継続的に作品一覧

  • マッキンゼー 成熟期の差別化戦略 2014年新装版
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    ■大前研一氏を中心とするマッキンゼーコンサルタントが語る「市場で勝つための4つの戦略」を新装刊行 経営戦略を「市場ニーズを満たすビジネスにおいて、競合に相対的に打ち勝つことで、自社の収益を継続的に確保する方法」と定義した場合、市場の成熟度が増すほどに“競合に相対的に打ち勝つ”ということは困難なものとなります。 本書は、市場が成長期から成熟期に遷移していた1980年代にプレジデント社から発行された『マッキンゼー 成熟期の差別化戦略』を基としております。その後、長く経営書の名著として読み継がれ、<2014年新装版>として新装刊行したのが本書『成熟期の差別化戦略 2014年新装版』です。 大前研一氏を中心とするマッキンゼーコンサルタントが各専門において、競合との「差別化戦略」を下記の4つの切り口から豊富な実例・図版を用いて解説しています。 製品/市場(マーケティング)の差別化戦略 販売力の差別化戦略 コスト競争力の差別化戦略 技術開発の差別化戦略 それぞれの戦略については、モデル論で終わるのではなく「戦略立案」⇒「計画策定」⇒「実行」のフローで捉え、戦略実行時に課題となりうるポイントについても解説されており、ビジネスのブレイクスルーのヒントとしてお読みください。 大企業で働くビジネスマンだけでなく、相対的に企業規模が小さいからこそ「差別化戦略」の重要性がより高まる、これから市場参入する企業の方にこそお勧めしたい1冊です。 <キーワード> ・ユーザーニーズの分析 ・セグメンテーション ・技術革新(イノベーション)の管理 ・資源配分 ・人材教育 ・マネジメント ・販売チャネル ・コスト競争 ・原料調達 ・生産プロセス ・購買体制 “生き残りの戦略は明確である。人と同じことやるなら、より徹底的にやらねばならない。方向が同じならスピードと程度で勝負しなくてはならない。これはすなわち同じものを作っても原価が大幅に安かったり、流通費用が競争相手の半分だったり、ということである。このような正面攻撃でとても勝ち目のない場合には、強者から土俵をずらさなくてはならない。またたとえ強者であっても経営資源の浪費につながるような泥仕合を避けるために、群雄の好む土俵から自らを外してゆかねばならない。これが差別化戦略である” “競争相手との有効な差別化なしにシェアや収益が伸びるということはありえない。また差そのものに意義があるのではなく、あくまでユーザーの本質的に指向するもの、自社の強さに立脚して、いざとなったら防御できるもの、に基いた差別化でなくてはならない。差別化戦略の良いところは、それが企業規模の大小にあまりかかわりなく有効だということである。同じゲーム展開なら大きいほど有利だが、土俵をずらせてしまえば大きさは関係ない。大きくてもダメな会社もあれば、小さくても優れた会社もどんどん出てきている。内容の問われる時代になっているのである。” ~本書「まえがき」より~ ■新装にあたって 新装にあたり、書籍はデジタルリマスタリング。大きく以下2点を追加収録しています。 ・図版はすべてリデザインし、電子書籍版ではより見やすいカラー図版でお読みいただけます(カラー対応デバイスの場合に限ります)。 ・新装刊にあたって7,000字を超える著者インタビューを追加収録。今の大前研一氏が「コンサルティング」「経営」を語ります。

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  • やせる・若返る・病気が消える! お酢レシピ完全版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本で古くから重宝されてきたお酢ですが、近年の研究報告により、科学的にも健康効果が証明されるようになりました。 「ダイエット効果」「アンチエイジング」「病気改善・予防」など、お酢にはうれしい健康効果がたっぷり。しかも1日たった大さじ1杯のお酢で、十分に効果が得られます。 大事なのは、とにかく毎日お酢を摂り続けること。せっかく体重や血圧が下がり始めても、摂るのをやめてしまえば数値は元に戻ってしまいます。 そこで本書では、お酢を研究して40年の“お酢博士”こと小泉幸道医師が、おいしく無理のないお酢生活をサポート。 「切って漬けるだけ! お酢×野菜」、「体にいいことばかりの強力食材のコラボ お酢×豆」、「混ぜて飲むだけ! お酢×はちみつドリンク」、「香りと甘みでお酢をもっと楽しむ! お酢×フルーツ」という4つのテーマで、お酢を手軽に、継続的に摂り続けるためのアイデアやレシピをご紹介しています。 牛乳やはちみつといった別の食材と合わせることで、すっぱい味が苦手な人でも気軽に摂れるようになるだけでなく、摂取できるカルシウム量を増やしたり、疲労回復効果を増幅させたりと、お酢の健康効果を最大限に引き出すことができるのです。 ぜひお試しください。 【ご利用前に必ずお読みください】■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください はじめに●お酢のいろいろ●【データが証明・お酢の健康効果10】●[健康効果01]内臓脂肪・血中中性脂肪値を減らす●[健康効果02]体重・BMI・腹囲を減らす●[健康効果03]高血圧を改善する
