ブリスベン作品一覧

  • 遅れてきたクリスマス
    -
    ブリスベンに越してきたソフィーは途方に暮れていた。新しい勤務先での仕事が始まるというのに、いまだ仮住まいで、亡き姉の愛息トマスにふさわしい養育係も見つけられないままでいる。それでもソフィーは、トマスの父親を必ず捜し出すつもりだった。姉が暮らしたこの街に、きっとその人はいるはず……。職場の上司になるギブは優秀な小児科医で、黒髪が魅力的だが、どこか陰のある横顔が気になった――そして、薬指の指輪も。ギブはソフィーの窮状を知ると、意外な申し出をした。彼が同居している義理の叔母が養育係にぴったりだと太鼓判を押し、ソフィーたちが屋敷の離れに越してくれば、すべては解決する、と。■トマスのために仕方なく申し出を受け入れ、上司と半同居という奇妙な生活を始めるソフィー。募る思いを抑え、仕事と甥の父親捜しに奔走するうち、意外な真実が明らかになります。最後まで目が離せない、ドラマティックなクリスマス・ストーリーです。
  • 告白は結婚式で
    1.5
    ブリスベンの病院に勤める産科医のマーティは心を痛めていた。自動車事故にあって早産したナタリーという妊婦が、治療のかいもむなしく亡くなったのだ。そこへ、赤ん坊の父親であるスペイン人外科医――カルロス・キンテーロが現れた。彼はスペインでナタリーとつかの間の関係を持ったが、彼女が妊娠していた事実はまったく知らなかったという。赤ん坊に情が移っているマーティの姿を見るや、カルロスはとんでもない話を持ちかけた。“僕の妻になって子供を育ててほしい”と。
  • 少年は世界をのみこむ
    4.2
    全豪50万部突破 オーストラリアABIA 年間大賞受賞作 壊れた家族。ろくでもない毎日。 それでも少年は、 濁った日常のなかに色彩を探しつづける―― 危うさと眩さが織りまざる少年期を色彩豊かに描いた、 34カ国展開のベストセラー小説。 1980年代ブリスベン郊外。少年イーライは犯罪と暴力はびこる小さな町に暮らしている。母親は薬に溺れ、母に薬を教えた麻薬の売人が父親代わり。本当の父の顔はもう覚えていない。兄はある時から言葉を発しなくなり、時おり予言めいた言葉をその人差し指で宙に綴る。唯一の“まともな大人”は元脱獄犯として悪名高いスリムで、親友であるこの老人に人生の真髄を教わりながら、イーライはいつしか“世界を変えることのできる”ジャーナリストになりたいと夢見るように。だがある日、町を牛耳る悪の手が、彼から大事な人を奪っていき――。 世界34カ国展開。「2019年オーストラリアで一番売れた小説」がついに日本上陸。 *ABIA賞 大賞ほか4部門制覇 *インディ・ブック・アワーズ2019ブック・オブ・ザ・イヤー受賞 *MUD Literary Prize 2019金賞受賞 *New South Wales Premier's Literary Awards読者投票部門・新人部門受賞
  • C12 地球の歩き方 ゴールドコースト&ケアンズ グレートバリアリーフ ハミルトン島 2024~2025
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界遺産の珊瑚礁や太古の熱帯雨林への拠点ケアンズ。海岸に林立するホテル群から美しい波を眺めるゴールドコースト。自由自在にケアンズ、ゴールドコースト、ハミルトン島を満喫するための必携ガイド。「ブリスベン&クイーンズランドBOOK」付き。
  • 女性の覚悟
    3.8
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「品格・たしなみ」の次のキーワード「生きる覚悟」を書下し。 50代以降は「おひとよし、生涯労働、無形資産」で人生が充実。 「品格・たしなみ」の次のキーワード「生きる覚悟」を書下し。50代以降は「おひとよし、生涯労働、無形資産」で人生が充実。 「品格」「たしなみ」の次に、今必要なのは「生きる覚悟」。 「人生こんなはずではなかった」「自分ばかりが損をしている」 「家事は私ばかり、疲れた」 「100年時代といわれてもまだ数十年ある。この先の老後が不安」 といった悩みを抱える40-60代に 坂東眞理子さんが新しいメッセージを書き下ろしました。 