矢沢永吉作品一覧

  • 80年代音楽ノート
    NEW
    -
    ポップ・ミュージックの画期が鮮やかに蘇る、懐かしくて新しい1冊。 音楽評論家・田家秀樹が、80年代にライブやインタビューで目撃したアーティストの姿や発した言葉、制作秘話をつぶさに描く。常に現場にいた著者だからこそ書ける舞台裏、知られざるエピソードも満載! スマホをかざしてSpotifyコードで当時の曲を聴きながら読めます。 80年~89年の各年のプレイリスト(Spotify、Apple Music、Amazon Music)も掲載。 「シティポップ」の再評価で注目されている80年代日本の音楽。共同通信が配信、地方紙に掲載された人気連載「80年代ノート」に加筆した本書は、79年12月、各アーティストが新時代への意思を告げたコンサートのMCから始まる。そして劇的な80年代。佐野元春の登場、大滝詠一と松本隆の関係、流行先取りのユーミン、尾崎豊のステージ、ガールズロック……。オフコース、浜田省吾、BOOWYなどの成功までの道のりや、苦悩も描かれる。 【掲載アーティスト】 甲斐バンド、吉田拓郎、沢田研二、シャネルズ、佐野元春、オフコース、松田聖子、RCサクセション、浜田省吾、山下達郎、YMO、サザンオールスターズ、五輪真弓、松任谷由実、小室等、井上陽水、寺尾聰、大滝詠一、南佳孝、加藤和彦、アナーキー、松山千春、アリス、中森明菜、薬師丸ひろ子、中島みゆき、あみん、矢沢永吉、THE ALFEE、CHAGE and ASKA、安全地帯、チェッカーズ、竹内まりや、TM NETWORK、尾崎豊、はっぴいえんど、BOOWY、REBECCA、ハウンド・ドッグ、中村あゆみ、渡辺美里、BARBEE BOYS、米米CLUB、1986オメガトライブ、長渕剛、萩原健一、THE BLUE HEARTS、矢野顕子、美空ひばり、BUCK-TICK、大江千里、プリンセス プリンセス、THE BOOM、DREAMS COME TRUE、UNICORN、他(掲載順)
  • 成りあがり
    4.5
    広島から夜汽車に乗って上京した少年。ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかったが、胸には熱く燃える大きな固まりがあった。「おれは音楽をやる、星(スター)になる!」。その少年はいま、願い通り星になった。星の中の星、スーパースターに。だがここにあるのは、うつろな星のささやきではない。くやしさも、みじめさも、すべて吐きだし、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊はそのまま矢沢永吉の歌なのだ。
  • 「聞き上手」さんの習慣
    4.1
    「心から耳を傾けてくれるので、佐藤さんのインタビューは話しやすい。 大切なのは、“興味をもって相手に挑むこと”だと思います。」 ――クルム伊達公子(女子プロテニス選手) この本では、私がプロのインタビュアーとして 20年以上にわたって磨きあげた 「コミュニケーションのコツ」を、 ほんとうにあったエピソードを多数ご紹介しながらお伝えします。 「人に何かを尋ねる」ことについての「心がまえ」を、 ほんのちょっとだけ変える――。 それだけで、人と会ってコミュニケーションするのが楽しくなり、 人脈が広がり、見聞が広まります。 おどろくほど、人生がかがやきはじめるのです。 ◎もくじ◎ はじめに 第1章 「聞き上手さん」が知っている、「質問」と「情報集め」のきほん ●「聞き上手さん」は生きかた上手 ● 人間関係も「質問」でうまくいく ● 相手の人となりは「たった5分」のインタビューでわかる ● 質問は最高の「自己アピール」 ●「誰もが何かの達人」と思えば人間関係はたのしくなる ● 質問は、「自分ならではの意見」を鍛えてくれる ● 信頼をえるファーストステップは「相手のニーズ」を知ること ● どんな情報にも価値がある。