの著書のあるベストセラー作家でもある。本書でスウェドローは個人投資家に向けて、なぜ一生懸命稼いだお金をドブに捨てるようなことをするのか、またあなた自身ではなく、なぜブローカーや証券会社やファンドを富ませるようなことを嬉々としてやるのかに疑問を呈し、そんなことは一刻も早くやめるように説き、勝者のゲームを始めるため、多くの確かな証拠を、彼自身の経験に基づいて示している。 本書はまず、投資のより良い方向性を決める方法を分かりやすくだれにでもできるように説明し、次に市場を弱気相場が襲ったとき、多くの投資家が見通しを失い、恐怖と強欲から間違った判断を下すなかでも、前もって決めていた方針から外れない方法を紹介している。本書からは、以下のようなことを学ぶことができる。 ●市場の実際の仕組み、証券価格の決まり方、リスク調整後に市場を上回るリターンを上げるのが難しい理由 ●ポートフォリオを構築するときに下すべきカギとなる判断 ●人間の性格がどのようにして投資のミスにつながるのか、知識がいかにそれを避ける助けになるのか ●少ないエネルギーでより速く目標額に到達するための単純だが勝てる長期投資戦略を立てる方法 本書は、市場の実際の仕組みを説明し、読者の投資と市場に対するアプローチの仕方を変え、知識に基づいた賢い判断を下すための十分な知識を与えてくれる。これは、ノイズを切り捨てて生涯にわたっての富を築きたい個人投資家にとっての必読書であり、教科書である。
  • テクニカル指標が持つ「意味」を真に学び、状況に応じて奥義を使いこなせる達人を目指す真・チャート分析大全 ~王道のテクニカル&中間波動編~
    -
    本書が他のテクニカル指標の本とは違う点。 それは、計算式に代表されるような、 テクニカルの本質を説いているところです。 1)本質(計算式)から“しっかり学ぶこと”が大切 「チャート分析」と聞いて、頭に思い浮かぶのは「売買サインの習得」でしょう。「どういうときに買いで仕掛けて、どういうときに売りで仕掛けるのか」。実際のところ、そのサインさえわかれば、本質(計算式)から勉強するような面倒くさいことはしなくてもいいのではないかと考えている人も多いと思います。  でも、チャート分析について、時間を掛けて真剣に学ぼうと思っているのであれば、売買サインという“うわべ”だけで満足してほしくはありません。「なぜ、このテクニカルはココで売買サインを出すのか」といった、そのテクニカルが持つ意味までしっかり勉強することをお勧めします。  なぜなら、「チャート分析=売買サイン」という等式とはならないからです。チャート分析の本当の意味は、「今、相場がどのような状況に傾いているのか(日々の市場の値動きがどうなってきているのか)」を確認することにあります。そのことを軽視して、「サインが出たから買いだ」という具合に、盲目的に売買サインだけに注目してしまうと、「買いのサインが出たのに下がってしまった」という事態に巻き込まれてしまうのです。 2)応用の利くトレードは、“真なるチャート分析”から生まれる  効率良くテクニカル指標を学ぶなら、遠回りのように見えても、やはり本質からです。それが小次郎講師流のテクニカル指標の勉強方法です。ほかのテクニカル指標の学び方とは一線を画すところです。  各テクニカルの本質を理解したうえで売買サインを捉えていけば「今は、(状況的に)買い目線になってきたから仕掛けるなら買いだけど、状況が買いに傾いているだけの話であって絶対ではないから、買いで仕掛けるときでも逃げ道も一緒に考えておかないといけない」という話に自然になっていくはずです。  このような、テクニカルの“真”に迫りながらチャート分析ができるようになってくると、市場の動きに翻弄されることが減ってきます。その結果、チャートが有する客観的な力に助けられ、次第に、状況に合わせて応用の利くトレードを実現できるようになっていくのです。 3)“楽習”しましょう  本書では、トレンドの初動を狙う「中間波動論」や小次郎講師独自の「コジピボ」といった比較的新しい概念のほか、ダウ理論やエリオット波動、フィボナッチなど、古典的かつ王道のテクニカル指標を多く取り上げています。  正しくチャート分析ができれば、いずれ結果も付いてきます。結果が出るようになれば、トレードも楽しくなり、さらに実力も付いてくるものです。気負うことなく“楽習”しながら、自分の判断でチャートを使いこなせる達人を目指しましょう!
  • グリーンブラットのイベントドリブン投資法
    -
    本を1冊読んだだけで、株式市場の平均指標に圧勝する方法が学べるものだろうか? 数十億ドルを運用するファンドマネジャーも指標に勝つことなどできない。そのため彼らは、自分たちにできないものをほかの人にできるわけはないと考えている。ビジネススクールの教授たちは、そんなことは不可能と言うだけではなく、不可能を証明するために、山のような統計資料を引っ張り出してきている。では、なぜ今この本が、ということだが……? それは、ジョエル・グリーンブラットが過去10年以上にわたって、市場平均指数を(年間投資収益50%を上げて)完全に打ちのめしてきたからだ。今、彼は喜んでその方法を語ろうとしている。 このウィットに富み、しかも読みやすい入門書のなかに、読者は株式市場の奥深いところに隠された宝物の在りかを発見するだろう。相場のプロや教授たちにもできなかったことをやり遂げるのが、何と簡単なことかを知るだろう。それには特別なツールもいらないし、学歴も無用だ。必要なのはただ少しばかりの時間と努力であり、これさえ惜しみなくつぎ込めば、あなたもまた「相場の天才」になることができるのだ。 では、ジョエル・グリーンブラットとは一体、何者でなぜ彼の言葉に耳を傾ける価値があるのか? 彼はフォーチュン500社のひとつに数えられる会社の会長をしていたことがあり、また個人パートナーシップの投資会社、ゴサム・キャピタル社の創設者だが、この会社の運用する株式ポートフォリオは創設時の1ドルが、10年後に52ドルになるという実績を上げた。彼は、その秘訣をいますべて明かそうとしている。 専門家たちが専門家として受けた教育ゆえに見逃してしまう投資のチャンスをどうしたら発見できるかを、本書は教えている。個人投資家がウォール街のプロたちに対して、圧倒的な優位に立てる場所、地図さえないその場所に待つ隠された宝や信じられないほどの利益を、読者は学んでいくだろう。この本は理論的に可能だということを詰め込んだ本ではない――「相場の天才に変身する方法」は、大きな利益が実際に可能となる特殊状況を発見するための実践的なガイドだ。その特殊状況の具体的なケーススタディや投資家が必要とする基本的な情報や、また投資家が使う投資手段などがすべてここに書かれている。読者が市場の指標に打ち勝とうとしている投資家なら、どうやら正しい場所をたどり着いたようだ。読者が相場の天才になりたいのなら、この本を、株式市場に隠れている宝物の秘密の隠れ家へ導く地図と考えるべきである。 安全確実な市場平均を打ち負かすための「特殊状況」 ●企業分割(スピンオフ) ●企業再編成(リストラ) ●マージャー・セキュリティーズ ●合併 ●引受権の売り出し ●資本再編成 ●倒産 ●リスク・アービトラージ ※本書は、2001年8月に出版された『グリーンブラット投資法――M&A、企業分割、倒産、リストラは宝の山』の改題新装版です。
  • Best Loser Wins ――人間の脳に組み込まれた負けパターンを克服する方法
    -
    脳の指令に従う人はトレードではけっして勝てない 99%の人たちが経験する落とし穴を避けるためのレシピ本 トレーダーの一番の敵は太古から受け継がれた脳の指令!  世界屈指の個人トレーダーの内面を詳しく分析し、ここまでに至った道筋を紹介しているのが本書である。ホウガードはトレード大会で優勝を重ね、あるトレードでは2万5000ポンドを1年間で100万ポンドに増やしたこともある。これほどのパフォーマンスを上げるには、普通ではない考え方が必要になる。  では、「普通ではない考え方」とはどういうものなのだろうか。著者の言う「普通ではない考え方」とは、脳が指令することとは違う考え方や行動を身に付けるということである。99%の人と同じこと(脳の指令のままに利食いを早くし、損切りを引き延ばす)をやっていては、トレーダーとしての大成功は夢のまた夢になる。  本書は、これまでのトレード本とはまったく違う指針とひらめきを与えてくれる。書かれているのは戦術・戦略や資金管理ではなく、個人のメンタル管理に特化している。平凡なトレーダーだった著者が、テクニカル分析の探求以上に自身のメンタル管理に力を注いだことで、信じられないほどの高みに到達した。その経験について、独特かつ斬新で、初心者にも分かりやすい例を挙げながら説明をしている。  トレーダーがトレード中の心理的な起伏に伴って、脳の指令に唯々諾々と従っていてはたまにしか利益を上げることができない平凡なトレーダーで一生を終える。しかし、太古の昔から人間のDNAに組み込まれたものとは異なる考え方を会得すれば、初めて安定的に高い収益を上げるトレーダーになることができる。本書ではそのトレーダーの内面を変える方法を詳しく紹介している。これは、テクニカル分析を世界一極めるよりもかなり容易な行程である。著者いわく、「失敗するのはテクニカル分析を十分に理解していないからではない。市場がトレーダーの心に及ぼす影響を十分に理解していないからだ」。  「最高の負け方を習得した者だけが最終的な勝者になる(Best Loser Wins)」というが、著者の一番強調したいことである。これは従来の欠陥だらけのトレードに対する考え方を捨て、「Best Loser」になることができれば、トレード結果もあなたの想像レベルを超えるものになるということである!
  • 全天候型トレーダー ――バイ・アンド・ホールドの呪縛を解き放つ戦略
    -
    どんな経済情勢や相場でも長期的成功に導く極意!  投資額の大小や投資経験の差に関係なく、リスクは投資家を破滅に追いやることがある。しかし、成功に至る多くの障害と同様に、リスクは正面から立ち向かうことでしか克服することはできない。  リスクを避けるのではなく、リスクに立ち向かえるとしたら、どう行動するのが最善だろうか。リスクをとることでしか利益を得ることができないとしたら、どうすればよいのだろうか。投資で成功するには、まずリスクに対する考え方を変えることである。トレンドスタット・キャピタルの創設者であり、「ミスター冷静沈着」と評されるトム・バッソは、リスクを受け入れ、それを投資に役立てるための基本的な原理を本書で明らかにしている。本書では、ポートフォリオをどう組み、それをどう手直しすればよいかの洞察に加えて、大幅な分散投資、先物のトレードの利用方法、株式保有における革新的な考え方を学ぶことができる。  彼自身の経験や成功の実例を交えながら、手痛い判断ミスを避け、包括的な戦略を立て、リスクをうまくとりながら、どんな経済情勢や相場つきでも長期的に成功を収めるために必要不可欠な枠組みが初心者にも分かりやすく書かれている!
  • 隠れた「新ナンバーワン銘柄」を見つける方法 ──目からウロコの大化け株スクリーニング
    -
    暴騰銘柄のスクリーニング法を伝授! 2012年から2021年までの期間で、S&P500でトップのパフォーマンスを示した銘柄の年間トータルリターンは80%から743%の範囲にあった。この並外れた富の増大の前では代表的な株価指数の平均リターンなどかすんでしまう。その華々しい上昇を始める前に、そのような暴騰する銘柄を見いだす手法を伝授しているのが本書である。 安全性分析(security analysis)に基づいて運用するファンドの最高投資責任者であり証券アナリストでもあるマーティン・S・フリッドソンは、本書の全体を通じて、超ハイリターンを生み出す銘柄を発掘するための実践的手法を、初心者でも分かるように書いている。圧巻は、比較的短期間に上昇する可能性が高い銘柄に焦点を当て、それらの最高のパフォーマンスを示した大化け銘柄の定量的・定性的特徴を列挙していることだろう。 また本書では、将来の指数のナンバーワン銘柄を見つけるうえで従来からある調査方法が役に立たない理由を書き、銘柄選択に関する重要な知見や付随するリスクだけでなく、実際に銘柄選択を通じて桁外れの利益を生み出すのに役に立つ戦略を知ることができる。 本書を読み込めば、価値や成長を測る伝統的な指標からの断絶が進む現在の株式市場を、投資家が理解する一助となることは請け合いである。 株式市場で最も儲かる銘柄を見つけるための興味深く、実践的なロードマップである本書は、伝統的な株式調査が見落としている部分を取り上げ、大化けしようとしている銘柄を見つけようとするときに参考にすべき重要な指標や定性的要素を明らかにしている。本書は、グロース投資家には新境地を、バリュー投資家にはブレイクスルーをもたらすことになるだろう。 ■本書への賛辞 「本書を通じて、マーティ・フリッドソンは再び一般に受け入れられてきた投資原理を叩き壊している。そして、経験的な証拠と常識を用いて、人々が思慮深く、より良いパフォーマンスにつながる投資判断を下す手助けをしている」――リチャード・バーンスタイン(リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズCEO) 「マーティ・フリッドソンのこの『小さな』本は株式市場で『大きな』リターンを得るためのレシピだ。とりわけ過去20年あまりを席巻してきたパッシブ戦略を、アクティブな銘柄選択が徹底的にアウトパフォームする運命にある将来に役に立つ。経験豊富なプロであろうが、初心者であろうが、本書をグレアムとドッドが記したバリュー投資の古典の隣に並べるべきだ」――デビッド・ローゼンバーグ(ローゼンバーグ・リサーチ創業者兼会長) 「アナリストとして受賞歴もあるマーティ・フリッドソンが大きく飛躍し、最高のパフォーマンスを示す株式を見いだす方法を伝えている。真剣に取り組む投資家は必見だ」――コンスエロ・マック(コンスエロ・ウェルス・トラック・キャスター兼編集局長) 「博学なるマーティン・フリッドソンはわれわれ皆とその豊かさを共有してくれているのだ」――セオドア・R・アロンソン(AJOビスタ共同創業者)
  • イベントドリブン投資入門 ──市場を上回るパフォーマンスを上げる6つのスペシャルシチュエーション
    -
    市場を上回るパフォーマンスを上げる6つのスペシャルシチュエーション 企業の特殊なイベントにこそ、エッジがある! 合併アービトラージ インサイダー取引 自社株買い SPAC スピンオフ 経営陣の交代 これからアメリカ市場でM&Aをイベントとして投資するための最適なガイドブック。日本ではなじみの薄いSPACやスピンオフなども身近に投資できるようになったアメリカでは非常にポピュラーで、経営陣の交代はこれからの日本でも大いに参考になるだろう!――羽根英樹(イベントドリブンの達人) どんな投資家も市場に勝つことができて、信頼できる優位性を求めている。投資家はだれでもエッジを求めている! そうしたエッジの1つを、機関投資家にしか利用できないと長年考えられていたイベントドリブン投資戦略に見いだすことができる。この戦略では、企業のM&A(合併・買収)、自社株買い、スピンオフなどのイベントが株価に与える影響を見抜いて、それを利用しようとする戦略である。 マルチストラテジー投資に精通したアシフ・スリアは本書で、すべての投資家が利用して多大な利益を得られる戦略を詳細かつシンプルに、初心者にも分かりやすく紹介している。 本書に書かれていることは以下のとおりである。 ・景気後退期の投資の選択肢として、債券よりも優れたリスク調整後リターンが得られる合併アービトラージを利用する ・新しい投資アイデアを生み出すために、企業のインサイダーの行動を注視する ・企業価値について、その企業の取締役会と経営陣の見解が一致しているかどうかを知るために自社株買いの動向を追う ・スピンオフを利用して、分離された企業や負担が減った親会社の真の価値を手に入れる スリアの手引きに従えば、株価の上げ下げに一喜一憂したり、景気動向に左右されていたり、オシレーターのダマシに苦労していたあなたの投資戦略に、信じられないようなエッジをもたらしてくれるだろう!
  • あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 改訂版
    -
    基礎からトレード戦略まで網羅したエリオット波動の教科書 波形のルールやガイドラインについての最新の知見のほか、 エリオット波動原理を使った、より実践的なトレード戦略を大量追加! ◆多くの方に支持され、増刷を繰り返した本書の改訂版(深化版)が登場 エリオット波動に関する資料や書籍を入手可能な限り集めて読み込み、10年近くに及ぶ独自の研究の成果を加えて体系的・網羅的に知識・ノウハウをまとめた本書は「日本初の本格的なエリオット波動のテキスト」として、多くの方々に支持されてきました。事実、8回の増刷を繰り返し、初版の8倍近くまで販売部数が拡大しました。 その本書も、現時点(2024年)で発行から7年近く経過しました。その間にも研究が進み、研究成果も大きく蓄積しましたので、ここで新しい知見やノウハウを加えた改訂版を発行することになりました。 ◎ルールやガイドラインのひとつひとつが実際のチャートと照らし合わせて有効なものなのか。 ◎どこまで厳密性を担保して波動をカウントすべきなのか。 ◎エリオット波動原理が当てはまるチャートと当てはまらないチャートの違いはどこにあるのか。 ◎チャートにエリオット波動原理で規定された波形が現れるのはどうしてか。 エリオット波動原理について新たに気づいたことを中心に、研究を重ねた成果を詰め込み、初版の深化版として生まれ変わりました。 ◆既存のテキストでは勉強するのに苦労するという理由で誕生した本書 エリオット波動原理については、発祥地のアメリカでは本格的なテキストが何冊かありますし、その翻訳本もすでに何冊か出ています。日本人によって書かれた解説や関連本などもいくつかあります。 にもかかわらず、エリオット波動に関するテキストを改めて作成したかというと、著者である私たち自身がそれらのテキストや著作物によってエリオット波動の知識体系の習得をするのに相当に苦労したという経緯があるからです。 現存の日本語のテキストや翻訳本には、元の理論や用語をあまりよく理解せずに不正確で不十分に記述されている箇所がしばしば見受けられます。まじめに勉強しようとすると混乱してしまうことが多々あります。一番基本となる用語の定義が間違っていることもしばしばありますし、驚くべことに原書のテキストとは真逆の説明がなされていることもあります。これではまじめに勉強しようとする人たちほど混乱して心折れてしまいます。 ◆日本人投資家・日本人トレーダーのために書いた初めての本格的なテキスト そこで、既存の日本語のテキストで勉強して苦労した私たちは、主なテキストの英語の原書を読み込むことにしました。まずは、もともとの理論体系を正確に理解する必要があるからです。 そうした観察・研究の結果、原書のテキストとはやや異なる独自の見解や新しい見解を得た面もあります。それらの独自の見解についても本書では盛り込んでいます。 このように、本書はもともとの理論を正確に記述しつつ、それを日経平均やドル円相場に当てはめて観察・研究した結果得られた新しい見解も付け加えた独自のテキストなのです。 その意味で、日本のエリオット波動研究者が、日本株やドル円などの事例を使い、日本人投資家・日本人トレーダーのために書いた初めての本格的なテキストといえると思います。 ◆エリオット波動を役立ててください エリオット波動原理を学ぶことで得られるのは、「今の株価が波動のどの位置にいるのか(上昇波動や下落波動の序盤か中盤か終盤か)」「今後どちらの方向に動くのか(上昇か下落か)」「どの地点まで動くのか(上昇や下落の目標)」という問題に対する判断能力です。 エリオット波動原理によって、これまでの株価の動きを分析し、さらに今後の株価の進路のメインシナリオとサブシナリオを描くことで、それらに基づいた「効率良いリスク管理に優れたトレード戦略」を探ることができます。 初版よりもさらに深みを増した本書(改訂版)で、エリオット波動の基本、そして実践的なトレード戦略をしっかり理解して習得してください。 本書の特徴 エリオット波動の正しい知識が身につく エリオット波動には「3つの基本コンセプトがあること」がわかる エリオット波動には「5つの基本波形(インパルス、ダイアゴナル、ジグザグ、フラット、トライアングル)があること」がわかる エリオット波動のルール(ほぼ守られる基本原則)とガイドライン(必ずとは言えないがそうなることが多い習性)がわかる 実例(日経平均、ドル円、NYダウ)を参考にした、エリオット波動のカウントの仕方が学べる エリオット波動によるトレード戦略(インパルスやダイアゴナルにおける戦略、ジグザグやフラット、トライアングルにおける戦略)が学べる 独自の見解も盛り込んでいる 波形のルールやガイドラインについて、初版からさらに研究を重ねた最新の知見を紹介 第6章の第10節に「戦略的なポジションの実践例」を追加。エリオット波動原理を使ったより実践的なトレード戦略を解説
  • 投資の4原則 ──低コストのインデックスファンドが人生100年時代の救世主
    -
    「老後の2000万円」問題も貯蓄感覚でラクラク解決! 退屈なインデックス投資で明るい未来! 悲喜交々なアクティブ投資で暗い未来! バラ色の引退生活  本書は、20年前のベストセラーの新版で、ETF(上場投信)やリスク管理や神経心理学的な投資コンセプトの最新情報を、だれにも分かりやすく、豊富な例え話とユーモアを交えて、新たによみがえった。  当然、それだけではない。  前著が出版されてからすぐに、真面目な投資家たちにとっては「投資の完全な手引書」として認識され、今でも古典になっている。だが、投資の現場は劇的に変遷しており、とりわけETFの実用性は大きく変化している。また、ライフサイクル投資やリスクの特性、金融や神経心理学的なコンセプトなど、多くの重要な問題についての考え方も進化している。本書はそれらの問題に対応すべく全面改訂されている!  引退した神経科医であり、金融本の著者として絶大な人気を誇る著者はトレードマークと言える魅力的な筆致で、読者が十分な情報に基づいて投資判断を下せるようになる手助けをしている。彼は基本となる「投資の4本の柱」について紹介・詳述し、深く掘り下げている。 ●投資理論 リスクをとらずに高いリターンを期待すべきではない ●投資の歴史 およそ30年に1回、市場は思いもよらない動きを見せるので、準備を怠れば、失敗する ●投資の心理学 投資における最大の敵は鏡越しに見つめ返してくる顔、つまり自分である ●資産運用業界 資産運用業界はあなたに情報を与えず、貧しいままにしておきたいのが本音で、彼らの好きにさせてはならない  互いに関連するこれら4つの絶対不可欠な教訓に目を向けることで、堅実な投資の礎を築く術を学べる。本書には市場の歴史から得られる魅力的な教訓に基づいた実践的な投資アドバイス、投資家としてのリスク許容度を割り出す方法、資本市場におけるリスクとリワードの分かりやすい説明が盛り込まれている。  個人投資家であろうが、投資銀行家であろうが、ジョン・ボーグルのような伝説的な人物の足跡をたどろうと思っている者であろうが、この比類なき1冊は時間の試練に耐え、高いパフォーマンスをもたらすポートフォリオを構築するために必要となる知識と知見をもたらしてくれるだろう!