330万部を超えた『女性の品格』、高齢期の生き方『70歳のたしなみ』の次は 老後が長くなった世情不安な時代をどうやって生き抜くか、 その術と生きる覚悟を提案し、不安を抱える人に寄り添います。 75歳の今なお現役で働き続ける坂東さん。 彼女が`78年に処女作『女性の挑戦』(主婦の友社刊)で 女性の権利や立場について執筆してから40年以上経ちましたが、 いまだに介護や家事、育児に、女性が多くの自分の時間を提供しています。 また、男女同権、多様性が尊ばれる現代でも、 実際は非正規雇用やキャリアを積めない女性も多く、 公的年金額の低さから老後資金に不安を覚えるのも女性が多いのです。 第一部では、この40年間の日本女性の考え方やキャリア形成の変遷を、 坂東さんの実体験もふまえて考察します。 過去を振り返り日本の女性がどう変化して来たのかを知ることは、 新しい生き方を探すうえで大きな力になります。 「新しい時代」を生き抜くには、世の中にどんなことが起こっても 最終的に自分でなんとかする、という強い覚悟がまさに求められます。 第二部では、そんな「新しい時代」を生き抜く具体的なヒントを提案します。 「自分の強みをみつける」「足るを知るな」「気を使うより頭を使う」 「人は断捨離しない」「やせがまんの美学」「50代からの資産」 「情報リテラシー」「貯めるより生涯働く覚悟」 「自分から損できる人」「転職の心得」など、 坂東さんの言葉は発想の転換を促し、 残りの人生を強く生き抜くお守りとなるはずです。 坂東さんは「50代、60代はまだまだ若い。可能性はいくらでもある。 社会や他人から与えられる、守ってもらうことはあてにしないで、 自分で自分の人生に責任をもって生きていこう」とエールを送っています。 読後、一歩前に踏み出す勇気をもらえることを祈っています。 坂東 眞理子(バンドウマリコ):昭和女子大学総長・理事長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業後、総理府入省。95年埼玉県副知事。98年オーストラリア・ブリスベン総領事。2001年内閣府初代男女共同参画局長を務め03年に退官。04年昭和女子大学教授、同大学女性文化研究所長。07年に同大学学長、14年理事長、16年から現職。著書に300万部を超えるベストセラーの『女性の品格』の他『70歳のたしなみ』『幸せな人生のつくり方』他多数。20代から仕事と執筆を精力的につづけながら、同時に出産、子育て、転職、親の介護、孫の育児手伝いなども経験。趣味は読書、短歌。

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  • タビトモ ゴールドコースト・ケアンズ・ブリスベン
    完結
    -
    ブリスベンの直行便も就航し、ますます身近になったオールトラリア!サーファーの聖地・ゴールドコーストや、家族連れに人気のケアンズ、ラグビーでも有名なブリスベン、世界遺産の海グレートバリアリーフなどのみどころ、遊びどころをギュッ!と1冊に詰め込みました。憧れのもふもふ動物コアラを抱っこしたり、カンガルーやイルカに餌やりしたり、楽しいアクティビティが盛りだくさんなこのエリア。時差も少なく温暖で、治安がよいことでも注目度がアップしているので、ぜひ今度の休みの旅先として検討してみてください! ※この電子書籍は2016年6月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
  • とらわれの楽園
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    イゾベラは十代のころ、人気モデルとして活躍していた。だが、ストレスの多い仕事に疲れはてて引退を決意した矢先、悲劇的な出来事が起こり、消えることのない傷を体に負った。それから十数年後の今、イゾベラはブリスベンにある研究室に勤務している。ぶかぶかの実験用白衣で体を隠し、不格好な眼鏡をかけて、女であることを捨てたような生活を送りながら。そんなある日、イゾベラはギリシア人の雇主――アレクサンダー・ザフィリデスと初めて顔を合わせた。そのうえ、魅力的な彼と楽園のような島に行くはめになり……。