  • 被災者と災害ボランティアの共生をめざして-熊本地震の現場から被災者のニーズを問い直す
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    本書は著者が平成28年熊本地震の現地調査を踏まえて、新しい被災者支援の可能性を提唱する論文を書籍にしたものです。 本書のもとになる調査は、平成28年熊本地震を事例として扱い、主な調査フィールドとなった熊本県上益城郡益城町では、発災翌日の4月15日に初めて現地入りした後、継続的に恊働的実践及びアクションリサーチを行い、訪問回数は17回、活動日数は64日となっています。調査の結果、ニーズには、言語化可能なものと言語化困難なものがあること、被災者と支援者という一義的な関係において発せられるものと生活者同士の対話的な関係において発せられるものがあることがわかりました。 災害時における被災者の「ニーズは聞いたらわかる」というわけではないし、「ニーズは被災者が、もしくは支援者が一方的に規定する」というわけではないという立場から、ニーズはいかに分類され得るか、そしてそれらに対していかなる被災者支援が求められるかについて、考察します。

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  • 第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法
    3.8
    「第二言語習得論(Second Language Acquisition)」という、効果的な外国語学習方法を科学的に探究している分野があります。日本ではあまり表だって紹介されてきていませんが、英語学習に関するさまざまな有益な情報を提供してくれます。  本書は、この理論を応用した、大人のビジネスパーソンが英語をやり直す場合の必勝手順を教えるものです。その手順は具体的には次のとおりです。 1 文法のコアを、自然順序仮説に沿って学習する ……2カ月 2 十分な量の英語をインプットする ……2カ月 3「受信型の英語」から「発信型の英語」へ切り替える ……2週間 4「発信型の英語」から「相互理解のための英語」へ切り替える ……1カ月 5 自分の英語をモニタリングする方法を身に付ける ……2週間 6 学習方法をカスタマイズし、学習を継続する  最初のステップは、英文法のコアを押さえることです。このとき、「論理的な思考が得意な大人の頭がどのように文法知識を習得していくかについての理論」に基づいた順序で学習していくことが重要となります。  文法のコアを押さえたら、次のステップはインプットを蓄積することです。自分の現在のレベルよりも若干高めの英語を、主にリスニングを通して大量に取り込みます。ここでは、質より量を重視します。  次のステップは、理解するだけの「受信型の英語」から「発信型の英語」へのモード切り替えです。この学習モードの切り替えには、短い英作文やスピーチが役に立ちます。さらにその次は、一方通行な「発信型の英語」から、双方向の「相互理解のための英語」への切り替えです。英会話学校で会話練習を始めるのはここがベストタイミングです。くれぐれも、基礎が固まらないうちから英会話学校に通い始めるなどということは避けましょう。  英会話練習の際、ネイティブのような話し方を意識する必要はありません。むしろ、文法のコアを意識しながら、ゆっくりでもいいので、整った文を発話するように心がけましょう。自分の話す英語を常にモニタリングすることで学習効率は倍以上になります。  最後は自分の学習方法を自分の手でカスタマイズしていく作業に移ります。好きこそものの上手なれ。教材は自分にとって興味のあるものが一番です。本書のメソッドを一通り終えたときが英語学習の第二のスタート地点だと考え、学習方法をカスタマイズして、継続的に学んでいきましょう。そして迷ったときは、再び本書に戻ってきてください。
  • 被災しても成長できる 危機管理「攻めの」5アプローチ