  • 第三帝国のバンカー ヤルマル・シャハト ――ヒトラーに政権を握らせた金融の魔術師
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知られざる孤高のテクノクラート 経済から読み解くナチス政権の成り立ち 1945年2月、オーバーバイエルンのフロッセンビュルク強制収容所の門を1台のバスが通過した。そこには68歳のヤルマル・シャハトが乗っていた。シャハトはヒトラー内閣の元経済大臣で、ナチス政権の経済政策を主導した人物だった。ライヒスバンクの終身総裁であり、ドイツを何度も破産から救ったこの男が、なぜ死の淵に立たされたのか? 彼は単なる金融のエキスパートだったのか、それとも冷徹で日和見的で不謹慎な怪物だったのか?  本書は全2巻からなるバンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)を1冊にまとめたもの。ヤルマル・シャハトの後半生――第一次世界大戦中からの大胆な金融政策、ナチズムへの協力と反逆、強制収容所の過酷な日々、連合国によるニュルンベルク裁判、冷戦下での新興国の経済復興――を描いている。聡明であると同時につかみどころがなく謎めいた人物であり、ナチスに加担した過去を持ちつつも、史上最高の経済学者の一人として君臨しつづけるシャハトの数奇な運命を追う。 ※ 本書のオリジナルはフランス語ですが、日本語版のテキストは一部を除き英語版から訳出しています。 【原題】Le Banquier du Reich
  • システム検証DIYプロジェクト【第2版】
    -
    トレンドフォローシステムを毎日修正・更新する TradingSimula_18にアップデート 昨日のアルゴリズムを修正して今日の市場に適合させる クオンツの旅に出かけよう すべてのソースコードがダウンロード可能 トレンドフォローアルゴリズムの世界にようこそ ジョージ・プルートのトレンドフォローアルゴリズムの世界にようこそ。彼がPythonで書いたTradingSimula_18(TS-18:2022)という独自のバックテストシステムは、リファクタリングと改善を重ねてさらに使いやすくなった。このバックテストシステムは、ポートフォリオ内のすべての市場を毎日チェックして、バックテスト中に資産配分を調整していくことができる。 本書ではセクター分析と市場・セクターの切り替えという概念が紹介されている。Pythonはオープンソースの言語で、現在広く使われているうえ、非常に学びやすい。クオンツ世代の言語と言ってもよい。もちろん、Pythonやそれ以外のプログラミング言語を初めて学ぶ人でも心配はいらない。 本書のチュートリアルを使って、「Hello World」とアウトプットするところからリストを比較するまで学ぶことができる。つまり、プログラムを組んでテストするためのすべてが、バッテリーと合わせてここにある。まずは、Pythonの最新バージョンとOPENPYXLライブラリーをダウンロードしてほしい。それ以外はすべて本書に含まれている。これは自己充足型のプロジェクトである。 また、タートル、ドンチャン、ボリンジャー、ケルトナー、移動平均線(2本、3本)、パラボリックなどの人気のシステムもカバーしている。さらには、先物や株価のデータサンプルも含まれているため、準備が整ったらすぐに走らせてみることができる。ちなみに、本書で紹介したアルゴリズムはEasyLanguageでも提供している。 本書を読む過程で読者はPythonをたくさん学ぶことになるが、明瞭な説明とたくさんの例、そしてすべてのソースコードもダウンロードできるので、初心者でも心配無用。さあ、今すぐクオンツの旅を始めよう。
  • オプションボラティリティ売買入門 プロトレーダーの実践的教科書
    -
    本書の初版が発行されたのは1980年代後半。当時はまだオプション関連書といえば学術的で難解なものが多かった。だからこそ、同書の登場は画期的であった。オプション売買成功のカギとして欠かせない概念を丁寧かつ分かりやすい言葉で、そして実践的にまとめられていたからだ。 現役のプロが「オプションのプロを目指すトレーダーのために」書いた初版は、価格評価理論についての明快な説明と、トレード戦略についての詳細な解説が秀逸であった。そのため、瞬く間に世界中のトレーダーたちに「必読の書」として受け入れられたのである。 この新版は、さらに内容が充実し、さまざまな市場の性格と売買戦略の特性、価格評価モデルとボラティリティの考察、リスク管理の技術など、オプション市場の近年の発展と傾向も反映されている。 新版では次の題材が加えられた。 ・株式オプションの説明を拡張 ・株価指数先物とオプションの売買戦略 ・ボラティリティについてのより広くより深い解説 ・ボラティリティの歪みの分析 ・オプションを用いた市場間スプレッド プロとしての自身の経験を土台に、シェルダン・ネイテンバーグはオプション売買の理論と実践を結びつけている。つまり、オプション理論の基礎を説明するだけではない。この理論がトレード機会の発見と判断にどのように利用できるか論証しているわけだ。しかも客観性を維持することで、読者が個人の相場観やリスク許容度に応じて最適な売買戦略を選ぶことができる道筋を紹介している。 ネイテンバーグは平易な言葉で、確率の基礎的な法則を教示する。そして、オプション評価モデルから理論価値を算出するため、これらの法則をどのように使うか実証している。そこから読者は、このモデルがいかにさまざまな市場環境に適した戦略を構築するのに役立つか学ぶだろう。 また、市場環境の変化に応じて既存のポジションを調整する方法についても十分に論じられている。 本書は理論に偏らず、常に現実世界の視点からオプション市場を検証する。そのため、特に強調されているのがリスク管理の重要性だ。各戦略のリスクについては、収益性と同じくらい、十分に分析されている。 著者はリスク指標であるデルタ、ガンマ、セータ、ベガについて詳しく解説し、それらのリスク指標が市場環境の変化とともにどのように変わるか非常にうまく説明している。そこから読者は、オプションのトレードが「静的な」というよりは、むしろ「動的な」試みであることが分かるだろう。 改訂版の本書には新しい題材が盛り込まれた。これによって本書が世界中の多種多様なオプション専門家の間で愛読されること、そしてオプション業界にまたひとつ金字塔が打ち建てられたことは間違いない。
  • マルチタイムフレームを使ったテクニカルトレード ――トレンド一致が勝率と利益の向上をもたらす
    -
    デイトレーダーから投資家まで必須のテクニック解説! 売買技術向上と勝率アップの基礎の基礎! 客観的で先入観のないテクニカル分析  複数の時間枠を使ったテクニカル分析は、テクニカル分析を用いてトレードや投資をしている人にとって、決定的で最終兵器ともいうべきガイドブックである。著者は本書で、複数の時間枠を使ってメジャートレンドを見極め、最も勝率が高く、最もリスクの低いタイミングで仕掛ける方法を、多くのチャートを使って分かりやすく解説している。  デイトレーダーであれ、スイングトレーダーであれ、長期投資家であれ、あらゆるレベルのトレーダー・投資家にとって最も参考にすべき基礎となる貴重なテクニカルな情報とは、複数の時間枠で示された各トレンドが一致する方向に仕掛けることである。初心者であろうと熟練したプロであろうと、本書が何度も繰り返し強調するテクニックを習得すれば、あなたのトレードや投資の技術は向上し、適切で高勝率の取引判断を下せるようになるだろう。  複数の時間枠を使用する利点とは以下のとおり。 ●勝率アップ 複数の時間枠を見ればメジャートレンドが分かり、反転の可能性を見極めることができる ●リスク軽減 損切りやリスク管理テクニックを使うことで、損失のリスクを減らすことができる ●利益の増加 適切な取引機会が分かるようになり、利益向上のチャンスを増やすことができる  複数の時間枠を使ったテクニカル分析は、あなた(デイトレーダーやスイングトレーダーや長期投資家)の売買技術を向上させ、より多くの利益を上げる強力な味方となってくれるだろう。
  • 感情の天才 ――直感力を鍛えるエンパス・エクササイズ
    -
    11カ国語に翻訳されたロングセラー。 ネガティブ思考をチャンスに変える! トラウマ、憎しみ、悲しみ、怒りは、あなたを守るパワーになる。 「感情的になってはいけない」「怒りは抑えなさい」「泣くのはやめなさい」「いつも明るく前向きでいなさい!」。私たちが親や社会から教えられてきた“ポジティブ思考”や“感情より論理”という考え方が、心の自由を奪っていた! エンパスとは、感情を解読し、理解する直感能力の持ち主のこと。本書では、「すべての人がエンパスである」という信念のもと、著者が構築した「15の感情を生かす方法」が明かされる。たとえば、怒りは自分の尊厳が脅かされたときに現れてくる警報であり、心の傷の回復を助けてくれる。悲しみには過去を手放し、未来に歩きだしなさいと促す浄化作用がある。つまり、一見ネガティブに見える感情は、とてつもないエネルギーを秘めているのだ。 人間に備わっている心の四元素(地・空気・水・火)と15の感情は紐づいており、そのバランスを整えれば、第五の言語「メタ知能」も目覚めるだろう。 本書では、自身も幼いころに性的虐待を受けたトラウマ・サバイバーである著者の経験と、長年にわたる真摯な研究が生みだしたシンプルかつ体験的なエクササイズを紹介している。心と身体を動かし、少しずつ実践していけば、誰もが自分や他者の感情に働きかける方法を身につけることができる。 怒り、 憎しみ、 恐怖、 羞恥心、 嫉妬、 悲しみ、喜び……すべての感情は魂の言語だ。自分のありのままの感情と存分に語り合えば、つらい過去も悩ましい人間関係も変わっていくはずだ。より広い世界観が身につく究極の非言語コミュニケーション術。
  • トレードで行き詰まったときに読む本
    4.0
    「自分自身を理解すること」こそがトレードを上達させる!  トレードは、20%の知的な要素と80%の心理的な要素から成り立っている。  成功への第一歩は、古代ギリシャの格言である「汝自身を知れ」から始まる。素晴らしいトレードモデルを開発しても失敗に終わるのは、自分自身を理解していないからだ。最終的に成功を収めるためには、あなたのトレードシステムとあなたの感情を調和させなければならない。そのためには、自分の内面を見つめて、自分の本当の姿を理解し、自分に自信を持つことが絶対に必要になる。そうすることによって、トレードにおいて、より良い判断につながり、それが高い収益をもたらしてくれる!  本書は、トレーダーにとっての内なる声(インナーボイス)を聞く手助けをしてくれるだろう。それさえできれば、システムの指示に従って、勝つための戦略をためらうことなく即座に実行に移すことができるようになる。  マーティンは、通常のトレードでの判断を、感情という視点から検証し、行動の元となる「自分の思いを感じ取る」手助けをしてくれる。ちなみに、トレードの行動の元となる思いと言っても、それはお金とはまったく関係がない場合がよくある。本書は、エド・スィコータやマイケル・マーカスといった伝説のトレーダーとのインタビューを通して、彼らがそのトレードを行った理由と自身の感情を統合して、日々、より良いトレードを行っていることを明らかにしている。また、本書を熟読すれば、読者にも必ずそういうことができるようになるということを教えてくれている。 ● トレーダーも人間  楽しみを求め、痛みを避けるという人間が生まれな がらに持っている資質がトレードにどのような悪影 響を及ぼすのか ● 長期間使い続けてもストレスフリーの戦略  あなた自身が受け入れ可能で、躊躇なく実行できる トレード戦略をどのように発見・開発すればよいのか ● 子供のころから思い込まされてきたあるべき 姿から自らを解放する―いつも正しくある 必要はない  トレードに正しさを求めるのは間違いであり、また トレードの目的は正しくあることではないというこ とを理解することがなぜトレードを上達させるのか ● 規律を守り、負けを認めることによって損失を  減らす  自らの感情を理解しているトレーダーはどのように 損失を抑えてパフォーマンスの向上に結びつけて いるのか
  • ポーカートーナメント ファイナルテーブル戦略 ICM教本
    -
    ICMに絞った最初の書!  インディペンデント・チップ・モデル(ICM)は、ポーカートーナメントにおいてプレイヤーのリアルマネーでのエクイティを見積もるための公式であり、マルチテーブルトーナメントにおける最重要概念だ。にもかかわらず、それを理解しているプレイヤーはほとんどいない。ICMはポーカートーナメントにおいて実際のプライズ額が問題となってくるステージ、つまりバブルやファイナルテーブルをどう乗り切るかについてのガイドラインとなる。  本書はトーナメントのプレイを基礎から学ぶための本ではない。あなたの今のプレイを、トーナメントでICMが影響を及ぼしてくるような状況で、どう修正し適応していくかを解説したものだ。トーナメントはキャッシュゲームとは異なり、チップ対キャッシュの価値が1:1の比率にならない。そのため、あるハンドで勝ち取れる分が、そこでリスクにかけなくてはならない分を上回ることはない。言い換えれば負けのダメージが、勝ちのメリットを上回るということだ。それを踏まえてプレイを決断していく必要がある。  ほとんどのプレイヤーは、ICMが問題になるのはバブルに差し掛かったときだけだと思い込んでいるが、そうではない。ICMは稼げるか稼げないかの決断に最も大きなインパクトを与えるだけでなく、それ以外のトーナメントの要素―ゲーム選択、ベットサイジング、ステーキング、いつ登録すべきか、序盤でのプレイ、バブル、ファイナルテーブルでのディールなど―の、あらゆる側面に影響を及ぼしているのだ。  本書はICMについて前半は基本原理を、後半ではより実戦的なシーンでの解説となっている。各章の終わりには、キーポイントとして大切な要素を列挙し、さらに「プロでさえも知らなかった」と著者が考える重要な概念も挙げられている。ICMに焦点を当てた稀有な本書は、ポーカートーナメントに臨むプレイヤー必携の書である。 本書で学べること ●トーナメントの後半、いつプレイを調整し始めるべきか ● いつ賞金の梯子登りすべきか、優勝狙いでプレイすべきか ● ファイナルテーブルで得するディール交渉とはどのようなものか ● 最適なゲーム選択、リバイ、開始後登録の戦略とはどのようなものか ●トーナメント終盤でショート、平均、ビッグスタックをそれぞれどのようにプレイしわけるべきか
  • チャーリー・マンガーの実践グレアム式バリュー投資
    -
    最高のお手本を見習うことが 投資で成功するための近道  バークシャー・ハサウェイの洞察力に満ちた副会長であり、ウォーレン・バフェットの無二のパートナーであるチャーリー・マンガーは、これまで何回もマーケットを上回るパフォーマンスを上げてきた。しかし、彼はそれが投資家ならだれにでもできることだと考えている。彼の手法の基となっているのは独自の「基本的な智慧」(経済学、ビジネス、心理学、倫理学、経営学などにかかわる一連の学際的なメンタルモデル)で、これによって彼は投資から感情を排し、誤った判断を招きかねないよくある「落とし穴」を避けているのだ。  マンガーのシステムは、40年以上にわたって彼の投資の指針となってきただけでなく、たくさんの投資家を成功に導いてきた。本書は、マンガーへのインタビュー、彼の講演、文章、投資家への手紙、そして、たくさんのファンドマネジャーやバリュー投資家やビジネス事例史家の話から抽出した要素を再構築して、マンガーの投資戦略に不可欠なステップを明かした初めての試みである。ベンジャミン・グレアムのバリュー投資システムから派生したマンガーの手法は非常に明快で、普通の投資家でもすぐに自分のポートフォリオに応用できる。しかし、本書はただの投資本ではない。これはあなたの人生を助けるメンタルモデルを育んでいくための教えでもあるのだ。 ■本書への賛辞 「著者は、マンガーが長年にわたってさまざまな場面で発してきた言葉の豊富なサンプルを明快な枠組みで体系化し、マンガーのアイデアを美しい統一理論として示している。これは知的で、思慮深く、役に立ち、楽しい読み物である」―ローレンス・カニンガム(『バフェットからの手紙』[パンローリング]の著者) 「マンガーの人生は、人間関係から高額な金融取引まで、現実を直視するということに尽きる。著者は、マンガーがみんなが不可能だと思うことに『可能性』を見いだす方法を紹介している。きれいな魚が泳いでいる川で、どうすれば川藻に目を向けることができるのかということだ」―ジャネット・ロウ(『投資参謀マンガー』[パンローリング]の著者) 「チャーリー・マンガーは、世界最高の投資家と言ってよいだろう。彼の『智慧』は、素晴らしい投資結果を上げるための強力な方法になっている。それがなければ、マーケットでも、それ以外でも、成功は一時的なものでしかない」―ロバート・ハグストローム(『株で富を築くバフェットの法則』の著者) チャーリー・マンガーの箴言 ◆ グレアムの教えである安全域という考え方が廃れることはけっしてありません。 ◆ 私たちは物事を単純に保つことに情熱を持って取り組んでいます。 ◆ ベンジャミン・グレアムは、だれにでも使えるシステムを作ろうとしたのです。 ◆ 私たちのような投資家は、賢く立ち回ろうとするよりも、愚かなことをしないよう に常に気をつけることで、長期的に見れば驚くほどの優位を得ています。
