逆さ 講談社作品一覧

  • invert II 覗き窓の死角
    3.7
    1巻1,881円 (税込)
    5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部突破『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く、シリーズ3作目! 反転、再び。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とはーー。ミステリランキング5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く待望の第3作目。犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔! invert in・vert 【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする; 〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる; inverted detective story: 倒叙推理小説
  • 悪魔と呼ばれた男
    4.1
    1~2巻968~990円 (税込)
    累計700万部「心霊探偵八雲」完結後、 神永学が送る 新たなヒーローは、 この男だ――! 警視庁特殊犯罪捜査室所属・阿久津。 彼の掌は、悪を摘む。 ☆☆☆ 悪魔が刻む逆さ五芒星は、死の証――。 警視庁に新設された特殊犯罪捜査室。 配属された天海志津香は犯罪心理のスペシャリストとして、 捜査一課のエース・阿久津と、通称〈悪魔〉による連続殺人を追うことに。 続発する猟奇事件の裏側に国政をも揺り動かす巨大な陰謀が……。 一気読み必至の神永マジックに刮目せよ!
  • 有馬温泉殺人事件
    3.0
    光る宙吊り死体の謎に志垣&和久井が挑む! 名旅館の女将が奇怪な死体で発見された。容疑者多数! 関西有数の温泉地・有馬で大型旅館を経営する吉崎波満子は、幼なじみの志垣警部を招待する。例によって和久井をお供にいそいそ出かけた志垣だったが、夜遅く、波満子は裸身に夜光塗料で経文を書かれ、逆さ吊りの死体となって発見された。被害者は、なぜ妖しくも美しい死化粧をまとったのか。(講談社文庫)
  • 記号を喰う魔女
    3.7
    「僕が死んだ時、居合わせた人間達を僕が生まれたあの島に向かわせてください」そう遺書を残し中学生が自殺した。孤島を訪れた5人の同級生を襲う殺戮劇。死体には、全て「逆さV」の記号が残されていた。犯人は、そして生き残るのは誰? 最終ページまで気を抜くことを許さぬ、狂気の連続と逆転する真相!
  • 逆さ
    2.5
    死刑制度が廃止された日本。犯罪者は肢体を逆さにされ、不自由になった身体での生活を強いられるようになった。そんな犯罪者達の社会復帰を支援する施設ジュピターで“逆さ”の一人が逆さ狩りの犠牲となったらしい。次々と犠牲になっていく“逆さ”たち。施設の職員である朝霧と加瀬は犯人を探し出そうとする。犯人は“逆さ”に恨みを持つ被害者の遺族なのか、それとも……!? 犯してしまった罪は生きていては償えないのか……。
  • 逆さまのバベル(1)
    4.5
    世界はやがて、神に飲まれ滅びるであろう。街の端に住み、遺留物の回収を生業とする『サルベージャー』であるライは、瓦礫の中、かつてそこに消えた父親の面影を追っている。崩れ落ちた街の、最奧より現れる巨大な『甲種』。白き翼と黒き光輪を携えし<それ>を倒さなければ、人類に未来はない。侵食される世界の中、少年は義肢の師と共に神へ至る塔へと挑む!
  • 新装版 白い家の殺人
    3.6
    冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう…。一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第2弾。
  • 聖アウスラ修道院の惨劇
    3.5
    「黙示録」連続殺人事件。暴かれる禁断の真実! 密室、不可解な暗号文、そして首なし死体――野尻湖畔にある修道院の塔で起こった、2つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。神秘の領域で惨劇が繰り返される。名探偵・二階堂蘭子の推理がついに暴き出した、地下文書庫に隠された驚愕の真実!
  • 中国の神話 神々の誕生
    -
    「子は怪力乱神を語らず」。孔子に代表される儒教の合理的精神のもと、早くに歴史の中に取り込まれ、断片的にしか伝わることがなかった中国神話。『山海経』や『楚辞』、甲骨資料などわずかに残された痕跡から、一つ目、一本足で猿面の山神を主人公に、古代中国史の泰斗が神話世界を大胆に復元する! 最古の地誌であり、儒学の厳しい検閲の網を逃れて現代にまで生き残った、さまざまな怪物が登場する『山海経』。そこには一本足で、声は雷のごとく、黄帝が生け捕りにして皮をはいで鼓をつくり、その骨をばちに打ち鳴らすと五百里四方にとどろいたという山の怪物が登場する。また別の個所では楽園の番人を殺して不死の木の実を盗んだ罪によって、足にかせをはめられ、両手と髪を縛ってある山の木に逆さ吊りにされた怪物も現れる。このいずれもが「き」という音で呼ばれる、本書の主人公である。 司馬遷が『史記』で歴史のはじめにおいた黄帝と、その強敵である蚩尤はともに風雨、とりわけ風を呪術的に自在に操る力を持っていた。風の神は同時にふいごを使う鍛冶神にも通じ、そして「き」もまた、鍛冶と深いかかわりがあったという。 多くは猿面で一つ目、一本足で表象されるこの山神を出発点に、柳田國男や折口信夫の民俗学的手法や日本神話、時にはバビロニアのマルドゥク伝説からもヒントを得ながら、古代のはるか遠い祖先神をめぐるひとつの物語として中国の神話を大胆に復元し、さらにその後、儒教化によって神話が歴史へ、呪術が宗教へと変容するまでを描く。神話世界を冒険するかのようなスリリングな魅力に満ちた一冊。 (原本:『中国の神話――神々の誕生』筑摩書房、1971年) 第一章 異形の神像 第二章 瞽師の伝承――中国の語部 第三章 風の神の発見 第四章 鍛冶師と山の神 第五章 文化的英雄の誕生――三皇五帝 第六章 神話の世界の消失 第七章 乱――エピローグ あとがき 解説 蜂屋邦夫
  • 半日半夜 杉本秀太郎エッセイ集
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    よりすぐりの随筆をよむそのここちよさは 蜂蜜の甘い滴りにも似て――冬至を控えて宿り木を採りに山に入る。赤い紐で根本を結び天井から逆さに吊るすのだ。昔、年末のパリの街かどで宿り木を求め孤独な年越をして以来、クリスマスの頃になると、こうして飾ることにしている。耳をひそめてしぐれをきき、目をこらして面影を追う日々――。洛中に生まれ育ちパリにすごした歳月の軌跡を描く重厚だが洒脱なエッセイから29篇を厳選。

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