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    震災は必ずまた起きます。その時まで、組織の危機意識を持続させなくてはいけません。しかし、あと1年もすれば、きっと危機意識は低くなります。それは過去の歴史が何度も証明してきたことです。ならば、成長に結びつく危機管理のあり方を、持続できる危機管理のあり方を一緒に考えてみませんか?この本は、危機管理のハウツーを細かく記した専門書ではなく、全ての人が危機管理に継続的に取り組んでいくための1つのきっかけをつくることを目的として、問題提起させて頂きました。国土強靭化という言葉が、あたかも国の施策名のように広まりつつありますが、本当にそれを実現するには、国民一人ひとりがその真意と、個人の役割について考え、実行し、協力しあう体制を構築しなければなりません。2007年に「リスク対策.com」を創刊してから、新潟県中越沖地震、新型インフルエンザ、そして東日本大震災と、いくつか大きな災害はありました。その都度、危機管理やBCPという言葉が流行語のように取り上げられてはまた忘れられていく、そんな危機意識の浮き沈みのパターンは変わってはいないように思うのです。危機に対してすべての人が当事者意識を持つことは確かに難しく、現実的ではないと言われるかもしれません。次の巨大災害に打ち勝つためには、すべての危機管理に携る方々の知識・経験を集結し、より多くの人に広めていくことが不可欠です。同じ時期に繰り返し大災害が起こることを歴史は教えてくれます。東日本大震災以降、「貞観地震」(869年)のことがよく取り上げられますが、この地震の前後には富士山や霧島など日本全国の火山が噴火し、北関東地震 (818年)や京都群発地震(827年)、出羽大地震(同年)、仁和地震(887年)などの大地震も集中して起きました。江戸時代にも元禄関東大地震 (1703年)、宝永地震(1707年)、富士山大噴火(同年)が集中して発生しています。こう考えれば、首都直下地震や南海トラフ地震がここ数年で起きないことの方がおかしくも思えてきます。結論を言えば、国家も企業も、危機管理を成長戦略として位置付けることが大切だと考えています。災害に備える「守りの姿勢」ではなく、災害に強くなることで、信頼を勝ち取り、世界一「強靭」な国として、日本の危機管理をあらゆるサービス、製品、制度に付加していく。その目標に向け全ての人々のベクトルを揃えたい――そんな願いを込めました。リスク対策.com 編集長 中澤幸介
  • なるほど! 「ポーターの競争戦略」がイチからわかる本
    4.0
    ビジネスや人生は「競争」の連続です。特に経済が低迷する市場では、激しいパイの奪い合いが繰り広げられます。このような中、ライバル企業に勝つ、あるいは継続的に利益を上げるには、緻密な戦略が必要となってきます。 本書では、「競争戦略」の立て方の基本から、サバイバル戦で勝ち抜くための秘策まで徹底解説。現代のマーケットで生き残るための実例が満載の一冊です!
  • ドライブの不安を安心に! 運転脳活ドリル2023年度版
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    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脳を育てるために大事なことは、継続的に刺激を与えること。上手に脳に刺激を与えられれば、脳育に手遅れはないというわけです。 その手段の1つとして篠原菊紀先生が勧めているのが「脳トレ」です。 本書は、「運転能力の維持・強化」を図ることをテーマに、運転で特に必要な「集中力」「空間認知力」「想起力」「ワーキングメモリ」といった能力の強化を図る脳トレを中心に掲載しています。 超高齢社会の現在、75歳以上の3人に1人が免許を保有しているとされますが、「高齢ドライバーは危険」というイメージが社会に定着してしまっています。 2017年3月に改正された道路交通法では、75歳以上の高齢者は、免許更新時のみならず、一定の違反があった際にも認知機能検査を受けることが義務付けられました。しかし一方で、毎日元気に運転をしているシニアドライバーもたくさんいます。 本書の脳トレで、認知機能の低下のリスク軽減も期待できます。いつまでも、安全に運転するために、今日からさっそく始めてみましょう。 ※電子版では書き込みはできません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 成果を出す企業に変わる 組織能力開発
    -
    継続的に成長し続ける組織をつくる! 元マッキンゼーの敏腕コンサルタントが徹底解説。 人材戦略と事業戦略を連動させ、 組織のポテンシャルを最大限に引き出す「組織能力開発」とは ------------------------------------------------------ いつの時代においても組織のポテンシャルを最大限に引き出すことが経営の要です。 戦後、日本企業は長期雇用を通じて労働力を確保し、組織全体の力を高めることで、 日本経済に大きな成長をもたらしました。しかし、人口減少やデジタル化といった 時代の変化につれて、かつて良しとされていた「終身雇用」や「年功序列」などに 代表される日本的経営は行き詰まりを見せるようになりました。 こうした状況を受けて経済産業省は2022年5月に、 「人的資本経営の実現に向けた検討会報告書~人材版伊藤レポート 2.0~」を公表しました。 時代の変化に対応するためには人材を資本ととらえ、その価値を最大限に引き出す 「人的資本経営」が重要だと述べられています。 そして、この人的資本経営を実現するうえで、最も重要な視点として同レポートで 指摘されたのが経営戦略と人材戦略の連動でした。 