  • 株式売買スクール実践編 成長株早期発掘法 ――主導株の上昇を一歩前でキャッチする
    -
    オニール超えの「オニール流テクニカル分析」 OWL(オニール・ワイコフ・リバモア)たちの戦略を基にした進化系! 仕掛けと利食いのポイントがはっきり分かる本  ベストセラーの『株式売買スクール』(パンローリング)で、ギル・モラレスとクリス・キャッチャー博士は、伝説のトレーダーであるウィリアム・オニールの下で働いた経験や、彼ら独自の株式トレードシステムを使って大金を稼いだことを紹介した。その続編となる本書は、実績のある分析テクニックとトレード戦略を紹介しているが、これらは伝説のオニールのモデルやCANSLIMの飛躍的な進化系であり、オニールの戦略をよりテクニカルにしたものと言えるだろう。  2000年代半ばの横ばい市場にイラ立ち、オニールモデルに内在する多くの制約に悩んでいたモラレスとキャッチャーは、オニール戦略で行ったトレードの結果をさらに改善するために、数年をかけて何百枚ものチャートや何千ものトレードを分析した。そして手に入れたのが、ブレイクアウトをベースの段階で早期に見つけ、それに乗ってより多くの利益を確保するための一連の強力なテクニックだった。  本書はこの実績あるテクニックとそれを支える理論を明解かつ詳細に紹介し、どんな市場環境でも最大のリターンを上げるため、この手法を手早く習得し、カスタマイズしたホームトレードシステムに組み込むためのガイドブック兼ワークブックになっている。  本書の内容とは、 ●ウィリアム・オニールが開発し、ウィリアム・オニール・アンド・カンパニーが使っている強力なトレードテクニックを紹介 ●ポケットピボット、継続的なポケットピボット、上に窓を空けた買いポイント、7週間ルールで売る方法などが初心者でも実行できるように段階的な説明 ●オニールの空売りテクニックに関する実践的な洞察と、空売りを効果的に行うための実践的助言と指針 ●勝ちトレードや負けトレードの何百もの実例を用いた買いや増し玉や手仕舞いの詳細なセットアップの解説 ●本書で紹介したテクニックを単独、または組み合わせて、あらゆる状況下で試すことができる多くの練習問題 ●著者たちがさまざまな主導株の動きを予想するために実際に使った多くのチャート  本書には、テクニカル分析に関する貴重な情報、強力な株価分析のツール、多くの実例や練習問題が詰め込まれており、強気相場でも弱気相場でも横ばいでも、投資家が望む記録的な特大リターンを上げていくための秘訣が満載されている。
  • 証券分析【第6版】――原則と技術
    -
    「私が70年間従っている投資の指針」――ウォーレン・バフェット(「序文」より) 投資本の最高傑作! 1934年にベンジャミン・グレアムとデビッド・ドッドが本書『証券分析』を刊行したことによって、投資の理論と実践を永遠に、そしてまったく違うものに変えてしまった。出版当初は、アメリカを含む世界は大恐慌の真っ最中であった。そのためグレアムとドッドは1940年に大規模な改訂を行い、未曽有の大恐慌に対応した。その改訂された第2版は、現代では最高の投資の賢人たちによる決定的な論考であると考えられている。 本書は刊行後90年を経過しても、世界中で株式や債券の分析に関する基本的な教科書として評価されている。また同時に、バリュー投資に関する必読書としても高い評価を受け続けている。この6版は1940年版のグレアムやドッドが実際に執筆した文章を用いながら、各部の巻頭には、現代の名高いバリュー投資家や著名な学者たちが序文を寄せている。その結果、バリュー投資に新たな視点と旋風をもたらし、最高傑作にさらなる価値を付与している。 ウォーレン・バフェットも師と仰ぐ「バリュー投資の父」であるベンジャミン・グレアムの教えは90年近くたった今も、当時とは様変わりした現在の現実と結びついており、あらゆるジャンルにおいても古さをまったく感じさせない。 1934年に第1版が出版されて以降、投資業界に不動の地位を維持し続けている本書は、証券や債券やファイナンスについて書かれた本のなかでもっとも大きな影響力を持ち、影響を与えた希有な1冊である。累計でミリオンセラーとなっている本書はベンジャミン・グレアムとデビッド・ドッドのバリュー投資の不朽の哲学と手法を、過去の何世代もの投資家たちに伝えてきたし、また、これから未来の何世代もの投資家たちに伝えていくことだろう。 不朽の価値を持つ1940年版に基づいたこの第6版は、現代のウォール街における一流のファンドマネジャーたちによる210ページ強に及ぶ解説を追加することによって補強されている。このバリュー投資の達人たちは、グレアムとドッドの原理と手法が、大きく様変わりした現在の市場でも非常に重要である理由を現代に即して説明している。以下が卓越した見識を持つ寄稿者たちである。
  • 投機とはアートであり、人生そのもの
    -
    ディクソン翁による投機至言集! 「投機はアート」である! 19世紀後半に綿花先物トレードで成功を収めた「ディクソン翁」(ディクソン・D・ワッツ)による「投機のためのガイドブック」である。本書を読めば、現在活躍している偉大なトレーダーや投資家が何度も述べているような金言や格言に出くわすだろう。その源流はすでに150年前には存在し、成功を収める秘訣はそのころと何も変わっていないということだ。時が移り、コンピューターでトレードや投資や投機をする世の中になっても、勝ち組になるコツは永久に不滅ということが証明された形である。ワッツの投機に対する箴言や警句を十分に堪能し、トレードや投資に生かしてもらいたい。また、ワッツの「人生」「ビジネス」「人間」「社会」「言語」についての至言集も併せて掲載している。
  • まんが 江戸時代の経済入門
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 堀江貴文氏発案。 経済から読み解く江戸時代! 本企画は実業家 堀江貴文さんの「経済時代漫画を作りたい」という一言から始まりました。 堀江さんと、ひふみ投信の藤野英人さんの「歴史と経済」をテーマにした対談イベントが大いに盛り上がり、 そこから、歴史まんがを得意とする「大福組」とコラボして配信で好評を得た短編集を1冊にまとめ さらに本書に向けた新たな描き下ろしと本編と今をつなげる特コラムを加えてボリュームアップしたのが『まんが 江戸時代の経済入門』です。 本書では、江戸時代にタイムスリップしたアイタロー(犬)が、商売について教えてくれる寺子屋で農家の子ヒデとともに楽しく学んでいきます。 例えば ・宣教師はなぜ日本に来たの? ・糸割符制度って何? ・オカネはいつから使われているの? ・廻船業者のバトルって何が原因? ・参勤交代っていくらかかったの? ・飛脚って手紙を配達するだけじゃないの? などなどアイタローの疑問そのまま、当時のニーズ、つまり経済の動きを通して、一般の歴史書ではあまり語られない背景を見ていきます。 戦国の時代が明けて安寧の世になった江戸時代は、さまざまな商いやそれによってもたらされた技術が生まれました。多くのモノや人が行き交うようになると、オカネや貿易、輸送方法などがそのニーズにあわせて発展していきます。 国家プロジェクトといえる江戸町の建設では、街道や上水道の整備や防衛拠点としてのお寺の建立など、各種専門業者の集結に加え、商人の資金力や情報力がふんだんに活用されました。そこではオカネのやり取りが生じます。 当時の金属貨幣は主に、金貨、銀貨、銭貨の三貨。しかし「西の銀使い」「東の金使い」と、徳川の権力をもってしても統一できない、地域に根付いた商習慣がありました。貨幣の需要が高まっていくなか、その利便性だけでなく、さらにもう一つ大きな問題が生じます。貨幣の基となる金属は無尽蔵ではないということです。それらの問題を解決すべく、現在の銀行の礎となる「両替商」ができたのもこの頃です。 このように需要と供給という生活に根付いた経済を見ていけば、現在と過去を繋げてみることが容易になり、歴史がとても身近になることでしょう。 本書では、フランシスコ・ザビエルが宣教師の悲哀や海外渡航船の役割を涙ながらにアイタローたちに教えたり、寺子屋の幽霊居候と化したかつての有名豪商たちが過去の栄枯必衰の様を嘆いたり、アイタローが弥次喜多さんと東海道を旅したり・・と登場人物の情感があふれています。 時代の変遷に合わせて変化した日本経済、そして当時の活気ある人々について、ぜひアイタローと一緒に学びましょう。
  • まんが 名将言行録 戦国の行方を決した10大合戦編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は150年読み継がれた『名将言行録』の初のまんが書籍化シリーズ第三巻です。『名将言行録』とは修史事業に大きな功績をあげた岡谷繁実(おかのやしげざね)が16年をかけてまとめ上げた戦国武将や大名たちの人物列伝で、1869年のに出版以降、歴史ファンのみならずとも広く読み継がれてきました。 本シリーズは歴史にそれほど興味がない方にも気軽に読み進めていただけるように、各逸話をまんがで完結にまとめています。本巻のテーマは、合戦。 信長が諜報戦を制した桶狭間の戦い 家康にしかみ像を書かせた三方ヶ原の戦い 秀吉の電光石火の中国大返しに負けた山崎の戦い 戦乱の世の終焉となった大坂夏の陣 など 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑を軸に、戦国時代の重要な合戦を10戦、紹介します。裏切り、忠誠、奇襲、和睦、諜報活動、地の利を生かした戦術など、勝敗という結果だけでないさまざまな教訓が見て取れます。 いまもなお語り継がれる名将たちの心理やリーダーとしての立ち居振る舞いは、現代でも大いなる教訓になるでしょう。 現代に名を遺す多くの名将たちが活躍した戦国時代。 そのなかでも、突出した魅力を放つ 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。 本巻はそんな三英傑を軸に 戦国時代の重要な合戦を十戦、紹介します。 秀吉二つの大返し 日本史上最大の戦い 二万の軍が一瞬で総崩れ 戦乱の世の終焉 主君のために命を懸ける。 一方、主君が変われば忠誠も変える。 まさに国が大きく乱れているなか リーダーとして家臣の人心を掌握すること 生き残るために柔軟に立ち居振る舞うことも 求められる素養だったのでしょう。 時代が大きく様変わりした現代だからこそ 三英傑の判断力や人材活用術を参考にしてください。 ■本書で紹介する合戦 厳島の戦い ― 毛利元就vs陶晴賢 桶狭間の戦い ― 織田信長vs今川義元 姉川の戦い ― 織田信長・徳川家康vs浅井長政・朝倉景健 三方ヶ原の戦い ― 徳川家康vs武田信玄 長篠の戦い ― 織田信長・徳川家康vs武田勝頼 山崎の戦い ― 豊臣秀吉vs明智光秀 賤ケ岳の戦い ― 豊臣秀吉vs柴田勝家 小牧・長久手の戦い ― 豊臣秀吉vs徳川家康・織田信雄 関ヶ原の戦い ― 徳川家康vs石田三成 大坂夏の陣 ― 徳川家康vs真田幸村・木村重成・後藤基次
  • まんが 名将言行録 ――智将が魅せた心理・軍略編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は150年読み継がれた『名将言行録』の初のまんが書籍化シリーズ第二巻で す。『名将言行録』とは修史事業に大きな功績をあげた岡谷繁実(おかのやしげ ざね)が16年をかけてまとめ上げた戦国武将や大名たちの人物列伝で、1869年の に出版以降、歴史ファンのみならずとも広く読み継がれてきました。 第二巻のテーマは、心理・軍略編。この時代、まだ軍師という言葉は使われてい ませんでした。しかし定義など存在しなくても、現状を正確に分析したうえで、 地理的要素や敵武将の思考、手勢への被害なども考慮して多面的なシナリオを描 ける優秀な智将は紛れもなく存在しました。 己の命だけではなく、御家や主君まで危機にさらすことになりかねない戦におい て、相手の裏、さらに裏の裏まで読むことができる推眼をもつ智将は敵軍からも 恐れられていました。 ・味方をも欺く奇襲 ・スキを生ませる誘導術 ・少数精鋭での戦い方 ・敵兵を懐柔させるタイミング など 本シリーズは、歴史にそれほど興味がない方にも武将たちの戦略や心理戦などを 感じでいただけるように、各逸話をまんがで完結にまとめています。 大軍を率いる長として、主君に仕える立場として、組織に何が必要なのか。どう すれば被害を最小限にして戦いを有利にもっていけるのか。目的遂行や危機管理 を主軸に、本巻はお送りします。
  • マンガでわかる ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 驚異の結果をもたらす実践マニュアル 初のマンガ化 全世界で700万部突破! 55カ国の言語に翻訳! メルマガ購読者150万人超! その他、著者のアカデミー受講生1万人超、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入り連続124週(2022年4月現在)を達成するなど、2018年の発売以来、記録を更新し続けている本書の原作は、すべて科学的に裏付けられ、賢人たちの最高のアイデアと科学者たちによる説得力ある発見を統合したものだ。参考にしている分野は、生物学、 神経科学、哲学、心理学など多岐にわたる。そのなかから特に重要なアイデアを見いだし、すぐ実行できる改善法として紹介することで役立つ構成になっている。 習慣は自己改善を複利で積み上げたものである。毎日1パーセントの改善が長期的には大きな改善になる。自己改善が複利の利子を生んでいくようなものである。投資した金が複利で増えるように、習慣の効果も繰り返すことで大きく なっていく。1日ではほとんど違いがないように見えても、数カ月や数年をかけてもたらされる影響は計り知れない。2年、5年、10年後に振り返ってはじめて、良い習慣による利益と悪い習慣による損失がはっきりと見えてくる。  本書では、習慣習得の最善の方法をマンガならではの分かりやすさで紹介。あなたの求めているものがお金、生産性、人間関係、もしくはその全部でも、すぐに始めるためのヒントやコツが満載。世界で支持されている習慣術の押さえどころが時短で効率よく学べる。
  • [ノンフィクションコミック] 南極漂流記 ――エンデュアランス号の奇跡
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 南極探検史に残るサバイバル劇! 壮絶な冒険をたどる描き下ろしマンガ。 2022年3月10日、ある難破船が見つかったというニュースが世界を駆けめぐった。場所は南極ウェッデル海の水深3000メートルの海底――。船の名はエンデュアランス号。沈没から107年ぶりの発見だった。 1914年8月、探検家アーネスト・シャクルトンと乗組員27名はエンデュアランス号に乗り込み、人類初の南極大陸横断を達成すべくイギリスから出航。翌年1月、船は南極沖の流氷帯に閉じ込められ身動きがとれなくなる。隊員たちは氷に押しつぶされた船を棄て、氷盤の上に降り立った。それは17カ月におよぶ氷上生活と漂流の始まりだった。 この難破劇は、地球上で最も過酷な環境のなか、絶望的な状況に追い込まれながらも隊員全員が生還したことから伝説として語り継がれている。彼らはどのようにして生き延びたのか。エンデュアランス号と隊員たちの旅、753日をマンガで追う。
  • 傷ついた私を助けてくれたこと ──ウソや思い込みを捨ててなりたい自分になる
    -
    すべての女性に寄り添うメッセージ 世界36ヵ国で翻訳 累計450万部超のベストセラー 人生は自分の手でつかみとるもの なりたい自分にかならずなれる! 他の人たちは人生を理解していて幸せそうなのに、自分にはその手がかりすらないと思ったことはありませんか? ● 幸せはどこかよそにある ● 私はいい母親ではない ● 今頃はもっと成長しているべきなのに ● 過去は乗り越えられない ● 体重で人生が左右される こんなことを思ったり、口に出したりしたことはありませんか? もしそうなら、この本がきっと役に立つでしょう。 著者のレイチェル・ホリスは、世の中はさまざまな“ウソ”に満ちあふれていて、私たちが楽しく生産的に生きることを妨げていると語りかけます。上にあげた5つも全部ウソ。あなた自身が信じ込み、自分自身に言い聞かせているウソなのです。そうしたウソを信じているかぎり、ほんとうの自分を生きることはできません。本書では、そうしたウソを20の章に分けて取り上げ、読者の誤解を解きほぐしていきます。 レイチェルは、かつて彼女を支配していたウソの数々が無価値であることを解き明かし、それらを乗り越えるのに役立った具体的かつ実践的な戦略について解説していきます。恐れ知らずのユーモアで、あなたを楽しませ、励まします。トラウマを乗り越え、カオスを切り抜ける知恵を授けます。時には耳の痛いことも言いますが、それはすべて、ほんとうの自分を生きるために、喜びに満ちた自信のある女性になるために、必要なことは何でもするようあなたを説得するためです。 あなたを支配する数々のウソから解き放たれ、情熱を持って楽しく人生を歩んでいきましょう。自分を大切に! どうかあきらめないで!
