阿修羅像作品一覧

  • るるぶ奈良'25
    完結
    -
    ※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP17「五劫思惟阿弥陀仏座像」の写真にマスクがございます。 この電子書籍は2024年1月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 教科書で見たことのある 大仏や阿修羅像などの仏像をはじめ、 世界遺産の寺社の詳細ガイドなど、お役立ち情報が満載! 巻頭特集では、定番の社寺や絶景スポット、絶品かき氷などの奈良旅には外せない情報をたっぷり収録しています。 素敵なカフェやかわいい雑貨に出合える人気エリア・ ならまちのお散歩コースや、源氏物語ゆかりの地、いま話題のスパイス料理など、エリアガイドも充実。 特別付録「奈良おさんぽマップ」は、プランニングにも役立つ広域マップと、まち歩きに便利なおさんぽマップが1冊にまとまっていてとても便利です。 <本誌掲載の主な特集> 【巻頭特集】 ・テッパン!奈良旅 ゴールデンコース! ・一度は行きたい!王道社寺 ・一度は見たい!季節の花絶景 ・一度は会いたい!うるわしの仏像 ・聖地で食べたい!こだわりかき氷 ・絶対食べたい!奈良グルメ ・かわいい鹿に癒やされたい 【奈良公園周辺】 ・ 東大寺/興福寺/春日大社ガイド ・ならまち半日おさんぽコース ・奈良国立博物館 へ行こう! 【西ノ京・平城宮跡】 ・薬師寺/唐招提寺/平城宮跡ガイド ・佐保・佐紀路の名刹 【斑鳩】 ・法隆寺ガイド ・竜田揚げが食べたい! 【飛鳥】 ・飛鳥サイクリング ・ 新鮮野菜のランチ 【山の辺の道】 ・山の辺の道ハイキング ・長谷寺/室生寺ガイド 【吉野山】 ・吉野山お花見ガイド ・吉野山で食べたい名物グルメ 【特別付録】 ・奈良おさんぽマップ
  • 仏ガール 1
    完結
    5.0
    仏像オタクの先生と一緒に 京都府・奈良県・滋賀県の寺院を巡る、仏像漫画第1巻! 「先生と一緒に…極楽に行ってみない?」 絶賛スランプ中の城上彩(高2・美術部)。 それを見かねた美術教師の江西真理が彩の手を取り、 訪れたのは京都府の、とある寺院で……。 人間関係や成績、将来について悩む彩たちを、先生が仏像美術と繋ぎ、 答えを一緒に探していく、仏像美術×青春×ほっこりショート漫画。 (目次) 第1話 平等院『鳳凰堂中堂壁扉画』  (京都府・宇治市) 第2話 興福寺『阿修羅像(八部衆)』  (奈良県・奈良市) 第3話 六波羅蜜寺『空也上人立像』  (京都府・東山区) 第4話 渡岸寺観音堂(向源寺)『十一面観音立像』 (滋賀県・長浜市) 第5話 永観堂禅林寺『阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀)』 (京都府・左京区) 第6話 仲源寺『目疾地蔵尊』 (京都府・東山区) 第7話 清源寺『木喰仏(十六羅漢像ほか)』  (京都府・南丹区) 描き下ろし番外編も収録!!
  • 少年舞妓・千代菊がゆく!1 花見小路におこしやす
    4.3
    美希也の家は京都の置屋、吉乃家。女将である母は、女手ひとつで美希也を育ててくれている。置屋の仕事は、舞妓や芸妓をお座敷に差し向けること。ところが吉乃家の舞妓が逃げてしまった! 代わりをやれるのは美希也しかいない。男が舞妓になるのは前代未聞、でも中学二年のわりに小柄で、舞妓ことばもばっちりの美希也。化粧をしたらめちゃくちゃ可愛くなって、一晩で売れっ子舞妓に――!?
  • 今日もお天気 猫がともだち編
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    バーバと猫のルルちゃんが加わって桜沢家がボリュームアップ! 皆既日食を見に奄美大島へ。阿修羅像を見に奈良へ。かわいい猫のルルちゃんをお迎えしたら、お家は一軒家にお引越し!! バーバも一緒に住める二世帯住宅はコタツもテレビもバーバも居るから、りゅっちもみみたんも大喜び!? もちろん、グレちゃんとルルちゃんもお気に入り!? みみたんの七五三や、りゅっちとグレの友情、エリカっちのお悩みを解決したホームベーカリー話まで話題満載! エリカのハッピー子育て第8弾!