  • とらわれの楽園【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】イゾベラは10代の頃、人気モデルとして活躍していた。だが、撮影中に悲劇的な出来事が起こり、消えることのない傷を負った。それから数年後の今、イゾベラはブリスベンにある研究室に勤務している。ブカブカの実験用白衣で身体を隠し、不恰好な眼鏡をかけて、誰とも親密にならない生活を送りながら。そんなある日、イゾベラはギリシア人のオーナーアレクサンダー・ザフィリデスと初めて顔をあわせた。その上、魅力的な彼と楽園のような島に行くはめになり…。
  • バックパッカーになれない女子の一人旅「韓国で女一人旅はどこまで安全なのか?」10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 プロローグ まずは、私について、少し自己紹介のようなものをします。昔から、旅行番組が大好きでした。初めて海外に出たのは高校生のとき。オーストラリアに3週間ホームステイして、シドニー、ブリスベン、ゴールドコーストと回りました。 大学時代は勉強で忙しかったので、あまり海外にはいけませんでしたが、結婚して旅行熱が再発。今まで訪れたことがあるのは、オーストラリア、シンガポール、台湾、韓国、カナダ、アメリカ、イギリスと7カ国になりました。 でも、バックパッカーは絶対にできません。現地で必死に宿を探したり、知らない人と延々とバスに乗ったりなんて考えると「無理、むり、ムリ!!」と叫びたくなります。ある意味、バックパッカーと呼ばれる人たちは、私にとっては賞賛すべき対象なのです。では、なぜ、こんな私が一人旅デビューをしたのか。ちょっと理由を書いてみます。 少し前の2011年8月。当時大学院に通っていた私は、ふと「海外一人旅してみたい」と思いました。そのとき、主人(と書くのが正式な表記なのですが、以下「旦那」にします)が一身上の都合で会社を休職していたので、さすがに一人旅はまずいかな…と、一度は踏みとどまりました。 しかし、「断られたら断られたでいいや」と思い、「あのー、海外一人旅に行きたいんですが…」と打ち明けたところ、さっそくオッケーの返事。しかし、問題はまだ待ち構えていたのです。大学やアルバイトの都合で余裕が取れるのが、8月の終わりの4日間だけ。そんなタイトな日程で行って帰ってくることができる場所といえば、ソウルか台北しか思いつきませんでした。 当時、韓流ドラマの影響で、「一度は韓国に行ってみたい、いや、いつか行かなきゃ!」と思った私は、さっそく行き先をソウルに決定。準備から出発まで一週間もないハードな旅行のプランニングが始まったのです。 …と、前書きを書いてみました。この本は「バックパッカーになれない女子が一人海外旅行を企てるとどうなるのか?」「韓国で女一人旅はどこまで安全なのか?」をテーマにして書いてみたいと思います。世間では「国自体が反日」「日本人が行ったら石を投げられる」などと恐ろしいことばかりいわれていますが、そんな人ばかりじゃないよ、ということを私の失敗も含めて語ってみたいと思います。
  • 許せないプロポーズ
    完結
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    まさか妊娠してしまうなんて。若き弁護士ターシャは、思いがけない事実に愕然とした。子供の父親は2年前から同居しているジャレッド。ブリスベンでも有能と名高い法廷弁護士だ。勇気を出して妊娠の事実をジャレッドに告白すると彼はしばらく考えこんだあと告げた。「結婚しよう。それが得策だ」…なんですって。義務感で結婚しようというの!? 愛のない家庭で子供を育てるわけにはいかない。ターシャはシングルマザーになることを決意し、アパートメントを飛び出すが?
  • 許せないプロポーズ【分冊】 1巻
    無料あり
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    まさか妊娠してしまうなんて。若き弁護士ターシャは、思いがけない事実に愕然とした。子供の父親は2年前から同居しているジャレッド。ブリスベンでも有能と名高い法廷弁護士だ。勇気を出して妊娠の事実をジャレッドに告白すると彼はしばらく考えこんだあと告げた。「結婚しよう。それが得策だ」…なんですって。義務感で結婚しようというの!? 愛のない家庭で子供を育てるわけにはいかない。ターシャはシングルマザーになることを決意し、アパートメントを飛び出すが?