  • エリオット波動は自然の法 ──原典から読み解く大原則
    -
    エリオット本人による名著 75年以上の時を経てついに初邦訳 エリオティシャンのバイブル 知っておくべきエリオットの視点 彼は自然界と市場をどう見ていたのか? 本書はエリオット波動原理の発案者ラルフ・ネルソン・エリオットによる代表的な著作(1946)です。エリオット波動原理の基本的な考え方や使い方について、エリオット自身が晩年になって著したものであり、彼の集大成となるものです。長年、英語の原書でしか読めませんでしたが、この度、初めて邦訳書として世に送り出すことできました。 冒頭から第9章までは、今も変わらないし、将来にわたり変わらないであろう エリオット波動原理の大原則が詳しく語られています。これを踏まえて第10章以降ではさまざまな事例が取り上げられています。 しかし、発案者による古い著作であるがゆえに、現在のエリオット波動研究者から見ると間違っていると思われる点もあれば、第9章までの大原則に照らしても矛盾しているという点もあります。それらについては注釈をつけましたし、本書の最後で詳しく解説しています。 本書を通じて、エリオットはやはり観察と発見の天才であったという認識を新たにします。彼の著作には膨大な観察の結果得られた多くのヒントが埋め込まれ ていますし、読者自ら相場観察をしながら本書を繰り返し読むことで、重要なヒントを見つけられるのではないかと思います。エリオット波動初心者にとっても 良い教材であると同時に、ベテランのエリオティシャンにとってもヒントの宝庫 と言えます。 (訳者まえがきより)
  • 大きく考える。そして、小さく始める。習慣金曜日カレンダー
    -
    管理者と制作者をつなぐスケジュール共有法。 10カ国で翻訳・活用されている習慣術。 毎週金曜の見直しで仕事と目標達成を加速させる 。 仕事は、人生に大きな役割を果たしているにもかかわらず、その基本的なやり方について教わることは少ない。たとえば、効率的なスケジュール調整、タスクに優先順位を付ける方法、いい企画を考える秘訣、溜まった仕事をこなすスキル、などなど。 そのせいであなたも、受信フォルダは未読メールであふれかえり、カレンダーにはぎっしりと予定が書きこまれ、ToDoリストはどこまでも続いている……といった状況に陥っていないだろうか。 それでは、毎日懸命に働いているのに、進歩や成長を感じられなかったとしても無理はない。 とはいえ、あなたに必要なのは「仕事を減らす」ことではない。そうではなく、賢くスマートに働きながら、充実した人生を送るために本当に大切なことを確実に達成する。その実践的な方法が、本書につめこまれている。 基本はカレンダー。余計な項目はすべて消して、カレンダーのとおりに行動しよう。次にToDoリスト。これでもう覚えていなくていい。そしてメール。あきらめなくても、受信フォルダの支配から抜け出せる。さらに、自分らしい目標を設定し、それを達成する計画を立てて、自分だけの能力を発揮しよう。 大切なのは、自分の道を歩むこと。時間を意識すれば、もっと人生を有効活用できる。より賢い選択をし、仕事への取り組み方を見直して、ワンランク上の夢を実現しよう。
  • 完訳版 大きく考える魔法 ――人生を成功に導く実践ガイド
    -
    全世界で750万部突破! 自己啓発の古典的名著 成功をつかむためのヒント満載! 思考のスケールを大きくすると人生が魔法のようにうまくいく 本書の初版は1959年に出版され、ベストセラーになった。その影響力はアメリカ国内にとどまらず、世界中の750万人を超える読者が、そのノウハウを実践することで生活を改善し、より良き人生を送っている。大きく考えることには、まるで魔法のような力があるのだ。 最初に出版されてからすでに60年以上経っているが、日本語完訳版は初となる。本書の教えは、当時と同じように今日でもパワフルで、まったく色褪せていない。ポジティブ・シンキングをはじめとする、さまざまな成功法則の原点がこの本のなかにあるのがわかるだろう。 著者の見聞きしたさまざまなケースが随所に登場する本書は、読みものとして非常に魅力的だ。読者は多くの有用なインスピレーションを得られるだろう。また本書には、人生をより良い方向に変えるための数々のツールが提供されている。「人生を成功に導く実践ガイド」というのにふさわしい、実用的な内容である。 本書で学べることは次のとおり。 ● 必ず「成功できる」と信じ、自信をもつ ● やらないための“言い訳癖”を克服する ● 心のなかにポジティブな考えを生み出す ● クリエイティブに考え、アイディアを実行に移す ● 誰であっても、相手を大切にする態度を身につける ● 目的を明確にして、自分の10年後の姿を思い描く ● 失敗から学び、前に進むために活かす ● “何事も一流を”をルールにする 等々 大きく考えよう。そうすれば大きく生きられる。幸せに包まれ、達成感にあふれた人生を生きられる。さあ、今すぐ行動を開始しよう! ベストセラー作家のトマス・J・スタンリーは、デイヴィッド・J・シュワルツと『大きく考える魔法』が、『となりの億万長者』(早川書房)を書くきっかけになったと述べている。
  • よい親とよい子を育てるマインドフルネスとコミュニケーションスキル
    -
    あなたをコントロールできるのはあなただけ 困難・苛立ち 欲求不満を感じ、子どもを叱る それで事態は好転しない 思いどおりにならなくっていい 失敗や過ちから学んでいこう! 親として子どもと関わるときには、寛容で思いやりのある態度を示し、忍耐強い姿を見せようと奮闘する。しかし、完璧な親などいない。疲れていたり、ストレスを抱えているときは、イライラが募って、怒鳴ったり意地悪な態度をとったりして、あなたの理想とは違う反応をしてしまうことがある。でも、それはあなただけではない。だれもが親としての反応の仕方を、自分の親から学び、それが根深く染みついているのだ。 では、どうすればこの連鎖を断ち切って、自分がなりたい親になれるのだろうか。まずは完璧主義を変えよう。過ちを犯してしまったら、それをきっかけに学び、変わるのだ。そして、お手本になろう。子どもは親の言うことを聞くのは苦手だが、親のまねをするのはとても上手だ。だから、子どもにこうあってほしいと期待する態度で、親自身が子どもに接する必要がある。 本書は2部に分かれている。前半では、子どもがひどいかんしゃくを起こしているときでも、ストレス反応をなだめる方法を説明し、自分でできる基本的なマインドフルネスの実践的なスキルを数多く紹介している。後半では、コミュニケーションの技術を磨き、お互いを尊重しあい穏やかな家庭を営む方法について述べている。 親が根気強く思いやりを持って接した子どもは、思いやりのある態度を身につける。つまり、あなたがマインドフルネスを実践し、結びつきの強い親子関係を育んでいけば、あなたの子どもや家族だけでなく、あとに続く世代にわたって、どこまでもポジティブな影響を与えることができるのだ。 本書をただ読んで理解するだけでなく、生活の中で実感し、エクササイズに取り組んでほしい。時間をかけて少しずつ変えていくことを目指そう。あなたの努力は、もっとも大切な存在であるあなたの子どもにとって、世界を一変させるだけの力になりうるのだ。
  • 人の心を強く引きつける技術 ──存在感を示し相手の印象に残る方法
    -
    「魅力的な人」にあなたもなれる! 存在感・力強さ・思いやりを惜しみなく発揮する知識とテクニックが満載 【本書のポイント】 ・人を引きつける力には「存在感」「力強さ」「思いやり」という3つの要素が欠かせな・い ・存在感を示すと、人は自分の話を聞いてもらい、敬意を払われ、大切に扱われたと感じる ・不安、不満、自己批判、自己不信があるのは正常で、誰もが経験することだと知っておく ・自分を印象づけようとするのではなく、相手の印象が自分に残るようにする ・力強さを表すには「大きなゴリラ」になり、動かないこと ・プレゼンテーションは短くて楽しめるものにする。それぞれの文の価値に注意する カリスマ的魅力は強力なツールなので、責任をもって使うこと 魅力は、使える魔法だ 想像してみてほしい──部屋に入った途端、その場にいる全員があなたに注目し、誰もがあなたの話を聞きたがり、あなたからの承認を求めている。そんな人生とは、一体どのようなものだろうか? 人を引きつける魅力をもつ人にとって、人生とは実際そういうものだ。その存在から誰もが影響を受ける。磁力に引きつけられるかのように人々が集まり、不思議なことに、その人の役に立つためならなんでもしたいと強く願う。 強運に守られた人生を送り、人よりも恋愛する機会にも多く恵まれ、収入も多いうえに、ストレスを味わうこともほとんどない。 人から好かれ、信頼され、導いてほしいとさえ思わせることができる。さらには、自分を部下として見られることも、リーダーに見せることも、自分のアイデアを採用させることも、プロジェクトを効率的に進めることも、思うがままだ。 人の心を引きつける力は、良くも悪くも、思いどおりに人を動かせる。つまり、世界を動かせるのだ。 自分もそんな人生を歩んでみたかった。世界は動かせなくとも、もっと人から慕われ、敬われ、まわりに良い影響を与えて、決して軽んじられることのない人間に生まれたかった……そう思った人に朗報がある。 人を引きつける力は、生まれつきの能力でもなければ、魔法のような資質でもない。人が人に引きつけられる仕組みを理解すれば、誰もが習得することのできるスキルだ。 本書では、人を引きつける力について科学的に学び、実社会ですぐに役立つ実践的な演習をする。試行錯誤は要らない。その力を高められることが実証された方法に直行だ。もちろん努力は必要だが、それは必ず報われる。 人を引きつける力は魔法ではないが、身につけた後には、まるで魔法のような効果を目にすることだろう。説得力をもって人に影響を与え、人を鼓舞し、カリスマ的な魅力を漂わせる。ただ歩いているだけで、人々が「あの人は誰?」と振り返る。 そんな人生に興味があれば、ぜひ本書を読み進めてほしい。 *本書は2013年、角川書店から『カリスマは誰でもなれる』として刊行されたものを新たに翻訳したものです。
  • アトリビュート ──貢献度を上げる25の属性
    -
    成功するためには何が必要か――?  真のパフォーマンスは、スキルだけでは生まれない。すべては、誰もがもつ属性にかかっている。米国ネイビーシールズの司令官だった、著者のリッチ・ディヴィニーは断言する。  その苛酷な任務によって、多くのことが求められるシールズの特殊部隊。著者は長年の隊員選考の過程で、実績の申し分ない者が脱落し、見込みが薄かった者が達成できることに、そもそもの技能という客観的基準が適正ではないのではと思い至った。ならば、重要なのは何か? 著者は、目に見える技能の下で過小評価されがちな資質が、最終的に成功の要因になることを明確にした。  これは一般社会でも当てはまる。目立たない学生が優れた学術的業績をあげる一方で、将来有望と目されたまま期待外れに終わることがある。選りすぐりのドリームチームが行きづまることもあれば、ダークホース的なチームが成功することもある。そこで核となるのが、25の属性だ。  それは、単に「根性」などといったざっくりしたものではない。根性は、勇気、忍耐力、適応力、精神回復力という属性に分解することができる。それらひとつずつを神経科学などの側面からも詳しく解説し、個人としてチームのメンバーとして、いかに良い成果を上げるかを明らかにしている。  25の属性は「根性」のほかに、心の鋭敏さの程度を示す「知力」、己のニーズを満たそうとする「動因」、地位ではなく行動を指す「リーダーシップ」、そして、どれだけ効果的に協力し合っているかを示す「チーム力」のカテゴリーで、それぞれを分解していく。中には、巧妙さやナルシシズムなども含まれる。一見ネガティブな印象のこれらの属性も、誰もがもっているものだ。そしてパフォーマンスを上げるには、それらネガティブと見える要素も必要なのだ。  各属性は、程度の差こそあれ、誰にも生まれつき備わっている。スライド式のスイッチを例にとろう。適応力が低い人は、現状ではそのスイッチのつまみが低いところにあるのだ。だが、そのレベルは意図的な訓練や意識を変えることで調整することができる。そのためにはまず、自分の属性を知ることが重要だ。本書ではそのための方法も紹介している。  彼が定義するチームは、軍隊やビジネス上のものだけではない。チームとは、共通の目標や目的に向かう、二人以上のメンバーからなるグループを指す。つまり、趣味で集う仲間や夫婦もまた、チームである。本書に掲げた属性を最適化すれば、誰でも・いつでも・どんな状況においても、効果的にパフォーマンスを上げることができるようになるだろう。
  • 一流のトレードは、一流のツールから生まれる TradingView 入門 ──「使える情報」を中心にまとめた実戦的ガイドブック
    -
    1)トレーディングビューとは 全世界で3500万人以上に利用されているグローバルスタンダードのチャートツール、それが「TradingView(以下、トレーディングビューと表記)」だ。日本でも多くの投資家が利用している。SNS上でトレーディングビューを高評価している有名トレーダーも少なくない。  トレーディングビューがこれほどの人気なっている理由。それは、機能性と使いやすさにあるだろう。そんなトレーディングビューの魅力をいくつか、ざっくり紹介しよう。 その1:ブラウザ起動だから使う場所・端末を選ばない アプリをインストールすることなく、すぐに使えるブラウザ起動だから、デスクトップPCはもちろんスマホやタブレットでも利用可能だ。外出先でも使える。 その2:機能充実のスーパーチャート トレーディングビューの特長といえば、「高機能満載のスーパーチャート」と言える。なかでも、テクニカル指標の充実ぶりには目を見張るものがある。100以上の人気の内蔵インジケーターに加え、10万以上のコミュニティ提供のインジケーターなど、ほかでは類を見ない「市場分析のためのツール」が揃っている。 その3:世界中のトレーダーと投資アイデアが共有できる トレーディングビューには、世界中のトレーダーと意見交換ができるSNS機能が搭載されている。世界中から投稿された10万個以上の投資アイデアを閲覧できる。これらの投資アイデアはFXや株、CFD、指数、暗号資産など、世界中の金融商品を対象としている。 その4:自分だけのトレードルールを作成できる トレーディングビューには、基本ストラテジー(2本の移動平均線の交差など)がいくつか、内蔵されている。この内蔵されているストラテジーであれば、自分で簡単に検証することができる。パラメーター等の有効性を調べていけば、「使い続ければプラスになる手法」へと作り変えることが可能になる。 ほかにも魅力はたくさんあるが、詳しい話は本文で紹介していく。 2)実戦に即した内容を紹介  このトレーディングビューのガイドブックが本書である。本書では、基本的なことはもちろん、“実戦を見据えた便利な情報”を中心にまとめている。トレーディングビューの機能を上手に利用して、自分にとって使いやすい手法(トレードルール)を作るところまで使いこなしてほしい。  今後、一流のトレードを実現したいのであれば、道具も一流にしたほうが好ましい。トレーディングビューなら無料(制限あり)でも使えるので、興味があれば、試してみるのはどうだろうか。「習うより、慣れろ!」が一番だからだ。
  • 1907年世界金融恐慌
    -
    著者が最初に本書を発行したのは、2007年。執筆を進めるなか、1907年当時の膨大な資料や研究結果から、著者は近い将来において別の金融危機が発生すると確信していた。そして折しも同年末から世界を巻き込むに至る「サブプライム危機」が発生。その内容は、1907年のそれとあまりにも酷似していたのである。 本書は1907年に発生した金融恐慌のドキュメントである。世界大恐慌と言えば1929年が有名だが、FRB(連邦準備制度理事会)設立をもたらしたのが本書のテーマとなる1907のパニックだとなれば、その甚大さは容易に想像がつくだろう。本書は、当時の米国金融市場の背景や暴落の様子、緊迫する市場関係者の焦りや大衆心理が生々しく再現されているだけでなく、金融制度の変遷や金融史、さらに2007年のサブプライム危機との比較を通して、金融恐慌が起こる要因も知ることができる。 1900年当時米国では産業化が進み、その経済規模も拡大していた。1906年は楽観論に伴う好景気を迎えてはいたが、4月にサンフランシスコ大地震が発生。地震の被害もさることながら、火災による被害が甚大だった。多くの顧客を有していた保険会社は巨額の支払い義務が生じ、保有していた株を売却。さらに復興のために、米国は莫大な資金を調達する必要に迫られた。金融恐慌が起こる前年の時点で、すでに多くの銀行や信託会社が疲弊していたのである。 不安を抱えたままの1907年10月。ある男が富と名声を求めて株式市場に勝負を仕掛けた。この計画は思惑通りにはいかず、結局は失敗に終わる。計画に関与した強欲者たちが表舞台から撤退、で完結のはずだった。しかし、ここからドミノ倒し的に世界を巻き込む金融パニックへとつながっていくのである。当時の金融制度の脆弱さとさまざまな噂を盲目的に信じた大衆の預金引き出しが、現金の流通を止めてしまう。銀行に押し寄せた人々の列が外の通りを埋め尽くす。枯渇する現金、不安が不安を呼ぶ群集心理。政府による小手先の救済策では回避できない――。このとき辣腕を振るったのが、ジョン・ピアポント・モルガンである。当時70歳、引退も視野に入れていた実業界のドンは、それから約3週間、あらゆる力を使って米国経済を破滅から救っていった。 著者の調べによると1907年の金融恐慌あとの100年間で、米国は景気後退を19回、株式暴落を15回味わった。どんなに制度を整え、危機に備える体制を強化しても歴史は繰り返すのである、サブプライム危機のように。特に世界中が、経済も流通も情報もより密接になった現代、金融危機もけっして単独では終わらない。今後、大恐慌が訪れとき、J・ピアポント・モルガンのような独裁的なまでの指揮者は現れるだろうか。それを期待する前に、できる得る最善の方法は過去から学び、パニックに陥る側ではなくうまく立ち回る側として備えることである。
  • 投資の公理 ――非合理な人間が非効率な市場に挑むときの11の教訓
    -
    経験から学ぶ市場と人間と資産運用の極意! イギリス一流運用会社CEOが語る投資の教訓 成功するためには自らも変化し続けなければならない!  著者のポール・マーシャルは、グローバルに株式運用を行っているヘッジファンドのマーシャル・ウェイスにおける20年を含めた35年に及ぶ投資経験から得られたエッセンスを、本書で分かりやすく簡潔にまとめている。マーシャルは学術理論と市場における実践、特に市場に打ち勝つ最高の実務家たちが持っている継続的な能力である「スキル」の持続力や現実との断絶を詳しく説明している。一方で彼は、市場の不確実性の拡がりと人間の誤りを避けられない性質を強調しながら、資産運用や投資で成功するためには、スキルの持続力と認知バイアスの落とし穴、人間の誤りを免れられない性質や傲慢さを認識したうえで正しい針路をとらなければならないことを強調している。  「成功するためには常に自ら進んで順応し、進化する必要がある」――これがマーシャルの言う「投資の本質」である。市場と市場参加者は常に日々進化している。市場に打ち勝ち、アルファを生み出すためには、ほかの参加者たちに打ち勝ち、先んじなければならない。そして、ほかの参加者が変化するにつれて、自らももっと進化する必要がある。われわれは、自分のこだわりや執着や思い込みや偏見や独断を捨てて、真摯に学び続け、進化することでしか市場では勝てないのだ!  マーシャルが経験しながら35年間で得た教訓を読めば、読者が目指す投資成功への道も大いにショートカットできるだろう。
  • キュー ──心と心を通わせる合図の出し方・見つけ方
    -
    コミュニケーションの達人になるための極意を学ぼう オプラ・ウィンフリー、アレックス・ロドリゲス、ブリトニー・スピアーズなど著名人の成功事例も紹介 カリスマ的な魅力とは、どこから来るのだろうか? 会場いっぱいの聴衆を魅了する人がいる一方で、少人数のミーティングでも他者の心をつかめない人がいるのはなぜなのか?すぐれたアイデアでも、多くの人に受け入れられるものと、まともに相手にされないものがあるのはなぜか?あなたは会議の発言中に割り込まれたり、昇進の機会を逃したり、せっかくのアイデアを軽視されたりしたことがあるだろうか?実は、その原因は、 あなたの“キュー”にある─そして、その解決策も! キューとは、ボディランゲージや顔の表情、言葉の選択、声の抑揚を通して、私たちが日々休みなく送り合っている微細なシグナルだ。キューは、自分のイメージやアイデアが他者にどう伝わるかに大きな影響をおよぼす。メッセージが広く伝わるか、あるいは日の目を見ずに終わるかは、あなたのキューしだいなのだ。 ヴァネッサ・ヴァン・エドワーズは、本書の中で、キューという隠れた“言語”についてわかりやすく解説する。そして、あらゆる場で自分の能力や信頼性、リーダーシップ、好感度、カリスマ性をどう伝えればいいかを教えてくれる。最新の研究知見や成功事例の研究に加え、オプラ・ウィンフリーや、アレックス・ロドリゲス、ランス・アームストロング、マーガレット・サッチャー、リチャード・ニクソン、ブリトニー・スピアーズなどの著名人の実例も紹介されていて、読者は楽しく学ぶことができる。 プレゼンテーション、就職や報酬の交渉、困った同僚との会話などの場面で、適切なキューを送る方法を活用すれば、人間関係がスムーズになり、共感を得られ、絆が深まる。キューを理解し活用することが、あなたを大きな成功へと導いてくれるのだ。
  • 人類初の南極越冬船 ──ベルジカ号の記録
    -
    11カ国語に翻訳されたベストセラー。 徹底した取材による波瀾万丈のサバイバル・ストーリー。 軟禁状態からくるストレス、孤立感、寒さ、そして恐怖、 極限を体験すると人はどうなってしまうのか?  1897年8月、ベルギー南極探検隊は、純白の荒野で極点を征服するという野望に燃えてアントワープを出発した。だが船はベリングスハウゼン海の氷で身動きがとれなくなり、極夜が何カ月も続く南の果てでの越冬を余儀なくされる。暗闇のなかで原因不明の病に苦しめられ、船倉に巣くうネズミの鳴き声に心をむしばまれ、狂気の淵へと追いやられる男たち。  この壮大な史実を通して著者ジュリアン・サンクトンは、予測不能の窮地にたたき込まれていく探検隊の運命をひもとく。危機に直面して動揺する乗組員たち。そんななか、船長は2人の若き隊員に信頼を寄せていく。その2人とは、氷に閉ざされながらも固い友情を育んだ医師フレデリック・クックと一等航海士ロアール・アムンセンだ。貧困から身を起こしたアメリカ人のクックは、のちにペテン師の烙印を押されてベルジカ号の栄光に影を落とす。アムンセンは探検家として頭角を現し、キャプテン・スコットと南極点一番乗りを競って勝利を収め、伝説の存在となる。2人は力を合わせ、最後の望みをかけて氷から脱出するための策を練る。歴史に残る英雄になれるのか、凍れる海の藻くずと消えるのか…。  隊員たちの直筆の日記や特別に閲覧を許された航海日誌の記述から、海洋サスペンスやゴシックホラーのような物語が浮かび上がる。果てしない世界への忘れられない旅の物語だ。
  • 疲労に対する魔法の公式 ──エネルギー=運動+タイミング
    -
    ひとりひとりに合わせたエナジャイズプログラム 睡眠専門医&スポーツインストラクターから学ぶ 「もう疲れたよ……」から「さあ、やるぞ!」に変える あなただけの理想の運動・睡眠プランの作り方 本書は睡眠専門医のブレウス博士がインストラクターのステイシーから運動のしかたを学び、ステイシーがブレウス博士から眠り方のアドバイスを受けたことをきっかけに、2人の共著で執筆された。 ブレウス博士は出張続きで消耗しているのに毎週3回5キロのランニングを続けたあげく、心臓発作で倒れてしまった。ステイシーは朝型なのに、夜のパーティへ出かけるが友人たちと楽しめず、悩んでいた。 代謝が速い・遅いといった代謝タイプと、朝型・夜型などの睡眠タイプは遺伝で決まっている。ところが、本書の著者たちを含め、自分のタイプに合わないスケジュールと生活習慣のせいで、いつも疲れていたり病気になったりする人がじつに多いのだ。 体を動かすタイミングは毎日5回5分ずつ、ストレッチやジャンプ、バランスなど自分のタイプに合った運動をするのが一番エネルギーを増強する。また、朝型は午後に短い睡眠をとることで、夜の人づきあいを楽しめるようになる。 2人の専門家が協力し合い、科学的根拠に基づいた革新的なウェルネスプログラムを作り上げた。ひとりひとりに合ったやり方を導き出し、活動するために必要なエネルギーを増やし、元気に幸せに生きる方法を伝授することに成功した。 第1部で、簡単なクイズに答えて自分の睡眠タイプ(ライオン、オオカミ、クマ、イルカ)と代謝タイプ(ファスト、ミディアム、スロー)を知り、さらにエネルギーと休息、食事や運動、感情との関係について学ぶ。 第2部では、第1部でわかった、自分の睡眠タイプ×代謝タイプに当てはまる章から読み始めよう 自分に合った毎日5分×5回の運動、起床時刻とベッドに入る時間、断続的断食など、わかりやすく、実行しやすいプログラムが提供される。自分と同じタイプの人のケーススタディを読み、著者2人のアドバイスの「ひとこと」に励まされ、あなたもきっと次の月曜日からプログラムをスタートしたくなるだろう。続けられるだろうかと心配することはない。やってみれば、本当にシンプルで楽しいものだから。 4週間後には驚くほどのエネルギーが湧き、幸せを感じ、永久に疲労を撃退しているだろう。自分のDNAに従って眠り、動き、食べていれば、自然にエネルギーが増え、自信と力がみなぎってくる!