しかし、この二つを連動させるのは簡単なことではなく、組織の価値を最大化 させるための具体的な施策が多くの企業で不足していると著者は考えています。 著者は米国MITスローン経営大学院で経営学を学び、 その後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社して、 主に通信・ソフトウェア業界における情報システム構築のコンサルティングに従事しました。 そして1997年には自らコンサルティング会社を設立し、企業がもつポテンシャルを 最大限に引き出す「組織能力開発」のサービスを提供してきました。 組織能力開発は組織のもつ能力を的確に把握し、組織全体を同じベクトルに向けて 自走させることができる仕組みです。 著者は実際にこのサービスを提供することで多くの大手企業を支援してきました。 本書では企業の経営層、事業部長、人事部長などへ向けて、 事例を交えながら組織能力開発の重要性とそのノウハウを分かりやすく伝えます。 戦略を立案し実行するもののなかなか前に進まないという状況を打破し、 大手企業の組織変革を成し遂げるヒントとなる一冊です。

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  • サッカー教養講座
    4.0
    衝撃の監督交代、日本代表はどうなるのか! 緊急対談も盛り込み、サッカーを知的に、深く語り尽くす。 ロシアW杯の行方はどうなるのか。各国の戦力、戦術分析、組み合わせの妙などを交え徹底分析! 日本代表の監督交代を受け、緊急対談も実施。どうすれば日本は世界の頂点に立てるのか。タブーを排し語り尽くす。 VAR(ビデオアシスタントレフェリー)など、新たなテクノロジーがサッカーをどう変えるのか。未来も分析。 準優勝した99年ナイジェリア・ユースで「勝てた理由」は、実は食事にあった!? コーチとして参加した当事者がいま明かす真実なども交えながら、ピッチの外、チーム運営の環境が試合結果にもたらす影響なども深く突っ込んで語られます。 W杯では、なぜ自国監督が有利なのか。ドイツなど、継続的に強い国、チームは何をやっているのかなども多角的に分析。日本がW杯で頂点を目指すために必要な取り組みも知的に解説します。 強くて、上手い選手が、献身的にチームプレーに徹するようになったブラジルなど、最新情勢も分析。世界のサッカーの潮流が分かりやすく説かれ、サッカー観戦が今以上に楽しくなります。
  • 最強チームにまとめる技術
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    「最強チームにまとめる技術」であなたの組織が「勝手に稼ぎ出すチーム」に生まれ変わる! リーダーシップはもういらない! 「チームシップ」を高めれば年商3億の会社が120億の組織に変わる! 従来のリーダーシップでは、部下がついてこない……悩める課長、部長、必読の1冊! チームシップとは「チーム内の地位や役割に関係なく、メンバーの一人ひとりがお互いを理解しながら、 チームとしての成果のために成長すること」。 メンバー全員がリーダーシップを発揮するチーム、先頭を行く「リーダー」が入れ替わってもパフォーマンスは落ちず、 目標に向かってまっしぐらに前進していくチームが、チームシップのあるチームです。 本書に書かれたTDC(Teamship Discovery Camp=組織の全員が知恵を絞り、 チームの目標を達成するための課題と解決策を自ら考えるためのコミュニケーション・プログラム)と CCS(Corporate Culture Standard=企業によって異なる文化を文書化し、個人の価値観との違いを明確にすることで、 組織に関わる全員に思考、行動、判断基準の統一を図るメソッド)で、あなたの組織が「最強チーム」に生まれ変わります! 【著者プロフィール】 池本 克之(いけもと・かつゆき) 1965年神戸市生まれ。 1988年日本大学生物資源科学部卒。 ノンバンク、海外ホテル事業、生命保険代理店営業を経験。財務、マーケティング、セールス、人材教育などを体得する。その後、通信販売のベンチャー企業の経営に参画。それまでのノウハウを実践する。株式会社ドクターシーラボ移籍後、代表取締役として2003年3月ジャスダック店頭公開に貢献。2003年11月ドクターシーラボを退任。月商1億円に満たない時代から1年3ヶ月で月商7億円超に、さらに年商120億円企業へと成長させた。 2004年3月株式会社ネットプライス執行役員に就任。公開企業のマネジメント経験を活かし、若いベンチャー企業の参謀役としてカスタマーサービス、物流、CRM、仕入先開拓等の機能を統括する。 2004年7月にはマザーズ店頭公開。経営者として2度の上場を経験する。その後、複数のプロ経営者を経て現在は組織学習経営コンサルタント。多くの企業の成長をコンサルティングする。大企業から創業間もないベンチャー企業に至るまで、継続的に成長する企業経営のアドバイスを行っている。