かならず、誰かの、何かの役にたつ 第2章 「著名人インタビュー」の現場で私が学んだこと ● インタビューは「おもてなし」の精神で準備 ● 矢沢永吉さんに「新曲の話」を聞かなかったわけ ● 相手に100%惚れこむ ● 聞きづらい「あの話」を聞くには…… ● ぴったりの取材相手を短時間で見つける「逆算」と「ずらし」 ● やっぱりすごい、「愛される芸能人」のコメント力 ●「スターになる人」の共通点とは 第3章 今日から使える! 人生がかがやく「聞き上手さん」の質問・情報収集ノウハウ ●「教えてよかった!」と思われる尋ねかた ●「リアクション」と「レスポンス」。これだけで人生は大きく変わる ● 相手の話には「ニーズ」がつまっている ● 恋人の気持ちがわからない時の尋ねかたとは…… ● 誰にでも「ツボ話題」がかならずある ● 話題に困ったら「相手の得意なこと」×「自分の得意なこと」 ● まず「相手が聞きたがっていること」を話そう ● 出会った人すべてがあなたの「ブレーン」になる ●「誰かのため」に情報収集してみる ●「質問」することで出会った人すべてが幸せになる おわりに――「質問」であなたの人生は大きくひらける 人生を変えるヒントは、いつも「人との会話」の中に隠れているのです。――「おわりに」より
  • あの頃、VANとキャロルとハイセイコーと…since 1965
    -
    概要解説 それまでの運動靴をファッションアイテムに変えたVANのスニーカー、地方競馬から中央に挑戦して国民的ブームを巻き起こしたハイセイコー、フジテレビ「リブ・ヤング」で衝撃的なデビューを果たしたキャロル……。 音楽、映画、食、雑誌、漫画、車、カメラ、ゴルフ等々、1960年代以降のさまざまなカルチャーを、現・フジテレビジョン社長が2002年当時、縦横に語った1冊を電子書籍・PODオリジナル版で復刻。貴重な図版も多数収録されている。同時代人には懐かしく、新しい世代には新鮮な、文化誌グラフィティが復刊。【電子書籍/PODオリジナル版】 解説 著者あとがきより「私は一九五四年(昭和二十九年)に東京で生まれました……小学校入学時に、ほとんどのお茶の間にテレビがあった最初の世代であり、まさにテレビの成長とともに戦後の日本の文化産業の発展や、商業的なムーブメントの流れを草創期からつきあってきました……本書は、そんな時代背景の中、一九六〇年代半ば以降の流行現象や特徴的な事柄を選んでテーマ設定して自分の体験を基にして書き連ねたものです」 目次より: VANのスニーカー(サーバー、ラダー) ハイセイコーがヒーローだった時代(大場政夫と矢吹丈) キャロルの「リブ・ヤング」出演(マッシュルーム・カットの矢沢永吉) 絶滅した海外テレビドラマ(ナポレオン・ソロ、ボナンザ) 即席ラーメンは偉大だ!(日清、明星、エースコック) 銭湯の運命(松の湯) カレーの発展とテレビCM(インド人もビックリ!) 菓子パン育ち(ジャムパンとチョココロネ) 理想的な都会のプール(麻布プリンスホテルのプール) 漫画が教科書だった(ちばてつや〈ちかいの魔球〉) 『平凡パンチ』の創刊号(式場荘吉) 男の整髪料(バイタリスとMG5) スーパーマーケットの中の異文化(元町UNIONの紙袋) GS映画(スパイダースの「ゴーゴー向う見ず作戦」) 東京の映画館(新宿西口パレスから有楽座) 深夜放送のコミュニケーション論(オールナイトニッポン) コンサートの帰り道(共立講堂から武道館へ) 新宿、七〇年前後の二つの顔(怪人二十面相) 文化史に登場しない「ロック喫茶」という場所(DJストーン) マンションの名前(番町ハイム、御殿山ヒルズ) 東京の地下鉄恐怖症(丸ノ内線と上智グラウンド) 駐車場の悩み(渋谷東急ハンズの立体駐車場) 消えていく日常言葉(B面、寝押し、ビーサン……) 邦題万歳!