  • 実践!! WTFファスティング ――ヘトヘトのあなたを2週間でハツラツに変えてみせます!
    -
    腸 免疫系 ホルモン エネルギー三要素をととのえる ・炎症とホルモンバランスの乱れに的を絞った食事プラン ・腸の健康を改善し免疫系を強める一種の断続的断食 この組み合わせで健康改善! 自分のエネルギーの三大要素がどんな状態なのか知っておこう。 まずはセルフチェックから ① あなたのエネルギーの状態は? ② 便秘やガス、胃酸の逆流、下痢などの問題はどの程度ある? ③ まだ出産可能な年齢なら、生理は規則的にくる? ④ 風邪やその他のウイルスにどれくらい感染する? ⑤ 気分はどう? (本文26ページより) 燃え尽き症候群を克服してエネルギーを高める方法を一流の現役医師から学んで いこう。  毎日が忙しすぎるし、1日が短すぎる―そんなふうに思ったことはありません か? 仕事もいっぱいいっぱいでストレスばかり、もうヘトヘト。医師に助けを 求めても、それは年のせいとか、仕事のせいとか、最悪、それが「普通」などと 言われていませんか?  もしそうだとしても、それはあなただけではありません。あらゆる年代の女性 たちが、慢性的な疲労や燃え尽き症候群に苦しんでいるのです。  でも、「いつも疲れている私」が、普通なんておかしい!  自らの健康を追い求める旅を通して、統合医療専門医である著者、エイミー・ シャーは、女性がエネルギーを生み出すと同時に人生を自分の手のうちに取りも どすためのプログラム「WTF(Why the eff was I so tired?)プラン」をつくり あげました。プログラムのカギとなるのは、複雑につながりあう「エネルギーの 三要素」、すなわち「腸」と「免疫系」と「ホルモン」の関係を活用することです。  ドクター・シャーは、最新科学の知見と数千人の患者を助けてきた経験を駆使 して、あなたの人生を立て直す方法を伝授します。  たった2週間で、あなたはエネルギーが湧きあがってくるのを感じるでしょ う。3カ月後には、生まれ変わった新しい自分にきっと出会えます。失くしてい たエネルギーを、今こそ取り戻しましょう。自分が生きたいと思う人生を手に入 れるために。
  • 締め切りを作れ。それも早いほどいい。 ──時間と質を両立する仕組み
    -
    先送りしない!質を高める!遅れない! 最高のパフォーマンスを厳守する7つのデッドライン効果 7つのデッドライン効果 ・チェックポイント設定 ・逆算型スケジューリング ・ソフトオープン ・ゴールを見失わずに使命に集中 ・見直しを繰り返す ・難題に集中する ・いつも準備万端 メンタルを鍛えるのではなく、「仕組み」を変える。 期限内に質の高いパフォーマンスを! 意志の弱さという問題を解決できる効果的な仕組みがすでに存在している。「締め切り」である。 ヘブライ大学の研究によると、「プロジェクトの完了であれ、グループの意思決定であれ、何かを実行する時間が限られていると、無駄が減り、集中力が高まり、生産性や独創性が高まる」。さらに、タイミングよく完了させることと、卓越した内容に仕上げることは両立不能ではない。 しかし、締め切りを設定したとたん、人間はぎりぎりまで仕事を先送りする傾向にある。この現象は「デッドライン効果」と呼ばれている。締め切りの設定により、プラスに転ぶこともあればマイナスに転じることもある。デッドラインで救われる人も、破滅をたどる人もいるのだ。 本書では7つの章を通じて、この仕組みを利用して偉業を達成した組織を紹介する。数々の現場を取材し、締め切りの活用に最も長けていたのは、管理職クラスではなく、現場の第一線で働く人々だった。短い締め切りの効果を心得ていたからこそ、のちの発展につなげていけたのである。 同様に、期限までの残り時間を示すカウントダウンクロックのセットのしかた、リセットのしかたを身につければ、完了までの時間でも、見直しの時間でも、息抜きの時間でも、自分が本当に必要とするものを思いのままにコントロールできるはずだ。 本書では、組織での働き方を紹介しながら、行動科学や心理学、経済学の専門家の知見を添えて解説していく。仕事を片付けることに苦労しているすべての人々に本書が役立つなら、著者としてこれ以上の喜びはない。
  • P&G式 「勝つために戦う」戦略
    -
    史上最も称賛された CEO と Thinkers50 のビジネス思想家に学ぶ、 ビジネス戦略の構築とそれを現実にする方法 すべての意思決定者の必読書! 戦略は複雑ではない。しかし、それは非常に悩ましい。なぜなら人と組織の未来について具体的な選択を迫られるからだ。 本書では、2人の著名なビジネス思想家が戦略の核心に迫り、戦略は何のためにあるのか、戦略についてどう考えるべきか、なぜ戦略が必要なのか、そして戦略を実行に移すにはどうすればよいのかを解説。過去100年で最も成功した企業再生の例をもとに実証していく。 P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)の元CEO、A・G・ラフリーは、戦略顧問のロジャー・マーティンとの緊密なパートナーシップのもと、わずか10年でP&Gの売り上げを2倍に、利益を4倍に、市場価値を1000億ドル以上向上させた。本書は、彼らがこれまでの経験で得た、日常の行動を大きな戦略目標に導く方法を提示している。 レフリーとマーティンによれば、「戦略とは調和し統合された5つの選択である」という。正しく取り組むことで競合他社に差をつけることができるこの重要な選択を、本書では戦略的質問として導入している。 1. どんな勝利を望んでいるのか? 2. どこで戦うか? 3. どうやって勝つか? 4. どんな能力が必要か? 5. どんな経営システムが必要か? 本書のツールや枠組みは、この問いに対するあなたの答えを助け、あなたの組織の可能性を探るように構成されている。 P&Gは、ファブリーズ、パンパースといった象徴的なブランドにこの手法を適用し、繰り返し勝利してきた。この事実は、ゲームをプレーするだけと実際に勝利することの違いを明確に示している。 ※本書は2013年9月に朝日新聞出版から刊行されたものを再編集したものです
  • ポーカー数学の教科書 ──勝つために知っておくべき必須要素
    -
    本書は米国Amazonのポーカー本売り上げランクを一気に駆け上がりナンバーワンベストセラーとなった初版本から、さらにアップデートと加筆が大きく加わった進化版である。ただし、数学に馴染みのないプレイヤーを対象に、分かりやすい解説を目指す著者の意図は変わっていない。 本書は、ポーカーをプレイする上での基本数学を上手く使いこなせていない、または勉強したいというプレイヤーならば誰もが対象である。紹介する概念は、ポーカーテーブルに座っていれば毎回必要となる数学だ。 ポーカーのゲームとしての進化は著しい。相手のテルや読みに基づいて決断を下していた時代から、ゲーム理論や高度な数学を用いて勝率を上げることができるようになった。ただし、ポーカーにとって本質的かつ必須の数学を使いこなすのに、大学院レベルの数学も統計学もいらない。必要なのは基本的な算数と代数学の理解だけで、あなたのプレイを劇的に向上させ、期待値の高い決断を下せるようになる。 にもかかわらずポーカー数学に苦手意識をもち、その結果、数学的に正しくないアクションを行っているプレイヤーが多い。間違ったアクションはどんなプレイヤーにとっても、長期的には本来勝てる額よりもずっと勝ち額を小さくし、本来の負け以上の額を失うことにつながる。 本書はポーカー数学の土台をしっかり学ぶことに注力している。そのコンセプトは「KISSアプローチ」(シンプルに行こう)だ。読者がポーカー数学に初めて触れるものとして、段階的に学習できるよう構成されている。まず基本的な概要解説から始めて、基礎となる知識を築き上げ、さらにその上により複雑なコンセプトやトピックを積み上げていくといった具合だ。 本書は次の5つのセクションでできており、その中で細かく、確率やオッズ、ポットエクイティ、ポットオッズ、インプライドオッズ、期待値など、さまざまなことを紹介していく。 セクション1:入門トピック セクション2:基本的ポーカー数学の概念 セクション3:プリフロップに関わる概念 セクション4:ポストフロップに関わる概念 セクション5:EV計算とコンビナトリックス(組み合わせ) さらに、オールインの状況、セットマイニング、スティール、スリーベットブラフ、ベストハンドでのベット、セミブラフィングオールイン、ヒーローコールについても解説していく。そして、基本的な期待値の計算方法と、カードの組み合わせの利用方法とその要素は多岐にわたる。 あなたがまだポーカー数学に苦手意識があるなら、本書は最適な一冊なるはずだ。本書を読み終えるころには、あなたはポーカー数学についてはるかに理解を深めているだろう。そしてその結果にあるのは、はるかに優れたポーカープレイヤーとなっているあなたの姿だ。
  • ポーカーサテライト戦略
    -
    アメリカンドリームの体現者になれ! サテライトには独自の戦い方がある 2003年、WSOPメインイベントで優勝した当時27歳だったクリス・マネーメイカー。彼はなんと参加費86ドルのオンラインのサテライトトーナメントからメインイベントへの参加権を獲得し、最終的に250万ドルを得た世界的ポーカープレイヤーである。 サテライトとは、ビッグトーナメントへの出場権をかけたいわば予選的なトーナメントである。1/10程度のバイインでありながら勝ち残れば本戦に参加できるため、金銭的にもメンタル的にもハードルが低い。ただし同じポーカートーナメントとはいえ、通常のトーナメントプレイとは戦い方も考え方も異なることは見過ごされがちだ。 通常のトーナメントは1位と2位、3位、4位…と手にできるプライズが大きく変わってくる。しかし、スーパーサテライトでは本戦へのシート獲得が主なプライズとなるため、1位だろうが20位だろうがその価値は同等である。つまり輝かしいブレスレットと大金を見据えてファイナルテーブルに向けてスタックを無理に増やしていく必要も、分散が大きな場面でリスクを取る必要もない。逆にサテライトでは分散を小さくすることが大切となる。 例えばサテライトで犯す間違いの中でも特に罪が重いのは、広すぎるレンジで相手のオールインにコールするというミスである。分散を抑えるためのベストの方法は、オールインにコールするレンジを絞ることである。 本書はサテライトならではの戦い方を、序盤からバブルまでのステージごとに章を割けてハンドレンジやICM、COC(入賞可能性)計算、相手のスタイル、ポジション、バンクロールマネジメントなどをもとにアクションを分析していく。またゲーム中に発生しうるシナリオについて、アグレッサー側とディフェンス側双方の視点でハンドレンジを記した表も数多く掲載。ただし表のレンジを覚える必要はない。視点を変えることで変化に対応するスキルを手にすることが目的だからだ。 サテライトにおける基本的なGTO戦略と相手と状況に応じて修正する方法を本書で学んで、次のマネーメイカーになろう。 本書で学べること ・通常のトーナメントプレイとの違い ・タイトに締めたり積極的にチップ集めに出るタイミング ・バブルでのシャブ、コール、フォールドの判断 ・相手、プレイ展開、状況に応じたプレイの修正 ・プリフロップでAAをフォールドすべきときの見極め
  • なぜかうまくいく薬局M&A成功法則
    -
    後継者に悩むオーナーと独立希望の薬剤師をつなぐ現役アドバイザーの教え 買い手・売り手・ドクター・患者が喜ぶ Win-Win-Win-Winの会社承継の道 大切な会社や事業、店舗を人に譲渡する。それは苦渋の決断を要するものです。だからこそ、会社や従業員、顧客を守ってくれる信頼に足る相手先に譲りたい。しかし、オーナー自らが相手先を見つけ出すのは容易ではありません。本書ではそんな、買い手側と売り手側をつなぐM&Aについて現役アドバイザーの立場から、M&Aとは何かという基本的な説明や締結までの流れと次なるステージ、薬局M&Aの成功・失敗事例や注意点、相談者となるアドバイザーのレベル診断まで幅広く解説しています。 日本ではM&Aの仲介業を行うにあたり、資格や制度などがまだ確立されていません。現状では、やったもの勝ちです。なかでも本書がテーマとする薬局M&Aは、雑誌やテレビでも数多く特集が組まれるほど急増しました。それは同業界の成り立ちから業界再編などが深く関係してきた結果です。しかし急増したばかりに、M&Aを単なる手数料稼ぎとして、売り手が手にする以上の破格な金額を要求するアドバイザーが後を絶ちませんでした。 本書は、今後の日本の事業承継や顧客保護において重大な役割を果たすM&Aについて、正しい知識を広めたい。そんな思いが詰め込まれています。まずはどこに相談すればよいのか。相談料や成功報酬などはいくらが妥当なのか、いずれM&Aを考えるときまでに何を準備しておけばよいのか、売り手として薬局の価値を高めるにはどうするべきか、買う側は何を注意すればよいのか、どんなところに落とし穴があるのかなどなど、それらを細かく解説していきます。 さらに、介護サービス事業などを行うシンセリティグループ株式会社を一代で築き、6億円超で売却された元代表取締役社長の西浦誠二さんの特別インタビューも掲載。M&Aまでの波乱万丈な歩みを通して、幸せなM&Aとは何かをご紹介します。 本書を読んでほしい人 ・後継者問題に悩む薬局オーナー ・独立して自分のお店を持ちたい薬剤師 ・就職先に悩む薬学生 ・今後、M&Aを予定または視野に入れている方 ・薬局経営をしている親御さんの老後が心配な方 M&Aを終えたあとも、その先の人生が輝かしいものになるように、ぜひ、本書を参考にしてください。
  • 精神科医が実践するマインドフルネストレーニング ──習慣を変えるための3つのギア
    -
    「不安」という現代の流行病――ジャドソン・ブルワー 何かを過度に心配するというのは、それ自体が悪い習慣の一つであるうえに、いまや不安は現代の伝染病だ。本書はその悪癖に対処するための研究結果の集大成だ。不安と習慣はつながっている。悪い習慣―不安と強く結びついて生じ、不安によってさらに悪化するような習慣―の克服を支援するプログラムをつくることができた。 本書は、私の精神科医としての臨床経験や、研究、コンセプトのエッセンスを詰め込んだものだ。そこにはマインドフルネストレーニングがいかに習慣を変えるかの根拠と実例を載せている。 たとえば、治療必要数(何人治療すれば1人に効果が出るか)という指標NNTがある。不安に対する効果が高いものとして普及している手法で広く処方されている抗うつ薬は、5.15だ(その薬を5人強に飲ませれば、効果が出る人が1人はいるということ)。宝くじのようなもので、薬を飲んだ5人のうち1人だけが当選する(症状が有意に軽減する)。 一方、私たちが研究でおこなった治療のNNTは1.6だった。この数値に、私は臨床医として感激した。2枚も買わなくても1枚は当たる計算だ。同じ枚数宝くじを買っても当たる人が多いということだ。 本書は、あなたが自身の抱える不安に対する認識を変え、それとうまくつきあえるようになるための、実践的なガイドになるだろう。さらに、望ましくない習慣や、何かに対する依存を断ち切るのにも有効なはずだ。(本文より抜粋) 以下に本書の概略を示すので、それを念頭に置いて読み進めてほしい。 ・PART0では、心理学と神経科学の知見にもとづいて、人間の心に不安が生じる理由を説明し、不安に対処する方法を論じるPART1以降の議論の前提を提供する。 ・PART1では、「不安のトリガー」を特定する方法とトリガー自体の性質について説明する。 ・PART2では、私たちはなぜ不安や恐れのサイクルにはまってしまうのかを解説し、脳の神経ネットワークを更新することで不毛なサイクルから抜け出す方法を紹介する。 ・PART3では、学習を司る脳の領域が持つ力を引き出し、不安や恐れ、その他の悪癖のサイクルを打ち破るのに役立つ、シンプルな方法を紹介する。 習慣を変えるための3つのギア ファーストギア――自分の「不安の習慣ループ」の全体像を把握する。 セカンドギア――脳の報酬システムを利用して、不安やその他の習慣にシステマチックに対処する。 サードギア――神経回路の性質を活用して、不安と結びつく習慣(心配、先送り、自己批判など)から離れ、有益な新しい習慣(好奇心や思いやりなど)に入れかえていく。
  • 桂文我 上方落語全集 第八巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    水木十五堂賞受賞 落語界きっての史料収集家 四代目 桂文我が世に放つ上方落語の集大成、第八巻刊行! 第八巻では―― 「蕎麦茶屋」「後家殺し」など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。2022年には、明治時代の収集家として名高い、水木十五堂氏を記念して、大和郡山市で創設された「水木十五堂賞」を受賞しました。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百席以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も、数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも、読み応えたっぷりです。 第八巻に収録されているのは、 蕎麦茶屋 宇治の柴船 花の都 寒梅 権助提灯 後家殺し 質屋蔵 鷹奴 竹の水仙 池田の猪買い 辻占茶屋 馬の田楽 武助芝居 餅搗き 音曲質屋 の十五席。「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひ、ご堪能ください。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第九巻 所収予定 9-1 初音の鼓 9-2 骨つり 9-3 百人坊主 9-4 浄瑠璃乞食 9-5 須磨の浦風 9-6 淀川 9-7 高尾 9-8 抜け雀 9-9 もう半分 9-10 オランダ 9-11 土橋萬歳 9-12 親子の嫁入 9-13 植木屋娘 9-14 鹿鍋 9-15 千両みかん
  • 桂文我 上方落語全集 第七巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    7-1 一眼国 7-2 石返し 7-3 乙女狐 7-4 鴻池の犬 7-5 五里五里芋 7-6 さじ加減 7-7 崇徳院 7-8 長襦袢 7-9 蛸坊主 7-10 茶碗屋裁き 7-11 七草 7-12 貧乏花見 7-13 餅犬 7-14 算段の平兵衛 7-15 ろうそく喰い
