徒然草作品一覧

  • 毎度、天国飯店です
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    1巻1,408円 (税込)
    “徒然草の美人”に、心奪われた。 サークル掲示板の前に立つ彼女の手には、一冊の書籍。 夏生は、彼女の「たやすからず思はれむ」男になれるのか。 一年のモラトリアムを経て、大学進学を決意した夏生。物がない、お金がないなかでも、文学サークルに顔を出し、安いアルバイト代で本を読む日々は充実していた。 店の常連・玄二と薫子の奇妙な関係や、親友と難聴を患う少女の支え合う姿に、彼は何を思う――。 一九八〇年代の情緒溢れる京都を舞台に繰り広げられる、ほの甘い青春物語。

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  • 枕草子/方丈記/徒然草
    4.3
    「春はあけぼの……」一条天皇の中宮定子に仕えた宮中での生活を英知とユーモアの筆致で綴った平安の清少納言「枕草子」。「ゆく河の流れは絶えずして……」波瀾に満ちた人生を送り、鎌倉前期の大火や地震などの自然災害や人災に見舞われた体験を綴った最初の災害文学・鴨長明「方丈記」。「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて……」鎌倉末期の無常観に基づいた随想や人生訓を鋭い洞察で記した兼好「徒然草」。現代の名手による新訳・全訳で収録。 解説=池澤夏樹 解題=枕草子…藤本宗利 方丈記・徒然草…浅見和彦 ◎月報=上野千鶴子・武田砂鉄
  • まんがで読む 徒然草・おくのほそ道
    値引きあり
    5.0
    古典の定番「徒然草」「おくのほそ道」をまんが化。内容がよくわかるまんがと、まんがを補足説明したコラムで、楽しみながら当時のものの見方や考え方、時代背景を知ることができる。初めて読む人でもすらすらと読め、古典入門に最適。
  • マンガでわかる 徒然草(池田書店)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、兼好法師を主人公としたマンガと、解説で、徒然草を読み解き、古典として読み継がれてきた生き方のヒントを毎日の生活に生かすための本です。 【今、なぜ徒然草か?】・研究者が徒然草に注目! 「隠遁者だといわれた兼好像は捏造だった!」⇒実は兼好は社交性があり、自由な感性をもつ「バランス感のあるご意見番」だった。 ・「ゆらぎを認め、謙虚に自分らしくあろうとする姿勢」が「何事にも白黒はっきりつけなければ気が済まない」現代人の清涼剤に!⇒「お酒は人付き合いでも健康でも災いの元」と言ったり、「月の夜にのんびりと語りながら酒を飲んで語るのは最高」と言ったり、兼好はその場に合わせつつ、自分に向き合って語ります。 ・「人間関係」「ほどよい仕事」「日本の美意識」「孤独のススメ」など 毎日の生活が豊かになるヒントが満載!
  • 三浦綾子 電子全集 わが青春に出会った本
    値引きあり
    3.0
    著者が青春時代に読んで感銘を受けた古今東西の本を紹介する読書案内エッセイ。 「私たちの幸せは、どんな人間と知り合ったか、どんな本と出会ったかということと、深い関わりがあるように思う」(「おわりに」より)。「本の虫」の著者が、青春時代に読んで感銘を受けた『デミアン』から『聖書』まで16冊と多くの詩編を紹介している。読者、特に若い人に贈った、読書案内エッセイ。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が『北海道新聞』に寄稿した自身の読書遍歴についてのエッセイを収録! 紹介作品:「デミアン」=ヘルマン・ヘッセ/「奉教人の死」=芥川龍之介/詩と私―子守歌、童唄(わらべうた)、唱歌、短歌、「山のあなた」=カール・ブッセ、「雨ニモマケズ」=宮澤賢治、「落葉松(からまつ)」=北原白秋、「旅人かえらず」=西脇順三郎、「汚れつちまつた悲しみに」=中原中也、八木重吉、小熊秀雄、水野源三、金芝河(キム ジハ)/「眠られぬ夜のために」=ヒルティ/「愛の妖精」=ジョルジュ・サンド/「天の夕顔」=中河与一/「枕草子」=清少納言/「徒然草」=吉田兼好/「放浪記」=林芙美子/「人間失格」=太宰治/「異邦人」=カミュ/「きけわだつみのこえ ―日本戦没学生の手記」/「三四郎」=夏目漱石/「田園交響楽」=アンドレ・ジイド/歌集「赤光」=斎藤茂吉/書簡集「十二年の手紙」=宮本顕治・百合子/「聖書」