(俺たちに明日はない) ゴルフには、責任がない(ノーザンCC錦ケ原) 東京のタクシー(日野ルノー) 男にとってのハンカチ(ハリウッド・ランチ・マーケット) 昔のラーメンはどこへ行った(丸福と春木屋) 犬と日本人(スピッツからジャック・ラッセル・テリアへ) 通信販売は宝くじか?(万能包丁) 歯磨きの苦労(『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の歯医者) 電話の発展と女性の立場(呼び出し電話) カメラの記憶(リコーオートショット) 一九六五年のゲルマニウムラジオ(真夜中のリクエスト)
  • 雨に眠れ
    -
    「子供の命より大切な正義なんてあるのか」――誘拐犯人の問い掛けに、警察官は言葉を失った。相次いで発生した未成年者誘拐事件。地道な捜査を続ける警察と、その網を巧みにかわす犯人の息づまる攻防。追う者にも追われる者にも、守るべきものがあった。矢沢永吉主演でテレビドラマになった作品、その脚本家がみずから書いた傑作小説!
  • アー・ユー・ハッピー?
    4.2
    伝説の『成りあがり』は壮大な予告編だった---。20世紀最後の年、51歳になった矢沢永吉の「いまの幸せ」は、数十年間の「闘い」によって勝ちとられたものだった。ヤザワの歌、ヤザワのビジネス、ヤザワのトラブル、ヤザワのアメリカ、ヤザワの恋、ヤザワのファミリー、ヤザワのハッピー。すべての世代に贈る、新しい時代の幸福論!オーストラリア事件判決後の追加執筆原稿を掲載!
  • 1億2000万人の矢沢永吉論
    5.0
    日本のロックの元祖であり、不世出のカリスマアーティストとして、今なお第一線を走り続ける矢沢永吉。その原動力は、彼の楽曲を、ステージを、決してブレない生き様を愛し続けるファンたちではないだろうか。市井の矢沢ファンを丹念に取材し、「矢沢永吉とは何か?」に迫ったノンフィクション。
  • 壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方
    3.9
    この本は、「一流」と呼ばれる人たちの考え方によって,あなたの悩みやモヤモヤとした気持ちを解消し、明るく前向きな心になっていただくための本です。「矢沢永吉の人たらし術とは?」「お釈迦様が弟子に言った最期の一言は?」など、クイズ形式で楽しく読み進められるようになっています。
  • 極端こそ我が命
    -
    1巻220円 (税込)
    幻冬舎代表取締役社長・見城徹が振り返る半生、そして故郷への想い。極端に、そして暗闇の中で正面突破してきたその半生と、そんな彼を産んだ静岡のあの頃の風景が鮮やかに蘇るエッセイの数々。コンテンツ業界のみならず、あらゆるビジネスパーソンの「心を動かす何か」を生み出すヒントが詰まったオリジナル電子書籍。 <本作は「NewsPicks イノベーターズ・ライフ」と静岡新聞での連載コラムをまとめたオリジナル電子書籍です。また現在発売中の『読書という荒野』(見城徹・著)と一部重複した内容があります。> ○目次 「暗闇の中で正面突破」 ・劣等感にまみれた少年時代 ・殴られるのはもう嫌だ。死を覚悟していじめと戦う ・校長に「あなたは独裁者だ」全校のヒーローになる ・慶応大学に合格。卒業直前、初恋の女性に告白 ・就職活動、大手マスコミを受けて惨敗 ・作家たちと交流、文芸編集者を志す。