  • 阿修羅
    3.6
    奈良興福寺の阿修羅像。その少年のような姿かたちの仏像に面影を刻まれた男がいた。藤原氏の一族に生まれながら、光明皇后、藤原仲麻呂らの専制を憎み、打倒藤原氏に起ち上がった橘奈良麻呂。みずからの出生の秘密に苦悩し、謀叛を企てた罪で非命の最期をとげた奈良麻呂の生涯を描く壮大な古代ロマン。1300年の時空を超えて、阿修羅の物語がいま甦える。
  • 歩いて楽しむ奈良大和路(2021年版)
    完結
    -
    【古都・奈良と古代史の香り豊かな飛鳥・大和路のおさんぽ本】 ◆奈良に点在する世界遺産や仏像、社寺といった見どころと老舗のお店を中心に、徒歩約3時間で回れるお手軽な散歩コースを30コース紹介。 ◆コースダイジェストで見どころを把握して、距離と高低表が便利な地図を見ながら奈良めぐり。 ◆疲れたら「立ち寄りスポット」でひと休みしましょう。 ◆大きめの文字と見やすいレイアウトで、街歩きがもっと楽しくなります。 ◆仏像入門や世界遺産リストなど、奈良観光に役立つ特集も掲載。 【歩いて楽しむシリーズの魅力】 1)ウォーキングにうってつけの散歩コースを地図とセットでご紹介。 2)掲載施設の8割がみどころで、より観光に特化したさんぽ本として利用できます。 3)各コースの冒頭には見どころが一目で分かるチャート付き! 4)コースチャートでみどころを把握して、距離と高低表が便利な地図を見ながらハイキング。 5)疲れたらおすすめの「立ち寄りスポット」でひと休み。 6)地図を見やすく、文字を大きくして視認性抜群。 【編集部からのコメント】 ◆オーソドックスかつ魅力的なコースは、奈良初心者に最適です。 ◆各みどころの的確な案内で、歴史好きも納得の1冊です。 ◆ハンディで軽い造本は、持ち歩きに便利です。 ◆阿修羅像が人気の興福寺は2018年に国宝館がリニューアルオープン。同年10から公開が始まった中金堂など、魅力がパワーアップした興福寺の紹介も今号からさらに充実。 ※この電子書籍は2020年2月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • えんぴつでなぞれば心が安らぐやさしい写仏
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 細かな筆さばきも、難しい彩色も必要なし。 えんぴつでお手本の線を一本一本ゆっくりとなぞるだけで、 誰にでも簡単に美しい仏像が描けます。 如来、菩薩、明王、天部、それぞれの種類から、 誰もが一度は見たことがある人気の国宝仏を全部で30体以上収録しているので、 自分のお気に入りの仏像が必ず見つかるはず。 また、仏像の種類や各部の名称から、ご利益、由来、見分け方、エピソードに至るまで、 写仏にも拝観にも役立つ仏像の基礎知識をやさしく解説。 仏画入門としても、仏像入門としても活用できます。 心を癒し、心を清めるやさしい写仏、あなたも始めてみませんか。 <収録仏像> 阿修羅像(興福寺)、弥勒菩薩半跏思惟像(広隆寺)、 阿弥陀如来像(平等院鳳凰堂)、薬師如来像(薬師寺)、四天王像(東大寺)、 梵天・帝釈天像(教王護国寺)、十一面観音像(渡岸寺)、十二神将像(新薬師寺)、 釈迦三尊像(法隆寺)、如意輪観音像(観心寺)ほか多数。
  • クイズで入門 日本の仏像
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 阿修羅像(興福寺)の手は6本、顔は3つ。では耳はいくつ? 答えて、わかって、会いに行こう!――楽しくクイズに答えていくうちに忘れていた仏像の名前を思い出したり、基本知識が身につく本! かんたんなものから、深まったクイズ、コラムまでいろいろあってお寺に行ったときにも役立ちます。日本の仏像の素敵さ、美しさにあらためて感動。できるだけたくさんの仏像に会いに行って好きになれる像に出会って! ●千手観音は本当に手が1000本ある? ●お釈迦様のおでこの白いポッチは何? ●如来と菩薩、男? 女? ●奈良の大仏とガンダム、大きいのはどっち? ●髪をお下げにして花をつけたりしているのは誰?