  • 桂文我 上方落語全集 第六巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    第六巻では―― 2パターンの「狼講釈」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。  この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第六巻に収録されているのは、 ・はかり餅 ・肝つぶし ・軒付け ・口入屋 ・佐野山 ・三年酒 ・試し酒 ・持参金 ・出歯吉 ・伊勢松坂扇屋怪談 ・大盞 ・左甚五郎猫餅 ・五両残し ・数珠繋ぎ ・狼講釈〈その一・その二〉   の十五席。  落語では、人間の生死を題材にしたネタも数多くありますが、切実な内容のものは少なく、気楽に聞ける噺になっていることが多いです。第六巻では「肝つぶし」「三年酒」など、半分以上が人間の生死に絡んでいるネタとなっています。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第七巻 所収予定 7-1 一眼国 7-2 石返し 7-3 乙女狐 7-4 鴻池の犬 7-5 五里五里芋 7-6 さじ加減 7-7 崇徳院 7-8 長襦袢 7-9 蛸坊主 7-10 茶碗屋裁き 7-11 七草 7-12 貧乏花見 7-13 餅犬 7-14 算段の平兵衛 7-15 ろうそく喰い
  • 桂文我 上方落語全集 第五巻
    -
    1巻2,750円 (税込)
    上演ネタ・七百席以上! 四代目桂文我が満を持して世に放つ上方落語の集大成、第五巻刊行! 第五巻では―― ファンも多い『蜆売り』『道具屋』など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠 玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、 大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでも あります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組 んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介 し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方との思い出話な どを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第五巻に収録されているのは、 ・お盆 ・占い八百屋 ・猫の災難 ・箒屋娘 ・湯文字誉め ・稲川 ・春雨茶屋 ・高野土産 ・大黒の読切 ・法華長屋 ・蜆売り ・道具屋 ・始末の極意 ・吹替息子 ・打飼盗人 の十五席。 よく知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。第五巻には「蜆売り」が収録されていますが、“桂文我の蜆売り”は大変ファンが多い演目です。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第六巻所収予定 6-1 はかり餅 6-2 肝つぶし 6-3 軒付け 6-4 口入屋 6-5 佐野山 6-6 三年酒 6-7 試し酒 6-8 持参金 6-9 出歯吉 6-10 伊勢松坂扇屋怪談 6-11 大盞 6-12 左甚五郎猫餅 6-13 狼講釈 6-14 五両残し 6-15 数珠繋ぎ
  • マーケットをリードするロジックを探す 生き残るためのFX戦略書 ──歴史に学び、市場を感じ、先をひもとくFX読本
    -
    歴史に学び、市場を感じ、先をひもとくFX読本 「今、そしてこれから、マーケットをリードしているロジックは何か?」を常に考えて行動する FX(外国為替)というと、「チャートだけで外国為替市場を見ていこう」と考えている方も多いですが、実際の所、それだけでは相場への理解も利益も幅が出ないと思います。 FXの動きをうまく活用して投資したり、トレーディングで長く生き残っていくためには「今、そしてこれから、マーケットをリードしているロジックは何か?」を常に考え、市場に寄り添って行動することが必要です。頭でっかちに先読みするのではなく、タイムリーに(=市場が動き出す直前や、動き出した直後に)市場についていけるようになることを目指すのです。これができるようになると、明日、来週の相場の解説が先に臣浮かぶような体験を、ときに感じることも可能になります。 さらには、「値動きが発するロジック」も加えることで、テクニカル分析の使い方にも広がりや深みが出てくるはずです。 本書は、“真に大切”な「これから、マーケットを動かすロジック(理由)は何か」に焦点を当て、また常に反対のシナリオ(ロジック)も念頭において葛藤すること(ME TIME)を説いている点で、ほかのFX解説本とは一線を画しているといえます。その主な内容(概要)は以下の通りです。 ◆FX(外国為替)に関わるすべての方々が、末永くFXと付き合えるよう、「巧者の知恵や振る舞い」を伝えたいという思いで書いた「オーソドックスな正道」を説いた読本。 ◆FX市場は人気だけでは動きません。人気も含めた2国間の通貨の需給のバランスに左右されます。そのときの需給に働きかけた、相場を動かした考えを「マーケットをリードするロジック」と呼んでいます。本書のメインテーマです。 この“マーケットをリードするロジック”にいち早くひらめくことが大事になります。本書では、市場を動かすこのロジックを、大きく以下のように紹介しています。 ◎コアロジック 「金利とインフレ」「経常収支」「各国の為替政策」「株式市場や商品市場の為替への影響」「ポジションの傾きやトレンドの位置」などがコアとなるロジック。 ◎値動きが発するロジック 値動きが発するメッセージもロジック仕立てとしています。これに当たるものとして、本書では「損切りが相場の原動力」「こっつん」「Super Highway」という独特の表現で紹介しています。加えて、誰にでもできる情報の集め方、その使い方も伝えています。 ◆FXトレーディングの世界で生き残っていくには「機を見て動ける」ための心のマネジメント(第2章)が欠かせません。 さらに、トレードの深化させるにあたっては、“マーケットをリードするロジック”に重ね合わせてチャートやテクニカルを利用することも必要です(第3章)。このテクニカルの中でも、本書の中で詳しく解説している「パラボリック」は、レンジ相場&トレンド相場での使い方も含めて、読者の皆さんにとって、とても興味深い内容になっていると言えます。 ◆FXトレーダーの方にとっては、各章末の「コーヒーブレイク」も参考になります。市場のこぼれ話や皆さんの知らないことなどがたくさん書いてあります。 ◆相場に関わるうえでひとつ大事なこととして「Déjà vu(こんな相場があったな)」があります。これから先、まったく同じ相場はありませんが、似たような相場には数多く遭遇するはずです。そのとき、「Déjà vu」として今までの経験を生かせるように、読者の方々が実際には体験していないと思われることなども含めて、為替の歴史の紹介を通じて紹介しています(第4章)。歴史に学ぶことは、ロジック作りの参考になります。 ◆メキシコ・ペソ、南ア・ランド、ブラジル・レアル、トルコ・リラなど、新興国通貨との向き合い方について、著者独自の視点で紹介しているのも本書の特長です。知らないリスクは取らないことの重要性(7つのチェック項目)や、新興国通貨を扱うときの注意点(コストやエントリータイミングの難しさ)などについて言及しています。 本書が目指す読者層 ◆FXトレーダーはもちろん、外国株や外国債券、あるいはこれらの投信に投資する方々。本書のテーマである「マーケットをリードするロジックは何か」を意識しながら資産運用に取り組むことをお勧めします。 ◆顧客に金融商品を販売する銀行や証券のセールスの方、顧客の相談に乗るファイナンシャルプランナーの方々。本書を読むことで深みのある話をお客様に提供できます。 その他、読んでほしいエッセイ ◆「FXとその歴史を通してみた軽快なエッセイ」を楽しんでほしい。 第2章「偏らない、こだわらない」で考える(東日本大震災でカンボジアの高官は何を考えた) 相場の用語:強気と弱き(ワニとムササビとは) 第4章エピソード2:バブル時代の日本(為替ディーラーが主役のTVドラマ) 第4章エピソード3:リスク管理の時代 (Value at Risk知ってますか) 第4章エピソード8:リーマンショック (何故リーマンは救われなかったか) 第5章新「新興国通貨を考える」全体(トルコリラはなぜ弱い)
  • 四半期成長率とチャート分析
    -
    30・60・90日の節目で今後の展開を読む 銘柄選択から出口戦略まで6つのステップ オリジナル計算シートとTradingViewの活用法も伝授! PER、PBR、ROEよりも四半期成長率? 株式投資にはさまざまな指標(ファクター)が存在します。「低PERのものほど割安」「ROEが高いほどよい」などといわれますが、実際はどうなのか。これらを検証するのが、機関投資家が用いる「5分位分析」です。つまり5分位分析は、システムトレードでいうバックテストのようなもの。本書では主要なファクターの調査結果を提示し、なぜ四半期成長率を使うのかも明確にします。 著者は過去に大勝ちも大負けも経験し、数多くの失敗を重ねました。その失敗の原因は主に3つ――「正しい銘柄選択ができていなかった」「売買タイミングを分かっていなかった」「ポジションを取りすぎた」。それらを踏まえ、ファンダメンタルズとチャートの分析を徹底的に学びなおし、実績を積んだうえで確立したのが、本書のシナリオ売買法です。著者はこの投資方法にしてから、10年以上も利益を出し続けています。その間、市場はさまざまな局面を見せていました。 本書では有効ファクターとして四半期成長率をベースに、出来高や年成長率などを考慮して有望銘柄を探します。しかしいくら有望銘柄だといっても、売買のタイミングを見誤れば結果は出ません。そのタイミングを計るのがチャート分析です。過去からのチャートを波動としてとらえ、価格変動と30・60・90日という時間的サイクルで分析、仕掛け・利確と損切りのシナリオを事前に設定、段階的に実行していきます。その際、投資資金からポジションの大きさを決め、オーバーポジションからくる資金を減らす要因を排除していきます。 ■投資ルーティン手順 ①銘柄を探す ②成長性を調べる ③チャート波動の分析 ④戦略シナリオの作成 ⑤数回に分けた買付 ⑥数回に分けた利確 といっても難しい作業はありません。成長性はオリジナルのエクセルシートで計算でき、チャートの波動分析は無料サイト「TradingView」の活用で簡単に線を引くことができます。作業に慣れるまでは本書にそって試していけば、簡単に実践することが可能です。 本書のスタンスはテンバガーなどホームラン級の銘柄を探すものではありません。が、兼業投資家がどんな史上環境でも焦ることなく7~8年といった期間で資産を増やしていく方法も紹介します。 ■売買のスタンス ・保有は数週間から数カ月単位 ⇒ 長期投資ではない ・場中に張り付かない ⇒ 日足ベースで相場チェック ・衝動的な売買はしない ⇒ 勝ち負けは全て戦略的に なんとなくで選んだ銘柄を売り買いしている……、損切りができず塩漬けにしてしまう……、大負けはしていないのに資産が目減りしている・・、など自分の投資スタイルに自信がもてない方や、場中は価格を追えない、チャート分析がうまくいかない、長期投資では不安だという方は、確実なヒット狙いの株式投資を本書から学んでください。
  • 買い手と売り手の攻防の「変化」を察知し、トレンドの「先行期」をいち早くキャッチする天から底まで根こそぎ狙う「トレンドラインゾーン」分析 ──市場参加者の意識の「総和」を捉える勝負思考
    -
    「際」に引くトレンドラインゾーンでトレンドを最速でキャッチ! 1)トレンドラインを平均化する=トレンドラインゾーン  トレンドライン。トレードをしている人であれば、何度も聞いたことがある言葉でしょう。実際、有効なツールです。  ただ、トレンドラインとひとくちに言っても、ヒゲとヒゲを結ぶ人もいれば、ヒゲと実体を結ぶ人もいるなど、人によって表示の仕方は変わってきます。当然、その状態で市場参加者の意識の総和を捉えようと思っても無理があります。  そこで登場したのがトレンドラインゾーンです。これは、トレンドラインを平均化したものです(詳しくは本書で)。平均化する(均す)ことで、ダマシを極力回避。結果、相場の状況を正確に読み取りやすくします。 2)境界「線」ではなく、境界「面」の変化をキャッチ。「際(トレンドの先行期)」を狙う トレンドライン(ゾーン)は、引けば良いというものではありません。引く場所を選びます。それが「際」です。「際」の説明は本書に譲りますが、簡単に言えば、最高値や最安値のような、買い手や売り手の最終防衛ライン(陣地)です。  「線(ライン)」ではなく、「面(ゾーン)」を表示して、買い手と売り手、どちらの陣地に変化が起きているのかをいち早くキャッチし、その変化の初動に乗って利益を増やしていく。これが本書で紹介しているやり方です。 3)「際」を狙う意義  「際」を狙うことの意義は、以下の2つにあります。 ◎大きな利益を狙える  ◎撤退場所が明確  「際」から「際」まで狙っている以上、それが実現できれば大きな利益になります。  ただ、大事なのは後者の考えです。「際」を狙って勝負している以上、もしもそれが否定された場合は「即撤退」ということがわかります。引き際が明確なのです。  トレードでは大きく稼ぐことも大事ですが、それ以上に、資産を守ることも大切です。 4)やるべきことはシンプル  やるべきことはとてもシンプルです。「際」にトレンドラインゾーンを表示して、その変化を「ブレイク&リターン」で確認するだけです。  トレードはギャンブルではありません。正しく練習を積み重ねれば、その道は開かれます。 【本書の主な特長】 ◎トレンドラインを平均化した「トレンドラインゾーン」という新しい概念を紹介 ◎「際」という、買い手と売り手の最終防衛ラインの考え方について紹介 ◎「際」だけに注目して、「際」付近の変化をブレイク&リターンでいち早く捉え、頭(際)から尻尾(際)まで“ごっそり”利益を狙っていく、極めてシンプルな手法を紹介 ◎撤退場所が明確な「際」に注目するからこそ、資産を守ることにもつながる話を紹介 ◎手法学びには練習が一番。練習問題も掲載
  • 月次情報で“伸びる前”に買う 割安成長株投資入門 ──「持続的に成長し続ける企業」を探して、「割安な時期」に買い、長く保有する方法
    -
    月次から始める割安成長株投資  株式投資では「決算書」や「四季報」が必要になる、と考えている人が多いと思います。  確かに、間違いではありませんが、絶対でもありません。例えば、「月次情報」というものをご存知でしょうか?  月次情報(以下、月次)とは、企業が毎月開示する「決算情報」のことです(小売・飲食・サービス業など、私たち消費者にとって身近な企業に多いです)。毎月発表されるだけに、読み方を知っておくと、ほかの投資家に先んじてチャンスをつかむことが可能です。 1)月次情報で小さな兆候を捉える=割安なときに投資できる  月次を見る大きなメリットとして、“小さな兆候”に気づきやすいという点が挙げられます。毎月、企業の成長の様子を知ることができるからです。 例えば、月次が100%から110%、120%、130%という具合に連続で良い数字を残していて、かつ、それに連動して株価も上がっているようならば、絶好の狙い目です(詳細は本文)。  この小さな動きは、四半期決算ではなかなか気づけません。「気づいたときには割高になっていた」ということもあるでしょう。その点、月次に注目していれば、“(大きく)伸びる前”、つまり割安なときに買えるのです。 実際、月次情報を公開しながら株価10倍を達成したスター株(ファーストリテイリングやワークマン、スノーピーク等)はいくつもあります。そして、これらのスター株が大きく伸びるチャンスは「月次」にあったのです。 3)持続的な成長が期待できる企業に投資する  月次は武器にはなりますが、あくまでも入口です。仮に割安なときに買えたとしても、その後、買った企業が成長しなければ、投資をした意味がなくなってしまいます。つまり、月次で注目した企業が今後、「持続的な成長を成し遂げることができそうか」を読み解くことも求められるのです。 成長の意志を持った企業を探すにあたって、具体的には、大きく、以下の2つが必要です。 ①定量分析 月次や決算書、中期経営計画を読み解く。 ②定性分析 経営学やマーケティング理論でビジネスモデルを精査。  「割安なときに買う」ことも大事ですが、それ以上に、「企業に成長の意志があるかどうか」を探ることは、投資家にとっては、確認しておくべき大切なことでしょう。 4)投資をする時間がなかった人でも取り組める 本書では、企業の成長とじっくり付き合う長期投資を紹介しています。日ごろ、投資に取り組みにくい人にでも実践していただけます。 持続的な成長が期待できる企業を、割安なときに買えれば、じっくり投資と向き合うことも可能でしょう。「月情報から始める割安成長株投資」の有効性を試してみてください。
  • モンスター株の売買戦術 ──大化け銘柄をどこで買い、増し玉し、手仕舞うのか
    -
    「過去の大化け株を研究すれば、将来、大化け株を買える」(ウィリアム・オニール) MVP銘柄発見法! モンスター株トレード=大化け株投資の奥義書! 本書は、コロナ禍で株式市場が暴落し、その後、暴騰した2020年と2021年を振り返りながら、モンスター株(1年間で最低でも株価が2倍になる銘柄)をどこで買い、どこで増し玉し、どこで手仕舞うかを、実際のチャートを見ながらそのポイント、ポイントを詳細に解説している。コロナ後に何銘柄も出現した驚きのモンスター株に共通する特徴を学ぶことで、それらがどのように市場サイクルごとに繰り返されるかを個別の事例を元に具体的に示している。プライスアクションや値動きをはじめ、出来高の増減、主要な移動平均線交差やそのエリアなどは多くのMVP銘柄に共通しており、それらはトレード初心者が見てもすぐ理解できる単純な数値である。また、これらの共通点は本書で取り上げている激動の2年だけでなく、市場の全歴史を通じて常に同じようなことの繰り返しだったことも明らかにしている。 また、本書では、トレンドのあるなかで利益を上げ続けるために、いくつかの重要な指標をフォローする方法を学ぶ。市場の流れに乗りさえすれば、十分すぎるプラスのリターンを得ることが分かるだろう。次に、近いうちに必ず現れるモンスター株を初期の段階で発見する方法を学ぶ。そのモンスター株候補がポジティブな特徴を示し続け、さらに上昇を続けるかどうかを見極めるために、何を見るべきかも学ぶ。そして、そろそろ手仕舞いして次のモンスター株に移ろうというときに、どのような警告を注視すべきかを学ぶ。 以上のように、過去のモンスター株を丸裸にして徹底研究し、そこに共通した点を会得していれば、次の市場サイクルや下落や調整や暴落後の初期段階でモンスター株を確実にとらえることができ、成功確率は飛躍的に高まることだろう。 本書はまさにモンスター株トレード(大化け株投資)の奥義書ともいうべきものである!