彼女との別れ ・売れるコンテンツの「4条件」。公文式の本が大ヒット ・武器は言葉しかない。話を面白くする「5つの反則」 ・圧倒的努力で角川春樹氏からの無理難題をやり抜く ・神に祈った角川映画第1作『犬神家の一族』の大ヒット ・「感想」こそ人間関係の第一歩。五木寛之への手紙 ・石原慎太郎を口説いた、小説の全文暗唱 ・本人が一番書きたくないことを書かせたときに売れる ・計算通り。郷ひろみ『ダディ』ミリオンセラーの舞台裏 ・直木賞5作、矢沢永吉、ユーミン本100万部の秘話 ・「月刊カドカワ」編集長に就任。尾崎豊との出会い ・尾崎豊の復活。死の3週間前にかかってきた電話 ・3人のスーパースターと3人のきらめく新人を押さえろ ・角川春樹氏、逮捕。大恩人に弓を引く ・人生は暗闇で跳ぶことの連続だ。幻冬舎を設立 ・最初の6冊がすべてベストセラーに。創業9年目に上場 ・新しく出ていく者が無謀をやらなくて何が変わるか ・上場廃止を決意。還暦の誕生日、借金億円を背負う ・どうやって微笑しながら死ぬか 「風と海と空と」 ・初恋 ・同級生 ・ホールインワン ・川奈ホテル ・755 ・エド ・清水南高 ・成生 ・折戸の海 ・社宅 ・課外授業 ・19のままさ
  • 9月生まれについて
    -
    9月生まれの人物論。1日1話。ジミー・コナーズ、シェーンベルク、アガサ・クリスティ、ツイッギー、H・G・ウェルズ、アンナ・カリーナ、ブルース・スプリングスティーン、ジェロラモ・カルダーノ、フォークナー、ハイデガー、メリメ、マーク・ボラン、梶原一騎、棟方志功、長友佑都、矢沢永吉、緒方貞子、正岡子規など、9月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より詳しく深いオリジナル原稿版。9月生まれの人生がわかる。

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  • 新装版 ほぼ日の就職論。「はたらきたい。」
    4.0
    2007年4月から3ヶ月にわたり「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載された「ほぼ日」の就職論。そのきっかけは糸井重里が書いた「面接試験の傾向と対策のつまらなさ」というコラムに就職活動中の学生だけでなく、多くの社会人のみなさんからも、たくさんの熱のこもった意見が届いたことから始まりました。 『はたらきたい。』には人材のプロフェッショナルやキャリア論の研究者だけでなく、組織に就職しなかった人たち、つまり漫画家、お笑い芸人、ミュージシャン、さらには「矢沢永吉」なんて人も登場します。 ふだん、書店の「就職対策本コーナー」では見かけそうにないひとたちも含めて、「今、この人の考えを聞きたい」という人たちにそれぞれの立場から、それぞれの口調で本音のところでの「はたらく論」「仕事論」を語っていたただきました。 書籍化にさいしては、過去10年にさかのぼる「ほぼ日」のアーカイブからこの内容に関わりのありそうな128の言葉を抜き出し、挟み込むように掲載しました。 版を重ね、今も静かにロングセラーを続けている一冊です。
  • 太平洋の果実 第1部 石原裕次郎のもとで
    3.0
