○右耳作品一覧

  • ぶたぶた
    3.9
    大きな耳の生えたピンクのバレーボールが、とととと…と階段を駆け下りてゆく。右耳が少しそっくり返り、つぶらな目は黒の点目。何だあれは、ぶたのぬいぐるみっ!? そう、彼は生きているのです。彼の名前は、山崎ぶたぶた(性別♂)。歩き、喋り、食事をし、見かけによらず仕事は優秀。そしてなによりもの特徴は、とってもかわいいこと。タクシーの運転手、フランス料理のコック、サラリーマンなどなど、さまざまなシチュエーションでぶたぶたと出会ってしまった人間たちの姿と心の動きを描いた連作集。
  • キクミミ~耳から聞こえる、あなたの心~(分冊版) 【第1話】
    完結
    2.5
    岩波未々は4年前に夫と死別してから、娘と息子を女手ひとつで育てていた。好きな人ができたと離婚しようとした亡き夫の残像と頭痛とともにくる右耳の違和感にときおり苦しめられていた。そんなあるとき、未々はついに仕事場で倒れてしまう。病室で目を覚ました未々は、医師から「少し貧血気味だった」と診断されるが、これを境に右耳から人の心が聞こえることに気づいてしまう。そんな未々のところに、娘とその友人がお見舞いにやってきた。ふたりの心の声から、パパ活をしていることが判明。母としてなんとか阻止しようとするが――。 ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.40』に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • あかあかや明恵
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    武家に生まれた明恵は、八歳で父母を亡くし、十六歳で出家。その学才を見込んだ東大寺、神護寺からの要請を断わる一方、釈迦のご遺誡を体現するために右耳を切り落としさえした。承久の乱で朝廷軍をかくまったが、その教えに打たれた幕府軍の総大将・北条泰時が後に帰依したことでも知られる、華厳宗中興の祖を描く傑作歴史長篇。
  • いつか倖せ来るじゃないか 大腸がんと乳がんをふたりで乗り越えて
    -
    「これは、マイクを握らないでお送りする歌のようなものです」。妻の乳がん、母の認知症、自分の聴力低下、さらに大腸がん――山本譲二が、糟糠の妻と支え合いながらがんを乗り越えた記録。そこには歌があった。 【目次】 第1章 大腸がん――先生、隠さないでください 第2章 右耳良性腫瘍――正直に生きていきたい 第3章 妻の闘病――わしがついとるから 第4章 親父とおふくろ――施設に入ってみんかね 終章 72歳――いつまでも歌っていたい
  • 虚陰十郎必殺剣(上) 冥府の妖鬼
    5.0
    灰色縮緬を着流した右耳朶が根元から削げ陰惨な風貌の浪人、それが虚陰十郎だ。ある事情から、四十万石の大名をも凌ぐ財力を持つという江戸の米問屋「浦屋」のひとり娘奈那を犯したことにより、浦屋杢右衛門の依頼を聞かざるを得ない破目になる。その依頼とは、ある脇差を飛騨高山へ届けてくれ、というものだったが…。

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  • ゴッホの耳─天才画家 最大の謎─
    4.2
    1888年、フランスに滞在していた画家のゴッホは、己の右耳を切り落とす――現在でも語り草になっているこの衝撃的な事件はなぜ起きたのか? イギリスの気鋭の歴史学者が世界各地の調査をもとに新事実・新資料を発掘し、「狂気の画家」の知られざる一面に迫る!
  • ゴーストフォビア
    3.1
    いつもの憂鬱な朝、急に「サイキック探偵になる」と言い出した姉・芙二子に振り回される三紅。行方不明の女性の調査をすることになった二人は、事故物件を扱う不動産屋の神凪怜と出会う。三紅の心酔する霊能者に似たクールな印象の男性だが、どこか胡散臭い。しかし、偶然に三紅が神凪に触れた瞬間、聴力を失ったはずの右耳から、不思議な声が聞こえてくる。その一方、神凪も見えないはずのモノが見えているらしい――。デビュー作『強欲な羊』で度肝を抜いた新鋭が、様々な恐怖症をテーマにした四つの不可思議な事件で、貴方の心をえぐります。
  • 〈シグマフォース・シリーズ5.5〉セイチャンの首輪
    -
    〈シグマフォース・シリーズ〉初の短編! これまで明かされなかったシリーズとシリーズを繋ぐブリッジ・ストーリー。第2弾は、敵か見方か謎の女、セイチャンが主人公。  シグマフォース・シリーズ6『ジェファーソンの密約』で、セイチャンはギルドの起源に関する手がかりをグレイに提供する。だが、セイチャンがどこで、誰から、どのようにして、その手がかりを入手したかについては、詳しく説明されていなかった。グレイが知っていたのは、セイチャンがフランスにいたらしいということだけ。グレイが気づいたのは、セイチャンの右耳の下に小さな傷跡があったことだけ。彼女はフランスでどんな事件に巻き込まれたのか?  その答えは、光の都パリにあった。
  • 舐めてから食べて Vol.1 「ピアス」
    -
    女の子のココロに芽生えるヤラシイ気持ち、女の子が期待しちゃうエッチなシチュエーション、女の子のカラダがキモチくなる瞬間…、女の子の、女の子による、女の子のためのセクシー小説シリーズ『舐めてから食べて』の第一話『ピアス』は、結婚するつもりだった彼氏と別れた29歳のノリ初体験の「一夜限りのセックス」。  失恋を機に人生を変えてみることにしたノリは、いつもとは違うメイクをし、服を着て、靴を履いて、生まれて初めてクラブに足を踏み入れた。ノリに声をかけてきたのは、今ドキの派手な男の子、ダイゴ。右耳に小さなピアスが3つも付いているダイゴが腰に手を回してきただけで、ノリの心臓はバクバク。これから、どうなるのだろう?と思うだけで体の奥のほうまでジワッと熱くなっていく。そんなノリを、ダイゴはクラブのトイレに連れて行き、個室に入って鍵を掛けた。