  • バフェットからの手紙【第8版】 ──世界一の投資家が見たこれから伸びる会社、滅びる会社
    5.0
    世界一の投資家が見たこれから伸びる会社、滅びる会社 日米で超ロングセラー バークシャーとアメリカ経済の歴史がわかる バフェット自身の声でバフェットがわかる唯一の本 日米で超ロングセラーの『バフェットからの手紙』第8版がついに登場! バフェットとローレンス・カニンガム教授との歴史的な出会いによって生まれた、ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガーとバークシャー・ハサウェイ社の哲学の集大成! 「バフェットが最も多くのサインをした本」との称号を与えられた本書は、まさにその内容も人気も寿命も永遠である。大局的で、分かりやすくバフェットやバークシャー・ハサウェイの考えや哲学をまとめた本書を読むたびに新しい発見がある! これからバフェットを知ろうと思う読者も、バフェットをよく知る読者も、バフェットの実績に圧倒されるばかりの読者も、分野別にカニンガム教授が要約・整理したバフェットの含蓄ある「株主への手紙」を文章を読めば、本書以外では絶対に知ることのできないバフェットやマンガーの深遠な知見に接することができるだろう。 ■編集部より 2021年1月に発売した本書の前著は「第5版」でしたが、著者のカニンガム博士から、「第1版の前に2つの版を刊行しており、今回のは実質、第8版である」との要請を受けたので、今回のを「第8版」としました。
  • アルゴトレード完全攻略への「近道」――より良いトレードシステムを効率的に開発するテクニック
    -
    「トレード戦略の構築時間」を大幅に節約しよう! ワールドカップ・チャンピオンシップ・オブ・フューチャーズ・トレーディング優勝者! 戦略開発で折れそうな心を一気に解消!  アルゴトレード戦略を素早く開発する方法を探している人にとって、まさに本書は福音だ! トレードチャンピオンのダービーによる最先端のリサーチや情報が満載されている本書には、彼が何千時間もかけて行ってきたアルゴトレードの検証例の多くが紹介されている。そのエッセンスを抽出したデータを使えば、読者は苦労して試行錯誤していたトレード戦略の構築を何万時間も節約できるだろう。  アルゴトレードと戦略開発は間違いなく膨大な時間がかかる。しかし、それは本当にそんなに難しいことなのか? 本書の答えは「ノー」だ。本書で示された正しいアプローチとアドバイスに従えばよいだけである。 ●アルゴトレード開発を簡単かつ単純化するには具体的に何をすればよいのか? ●リスク管理における最適なリワードとリスクの比率は存在するのか? ●最適な時間枠とは? ●平均回帰は有効なのか? ●戦略をリスクから守るテクニックとは? ●強気相場や弱気相場や横ばい相場での機能するフィルターは何なのか? ●最良の手仕舞い方法はあるのか?  多くの時間を取られていたこれらの開発プロセスについて、本書は驚くようなショートカットの方法を提示している。世界最高峰のアルゴトレーダーによる最先端の研究に接し、利用することで、一向にはかどらない紆余曲折のなかで折れそうな心やモヤモヤを、本書は一気に解消してくれるだろう!
  • ミネルヴィニの勝者になるための思考法
    -
    人生のすべてはあなたの秘めた力で作り出せる!  マーク・ミネルヴィニは本書で、自身の体験から得たどんな場合にも自分の力を最大限に発揮する手法を紹介している。ビジネスであれ、株式トレードであれ、スポーツであれ、オリンピックに向けたトレーニング法であれ、最高のパフォーマンスを発揮して、自分の夢を実現するために必要なことのすべてが書かれている。  ミネルヴィニは中学校を退学後、ウォール街で評判の億万長者になるまでに用いた「力を引き出す『秘密の』原理」を公開している。彼の驚くべき経歴は、アメリカで最も目を見張るサクセスストーリーの1つである。本書では、あなたが目標を達成して成功するうえですぐに役立つ技術とツールが満載されている。  世界で活躍するアスリートやコーチや実業界での成功者や世界中の並外れた勝者たちの戦略を使って、あなたの輝く可能性を狭めているあなた自身の考え方を今すぐ変えよう! 勝者の考え方を身に付けて、あなたがやりたいと思ったどんなことでも成功しよう! 本書はミネルヴィニのひらめきから知識や実生活での経験まですべてが詰まっており、あなたの秘められた力を最大限に引き出すためのバイブルになっている!  本書の内容と学べることは次のとおり。 ●成功するために考えを修正する方法 ●優勝者の自己イメージを作り上げる方法 ●自分は勝つに値すると感じ、勝つと思えるようになる方法 ●「完璧な練習」を身に付けて、どんな課題や障害にも克服可能な方法 ●重要な日に向けて適切な準備をする方法 ●どんなプレッシャーの下で最高のパフォーマンスを発揮する方法 ●やることすべてで、自分の力を最大限に発揮する方法  ベストセラーの著者であるマーク・ミネルヴィニはアメリカで大成功を収めた株式トレーダーだ。USインベスティング・チャンピオンシップで優勝した経験があり、世界で高評価を受けた『ミネルヴィニの成長株投資法』『株式トレード――基本と原則』(いずれもパンローリング)の著者である。彼の無一文から大金持ちになるまでの道のりはだれの想像をも絶するもので、トレードや人生でうまくいかなくなった人を奮い立たせる箴言と方法論に満ちている。彼の成功や著書やパフォーマンスコーチの実績は世界中に響き渡っている。
  • マーケットのチャート入門 ――株式市場のテクニカル分析をマスターする
    -
    ミネルヴィニとオニールがページが擦り切れるまで読んだテクニカル分析の教科書! 初心者がテクニカル分析を学ぶ最初の1冊! 普遍の真理に裏付けられたテクニカルの基礎を学ぶ! 王道のテクニカル分析を習得する!  本書は、テクニカル分析のツールを使って売買のより良いタイミングを見つけ、トレードのパフォーマンスを全体的に改善する方法を60年以上にわたってトレーダーや投資家に伝えてきた。1962年に発行された初版は、当時テクニカル分析の理論と使い方を平易な言葉で説明した最初の本として熱狂的に迎えられ、現在でもトレーダーのスキルや経験と関係なく、マーケット関係者必携の1冊になっている。  今回の復刻版は、当時のトレードに関するさまざまなヒントや洞察やチャートがそのまま再現されたもので、次のようなこととともに、普遍の真理に裏付けられたテクニカル分析の基礎が今でも有用であることが確認できる。 ●複雑なチャートや図から常識的な洞察を得るための指針 ●テクニカル分析の謎を解明するためのヒント ●チャートにかかわるテーマや用語の分かりやすい定義 ●いつの時代にも通用するパターンやフォーメーションの例と説明  本書はテクニカル分析の王道と言ってよく、非常に明快で分かりやすい。本書を読めば、株式やFXや先物市場でチャートを見る目が一新され、日々のトレードや投資でテクニカル指標を使って、どんな状況や局面での売買でもベストプライスを見つけるための必要かつ有益な武器になるだろう。  また、ミネルヴィニとオニールが自著で取り上げ、テクニカル分析の教科書的な古典として、現代では評されている。
  • ゼロから学ぶモメンタム投資 ──長期的に市場を打ち負かす合理的な方法
    -
    長期的に市場を打ち負かす合理的な方法 初心者でも再現可能な戦略とリサーチ法を伝授! 長期投資家のための最善の方法! 市場を打ち負かすのはそれほど難しいことではない。しかし、ほぼすべての投資信託は常に市場に負ける。なぜそうなるのか。そして、投資信託を打ち負かすにはどうすればよいのか。その舞台裏をクレノーのガイドに沿って見ていくことにしよう。常に市場を打ち負かす数少ない方法の1つがモメンタム戦略だ。本書は、定評のあるヘッジファンドがどのようにして結果を達成することができたのかを、普段なら見ることができないバックステージからのぞいてみようという趣旨で書かれたものだ。 株式市場は常に誤解されている。株式を買ったり売ったりするのは非常に簡単そうに見える。株式とはどんなもので、会社が生み出すものが何なのかはみんな知っている。「株式市場は長期的には必ず上昇する」――だからみんな株式市場に参加すべきである、と言われる。こうした過度の単純化は結局は高いものにつく。 長期的に見ると、主要な株価指数のパフォーマンスは年平均して5~6%だ。このリターンを得るために、あなたは時折資産の半分以上の損失に耐えなければならず、失ったお金を取り戻すのに何年もかかる。確かに長期的に見ると株価は上昇する。しかし、話はそれほど単純ではない。 本書は長期的に市場に投資する合理的な方法について書かれたものだ。本書では株式市場の問題点を説明し、その解決方法も提示する。さらに、株式市場の2倍のリターンを低リスクで達成する方法についても説明する。本書ではすべてのルールと詳細が説明されているので、本書で示す戦略とリサーチは、あなたが初心者でも簡単に再現することができる。これこそが本書の一番の利点であり、投資の必携書であるとされるゆえんである!
  • Python3ではじめるシステムトレード【第2版】 ――環境構築と売買戦略
    -
    読者待望の第2版! より理解しやすく実践的にパワーアップ ネットワーク上にあるデータソースから金融経済関連のデータをダウンロードし、そのデータの特徴を理解し、投資・取引戦略を構築する。その際にPythonというプログラミング言語と統計的手法を用いてデータを客観的に分析し、安定した収益を実現する取引戦略を構築する。また、学習に用いたソースコードを公開することで、だれでも卓上で分析結果を再現できるようにする。これらが本書の特徴であり、目的である。 データ分析に用いるPythonでの最大の特徴は人びとの思考能力を鍛えるということに尽きる。人まねではない独自の戦略のみが利益を上げる。 日足のデータを用いてデータ分析の基礎を統計学を通して学ぶ。トレンドの発生を客観的に理解する力を統計学から得る。そのつぎにあゆみ値を用いたデータ分析と取引戦略の構築方法について理解する。トレンドの発生のメカニズムとリスク管理の重要性を実感するためである。 第2版となる本書では、Pythonの特徴がさらに生かされている。特定のソースコードでは初版の20倍近いスピードを達成している。 さらに初版で読者から寄せられた質問に説明を加えた。また、意見や勉強会でのやりとりは余すことなく第2版に生かされている。また、マーケットメイクの仕組みを基にした取引戦略のバックテストを2つ追加した。 今回新しく追加した第17章でランダムウォークと機械学習について、深層学習、主成分分析、大偏差原理を比較した。特に大偏差原理の議論を明確にするために初版では用いなかったmove1とmove2という表現を本書では導入した。これはトレンドの発生を理解するのに役にたつ。ソースコードはGitHubに公開している。 本書で学べること! ● Jupyter Notebookの導入からPythonの利用方法 ● 株価・為替・経済などのデータの入手方法と分析手法 ● 時系列分析の処理と統計的手法(自己回帰モデル、モンテカルロ手法など) ● あゆみ値の本質と価格形成のメカニズム ● 高頻度取引の世界におけるマーケットメイクの仕組み 詳しくは16ページ「1.2 本書の構成」を参照
  • 漂流アメリカ 超大国の落日と希望を100の海図で読み解け
    -
    中間層の財政悪化はアメリカ≒世界を変える! 「鼻もちならないバカ野郎」(by イーロン・マスク)がアメリカの真の姿を暴いた! 変化か革命か ベストセラー作家でニューヨーク大学スターン・ビジネススクール教授のスコット・ギャロウェイが、アメリカの未来について、あらゆる角度から考察したのが本書である。 世界は、パンデミック後の未来について、真剣に考え始めたばかりである。アメリカは、左右の政治的な過激さが増し、大量離職時代が到来し、すべてのビジネスに影響を及ぼし始め、サプライチェーンの問題が企業の収益を圧迫するなか、困難な問題に次から次へと直面している。民主主義は守られるのか、そもそも民主主義は必要なものなのか? ビッグテックは人々の生活を良い方向に変えるのか、それとも悪い方向に導くのか? AIの進化は雇用を安定させるのか、もっと悪化させるのか? アメリカは建国以来、最大の岐路に立っている。今回の転機は、経済の仕組みを破壊し、豊かなアメリカの象徴だった中間層の財政基盤に劇的な影響を与えている。 本書は1945年から現代までを振り返り、アメリカがどうしてこの瀬戸際に立たされたかを詳しく説明している。第2次世界大戦、冷戦、ブラックマンデーやドットコムバブルやリーマンショックの経済危機、テクノロジーの発展、根強い白人家父長制度、パンデミックの社会経済的影響などが、今日の最強度の嵐を発生させた。100枚のチャートでアメリカの過去80年の歴史を丸裸にしている一方で、アメリカの現状である、オンラインデート、出生率の低下、最低賃金、変化するアメリカンドリームなど幅広い話題を取り上げながら、著者独自の認識・見解・解決策も示している。 新しい世界で急速に進行する激しい変化に対応するために、アメリカは何をする必要があるのだろうか。今のアメリカは20年後の日本と言われるなかで、日本人にも大いに参考になるトピックが満載されている!