  • 駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門
    4.0
    日本人にとって仏像はごく身近な存在である。 しかし、その仏像が、いつ、誰によって、どのような目的で作られたのか、詳しく知らないのではないだろうか。 駒澤大学仏教学部の教授である著者が、奈良・飛鳥時代から平安、鎌倉、室町・江戸時代までを通して、仏像の特徴や変化、鑑賞ポイントを解説。 インド・中国的だった仏像の表情が日本的に変わっていく過程や、仏様の姿勢・ポーズ・着衣・持ち物の意味、仏師のこだわり・新技術、仏教が権力者から庶民へ広がった理由、そして仏教の教えと日本の歴史までもが、仏像を通して見えてくる! 写真をふんだんに使いながら紹介しているので、本書片手に“見仏”したくなる、仏像鑑賞ガイドの新定番! 紹介する主な仏像 飛鳥寺/飛鳥大仏 法隆寺/釈迦三尊像、救世観音菩薩立像、百済観音菩薩立像、多聞天立像、夢違観音菩薩立像 広隆寺/弥勒菩薩半跏思惟像 中宮寺/菩薩半跏思惟像 深大寺/釈迦如来倚像 當麻寺/持国天立像 東大寺/盧舎那仏(大仏)、広目天立像、不空羂索観音菩薩立像、執金剛神立像、金剛力士立像、僧形八幡神像 唐招提寺/鑑真和上坐像、伝衆宝王菩薩立像、伝薬師如来立像 興福寺/旧東金堂本尊(仏頭)、阿修羅像、不空羂索観音菩薩坐像 東寺/五大明王、帝釈天像 聖林寺/十一面観音立像 平等院/阿弥陀如来坐像 三千院/阿弥陀三尊像 願成就院/毘沙門天立像 浄楽寺/毘沙門天立像 浄土寺/阿弥陀三尊像 醍醐寺/弥勒菩薩坐像 建長寺/伽藍神像 長谷寺(奈良)/十一面観音菩薩立像 豪徳寺/釈迦三尊像(三世仏)   他多数
  • 書籍 お坊さんが教える 新発見! 日本の古寺
    値引き
    -
    見どころを知ってお寺巡りを10倍楽しく はじめに 目次 本書の見方 序章お寺の見方  お寺の建物を知る  仏像鑑賞のポイント  仏教体験を楽しむ 第1章境内に注目のお寺  【金剛峯寺】高野山に築かれた宗教都市で密教世界を体感する  【豪徳寺】猫好きにはたまらない〝招き猫発祥の地〟  【菩提寺】地獄と極楽が混在するイタコで有名な恐山のお寺  【立石寺】1015段の石段の先に開ける素晴らしき絶景  【釈迦院】本堂まで3333段! 日本一の石段を登れ!  【朝護孫子寺】住職は阪神ファン? 境内が虎だらけの山寺  【茂林寺】21体の狸像がお出迎え『分福茶釜』ゆかりのお寺  【日泰寺】日本とタイの友好のしるし その名も〝日・タイ寺〟  【金剛證寺】お伊勢参りとセットで行こう 「神宮の奥之院」  【崇福寺】中国風の建物が立ち並ぶエキゾチックな「唐寺」  【青岸渡寺】那智の滝と三重塔によるコラボレーションが美しい 第2章建物に注目のお寺  【三佛寺】どうやって建造したの?……断崖絶壁に張りついた投入堂  【旧正宗寺】ダ・ヴィンチの発想と同じ! 二重螺旋ルートの奇想建築  【耕三寺】どこかで見たような……有名寺院の名建築がズラリ!  【中尊寺】奥州藤原氏の栄華を今に伝える全面金箔の金色堂  【東大寺】奈良の大仏を安置する大仏殿は世界最大級の木造建築  【大谷寺】大谷石の崖面に本堂が! ユニークすぎる洞穴寺院  【鑁阿寺】なぜ「日本100名城」なの? 武家屋敷の面影が残るお寺  【安楽寺】日本最古級の禅寺にある国内唯一の八角三重塔  【富貴寺】九州現存最古の仏堂は日本を代表する阿弥陀堂建築 第3章仏像が必見のお寺  【興福寺】藤原氏ゆかりのお寺にある人気の美仏・阿修羅像  【泉涌寺】美を極めたい人は楊貴妃観音にお参りを  【寛永寺】「東の比叡山」に鎮座する〝これ以上落ちない〟合格大仏  【愛宕念仏寺】1200体の羅漢像からお気に入りを見つけよう!  【金剛寺】超巨大な不動明王は「関東の三不動」のひとつ  【一心寺】故人の遺骨で仏像をつくる! 大阪にある「お骨佛」のお寺  【日本寺】奈良の大仏よりデカい! 