  • 超顧客視点の店舗ブランディング 一度でファンになる買い物体験のつくり方
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    【書籍説明】 小売店のリピート率と口コミを飛躍的に高める方法があります。 それが本書でお伝えする店舗ブランディングです。 地に足のついた小売店のためのブランディングをしっかりと実行すれば安定的な成長が望めます。 私は前職のユニクロで約10年間、ブランド構築の一連のプロセスに、店長、商品計画、プロジェクトリーダーの立場で携わってきました。 その豊富な実践経験を土台に現在の私はクライアント企業の新店舗立ち上げや、既存店舗のブランディングのプロデューサーをしております。 都心の大型商業施設への出店や地方の路面店まで規模は様々ですが、ほぼ全ての事業が成長を続けています。 その秘訣が店舗ブランディングです。 ブランディングというものは莫大な費用をかけてビジュアルイメージばかりを変更するように思われがちです。 しかし、私のブランディングとは、継続的に選ばれ続ける”お客様にとって特別な店舗”をつくることです。 本書の最後には店舗ブランディングを確実にスタートするための実践的な方法をしっかりとお伝えします。 この取り組みにコストはほとんど掛かりません。 手間はかかりますが長期的なロイヤルカスタマーと自然発生的な多くの口コミを得ることができます。 取り組まなければもったいない。そんな方法です。 【著者紹介】 出原佳和 (イデハラヨシカズ) 店舗事業を中心としたブランド構築・マーケティング戦略のスペシャリスト。 2008年に(株)ユニクロに入社。 店長昇格を経て、全国で店づくりに従事。大型店舗の立ち上げや課題店舗の建て直しを次々に成功させる。 運営店舗での集客実績は延べ100万人を超える。 商品部では商品の開発から生産まで幅広い分野で活躍しヒット商品を連発する。 全社改革プロジェクトリーダーとして実績を上げた後、入社10年を機に独立。株式会社RUNOSAを設立。 現在は一部上場企業から新鋭ブランドまで、数多くの店舗プロデュースを手掛け、ブランド構築、商品開発、販売戦略、マーケティング、サービス設計までトータルで店づくりの支援を行っている。
  • 必ず100を切る! ゴルフPDCA超上達法
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    PDCAで練習すれば、ゴルフは必ず上手くなる! ゴルフが確実に上達する秘訣は、「1自分の現状を知り改善プランを立てる」、「2実行」、「3評価」、「4改善策を施す」のステップを確実に、そして継続的に行うことです。これはまさにビジネスにおける「PDCAサイクル」に他なりません。 本書は、ビジネスマンに馴染みのあるPDCAフレームワークの考えをゴルフに取り入れて、100切りを確実にする練習法と思考法を、具体例を数多く取り入れて提案。Plan、Do、Check、Actionの4段階を確実に行うことで、飛距離が伸びた、パーオン率が高くなった、バンカーから1発で出るようになった等々、上達を実感出来るレッスン書です。
  • 諦めない営業 トップセールスは「4.1倍」粘り強い
    4.0
    著者が代表を務めるコンサルティング・ファームは、営業を科学的に分析して、その結果をもとに企業の営業力強化をサポートしてきた。その一環として、300社の営業担当者の上位10%と下位10%、各1000人を対象としたアンケート調査を継続的に実施している。上位者と下位者の間で顕著な差が出た質問項目が、「ファーストアプローチで受注できなかったお客様に対して、どれくらいの期間、アプローチを続けますか」であった。下位者は平均6カ月、上位者は平均25カ月と、そこには4.1倍もの差があったのである。

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  • 円安幻想 ドルにふりまわされないために
    3.0
    自国通貨の価値が下がって喜ぶ……。よくよく考えれば、これって、おかしくない!?  「円安はデフレ脱却をめざす国内政策の副産物だ。自国通貨安を意図して追求しているわけではない」――これが公式見解でありながら、「アベノミクス」がデフレ・円高からの脱却をめざしていることは疑いない。銀行券を市中に大量に送り込んで経済のバブル化を煽り、日本銀行は市中から継続的に大量の国債を吸収しつづける。  そもそも債権大国である現在の日本が、なぜことさらに自国通貨高を嫌うのか。日本のように大きくて豊かな国が、自国通貨のダンピングで成長効果をねらうというのは、いかにも品位に欠けはしないか。それではグローバル競争に負けてしまう。そう思う向きもあるだろう。だからといって国々が身勝手な行動をとると、結局のところ世界経済に必ず軋みが起きる。成熟経済大国には、それにふさわしい身の処し方があるはずなのだ。  ところが、政府・日銀の政策担当者ばかりではない。私たち国民一人ひとりが、いつの間にか「円高=悪」「円安=善」と洗脳されていないだろうか。自国通貨の価値上昇をつねに嘆き、その価値の低下に必ず祝杯をあげる条件反射的行動には、やはりどこかに履き違いがあるように思えてならない。  いったい日本人は、いつからこの不思議な体質に蝕まれているのか? あらためて円の歴史をたどりながら、この「不条理な円安」の行き着く先を占う。われらが円の通貨史をひもとけば、いかに円が苦労に苦労を重ねていまのポジションにたどりついたのか、そして何より、円の信用力はいまや日本人が思っている以上に絶大だということがわかるだろう。  このまま円は下がりつづけるのか? 日本経済にとってプラスなのか? 私たちの生活は、ほんとうにラクになるのか!? 経済政策の大いなる変化に当面する私たちの最大の疑問に人気エコノミストが答える。