  • ロジャー・マレーの証券分析 ──バフェットと並び称されるグレアム・ドッドの継承者
    -
    <必見!>マレーによる伝説の講義を完全収録! バリューの巨人! まさに、これぞ、シン証券分析!  ロジャー・マレー(1911-1998)はバリュー投資の歴史において極めて重要な人物だ。金融のプロであり、エコノミストであり、議会メンバーのアドバイザーであり、教育者であったマレーは、伝説のベンジャミン・グレアムからコロンビア大学ビジネススクールの安全性分析(security analysis)の講義を引き継いだ人物である。同校で何世代もの学生たちを指導したが、そのなかにはマリオ・ガベリ、チャールズ・ロイス、レオン・G・クーパーマン、アート・サムバーグらがいる。  本書はマレーの多方面にわたるキャリアを魅力的に紹介するだけでなく、マレーが晩年に行った、自身の投資哲学を要約した一連の講義録を収録している。プロの投資家で教育者でもあるポール・ジョンソンとポール・D・ソンキンが、マレーの人生と業績を記録し、そのプロとして偉業、理論的洞察、永続的な遺産を形にしている。彼らが強調するのはマレーの教育哲学と指導ぶりで、かつての教え子たちがマレーの指導や受けた影響を振り返っている。  本書には、1993年にガベリの講演で開催され、後に投資コミュニティーの伝説となった、マレーによる4回の講義録が掲収録されている。これらの講義に触発されたブルース・グリーンウォルドはマレーに安全性分析の講義を共同で担当するよう願い出た。これは1977年にマレーが引退したあと、衰退していたコロンビア大学ビジネススクールのバリュー投資教育の復活につながった。ジョンソンとソンキンが指摘しているとおり、これらの講義が公開されるのは初めてのことである。これは今日バリュー投資を学ぶ者たち、そして実践する者たちすべてに対する得がたい啓発と素晴らしい教訓となるだろう。
  • 無敵の「プライスアクション+価格帯別出来高」FXトレード ──いつ仕掛け、いつ手仕舞うかがわかる
    -
    デイトレードから長期投資にも利用できる万能戦略 市場を動かし、操作している巨大な銀行や金融機関の「足跡」をたどれ! デールはトレード歴10年以上の専業トレーダーである。彼は大学でファイナンスの学位を修得し、卒業後は大手ブローカーでマーケットアナリストとして働き始めた。就職後、会社は顧客本位ではなく、利己的で、手数料のことしか頭になく、責任感もなければ、顧客の利益など一切考えていないことに疑問を感じ、すぐに辞めた。会社を辞めたあとは、苦労をしながら、専業トレーダーの道に進み、今はトレードで生計を立てている。 デールがトレーダーとして一皮むけたのは、巨大な銀行や金融機関の「足跡」をたどることを「発見」したときだった。なぜなら、市場を動かしているのは銀行や金融機関で、彼らが市場を操作していたからだった。彼は可変式価格帯別出来高指標を用いて毎日トレードしている。 本書には、デールがトレードを始めたころ、こういう本を読みたかった、こういう本があれば無駄な時間を節約できたというエッセンスと指針が詰め込まれている。本書は迷えるFXトレーダーの救世主となることだろう。 本書に書かれていることは以下のとおり。 ・プライスアクションはどう機能するのか ・すぐに使えるプライスアクション戦略 ・価格帯別出来高の仕組み ・私のお気に入りの価格帯別出来高戦略 ・自分に合ったトレードスタイルの見つけ方 ・ポジション管理法 ・正しい資金管理法 ・トレードの心理学 ・正しいバックテストのやり方 ・最もよくある間違いとその回避法 ・私自身のトレード法とルール
  • 株式投資のテクニカル分析補完計画
    -
    確率に基づいたワンランク上の「テクニカル分析2.0」 高勝率投資の技 「儲からないテクニカル分析」が儲かるようになる! 本書は株式のテクニカル分析に関する本だが、読者がこれまで読んできたテクニカル本とはかなり違うのは確実である。テクニカル分析の本は、チャートの形、ローソク足、指標やオシレーター、移動平均線、トレンドラインなど、さまざまなことについて書いているものの、これらのツールをどのように使えばトレードシステムを完成させ、利益を上げることができるのかは教えてくれない。しかし、本書は当て推量や裁量ではなく、確率に基づいた新しいテクニカル分析を使ってトレードの指針を紹介していく。 本書ではトレードの勝率を予測し、期待利益を算出し、トレンドの可能性を判断し、利益率が高い株を選択したうえで仕掛け、そして手仕舞う方法を学んでいく。また、資金管理やリスク管理の重要性についても書いている。さらには、ボラティリティを使ったポジションサイズの決め方についても学んでいく。本書で詳しく紹介していく成功するトレードシステムの要素には、すべてにわたってしっかりとした根拠があることも示している。 本書で紹介する新しいテクニカル指標には、GPI(勝率指数)、ブルベア指数、ランダムウォークオシレーター、価格出来高指数(PVI)、そして、時系列の線形回帰から派生したツールなどが含まれている。ほかにも、ボラティリティの重要性、時系列の線形回帰分析、回帰適応型移動平均線(RAMA)、回帰シャープレシオ(RSR)に関する重要なことも惜しみなく明らかにしている。 実際に使われている高勝率投資のテクニックや資産配分の重要性の実例も多く紹介しているので、初心者にも分かりやすいものになっている! 「本書は、テクニカル分析(時系列データの解析)によるトレードの解説書である。ただ、ここで説かれているテクニカル分析は旧来のクラシカルなものではなく、テクニカル分析2.0とでも言うべき革新的なものだ。……テクニカル分析の歴史はこれまでけっして幸福なものではなかったが、ここ十数年の間に台頭してきた新しいアプローチはそうした評価を一変させ、真摯に仕事に取り組むトレーダーにとって魔法の杖となる可能性が十分にある。」(「監修者まえがき」より) 編集部より テクニカル分析の弱点は「儲からない」ということですが、これは半分は真実ですが、半分はそうとは言えないというのも真実だと思います。確かに、長期的にあらゆる相場つきでもテクニカル分析を実行して儲け続けている人はいないというのは真実でしょう。しかし、本書は今までのテクニカル分析本には見られなかった「テクニカル分析の弱点」を克服する多くの情報があります。本書は中級者以上向きで、『マーケットのテクニカル分析』『マーケットのテクニカル百科 入門・実践編』を読了されて、さらに上を目指す方にお勧めです。
  • 高勝率トレード学入門 ――ギャンブル的要素を排除し、着実に利益を上げる
    -
    万人向けの出来合いのトレードプランなどあり得ない 自分流のスタイルを見つけよう! トレードはギャンブルではない!  トレードをギャンブル以外の何物でもないと思う人が少なくない。また、そう感じているトレーダーも多い。しかし、毎年、毎月と連続してトレードで利益を上げるトレーダーがいるのも事実だ。どんな方法を使っているのか? それは、トレードからギャンブル要素を除く方法を身につけたのだ。それは、「自分に合うように考え抜いて作成されたプランを使ってトレードすることで達成される」とマーセル・リンクは言う。リンクは本書のなかで、トレードのあらゆる側面――トレード機会の発見、タイミング、ポジションサイズの決定、手仕舞いの時期、リスクの調整方法など――を改善し、ギャンブル的な要素にほとんど頼らない確かなゲームプランを作成し実行する方法を示している。  リンクは、大成功を収めた前書『高勝率トレード学のススメ』(パンローリング)で初めて明らかにした戦略をもとに、市場で勝つ決め手は、計画を立て、一定の状況への対応策を前もって用意しておくことだと述べている。これこそがまさにゲームプランの役目なのだ。トレードでは単純に買ったり売ったりするのではなく、いつ、なぜそうするかを知ることが肝心だ。リンクは理解しやすい簡明な表現でゲームプランのメリットを説明している。そして最高のトレードを選び出し、トレードを監視し続けて手仕舞いし、過剰トレードを避け、集中力を維持して資金に見合ったトレードを手掛け、市場の動きに備え、最終的に売買からギャンブル要素をなくすためにプランがどんな点で役立つかを示している。  リンクは、20年のトレード経験のなかから数多くの具体例を挙げている。そこには成功したトレードだけでなく失敗も含まれ、あなたはその失敗から学び、その過程でトレードの腕前を磨くことができるだろう。  リンクが強調するように、本書は怠け者のトレーダーには向いていない。ここにはすぐに金持ちになれる方法などは書かれていないが、どのように賢く熱心に努力すれば利益を増やせるを学べるはずだ。本書を読めば、トレードという困難な営みで人の先を行く力が間違いなく身につくだろう。
  • トレーダーのための感情理論 ──心理面の根底原因を探る10段階のレベル分析と行動計画
    -
    感情を抑制することなくゾーンに入る ゲーム思考的トレード分析法 一流メンタルコーチが教えるマインドシステム あなたがトレードする目的は、利益を上げることだ。にもかかわらず大事な局面で同じような失敗――過剰にポジションをたてる、価格を追いかける、無駄に損失を膨らますなど――を犯して、利益を上げきれずにいる。技術的なトレードスキルは磨いてきた。だが、出血は止まらない。なぜならこれらの原因は技術面にあるのではなく、欲、恐怖、怒り、あるいは自信や規律といった感情の領域、つまり「メンタルゲーム」の中にあるからだ。 「ゲーム」という言葉は、唯一絶対の解決方法はなく、上達するためのルールや戦略を想起させる。例えば、感情は意思決定プロセスを縮小させたり、そのプロセス全体をシャットダウンする力までも持っている。こういったメンタルゲームのルールや原則を理解しなければ、自分のミスにきちんと向き合えず、それを正すこともできない。著者が「メンタルゲーム」という用語を好むのは、そのためだ。投資・トレードも同様に、唯一絶対の勝利法はない。 本書はチャートの読み方やトレードの技術的テクニックやアイデアを提供するものではない。本書のテーマはあなたの感情からくる問題を特定し、矯正するための基盤となるシステム作りである。著者は投資家のみならずポーカーの世界チャンピオン、実業家、プロスポーツ選手など45か国にクライアントを持つ国際的メンタルゲームコーチだ。 巷にあふれるトレード心理学の指南書と本書との根本的な違いは、感情のとらえ方だ。たとえ感情を抑制しても、それは一時的な対応でしかない。自分の今の感情と戦ってはいけない。感情は今後良い方へ向かうか、悪い方に向かうのかを無意識レベルで提供しているシグナルだ。そのシグナルを追っていくことが現状把握につながり、長期的な根本治療となる。この作業は、トレードで行っていることと何ら変わらない。情報を収集し、ノイズを解析して、最適なタイミングを教えてくれるシグナルを注意深く探るのだ。 レベルアップに向けた正しい学習プロセスにもメンタルゲーム戦略が有効だ。著者はこの過程をシャクトリムシに例えている。体の真ん中を高く上げて前に進む、釣鐘状の動きで前進していく昆虫だ。これをABCゲーム分析と称し、メンタルと技術的スキルを切り離して客観的視点で精査していく。多くのトレーダーが前方の進歩だけに集中するが、後方が進まなければレベル全体の向上はない。 ここで登場するのが、「メンタルハンド履歴」だ。これは、パフォーマンス向上を妨げている欠陥の特定、その矯正をして次のレベルに進めていくための工程だ。 ステップ1 問題は何か ステップ2 その問題はなぜ存在するか ステップ3 欠陥は何か ステップ4 矯正手段は何か ステップ5 矯正を確認するロジック このように、あなたの感情とそれにともなう行動を細分化し、コントロール不能に陥る本当の理由を見える化していく。恐怖という感情を見ても、ミスの根底にある自己否定がもたらすのか、自分だけ取り残されることが怖いのか、損失に対するものがベースなのかによって異なる。どの局面で現れるのかも人それぞれだ。本書では、その兆候を見つけるためのポイントや実例、質問事項などをあげ、自己分析という慣れない作業をフォローしていく。つまり、あなた自身がいかに内省して、自分自身を分析する作業を真剣に行うかがカギとなる。 あなたがどこの誰であろうと、メンタルゲームの基本ルールは変わらない。あらゆる課題は、このルールに従って解決する。売買の頻度が1時間に3回でも1カ月に3回でも関係がなく、またトレードする頻度、戦略、取引する市場の別を問わない。このシステムの仕組みを十分に理解したのなら、トレード以外にも応用可能だ。 さらに、あなたが個人投資家であろうと機関投資家であろうと、また、株式、FX、暗号通貨のいずれを取引していようと関係なく、トレーダーとしての潜在能力を発揮する方法を手にできる。今こそ、それを実現しよう。
  • 長期的バリュー投資の基本と原則 ――「低PER、低PBR、高配当」銘柄は裏切らない
    -
    長期的な「資産形成」を学びたい人のバイブル! バリュー投資は永久に不滅です! 一からバリュー投資を学びたい人の入門書!  バリュー投資の人気は、時に高まり、時に失速する。それは、人気のある銘柄を高値で買い、人気を失った銘柄を安値で売りたくなるという、人としてあがらうことができない誘惑と群集心理が理由である。本書は投資家がこの衝動に打ち勝ち、バリューの規律を用いることで、株式投資で成功するという難問に取り組む方法を学ぶ一助となることを目的としている。ウォール街のベテランであるカレンは、投資家がバリューの規律とデータを信じ、長期的に投資をするかぎり、有効であることを証明している。  本書では、長期投資におけるバリュー投資の有効さを裏付ける目を見張るようなデータが満載されている。そして、今日、投資家がどのようにバリューの方法論を用いて投資で成功できるかを説明するとともに、ウォール街でカレンが経験した興味深い物語も教えてくれている。  本書で学べることは次のとおり。 ●本物のバリュー投資の規律 ●カレンが行う銘柄選択の方法の詳細 ●成功したバリュー投資の刺激的なケーススタディー ●投資家が注意を払うべき分野  本書はまた過去100年に及ぶ市場の歴史を簡潔に説明している。弱気相場、リセッション、バブル、メルトアップ、金利などを見直すことで、市場がいかに常軌を逸した振る舞いをするかが示されている。本書では、バリュー投資が有効である理由と市場の理解の仕方を学べ、そして投資家として成功するための究極の入門書となっている。
  • 長期的投資の醍醐味「100倍株」の見つけ方
    -
    市場が10年間閉鎖されることが分かっているつもりで株を買う!  トーマス・フェルプスは本書で、バイ・アンド・ホールド戦略を用いて富を100倍に増やす秘訣と戦略を明らかにしている。今日人気となっている短期的なトレンドトレードとは異なり、フェルプスの極めて論理的で、ラディカルでさえある方法論は、株式市場で複利マシンを見いだし、その株式を買い、少なくとも10年以上の長きにわたり保有し続けることで、読者も「100倍株」の恩恵にあずかれることに焦点を当てている。  この長期投資に関心のある人には必携とも言えるこの手引書において、フェルプスは当時の大企業がどのように賢明なる長期的投資家に利益をもたらしたかを詳しく分析している。本書を読めば、読者は限りない成長を示し、あっという間に利益を増大させる有益なビジネスモデル(企業)を見いだし、それに投資する方法を学ぶことになる。  同じ重量の金(ゴールド)よりも価値がある本書は、読者と読者のその子孫たちが長期的な富を手にする道筋を明らかにしてくれている。古典的だが、極めて重要で有用な方法論を用いることで、読者は賢明に企業を選択し、投資資金が膨らんでいく様子を目にすることだろう。真に堅実な手法とは、いくら時が経ようが、市場がどんなに変わろうが、有効であり続けるということだ。
  • [グラフィックノベル] ベルリン 1928-1933
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20カ国語に翻訳されたグラフィックノベルのベストセラー。 完成に22年をかけた歴史大作。 街は静かに破滅へと向かう――。 人びとはいかにしてナチスに傾倒していったのか。 共和国は人びとになにをもたらしたのか? リベラルな大都市からファシズムの拠点へ。 ジェイソン・リューツは、1920年代のドイツの大都市を、住民の目を通して複雑に描きだしている。彼らの人生は、優しさと残酷さ、愛と憎しみ、セックスと死の十字路で交差する。煙草のけむりが充満するサロン、崩れかけた歩道、にぎやかな駅、華やかなカバレットなど、街そのものが活気づいていた。 ワイマール共和国時代、ベルリンはヨーロッパの最先端であり、創造性、政治思想、性的自由が、忍び寄るファシズムの足音にもみ消される前に明るく輝いていた――このような時代背景を見事に表現した傑作。 2019年、グラフィック文学賞優秀賞受賞。 2019年、バーモント・ブック・アワード受賞。 示唆に富み、現在の社会問題を映しだすグラフィックノベル 1928年、マルテ・ミュラーは引き寄せられるように脈動する首都ベルリンへ向かった。芸術アカデミーに通いはじめたマルテは、それからの数年間、時代のあふれる豊かさと悲惨さを経験する。カバレットやサロンで米国のジャズが流れ、性の解放が進むいっぽうで、経済危機と過激な政治活動が路上をすでに埋めつくしていた。矛盾する世界が並存し、交錯する1930年代初頭の街で、マルテはみずからのアイデンティティをたしかめようとする。しかし、ドイツという国がそうであったように、未来への選択を迫られていき……。 ジェイソン・リューツは、崩壊が進むワイマール共和国を舞台に、マルテの運命とほかの人物たちの人生を結びつけ、この時代の複雑なスペクタクルをつくりあげていく。言論の力への信頼を失ったジャーナリスト、クルト・ゼフェリング、政治のうねりのために家族がバラバラになった労働者グートルン・ブラウン。はびこっていく反ユダヤ主義の標的にされたユダヤ人の少年ダーヴィト・シュヴァルツ……ベルリンの街角で彼らの運命が交錯する。 「『ベルリン』のマジックは、リューツが古い新聞や写真から、時空間的に自分から遠く離れた都市を呼び起こす方法にある。本書の結末は息を呑むほど衝撃的である」――エド・パーク(ニューヨーク・タイムズ書評) 「ナショナリズムと反ユダヤ主義がふたたび頭をもたげるなか、 本書は政治がいかに早く毒に変わるかについての教訓をあたえてくれる」――レイチェル・クック、ガーディアン紙 「圧倒的なストリート シーンと、この街に住む多くの人びとの内面を掘り下げることで、本書は私たちが知っている物語を新しい方法で語っている。それは私たちが昨日を見つめなおし、今日との比較を可能にしてくれる」――ニナ・マクラフリン、ボストン・グローブ 「職人技と忍耐の驚くべき偉業。ワイマール時代の最後の数年間を描いた本書は、ファシズムが家族を分断し、友情を終わらせる過程を考察していることで、かつてないほど切迫している。リューツは、ディケンズ規模のキャストを丁寧かつ一貫した筆致で描き、登場人物たちは、政治的忠誠、闘争・同化の選択を余儀なくされる」――サム・シールマン(この10年間のベストコミック)、ガーディアン 「狭い心と気まぐれな心があり、街全体を焼き尽くすほどの怒りがある。しかし、そこには愛情、利他主義、勇気、他者を助けようとする意欲、物事を改善しようと続ける努力もある。読者は期せずしてベルリンに親しみを感じている自分に気づくだろう。リューツの慎重で精巧なこの作品は、すべての人の心に響く」――ケイトリン・ロズベルグ 、The A.V.Club
  • コロナパンデミックと2020年3月のトレード ──異常な1カ月に異常な心理状態のなかで交わされたチャット全記録
    -
    大損失から大成功につなげたトレーダーの行動と心理とは? 必ずやってくるブラックスワン対処法のバイブル!  2019年末に、中国・武漢から世界を揺るがすコロナパンデミックは始まった! 世界中の国々が自国民の行動を制限し、社会のあらゆる方面に大きな影響を及ぼした。そのなかの1つである株式市場も例外ではなかった。世界の主要国の株式市場は3週間で30~40%も暴落した。その暴落の最中の4週間、グローバルマクロの有力なヘッジファンドの中枢でどのようなやり取りがされていたか、考えたことがあるだろうか。ホンテ・インベストメンツの創業者兼CIO(最高投資責任者)であるアレックス・グレイビッチは、その約1カ月間のスタッフとのチャットのやり取りをすべて公開し、ブラックスワンをいかに乗り越え、何に成功し、何に失敗したのかを詳細を明らかにしてくれた。  パンデミックが世界中で過剰な反応を巻き起こし、さまざまな金融市場ではプライスアクションが爆発的な動きを繰り返し、ブラックホールのようにあらゆる市場を次々と飲み込んでいった。本書は、グレイビッチ自身の言葉と彼のチームの実際のチャットを通して、多くの現役世代が初めて経験した未曽有の危機を生き延びるためになされた驚異的な努力を綴っている。  会社としても個人としても最初に大きな損失を被った恐ろしい日々のあと、チームが新たなチャンスを見つけるために懸命に努力し、重要な判断をその場その場で下していった様子を記した本書は、2020年3月の異常な1カ月に、異常な心理状態で行われた実際のトレードの信頼できる公表された唯一の記録である。  現代における最も難しい時期をホンテが生き延び、結局は大成功につなげた考え方と投資理念をぜひ知ってほしい。また、これはまたいつか襲ってくる次なるブラックスワンへの1つの有力な対処法して、ぜひあなたの本棚の見える位置に置いてほしい1冊である!
  • 新装版 カプランのオプション売買戦略 ――優位性を味方につけ市場に勝つ方法
    -
    ギリシャ文字の出てこない 画期的オプション入門&実践書! 売ろうが買おうが、「優位性」がなければ儲からない! オプション売買は、ポーカーやブラックジャックのカードゲームに非常によく似ている。トレーダーもカードプレーヤーも、忍耐や規律と売買戦略を組み合わせなければダメである。とりわけ、この両者は相手に対して「優位性」を持たなければならない。 カプランは本書『カプランのオプション売買戦略』で、そのとらえどころのない優位性を、どのようにとらえるかについて正確に説明している。氏はまた、いろいろなオプションポジションの成功率をいかに分析し、最高のリスクと報酬の関係を生むポジションをいかに選択するかについて示している。本書に書かれた知識で武装すれば、トレーダーは圧倒的な勝算があるときにのみ積極的な勝負に出るゲームのやり方をよく知っているポーカープレーヤーのように相場と闘うことができるだろう。 実践的で分かりやすい本書の第1版は、個人投資家だけでなくプロのトレーダーにも人気があった。完全に刷新されたこの第2版は、個人の売買スタイル、マネーマネジメントやボラティリティをさらに追求した新しい資料が数多く盛り込まれている。 本書の中核をなすのは、具体的なある状況下で、トレーダーに「優位性」をもたらすのはどの売買戦略で、それをいつ用いるかについて書いた点である。本書で紹介されている売買戦略は以下のとおりである。 ●ニュートラル・オプション・ポジション――レンジ相場やプレミアムの高い市場で用いるのに理想的な戦略 ●フリートレード――ボラティリティの不均衡を利用して、トレンド形成中の市場で大きなポジションを建てるのに用いる戦略 ●レシオ・オプション・スプレッド――アット・ザ・マネーに近いオプションを買い、割高なアウト・オブ・ザ・マネーのオプションを売る戦略 ●カレンダー・オプション・スプレッド――同じオプションの異なる限月間にボラティリティの不均衡がある場合に理想的な戦略 ●イン・ザ・マネー・デビット・スプレッド――変動の激しい市場で、リスク限定のオプションの買いと、オプションの売り玉によるタイムディケイから利益を得る戦略 ●ノーコストオプション――チャート上の強い支持水準と抵抗水準を用いてアウト・オブ・ザ・マネーの高いボラティリティを利用する画期的な戦略 オプションの値付けにおいて頻繁に発生する不均衡やオプションの組み合わせに内包する優位性の両方から利益を得る、実践において証明済みの幅広いテクニックが、これらの売買戦略に盛り込まれている。これらをうまく活用すれば、トレーダーは圧倒的な「優位性」を手にすることができるだろう。 本書には相場に関する数多くの知恵が盛りこまれている。オプション市場で成功するための実践的な売買手法を求めているトレーダーにとって、本書は必読書である!

最近チェックした作品からのおすすめ