    【電子オリジナル編集版】石原裕次郎の下で育ち、青春を過ごした“チャー坊”が、裕次郎へのオマージュと映画製作に賭けた青春。本作は、そんな著者が裕次郎の死直後より、裕次郎へ宛てて書き始めた手紙形式のエッセイである。大学生時代に、裕次郎に誘われるがままに飛び込んだ石原プロ。しかし、やむをえぬ離脱。不安を抱えながらも、勝新太郎、阿久悠、矢沢永吉など輝く才能たちとの出会いを通して映画プロデューサーとして成長していく。そして、いつでも青年を支えていたのは、ほかならぬ裕次郎の存在であった……。スクリーンの向こう側の裕次郎との初めての出会いから、別れまでをつづりつつ裕次郎への思いを込めた一冊。映画にとりつかれた男たちの人生哀歓が、読む人すべての心を熱くする感動作。 ※本作は『太平洋の果実 石原裕次郎の遺したもの』(小学館文庫)を改題・再編集したものです

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  • 日本のロック名盤ベスト100
    3.4
    本邦初!これが真のオールタイム・ベストだ!日本のロック「オールタイム・ベスト」1位~100位を、著者独自の「五つの指標」と「レコードじゃんけん」で完全ランキング。5位は矢沢永吉『ゴールドラッシュ』、4位はイエロー・マジック・オーケストラ『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』、3位はザ・ブルーハーツ『ザ・ブルーハーツ』、2位はRCサクセション『ラプソディー』・・・・・・栄光の1位に輝いた名盤とは!? (講談社現代新書)
  • ビッグデータ探偵団
    3.8
    ビッグデータ、という単語を聞いたことのある人は多いかもしれない。しかし、これによっていったい何ができたり、どんなことがわかったりするのかを知らない人は、まだまだ多いのではないか?私たちが本書で示していくことは、ビッグデータが、これからのビジネスを考えるうえで、また、あなたの生活をより快適なものにするために、こんなにも役に立つのか、という驚きと発見である。今後は、すべての産業が「データ×AI化」していく。ネットとリアルは別個の世界であるどころか、切り離しえないものであり、今後ますますその連関が密接なものとなっていくことは間違いない。このような時代に生きる人々にとって、変革のカギとなるデータについての皮膚感覚的な理解が欠如していることは、致命的と言わざるを得ない。データを正しく理解する力(=データ・リテラシー)は、リアルな現実世界を生きていくうえで、もはや「常識」として身に着けておくべき必須のツールとなる。データを分析し、意思決定に役立てていく「データ・ドリブン」の思考力、分析力、情報科学の基本、データの力を解き放つ力――これらをしっかりと会得し、応用できる人だけが、これからの社会を生き抜いていけるのだ。さあ、私たちが分析した以下の新事実を読んで、データの魅力と無限の可能性を体感してみよう!第1部 ビッグデータは、「深層」を描き出す1―1 新社会人は4月に「モットーとは」、5月に「新入社員 辞めたい」、6月に「恋活」と検索する1―2 ママは、生後102日目にわが子をモデルへ応募したくなる1―3 「頭が痛い日本人」が最も多い時刻は、17時である1―4 矢沢永吉と郷ひろみは、双子レベルの「そっくりさん」1―5 日本は、「東京」と「それ以外」の2つの国からできている幕間劇1―6 音楽CDが売れる時、サバの漁獲量が増える――擬似相関とは何か?第2部 ビッグデータは、こんなに役立つ2―1 これからの「混雑ぶり」がわかり、移動のストレスが消える2―2 救援活動をスムーズに進める、「隠れ避難所」を探せ!2―3 リニアで日本はどれだけ狭くなるのかを、実際に見てみよう2―4 政治への関心が薄い日本人の注目を一挙に集めた、「令和」発表の瞬間2―5 検索量を分析すると、選挙の議席数予測は96%も的中する2―6 今の景気を予測することは、どこまで可能か?膨大なデータは見えてこそ、意味を持つ。明快にわかる、オールカラー図解版!