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  • 誰でも稼げる副業生活 Amazonマーケットプレイスのキホン 開業編
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    簡単に出品できるので、誰でも副業で簡単に稼げる! 売買の場としてうってつけのAmazonマーケットプレイスでの「キホン」知識を整理してみましょう。 継続的に出品を続けることが実りある副業生活の第一歩になります。 諸注意を参考にして、Amazonマーケットプレイスに出品し、それを継続するためにぜひ本書を活かしてください。 【目次】 はじめに Chapter1 Amazonマーケットプレイスのキホン (1)Amazonマーケットプレイスはネットのデパート Chapter2 これがAmazonマーケットプレイスだ (1)使い方の基本 (2)出品できる商品 (3)商品の配送 (4)料金回収と売上入金 (5)その他、必要なものは (6)出品で役立つツールを使おう Chapter3 Amazon攻略法(仕入れ編) (1)商品仕入れのキモ (2)儲けの設定は (3)初心者が陥りやすい失敗に注意 Chapter4 Amazon攻略法(出品準備編) (1)クリーニングを丁寧に (2)商品説明はラブレター まとめ
  • 子どもにも教えたい ハチ・ヘビ危険回避マニュアル ~刺される咬まれるには理由がある~
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    1巻594円 (税込)
    ハチに刺されないために私たちができることって、パッと思い浮かびますか?! 黒を避ければ刺されない?って本当でしょうか? 虫よけスプレーで本当に攻撃されないようになるのでしょうか? 本書では、皆さんが遭遇するハチやヘビとの事故を少しでも減らすことができるように、彼らの生態や習性をヒントにした事故予防対策をお伝えしています。 もちろん、トラブルや事故をゼロにするのは現実的には難しいかもしれません。 でも私たちの工夫ひとつで、刺されたり咬まれたりするリスクを下げることができるのであれば、「理由を知って、その対策に取り組む価値」は十分にあるはずです。 ハチやヘビの生態や習性から考える「事故予防の秘密」。 さっそく、のぞいていきましょう。 【購入者様への特典】 「ハチ・ヘビ見比べ表」付 【著者プロフィール】 西海 太介 自然と人をつなぐ通訳者 自然教育指導者 昆虫学を玉川大学農学部で学んだ後、高尾ビジターセンターや横須賀の2公園にて自然解説員として勤務。 継続的に生物を学ぶ中で、その奥深さに強い感銘を受け、『自然と人をつなぐ通訳者』として「セルズ環境教育デザイン研究所」を創業。 『アカデミックな生物学習』をテーマに、指導者育成やこどもたち向けの「生き物研究コース」をはじめとしたアウトドア、自然観察指導講座などを開講している。ハチ・ヘビなど野外で出会う危険生物のリスクマメジメント講座が人気。

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  • 暮らしと心が楽になる「中古戸建投資」 ~借金ゼロ・経験ゼロ・人脈ゼロでもできる不動産投資の始めかた
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    本書は、 「会社以外からの収入や不動産投資に興味はあるけれど、具体的にどう始めればいいのか分からない」 という方を対象にしています。 物件調査、購入、リフォーム、入居者募集、運用という不動産投資を始めるにあたっての最低限の実践知識を、写真・事例を交えて紹介しています。 「不動産投資」が持つ最大のメリットとしては、以下2点に集約されます。 1つは、継続的に収益を生み出してくれる点。 もう1つは、出勤する必要がない点です。 「給料は増えないのに、仕事の量や責任だけは増える」 「いつまでも、時間の切り売りのような仕事はイヤだ」 「好きな時に、好きな所で、好きな事をして暮らしたい」 このような気持ちを持っている方にこそ、「不動産投資」は向いています。 【目次】 はじめに 第一章:調査 一・一 中古戸建のメリット:価格が安い 一・二 中古戸建のメリット:手間が少ない 一・三 中古戸建の探し方 一・四 調査項目 一・五 実例 第二章:購入 二・一 価格交渉 二・二 購入の流れ 第三章:リフォーム 三・一 各種リフォーム費 三・二 機会費用 三・三 リフォーム例 第四章:入居者募集 四・一 仲介会社 四・二 管理会社 四・三 審査 四・四 契約 第五章:運用 事例A)雨漏り 事例B)排水不良 事例C)物件状態確認と管理会社訪問 第六章:売却 あとがき 資料:物件状態チェックシート