坐像では日本一の磨崖仏  【高徳院】知ってた? 鎌倉の大仏は胎内に入ることができる!  【喜多院】川越の古刹に立ち並ぶ表情豊かな538体の石仏 第4章アートなお寺  【慈照寺】あの岡本太郎を唸らせた現代アートのような庭園  【建仁寺】法堂の天井で舞い踊る二頭の龍に大興奮!  【宝泉院】日本画のような額縁庭園を見ながらお茶を一杯  【永平寺】大広間の天井に埋め込まれた230枚の日本画にうっとり  築地本願寺】本当に日本のお寺? 伊東忠太のインド風建築  【本立寺】お寺とミュージアムの融合 かぐや姫美術館へようこそ!  【神勝寺】UFOのような現代建築で難解な禅の心を理解する  【青蓮院門跡】コンセプトカラーの青で彩られた夜の庭園の美しさ  【聖護院門跡】市松模様の庭園に隠された秘密のメッセージとは? 第5章仏教体験ができるお寺  【新勝寺】「成田のお不動さま」の護摩祈祷はご利益バツグン!  【大陽寺】秩父の山奥の「天空の寺」でじっくりと坐禅に取り組む  【華厳寺】鈴虫の鳴き声を聞きながら住職の説法に耳を傾ける  【西大寺】熱気ムンムン! 大迫力! 日本を代表する裸祭り  【萬福寺】何もかも中国式のお寺で中国式精進料理を味わおう  【仁和寺】忙しい現代人にピッタリ 2時間でまわるお遍路  【薬王院】修験者の修行を体験できる伝統ある火渡り祭  【大峯山寺】崖の上からあの世を覗く……命がけの山伏修行  【大覚寺】皇族ゆかりの名刹で『般若心経』の写経に挑戦  【来迎院】声明の本場・大原の里山で仏教音楽を楽しむ  【法嚴寺】清水寺の奥の院で滝に打たれて身を浄める 第6章歴史を感じるお寺  【延暦寺】多くの名僧を輩出してきた「日本仏教の母山」  【龍潭寺】井伊家の歴史を伝える『おんな城主直虎』のお寺  【鞍馬寺】天狗伝説が残る鞍馬山で源義経の足跡を探る!  【摠見寺】兵火をまぬがれた三重塔……織田信長を祀るお寺  【根来寺】根本大塔に残る弾痕は秀吉による紀伊攻めの跡!  【善名称院】日本一の兵・真田父子はここに隠棲していた!  【泉岳寺】赤穂浪士の墓がある人気時代劇『忠臣蔵』の舞台  【円通寺】黒門の傷跡が語り継ぐ彰義隊の悲劇的な最期  【玉泉寺】境内に立つ「牛乳の碑」はハリスが暮らしていた証 第7章町並みごと楽しめるお寺  【浅草寺】浅草観光最大の魅力は仲見世商店街での食べ歩き  【清水寺】観音さまにお参りしたら、坂道散策へどうぞ!  【千光寺】坂の町、文学の町、寺の町 さまざまな表情をもつ尾道  【深川不動堂】新勝寺の別院で懐かしの下町情緒を味わう  【高岩寺】「おばあちゃんの原宿」にあるとげぬき地蔵に癒される  【題経寺】寅さんが現れそうな人情味あふれる下町のお寺  【弘明寺】何でもそろう! 東洋一のアーケードつき商店街  【専修寺】中世の環濠がそのまま残る真宗寺院の寺内町  【瑞泉寺】いたるところに彫刻が施されている北陸の「彫刻の町」  【善通寺】空海の誕生地は五重塔とレトロな町並みの調和が魅力 主な参考文献 奥付 裏表紙

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  • 超基礎マンガ ならば、マンガで説明しよう! 仏像
    -
    1巻1,540円 (税込)
    常識・教養として知っておきたい、「仏像」の見方の基本を、オールカラーのコマ割りマンガで解説。毘盧舎那仏像、金剛力士像、阿修羅像、釈迦三尊像などなど、仏像を入り口にして、仏教の流れもわかる。あまりにもわかりやすい、画期的な入門書。
  • 長男・次男・三男・夫よ 早く大人になってくれ!!(震え声)
    完結
    4.3
    全1巻880円 (税込)
    ゆっくり育つダウン症児の長男・ユンタ。浮世絵と阿修羅像の模写に熱中する次男・ダイ。成長曲線の上辺を突き進む三男・イッちゃん。そして、サッカーゲームとおもちゃ収集に闘志を燃やす、一家の大黒柱である(はずの)夫…。そんな男子4名をまとめる母の、愛と苦悩と悲痛な叫びがこだまする、ドタバタハイテンション家族コメディ!!