  • ブランド・ジーン 繁盛をもたらす遺伝子
    -
    企業の栄枯盛衰はブランド・ジーン次第! 人にできることは限られている!! 「卵は、次の新しい卵を生み出すためにめんどりを利用する」。生物学に古くからある命題だ。本書はこの主客逆転の発想を使ってブランドの本質に迫る。すなわち、人間の都合や思惑とは無関係に、自分のやりたいこと(ブランド・エッセンス)を実現するために、ブランドに宿るジーン(遺伝子)が存在すると考える。 圧倒的な競争優位にあった企業があっという間にその地位を転落するのも、マーケティング理論から完全に外れているビジネスが大成功するのも、これすべてブランド・ジーンの振る舞い次第。その前では、人間の努力は無力に等しい。 経営者として、そして経営コンサルタントとして、長くビジネスの現場で繁盛の秘訣を追い求めてきた著者が、「こうすれば、こうなる」式の経営理論に疑問を感じて行き着いたのが、ブランド・ジーンだった。経営理論の限界を認め、理論では説明できない何か特別な力の存在を認めると、ビジネスの多面的な現実がよりはっきりと見えるようになる。ブランド・ジーンはいわば解毒剤。ビジネス書を頭に詰め込み、戦略的に考え、効率的に働けば成功するという誤った理解から自由になるためのクスリである。 本書はソニーからアップル、そしてグーグルへと宿主を変えたブランド・ジーンの振る舞いを詳述。『進撃の巨人』に、SEKAI NO OWARIに、矢沢永吉に宿ったブランド・ジーンの本質を解説する。 全く新しい視点からのビジネス論。
  • プカプカ 西岡恭蔵伝
    4.0
    「俺のあん娘」はもうひとりいた――。 タバコ好きで、いつもプカプカ吸っている奔放な女性に恋する男の心情を歌ったヒット曲『プカプカ』。これまで50人を超えるアーティストにカバーされ、リリースから半世紀を経た今も多くの人に歌い継がれるこの名曲を生み出したのは、関西出身のシンガーソングライター・西岡恭蔵だった。 『サーカスにはピエロが』『君住む町に』『春一番』といった関西フォーク史に刻まれる定番曲、細野晴臣プロデュースによる『街行き村行き』やNHK「みんなのうた」で放送された『バナナ・スピリット』など、ファンに愛され続ける名曲は数えだしたら切りがない。矢沢永吉のスタンダード・ナンバーである『トラベリン・バス』や『A DAY』『あ・い・つ』などの作詞を手掛けたことでも知られている。 誰にも真似できない独自のサウンドを生み出した西岡恭蔵は、しかし、1999年4月に50歳という若さでこの世を去った。あまりに突然の訃報に言葉を失った友人・知人も多く、これまで1冊の評伝も出されていなかった。 本書は、その初めての本格評伝となる。 『プカプカ』誕生にまつわる“謎”の数々。 三重・志摩の海を見て育った少年時代の音楽的原点。 「君住む街」大阪へ出てから経験した初めての恋。 関西フォークの聖地・喫茶店「ディラン」での日々。 東京でのレコード・デビューと作詞家KUROとの結婚。 中米からアフリカまで世界中を旅して作ったラブソング。 創作に懸ける情熱と苦悩、最愛の伴侶KUROとの別れ。 そして、「ゾウさんとKURO」を支え続けた仲間たち――。 “不世出のシンガーソングライター”の知られざる生涯が、いま明かされる。
  • ポスト・サブカル焼け跡派
    -
    ナンバーワンだったジャパン・カルチャーが「焼け跡」と化すまでの文化的精神史。私たちはどこで間違えたのか? 1970年代(矢沢永吉/沢田研二/坂本龍一)、80年代(ビートたけし/戸川純/江戸アケミ)、90年代(フリッパーズ・ギター/電気グルーヴ/X JAPAN)、ゼロ年代(椎名林檎/KREVA/バンプ・オブ・チキン)、そして現在(星野源/秋元康/大森靖子)に至る道中、私たちはどこで間違えてしまったのか?ポスト・サブカル世代の批評ユニット、衝撃のデビュー作。 【目次】 プロローグ コメカ(TVOD) 第1章 カウンターからサブカルチャーへ(1973-1978) 矢沢永吉 アメリカ化された「天然」の天才 沢田研二 ポップな記号に成りきること 坂本龍一 消費されるイデオロギー 第2章 消費社会空間の完成、ジャパン・アズ・ナンバーワン(1979-1988) ビートたけし 消費社会で勝ち抜くこと 戸川純 女たちのサブカルチャー 江戸アケミ バブル・ニッポンにおける「もがき」 第3章 リアルと無意識(1989-1998) フリッパーズ・ギター 「本当は何か本当があるはず」 電気グルーヴ 諧謔・暴力・快楽 X JAPAN 90年代最強の記号 第4章 ネオリベ、セカイ系、右傾化(1999-2010) 椎名林檎 自意識と生存戦略 KREVA コミュニタリアンとネオリベラリズムの狭間で バンプ・オブ・チキン セカイ系J-ROCK 第5章 「孤児」たちの時代へ(2011-2019) 星野源 「煩悶青年」への回答 秋元康 ポスト戦後のゲームマスター 大森靖子 たったひとりのあなたに届けるということ エピローグ 焼け跡から見た風景--あとがきにかえて パンス(TVOD) 年表・サブカルチャーと社会の50年 【著者】 TVOD コメカ(早春書店店主)とパンスによるテキストユニット。「サブカルチャーと政治を同時に語る」活動を、様々な媒体にて展開中。 コメカTwitter https://twitter.com/comecaML パンスTwitter https://twitter.com/panparth
  • ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか?