  • 頭のいい子が育つママの習慣
    3.3
    元気でいきいきとした子ども、素直さと我慢強さを家庭できちんと身につけた子どもは、中学入学後もぐんぐん伸びていく――。これは、小・中学校の受験事情を取材してきた著者による「頭のいい子」の黄金ルールです。本書は、「毎日、何か一つ継続的にやらせてみよう」「『YES』『NO』で答えられない質問をしてみる」など、忙しいママでも今日から実践できるヒントが満載の一冊です。文庫書き下ろし。

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  • 「7つの習慣」 第七の習慣:刃を研ぐ 自分を磨く力
    4.0
    世界で1500万部以上、日本国内でも130万部以上を記録している『7つの習慣 成功には原則があった!』 その『7つの習慣』を気軽に学び、実践していただきやすいように、「7つの習慣」を習慣ごとにそれぞれ1冊ずつ全7冊に編集しました。入門用に、復習用に、本書をぜひお役立てください。 本書は、そのシリーズ第七弾、『自分を磨く力 第七の習慣 刃を研ぐ』です。私たちが成果を生み出し続けるためには、私たち自身が成長を続けなければなりません。 そして、継続的に成長するためには、人が本来持つ「肉体、社会/情緒、知性、精神」、この4つの側面をバランスよく磨き続ける必要があります。 それが第七の習慣「刃を研ぐ」です。ぜひご自身の刃を研ぎ続け、成果を生み出し続けてください。

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  • 濃姫 信長神話としての賢妻濃姫。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量25,000文字以上 30,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 織田信長正室濃姫。父は戦国の梟雄、「美濃のまむし」こと、斎藤道三。そして夫は天下人、英雄織田信長。 これまで彼女については、信長との夫婦仲及びその没年についても、様々に取り沙汰されてきた。 そして濃姫は周知の通り、極端に関連史料が少なく、また決してその史料の質も、良いとは言えない。 また、相互に矛盾するかのような情報も存在し、錯綜している状態である。 このため、なるべく史実に添ったつもりの濃姫について書こうとしたが、作業は大変な困難を極めた。 しかし、私の見解としては、やはり破天荒な夫信長にはついていけない妻で不仲、そしてやはり早世・離縁の可能性が高いと判断した。 また、賢くはあったのかもしれないが、それは理論的な頭の良さであり、あくまで理知の方が勝り、あまり夫の操縦は得意ではなく、 とうとう信長の心を掴むことはできなかった、悲劇の正室という印象を受けた。 最後まで信長の名高い愛妾、生駒氏から、夫信長の心を取り戻すことはできなかったのであろう。 それにしても、かくも、信長のような強烈な個性を持った人物の、正室を務めるということは、いかに困難なものであるかということを、 そのうっすらと垣間見えた彼女の生涯からも、十分に感じ取ることができたと思う。 【著者紹介】 瀬木翠(セギスイ) 私は古今東西の歴史に、大変関心を持っています。 守備範囲は比較的広い方だと思います。 関心ジャンルは、雑食性傾向です。 これからも、継続的に執筆していけたらいいなと思います。
  • コミュニケーション能力が読むだけで倍増する本。10分で読めるシリーズ。
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    【編集部コメント】 忙しいビジネスパーソンでも10分程度で読み終えることができますのでオススメです。 感謝を題材にコミュニケーションとは何かを考察していく書籍です。 確かに読むだけで、大切なことをいくつか思い出し、コミュニケーションには良い影響がありそうです。 従来のコミュニケーションノウハウ本に物足りなさを感じる人にはオススメです。 まえがきより 世の中には、コミュニケーションのテクニックを記載した本は非常に多い。会話術と言ったり、傾聴と言ったり、リーダーシップという形を取る場合もあるだろう。そういった本を読んで、実際にコミュニケーション能力が向上しただろうか?多少の成長はあったかもしれないが、また、しばらくすると元に戻ってしまっていないだろうか?だから、あなたは何度も何度も、コミュニケーションの本を手に取っているのではないか? もちろん、コミュニケーションのテクニックは有効だ。