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  • ハチミツとオニオン【タテヨミ】第1話 唯斗の秘密(1)
    無料あり
    -
    【タテ読みフルカラー】「俺は、こいつらとは違う」 ある日突然、右耳が聞こえなくなってしまった高校生・唯斗(ゆいと)。 片耳難聴であることに劣等感を抱き、友達の前では聴こえるフリを続けていたが、クラスでも目立たない存在の優(すぐる)はそんな唯斗の秘密に気づいていてーー。 唯斗と優の絆を軸に、恋に友情に進路にと悩みながら成長していく高校生たちの思春期群像劇。

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  • 紅葵
    -
    “正義の盗み”で悪を罰する 人情味あふれるエンタメ時代小説。 江戸のトラブルは女盗賊・麻衣にお任せ。 武家の家柄でありながら飲み屋で働く麻衣。 その正体は、江戸で噂の女盗賊“紅葵”だった。 弱きを助け強きを挫く、義理人情に厚い乙女の江戸奇譚。 ■著者紹介 小神子眞澄(こみこますみ) 1942年旧満州で生まれる。 小学校5 年で右耳を、19歳で左耳を突発性難聴のため失聴。 その後中途失聴者・難聴者団体「新光会」に入会。 大阪支部長を6年務め、現在会計担当。 これまでの作品は、2007 年11月20日に『黄金のカラス』を出版。 平成24 年たつ年 9/14 贈賞式、「第40 回毎日農業記録賞」優秀賞、 「いじめ・自殺防止作文コンテスト」優秀賞など多数入選している。

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  • 右耳がずっと聞こえない
    -
    あなたのお涙、頂戴しません! “わたしは物心ついたときから片耳難聴で、子どもの頃からずっと右耳が聞こえない状態にある。どれくらい聞こえないのか。今、静かなところにいる方は、親指と人差し指をくっつけて、耳元へ近づけてから、二つの指をすり合わせてみてほしい。意外にも大きな音がするはずだ。わたしの右耳には、その音がまったく聞こえない”――実は右耳が聞こえないのをずっと隠して生きてきた著者が、日常生活に差支えない程度の身体的欠損について、笑いあり涙なしでお届けします。 ■~はじめに~右耳がずっと聞こえない ■一生右耳が聞こえないと悟ったときの衝撃 ■治らなくてもいい、治さなくてもいい、治らないんだけど ■「聞こえません」が言えない ■超健康なのに《要再検査》になる健康診断はクソ ■もう《聞こえないわたし》を幽閉しない ■片耳難聴がイヤフォンで音楽を聴くとどうなる? ■世界で一番わたしの片耳難聴を心配する人物について ■実はかなり聞こえてなかったっぽい ■カミングアウトは誰のためでもない ■耳鳴りは幽霊の仕業 ■森永の珈琲牛乳プリン ■「聞こえる」と「聞こえない」のはざまで~おわりに~
  • 右耳と束縛
    完結
    3.6
    全1巻220円 (税込)
    「お前は本当になんもわかってねえ」源と谷生が初めてセックスしたのは高校の時。趣味が合わない話も合わない、けれどセックスだけは最高のふたり。途切れることなく続いたセフレの関係が6年を迎えた今、周りの変化に触発され形を変えようとしていた――
  • 指先エクスプレス~満員電車で囚われて 1
    完結
    -
    「今朝も約束どおり、3輌目に乗ってきたね」右耳からかろうじて聞き取れる、甘く、低いざらついた声。松尾は正体不明の長身スーツ姿の男に毎朝犯されてしまう。ガラス越しに見えた社章を手がかりに犯人探しを始めるが…。期待のエロティック・サスペンス巨編。
  • 妖異幻怪 陰陽師・安倍晴明トリビュート
    3.8
    大人気シリーズ「陰陽師」のアンソロジー。 夢枕獏による「陰陽師」短編2本と、「オール讀物」の「陰陽師」特集に掲載された新進気鋭の作家4名による短編を収録しています。舞台は平安時代にとどまらず、室町時代・戦国時代の陰陽師まで登場。時と場所が変わっても色褪せない、「陰陽師」の魅力が詰まった一冊です。(解説・細谷正充) 収録作品 ・露子姫が見つけた不思議な烏毛虫は、食べれば食べるほど大きくなり…(夢枕獏「むしめづる姫」) ・信子姫に仕える、耳のいい女房。彼女は右耳には虫が棲んでいて…(蝉谷めぐ実「耳穴の虫」) ・鳥辺野で騒ぎを起こす少年は、博雅の腕を欲していた。その理由は?(谷津矢車「博雅、鳥辺野で葉二を奏でること」) ・足利義教の時代。法師陰陽師の兄弟が、蘆屋道満の式神に出会う(上田早夕里「井戸と、一つ火」) ・戦国大名・細川幽斎とキリシタン陰陽師が、「連歌」をもって妖に挑む(武川佑「遠輪廻」) ・晴明たちが出会った不思議な少年は、唐の国からやってきた「??(なた)」だった(夢枕獏「??(なた)太子」)

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