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  • 身もフタもない日本文学史
    3.8
    日本人がエッセイを書く時、女は清少納言に、男は兼好になる。「枕草子」のように自らのセンスを誇り、「徒然草」のように世の中を叱って己を自慢するのだ。伝統の力の、何と偉大なことよ! 希代(きたい)のパスティーシュ作家が、現代まで連なる日本文学の伝統と、名作の凄さやつまらなさをざっくばらんに語る。日本文学史の「背骨」をわし掴みにする快作! 〈本書の「雑談」の一部〉◎「源氏物語」の世界文学史上稀な文体はなぜ生まれたのか ◎短歌のやりとりはメールである ◎なぜ芭蕉は田舎の悪口を書くのか ◎大衆文学の誕生――西鶴と近松 ◎「浮世風呂」はケータイ小説? ◎なぜ漱石の小説は現代人が読んでもスラスラ読めるのか ◎近代文学者は自分にしか興味がない ◎江戸川乱歩の苦悩、福島正実のこだわり
  • 見る・知る・学ぶ名所旧跡でぐぐっとわかる日本文学
    完結
    -
    ※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP65に掲載の「広隆寺」の写真にマスクがございます。 この電子書籍は2024年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 日本文学研究者であるロバート キャンベル氏の監修・解説。古事記に始まり、枕草子や源氏物語、徒然草に平家物語、そして夏目漱石や芥川龍之介など、大人の皆さんが昔、教科書で一度は目にしたような日本の文学作品や作家について、手軽に学び直しできる1冊です。写真やイラストを交えたわかりやすい解説ページでは、読んだ気になれるあらすじや知っておきたい有名エピソードをかいつまんで紹介。また実際に訪れることのできる作品・作家ゆかりの名所旧跡も多数掲載、誌面でも文学散歩が楽しめます。これ一冊あれば日本文学への知識や理解がぐぐっと深まります! 【主な内容】※紹介する作品・作家とゆかりの名所旧跡の一例 第1章上代文学 ・『古事記』『日本書紀』天岩戸神社、出雲大社 ・『万葉集』平城宮跡歴史公園、香具山 第2章 中古文学 ・『竹取物語』富士山、讃岐神社 ・『伊勢物語』不退寺、斎宮跡 ・『土佐日記』紀貫之邸跡、住吉大社 ・『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』貴船神社、足柄山 ・『枕草子』伏見稲荷大社、清水寺 ・『源氏物語』渉成園、石山寺 ・『栄花物語』『大鏡』京都御苑、大宰府政庁跡 ・『今昔物語集』道成寺、六波羅蜜寺 第3章中世文学 ・『方丈記』下鴨神社、河合神社 ・『小倉百人一首』大和三山、天橋立 ・『平家物語』金剛峯寺、屋島 ・『十六夜日記』醒井宿、三嶋大社 ・『とはずがたり』醍醐寺、當麻寺 ・『徒然草』仁和寺、石清水八幡宮 第4章近世文学 ・『好色一代男』六角堂、追分宿 ・『おくのほそ道』日光東照宮、立石寺 ・『雨月物語』吉備津神社、琵琶湖 ・『東海道中膝栗毛』箱根関所、宇津ノ谷峠 ・『南総里見八犬伝』館山城、大岳院 第5章 近代文学 ・森鴎外・小倉(森鴎外旧居など)、高瀬川 ・夏目漱石・松山(道後温泉本館など)、三四郎池 ・芥川龍之介・一宮海岸(芥川荘など)、羅生門跡 ・川端康成・伊豆(旧天城トンネルなど)、湯沢 ・宮澤賢治・めがね橋、イギリス海岸 ・太宰治・小動岬、斜陽館
  • 吉田兼好とは誰だったのか 徒然草の謎
    3.0
    日本三大随筆の一つ「徒然草」は鎌倉後期、吉田兼好によって書かれた作品。だが爾来、兼好の実体は藪の中である。本名はわかっているが生没年ともに不詳。徒然草原本は消失。最古の写本も兼好の死後数十年のものである。そもそも原本は存在せず、兼好が反古を壁や襖の張り紙としていたものを死後、弟子が剥がし集めたのが徒然草になったという伝説もある。誕生から六百六十年、研究が始まってから二百六十年、ずっとベストセラーであり続けた特異な随筆文学を残した兼好の人物像を、ノンフィクション作家があぶりだした。
  • 令和の徒然草
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    何ものにも束縛されず、思いのままにたゆたうように、優しく柔らかく人の流れの中に自然に身を置き、つれづれなるままに生きたい――人、社会、自然、科学、家族などをテーマに、精神分析家が日々の生活の中で人生の教訓をつれづれなるままに綴るエッセイ。
  • わが座右の『徒然草』 人生の指針、知恵の宝庫
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    鎌倉時代に吉田兼好が著した「日本三大随筆」の一つ『徒然草』。「高名の木のぼり」「仁和寺の法師」「良き友、悪しき友」をはじめ、兼好の鋭い観察眼とユーモア溢れる雑感を交えた逸話の数々は、時代を超えて愛読され、今日でも人々の心を魅了してやまない。著者も、人生の時々に『徒然草』を読んできた。大きな転機のとき、失意のとき、兼好の文章は常に良きヒントをくれたという。自分の思いの通りに進まぬ人生を、いじけずに、面白がって生きるには何が大事なのか。読むたびに、そのつど学ぶところがあり、新しい発見がある。不安の時代を生きる現代人に、「心のカウンセラー」吉田兼好は、どんな知恵をくれるだろう。ときに立ちふさがる壁を前に勇気づけ、また疲れた心を癒し、そして悩みを痛快に笑い飛ばす。――叡智に満ちた兼好の名言を読み解きながら、心軽やかに生きる手がかりを提供する「人生の道しるべ」といえる。『「徒然草」的生き方』を改題。
  • 和文教科書 一巻
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    1~2巻110円 (税込)
    宮内省御用掛に抜擢された下田歌子が編纂した教科書。当時の華族女学校で使用されたもので、第一巻では徒然草からの抜粋が教材となっている。当時の女子教育を知るための貴重な資料。 ※本製品は国会図書館デジタルコレクションの画像データをもとに作成されています。一部に読みにくい箇所があります。

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