しかし、深層心理にあるコミュニケーションに適していない考え方を変えないと継続的には、コミュニケーション能力はあがらない。それは、スポーツ選手が小手先のテクニックばかりを練習し、フィジカルトレーニングを疎(おろそ)かにしているようなものだ。サッカーで言えば、90分間走れる体力がないのに、フェイントばかり練習しているようなものだ。 そういった意味で、本書は、少し変わった本だ。コミュニケーション能力を向上するには、こうしなさいということは言わない。 本書では、 こう考えなさい。 そのように提案する。 コミュニケーション能力が、もともと高い人というのは、その考え方を持っているから、テクニック的な部分が間違っていても結果的に、人とうまくいくのだ。 本書では、コミュニケーション能力の根底となる考え方を紹介する。本書で紹介する考え方が当たり前と感じるなら、恐らく、あなたはコミュニケーションに、それほど困っていないだろう。新鮮な考え方だと感じるなら、そんな方にこそ本書は本当に役に立つ。繰り返し読んでほしい。
  • 近代ベルリンのサロン 上。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量25,000文字以上 30,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 この上巻では、事実上の、初のベルリンでのサロン主催者の、美しい才媛のユダヤ人女性のヘンリエッテ・ヘルツ、 そしてこれも若いユダヤ人女性で、その客には、プロイセン王子、そして貴族、外交官や学者、文学者から俳優まで、 実に多彩な客を引き寄せていた、ラーエル・ファルンハーゲン、ベルリン居住のユグノーによる、 典型的なフランス風サロン主催者ヘンリエッテ・フォン・クレヤン。 そしてこれは代表的な、ベルリンの教養市民的サロン主催者のエリーザベト・フォン・シュテーゲマン、そしてプロイセン王女であり、 そのコスモポリタン性とその彼女の高い身分から考えれば、驚くべき開放性を持っていたサロンを主催した、ルイーゼ・フリーデリーケを紹介する。 【目次】 富裕なユダヤ人の美しい才媛、そしてベルリンサロンの創始者 ヘンリエッテ・ヘルツ一 富裕なユダヤ人の美しい才媛、そしてベルリンサロンの創始者 ヘンリエッテ・ヘルツ二 優雅で奔放な恋が咲き乱れる場所 フランス風サロン主催者ヘンリエッテ・フォン・クレヤン 代表的教養市民的サロン主催者 エリーザベト・フォン・シュテーゲマン そのコスモポリタン性とプロイセン王家のサロン主催者にしては、異例の開放性を誇った、 ラジヴィウ侯爵夫人フリーデリーケ・ルイーゼのサロン ベルリンサロンの中では一際名高いサロンを主催した、ドイツ・ロマン派女性作家ラーエル・ファルンハーゲン 【著者紹介】 瀬木翠(セギスイ) 私は歴史全般に関心があります。 関心範囲は、かなり広範囲に渡り、雑食傾向だと思います。今後も、継続的にいろいろな国や時代について、書いていけたらと思います。
  • その日、母がPDになりました。家族がうつ病、パニック障害などの精神疾患になったら、まず知識を増やそう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 小学6年の秋、突然母がパニック症の症状を訴えて家の外に出かけることすらままならなくなった。 きっかけは目の前で親戚が事故にあい(比較的軽症で済んだものの)、その様子を間近で見てしまったことだった。 誰でもその場面を見るとパニックにはなると思うが、母の場合はそこから感情の不安定さが継続的に出てくるようになり、さらに悪いことにうつ病も併発してしまった。 その後にかかった心療内科の医師によると、おそらく事故自体は発病のきっかけにはなったものの、直接的な発病の要因ではないとのこと。 小さい頃からの家庭環境、虐待されて育った経験、学校や職場でのいじめ、自分の家庭の崩壊(離婚経験)などの様々な要因が大人になったあとに出てきたものだという。 だが、家族にとって一番大事なのは発病した要因ではない(家族がその原因である場合は、まず当然そのことを知ってしかるべきではある)。 家族にとって大事なのは、どのようにこの病気と付き合うか、という点だろう。 要因を知るべきなのは、その付き合い方を考える上でヒントとなるからにすぎない。 病気を持ってしまった家族と付き合うのは実際、まったく簡単なことではない。 「うつはうつる」とよくいわれる。 それは、近親者にとって病気の家族と付き合うことがとても難しいことを意味する。 だからこそ、「ミイラ取りがミイラになる」ようなことになるのだ。 メンタル系の病気を持ってしまった家族とどのように接するか。 また、もし「自分は何かの病気を持っているのかもしれない」と思ったときにどうすべきか。 病気の程度や種類によって当然個人差はあるが、著者の経験を少し書いていきたい。 ちょっとした参考程度に読んでいただけたらと思う。

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