    3.5
    「貧しい時代から苦労を共にして来た妻」──糟糠(そうこう)の妻。名だたるミュージシャンの多くが苦労時代を支えた妻を捨て、やがて「トロフィーワイフ」に乗り換える。それがメディアで報じられるたびに批難轟轟となることも多いが、そんな彼らミュージシャンは果たして本当に薄情で不義理な人物なのか? GRAYのTERU、布袋寅泰、桜井和寿、小室哲哉、矢沢永吉。大物ミュージシャンのそれぞれの人生を辿りながら、彼らが糟糠の妻と別れることになった事情と思いを読み解くことで、そこに浮かび上がるものとは? 巻末に精神科医・香山リカ氏との対談収録。
  • メンズクラブ増刊 2020年1月号増刊「田村優 特別版」
    -
    730円 (税込)
    メンズクラブ1月号は、ラグビーワールドカップ日本代表・田村優選手がインタビューページに登場する通常版に加え、表紙も飾る特別版増刊号を同時発売します。 スペシャルインタビューページでは、上品なジャケパンスタイルから、コートを重ねた難易度の高い着こなし、ネイビーのチョークストライプのスーツなど、いくつものハイファッションを披露。 インタビュー内では、日本中を熱狂へと導いた激闘の日々の振り返り、印象深かった各試合や、「ONE TEAM」がどの様に培われ、チームを作り上げていったのか、その思いを10ページにわたってお送りします。 ※通常版と特別版では、一部を除き、掲載写真が異なります。 ※田村優選手の表紙・インタビューページの写真以外は通常号と同じ内容になります。 AD 目次 ラグビー選手 田村 優 孤高の男、その素顔 ただ、いちずに狭く深く愛した 偏愛自慢 谷原章介──ホイヤーの腕時計 松任谷正隆──伯父から譲り受けたカメラ 井浦 新──腕時計とスノーブーツ みうらじゅん──フリーホイーリン・ボブ・ディラン 泉 麻人──オリンピック 竜星 涼──矢沢永吉 草野健一──京都 佐藤可士和──北欧チェア パラダイス山元──餃子 大乃国 康──スイーツ 前原誠司・石破 茂──鉄道 水野敬也──サステナビリティ Kyoko Hasegawa ―― とある夜に 世界の時計ファンが注目する 今、一番熱いサイトが日本上陸! MEN’S CLUBは、定期購読がとにかくお得! トガ塾 デキる男は、ハレ着で遊ぶ! TOKYO TRAD 三浦翔平、トラッドな散歩道 男を満たす偏愛ライフ メンクラエディターの偏愛ブランド自慢 JOSHUA ELLIS 洒落者たちのお宅訪問・私物拝見 服は体を表す メンクラエディターの偏愛ブランド自慢 beautiful people Esquire 125年の歴史が息づく、英国伝統のジャケット Esquire スノーギアで街を駆け抜けて WATCH of THE YEAR 2019 Men’s Club SPEED DS AUTOMOBILES DS 3 CROSSBACK メンズ美容研究所 飲み会太りを防ぐ、“やせグセ”テクニック 松任谷正隆のSTYLE のあるクルマ選び CATERHAM SEVEN 270S 綿谷画伯の再び 大人トラッド110番 あの皿の向こう側へ 今年の忘年会はここでキマリ! イロメガネ PGAツアーの洒落者を探せ! News Flash メンズクラブ2020年2・3月合併号のお知らせ