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  • るるぶオーストラリア'24
    完結
    -
    世界遺産のグレート・バリア・リーフやウルルの大自然から、ケアンズ、シドニー、メルボルンなどタウンの定番観光までオーストラリアの魅力をこの1冊にくまなく、ぎっしり詰め込みました! 【本誌掲載の主な特集】 <ケアンズ> ・キュランダ ・グリーン島 ・ケアンズ水族館 ・コアラが抱っこできる動物園 ・ケアンズグルメ名店ガイド ・みやげ特集 <グレート・バリア・リーフ> ・ハミルトン島 <シドニー> ・オペラハウス ・ハーバーブリッジ ・ブルーマウンテンズ ・シドニーグルメセレクション <ウルル-カタ・ジュタ> <メルボルン> ・こだわりの各国料理 ・カフェ巡り ・グレートオーシャンロード ・フィリップ島 <ゴールドコースト> ・サーファーパラダイス ・ゴールドコーストグルメダイジェスト ・3大テーマパーク <ブリスベン> ・ローンパインコアラサンクチュアリ パース、ダーウィン 【特別付録】 オーストラリア便利MAP
  • 忘れられた花園 上
    4.0
    1913年オーストラリアの港、ロンドンからの船が着き、乗客たちが去った後、小さなトランクとともに名前すら語らぬ身元不明の少女が取り残されていた。少女はオーストラリア人夫婦に引き取られ、ネルと名付けられ、21歳の誕生日の晩に、その事実を告げられた。時は移り、2005年、オーストラリア、ブリスベンで年老いたネルを看取った孫娘カサンドラは、祖母が自分にイギリス、コーンウォールのコテージを遺してくれたのを知る。なぜ? ネルとはいったい誰だったのか? 茨の迷路の先に封印された花園があるそのコテージは何を語るのか?
  • ワーホリ英会話 まず英語圏に飛び込め!お金をかけずに楽しみながら英会話を習得しよう!20分で読めるシリーズ
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    説明文 さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 この本では、英会話習得にお金をかけず、又はわずかな資金で楽しみながら習得するための方法を紹介します。 多くの英語圏初心者は、旅行先に到着後すぐに語学学校へ行って勉強する人が多いです。 ワーキングホリデイ(ワーホリ)ビザや留学を斡旋する会社が、語学学校に入って数ヶ月は勉強しないと仕事探しもできませんよ、 などと脅しをかけて語学学校の申し込みをさせるようなこともあると聞いたことがあります。 その国に住んでいる人とのコミュニケーションをする前に、いきなり語学学校で高額な学費を払って英語を勉強するのはもったいない気がします。 語学学校へ行って勉強することは、日本国内でもできます。せっかく海外に行くのであれば、日本で経験できないことを体験してみませんか。 この本は、英語圏に長期滞在する人や長期旅行をしようと考えている方、ワーホリで英語圏の国へ行こうと考えている初心者に向けて書いたものです。 ぜひ旅立つ前に読んでいただき、楽しみながら、そして英語に投資する金額は抑えて英会話を習得していただければ幸いです。 【著者紹介】 宮元麻友美(ミヤモトマユミ) 高校時代に語学研修でニュージーランドへ3週間の渡航、大学の夏休みにはブリスベンに3週間滞在し、 語学学校に2週間、1週間は観光。大学を卒業後、再び渡豪し、語学習得を目的としてインターンシップで日本語教師アシスタントとして現地の学校に所属。 帰国後、アルバイト、派遣を繰り返しながらワーキングホリデイビザで豪州、NZ、カナダ、アイルランドと仕事をしながら旅行。 オーストラリアのパースでは、アジア人の経営する旅行会社で、たくさんの旅行者のツアーや宿泊先の予約、旅行のアドバイスなどを行っていました。 アイルランドでは、解剖・生理学とアロマオイルについて学び、イギリスが発行するITEC Diplomaのアロマセラピー資格を取得。 その後も仕事をして旅行資金を貯め旅行したり、学校通いを繰り返し、豪州で知り合った夫と結婚。 現在はアイルランドで取得したセラピストの資格を利用してセラピストとして就業中。

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