  • 日本精神史(上)
    -
    長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。 「精神」とはなにか。 ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。 テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。 ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。 思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。 待望の文庫化! 【目次より】 第一章 三内丸山の巨大建造物 第二章 火炎土器と土偶 第三章 銅鐸 第四章 古墳 第五章 仏教の受容 第六章 『古事記』 第七章 写経 第八章 『万葉集』 第九章 阿修羅像と鑑真和上像 第十章 最澄と空海と『日本霊異記』 第十一章 『古今和歌集』と『伊勢物語』 第十二章 浄土思想の形成 第十三章 『枕草子』と『源氏物語』 第十四章 『今昔物語』と絵巻物 第十五章 東大寺の焼失と再建 第十六章 運慶の新しい造形意識 第十七章 法然と親鸞 第十八章 『正法眼蔵』
  • 日本の国宝仏像 全画集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おなじみ阿修羅像(奈良・興福寺)、弥勒菩薩半跏像(京都・広隆寺)から、 新指定の文殊菩薩像(奈良・文殊院)、静岡・願成就院の諸仏まで、 全国の国宝指定仏像127件をヴィジュアルにて完全網羅! すべての仏像愛好者に贈る、仏像愛好者による待望の画文集! 【本書の5大特色】    ①国宝指定全127 件の仏像( 神像、肖像彫刻などを含む)をすべて網羅。 ②各仏像の時代背景、サイズ、資材など基本的なデータと簡略な解説を収載。 ③国宝の仏像全件にリアル・イラストレーションを付し、仏像のイメージを掲載。 ④国宝の仏像を所有する寺社などの住所、交通、所有文化財なども紹介する。 ⑤国宝の仏像がある寺の、マップや時代・地域別などの一覧表つき。
  • 美どらま 日本美術史ナナメ読み
    3.0
    『仏像に恋して』の著者が贈る、日本美術史コミックです。縄文土器、阿修羅像から、庭園、浮世絵、近代美術まで、日本美術1万数千年の歴史をコミックで一気読み。7つの物語で、日本美術のすべてがわかります!
  • 仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか
    4.1
    明治百五十年でも語られない闇の部分、それが廃仏毀釈だ。実は、興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあったのだ。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか? 鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など日本各地に足を運び、埋もれた歴史を掘り起こす近代史ルポルタージュ。 【目次】 はじめに 第1章 廃仏毀釈のはじまり ──比叡山、水戸 第2章 維新リーダー藩の明暗 ──薩摩、長州 第3章 忖度による廃仏 ──宮崎 第4章 新政府への必死のアピール ──松本、苗木 第5章 閉鎖された島での狂乱 ──隠岐、佐渡 第6章 伊勢神宮と仏教の関係 ──伊勢 第7章 新首都の神仏分離 ──東京 第8章 破壊された古都 ──奈良、京都 結びにかえて

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