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  • もしも矢沢永吉が『桃太郎』を朗読したら
    -
    月間100万アクセスの人気ブログ「ナナオクプリーズ」 待望の書籍化!現代社会を笑い飛ばす黒い古典パロディ集! 昔話や古典パロディ小説で大人気のブログ「ナナオクプリーズ」 本書は同ブログ掲載作品を加筆改稿、さらに書き下ろしの新ネタ11本を加えた作品集です。 本書の表題作「もしも矢沢~」を始め、 ・悪徳商法だらけの『桃太郎』 ・J-POPによくある歌詞だらけの『桃太郎』 ・戦いたくない『桃太郎』 ・死語だらけの『走れメロス』 ・一発ギャグだらけの『走れメロス』 ・ラノベのような『走れメロス』 ・おとぎ話の主人公が高田純次だったら ・注釈だらけのおとぎ話 ・もしもギャルがおとぎ話を読んだら ・未来のDQNネーム事情はこうなる など37作品を収録。 初期の筒井康隆に勝るとも劣らぬブラックな作品群は一読の価値アリです。 現代社会を笑い飛ばせ! ■目次 ★一章 色々な『桃太郎』 もしも矢沢永吉が『桃太郎』を朗読したら クソリプだらけの『桃太郎』 リアクション芸だらけの『桃太郎』 トンデモだらけの『桃太郎』 日本がすごい『桃太郎』 悪徳商法だらけの『桃太郎』 戦いたくない『桃太郎』 J-POPによくある歌詞だらけの『桃太郎』 『桃太郎』をヒップホップ調にしてみた もしも『桃太郎』がヴィジュアル系の曲だったら ブラック企業だらけの『桃太郎』 リテラシー『桃太郎』 チャック・ノリスだらけの『桃太郎』 モールス符号で『桃太郎』を書いてみた もしも『桃太郎』がジャンプで連載されていたら 読書を始めたての中学生に人気な『桃太郎』 クソレビューだらけの『桃太郎』 スポンサーだらけの『桃太郎』 百合だらけの『桃太郎』 制約だらけの『桃太郎』 ★二章 様々な『走れメロス』 死語だらけの『走れメロス』 一発ギャグだらけの『走れメロス』 いろんな芸能人が『走れメロス』を読んだら もしも織田裕二が『走れメロス』を実況したら ヤラセだらけの『走れメロス』 ラノベのような『走れメロス』 ヤクザ映画みたいな『走れメロス』 『走れメロス』がハリウッドで映画化したら ★第三章 おとぎ話あれこれ おとぎ話の主人公が高田純次だったら 注釈だらけのおとぎ話 もしもビートたけしがいろんなおとぎ話を読んだら もしもギャルがおとぎ話を読んだら もしもおとぎ話に官能小説がまぎれこんだら 風俗の体験談みたいなおとぎ話 ★Bonus track 未来のDQNネーム事情はこうなる 日本一アクセスを稼げる小説を書いてみた ■著者 星井七億
  • 矢沢永吉に学ぶ成りあがりマーケティング
    3.5
    日本一のロックスター矢沢永吉に学ぶ最強成りあがりマーケティング論。最強ファンのつくり方、お客様から一番に愛されるルールなど、幅広いビジネスに役立つノウハウをわかりやすく解説。

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